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KODAMA'S (NEW) WORLD

Universities are not intended to teach the knowledge required to fit men for some special mode of gaining their livelihood. Their object is not to make skilful lawyers, or physicians, or engineers, but capable and cultivated human beings.

---J.S. Mill


昨日 / 明日 / 2013年12月 / 最新 / はてな

この日の出来事


31/Dec/2013 (Tuesday/mardi/Dienstag)

バーコードリーダーなど

大晦日。朝、ゴミ出し、シリアル、朝刊。しばらく論文を読んだり。

午前中、某娘と散歩。少し買い物してから帰宅。

昼食をとったあと、お昼寝。

夕方、研究室に行きしばらく雑用。

夜、帰宅して夕食。スパークリングワイン。

夜中、日記の整理など。

ビジコム バーコードリーダー 二アレンジCCD USB 白 BC-BR900L-W: あら、こ れは便利だな。iPod Touchでやるより速くてよい。

一年を振り返る

詳しくはこちら

今年の抱負を評価すると:


31/Dec/2012 (Monday/lundi/Montag)

散髪、大晦日

少し遅めに起床。シリアル、朝刊。

午前中は娘と散歩。大きなすべり台の階段を3回昇る。

お昼を食べたあと、散髪に行く。そのあと、昼寝している娘の隣で夕方まで寝 る。夕方、しばらく雑用など。

夜、夕食。ワイン。食後、少しWiiで汗をかく。

夜中、娘を風呂に入れ、食器を洗う。

真夜中、年が明けるころに娘を抱っこして妻と三人で白山神社に行く。おみく じは旧年と同じ中吉。

もう寝よう。

一年を簡単に振り返る

研究面では、英語での報告2件、日本語で報告2件、論文と雑文をそれぞれ数本、新書1冊ぐらい。 前半は新書の執筆と校正に励み、後半はマンガ生命倫理の執筆と校正に励んで いた気がする。あとラッセルと公衆衛生の話と津波てんでんこの話とかか。

今年は映画は30本弱見たようだ。映画館で観たのは『ベイビーズ』だけ。 『いまを生きる』『生きる』『コンテイジョン』『ブラジルから来た少年』 『デイオブザトリフィド』『ギルバート・グレイプ』『潜水服は蝶の夢を見る』 『メメント』などがおもしろかった。あたらしいのは『コンテイジョン』だけ。

買ったCDは10枚ぐらい。今さらだがFleetwood Macの良さを知った一年だった。

本は『文章読本さん江』『ゾンビ襲来』『高校生と大学一年生のための倫理学 講義』とかかな。

今年の抱負の評価

たくさんの人に助けていただいて良い一年でした。感謝しつつ来年に続く。


31/Dec/2011 (Saturday/samedi/Sonnabend)

デヴィッド・コパーフィールド、中掃除など

昨晩は夜更かしをして『デヴィッド・コパーフィールド』を最後まで観る。ディ ケンズ原作のBBC映画で、若き日の主人公をハリー・ポッターのダニエル・ラ ドクリフが演じている。オリバーツイストもそうだったが、貧しい少年が勉強 して幸せな結婚をするまでの波乱の人生を描いた娯楽小説。当時の風俗を知り たくて見ているわけだが、ちょっと長いな。しかし、ユーライア・ヒープなど おもしろい人物も出てきて勉強になった。C+

朝、少し遅めに起床。ひげ剃らず。朝食。

午前中は娘と留守番。一階の掃除。大掃除とは言えないが、中掃除ぐらい。

お昼、蕎麦。

午後は一年を簡単に振り返る作業。昼下がりに昼寝をしたら日が落ちていて、 あっといういう間に一日が終わる。論文の〆切があるのだが。

夜、しばらく娘をあやす係。たまっている新聞を読む。それから夕食。

夜中、食器を洗ってから娘を風呂に入れる。これから近くの神社にお参りに行っ て、よく寝る予定。

Don't Look Back

今年は娘が生まれて忙しくなったせいで、これまで脅迫神経症的に毎日やって いたこと(日記を書く、新聞を読む、体重を測る、家計簿を付けるなど)がきち んとできなくなった。それはそれでストレスなのだが、まあいいかげんな性格 なので慣れればそれでもなんとかなるようになる。合理性を発揮して、必要な 習慣とそうでない習慣を区別して前者だけを残すようにしよう。

一年を簡単に振り返る

振り返っている時間はないはずだが、一応簡単に。

今年の抱負を振り返る

memorableなツイート


31/Dec/2010 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

朝、遅めに起きる。シャワー、朝食。 日本中雪が降って寒いようだが、東京はなぜか平気。

午前中、遅めに大学へ。雑用。お昼はコンビニの寿司など。

お昼すぎ、某院生の指導。新年に持ち越し。

夕方、少し寝袋。それから某原稿書き。こちらも新年に持ち越しそうだ。

夜、帰宅して夕食。夜中、少しPHSをいじった後、ソファでまた寝る。寝すぎ。

真夜中、食器を洗う。いつもと変わらない一日の過ごし方。 一年を振り返らないと。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

ハーフタイムの反省も参照せよ。

来年の抱負は、某院生の博論を終わらせる、今後10年間で考えるべき問題を三つ考える、英語論文を国際誌に投稿する、ぐらいかな。 あと、週二で運動する、聴きやすい声になるように工夫する。 人に頼らず自分で思考する、 毎日スケジュールを立てて行動する、というのも大事だな。 生命倫理の研究もそろそろまとめなければ。 研究資金の獲得も目指そう。いろいろあるな。


今年の主なニュース
(「はてな」はブログの方に記述あり)

一年を振り返ってのコメント。


今年の(わずかな)業績は、
こちらを見よ。

去年のオレががんばっていたので、その成果が出ているが、 来年はどうなるか。


おもしろかった本・論文は:
(「はてな」はブログの方に記述あり)

今年もあんまり本を読まなかったな。来年は図書館に籠って本を読もう。


映画については: (「はてな」はブログの方に記述あり)

観る価値があったのは、『私の中のあなた』、『第9地区』、『七人の侍』、『生きてこそ』、『フィラデルフィア』、『ホテル・ルワンダ』、『グッド・ウィル・ハンティング』、『ミルク』、『レインマン』、『シザーハンズ』ぐらいか。人生は短いので、なるべく良い映画を選んで観るようにしよう。


音楽については: (「はてな」はブログの方に記述あり)

この中では、The Jamにはまった。


思い出深いメモ。 最近、日記をあんまり書いてないから、記憶に残るメモがない。
(「はてな」はブログの方に記述あり)


31/Dec/2009 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

お昼前に起床。新聞、シリアル、シャワー。

寿司が食べたくなったので、お昼すぎに家を出て、 某妻と巣鴨にある某寿司屋へ。あまり満足せず。

それから地蔵通りに行き、少し買い物など。

昼下がり、巣鴨の漫画喫茶でしばらくchill outする。 ゆっくりしていると某妻から呼び出しがかかったので、急いで帰宅。

ゆっくり夕食。ワイン。

そのあと、昨日から始めていた一年を振り返る作業。 今年は無事に年内に終わった。

夜中、『ダイ・ハード』を見始める。今年ロンドンに行ったときに 買ったDVDボックス。

真夜中、日付が変わるころ、某白山神社に某妻と御参りに。今年ももう終わり。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

ハーフタイムの反省も参照せよ。


今年の主なニュース
(「はてな」はブログの方に記述あり)


今年の貴重な経験は:


今年の(わずかな)業績は、
こちらを見よ。


おもしろかった本・論文は:
(「はてな」はブログの方に記述あり)

今年は忙しくてあんまり本を読まなかった。 その代わり、雑誌はときどき読むようになった。


音楽、映画その他については: (「はてな」はブログの方に記述あり)

観る価値があったのは、『シャイン・ア・ライト』、『ハリー・ポッター6』、『ウォーリー』、『This Is It』。道交法改正のせいもあり、はまった音楽はなし。


思い出深いメモ。
(「はてな」はブログの方に記述あり)


31/Dec/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

割と早目に起きる。体調はまあまあ。シリアル、朝刊。

先日買った豆は、東ティモールとマンデリン・ルクプサブン・スーパー。 両方とも、ちょっと味が濃く出るので量に注意。

お昼前

一年を振り返る作業。日記の方は終わったので、次はブログ。その前に家の掃除をしよう。

昼下がり

珍しく一階の大掃除。一年分(二年分?)の埃を取る。もう少しマメに掃除をしよう。

久しぶりに風呂に入ったあと、昼食。

夕方

ちょっと寝る。 起きてから死んだはずの東芝のDynabookの電源をひさしぶりに付けてみると、普通に立ち上がった。あれ、まあ。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

ハーフタイムの反省も参照せよ。


今年の主なニュース
(「はてな」はブログの方に記述あり)


今年の貴重な経験は:


今年の(わずかな)業績は、
こちらを見よ。


おもしろかった本・論文は:
(「はてな」はブログの方に記述あり)


音楽、映画その他については: (「はてな」はブログの方に記述あり)

観る価値があったのは、『ショート・バス』、『ボーン・アルティメイタム』、 『やわらかい手』、『ぜんぶ、フィデルのせい』、『Iron Jawed Angels』、『闇の子供たち』。 ただし、最高傑作はなし。


思い出深いメモ。
(「はてな」はブログの方に記述あり)


31/Dec/2007 (Monday/lundi/Montag)

お昼すぎ

大晦日。朝、少し遅めに起きる。シャワー、朝食。

家の門に松飾りを付ける。こんなことをやるのは初めてだ。

午前中は某院生の投稿論文の草稿と、某修論にコメントをつける作業。

少し遅目に昼食をとったあと、少し昼寝して、 それから某妻と一緒に家の掃除をする。

夕方、某妻と自転車で湯島神社に行き、某妻のいとこ二人と、 某妻のために学業札を買う。 それから不忍池の方からぐるっと回って帰宅。 某妻を疲弊させてしまう。帰りに東京新聞を買う。 帰宅してから一服。

某妻によると、松飾りは28日までに付けないといけないそうだ。

真夜中

夜、某氏来訪。三人で蕎麦屋に行き、蕎麦。

夜中、自宅で飲み喰いする。ワインと焼酎。気分が悪くなるまで食べる。

日付が変わるころに家を出て、歩いて白山神社に行く。 日付けが変わったころに到着。甘酒をもらう。おみくじを引くと、今年も吉。 「家庭: 邪まな愛は家を破り身を滅す。心身共に慎め」だそうだ。気をつけよう。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

その他、「寝るなら出るな、出るなら寝るな」ぜんぜん守れず。 「今後10年は翻訳をしないこと」やはり守れず。


今年の主なニュース


今年最も貴重な経験だったのは、


今年の(わずかな)業績は、
こちらを見よ。

今年は人のために働いたので、あんまり個人的な業績はなかった (と言い訳をしてみる)。


おもしろかった本・論文は:

いろいろ歴史(近現代日本思想史)の本を読んで勉強になった。 来年もこの調子で自分探しを続けるつもり。


音楽、映画その他については:


重要なメモ。


31/Dec/2006 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

目覚しを合わせないで寝たら、いつもより1時間遅くに起きる。 8時間睡眠が望ましいようだ。

ゆっくりシャワーと朝食と新聞(共時的ではなく、継時的に)。

さて、年賀状を書かねば。

昼下がり

年賀状の宛名印刷。文面の方は先日、某印刷屋に頼んでおいたので、 あとは少しコメントを書くだけ。喫茶店に行ってやろう。

真夜中

昼下がり、巣鴨の喫茶店でコーヒーを飲みながら年賀状を完成させる。 夕方、駅前で買物をしてから帰宅。

夜、遊びに来てくれた某氏らと一緒に近くの蕎麦屋で年越し蕎麦を食べる。 そのあと、家で飲み喰いしながら歓談。 日付が変わったころに白山神社に歩いて行き、 甘酒を飲みながらおみくじを引く。吉。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

  1. 某ユニットのために尽力する(one for all, all for oneの精神で)。
    ---最初の半年はがんばったが、残りの半年は自分のことに忙しく、 今ひとつでした。来年はもっとがんばるべし。B-。
  2. D論を本にして出す。
    ---ダメでした。来年こそは。F。
  3. 功利主義的思考をさらに身に付ける。
    ---だんだん功利主義者になってきました。 功利主義と義務論(直観主義)の対立はよりよく理解できるように なりましたが、まだまだnoviceです。来年もがんばります。C+。
  4. 将来を予見する能力を身に付ける(五ヶ年計画)。
    ---相変わらずimprudentです。これについてはもう少し具体的な 目標を設定する必要があります。C-。
  5. 雑用は原則として断る(ノーと言える研究者になろう)。
    ---いくつかは断りましたが、結局いろいろ引き受けてしまいました。 来年はもっと仕事を断れる人間になりたいです。C-。
  6. 毎日10時に出勤する。
    ---定時出勤は遅刻が多かったですが、劇的に早起き人間になりました。 来年もがんばります。B。
  7. 家計簿を毎月黒字にする。
    ---1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, つまり年の前半はボーナス月以外は赤字でした。 9月以降は若干赤字体質が改善されましたが、予断を許さない状況です。 来年はもう少しprudentになる予定です。F。

今年の主なニュース

今年最も貴重な経験だったのは、 某ユニットの倫理学関係の同僚たちと一緒にテキストを執筆したこと。 この経験は研究人生を大きく(おそらく良い方向に)変えるものになるだろう。 図書館で勉強するようになったのも大きな進歩。来年もそうしよう。 昨年に引き続きプールもがんばっている。

音楽、映画その他については:

重要なメモ。


31/Dec/2005 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

今年最後の日なのに、お昼すぎに起きてしまう。いかん。

夕方

急に「年の瀬」感が迫ってくる。

少し筒井康隆を読んだあと、部屋を小掃除する。 いつも掃除をしないので積もっているほこりを掃除機で吸っていると、 突然、多幸感に襲われる。ほこりに何か変な成分でも入っているのか。

夕暮れ

小掃除のつもりが、なんだか調子に乗ってきて、中掃除ぐらいになる。 部屋を片付けながら、もうちょっとお金に余裕ができたら、 小さなパーティが催せるくらいのところに引越したいとか考えてみたり。

真夜中

もう日付が変わってしまったが、 気付かないふりをして書く。

夕方、某スタバに行き、某事典の最後の項目の翻訳に手を付ける。 一番簡単というか明快なのが残っていたのですらすら進むが、 半分も済まないうちに閉店時間になってしまう。

それから歩いて神保町へ。しばらく某マクドナルドで時間をつぶしたあと (ひさしぶりにマックポテトを食べた)、 都内に残っていた某F氏と一緒に蕎麦屋で蕎麦を食い、 さらに水道橋の居酒屋で焼酎を飲む。 食べすぎたのと、タートルネックのシャツが首を絞めつけるのとで、 吐きそうになる。コーヒーを飲んで春日で解散。 歩いて帰宅しているうちに日付が変わってしまう。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

  1. D論の口述試験に通ること
    ---おかげさまでなんとかなりそうです。B+
  2. 功利主義的な思考法を身に付けること
    ---少し身に付きましたがまだまだです。B-
  3. お昼まで寝ないこと
    ---これも少し身に付きましたがまだまだです。 来年こそは早寝早起きの徳を身に付けましょう。C+
  4. 毎週最低一回はジムに行くこと
    ---これは十分に達成。散歩と水泳の習慣が付きました。A
  5. 人と話すときは「でも」を使わないこと
    ---だいぶ身に付きました。 そのかわりに「難しいですね〜」が口ぐせになりました。B+
  6. 新聞の切り抜きを三日以上ためないこと
    ---これは後半、だめになりました。F 7月ぐらいからの新聞がまだたまっています。
  7. 一日一善をかならずやること
    ---これはすっかり忘れていました。F

今年の主なニュース


書いたもの (あれ、あんまり仕事してないな…)


話したもの


訳したもの


読んだ本、論文 (本、読んでないなあ)


観た映画 (今年はあんまり観なかった)

B以上の評価があるものはもう一度見てもいい。 『アイ・ロボット』は何がそれほど良かったのかもう覚えていないのだが、 たぶん哲学的だったのだろう。


買ったCD (たくさん買ってしまった)

一番良かったのはDaniel Powter。その次はStevie Wonderかも。


その他、QOLを上げるのに有用だった買物

最もQOL向上に貢献したのはヘッドフォンとプリンストンのスピーカー。 あとは腕時計かな。他のものもQOL向上に大いに貢献した。

夜明け前

あれ、日記を一年分読み返していたら6時間近くかかってしまった。 時間の無駄。もう寝よう。

今日のニュース


31/Dec/2004 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

昨日は夕方に大学に行き、少し翻訳をしたあと、 某氏らとお茶の水で夕食。

二つメモ。ニーチェ的には、 「優れた」と「劣った」という貴族のモノサシに対して、 平民は「善い」と「悪い」というモノサシを使って、 自分たちが貴族よりも「道徳的に優れている」と主張したそうだ。 同じように、ノモス(慣習による正と不正)というモノサシに対して、 ピュシス(自然による正と不正)というモノサシが用いられることもある。 もっと一般的には、 体力を誇る人に対して頭脳というモノサシを持ち出してきたり、 理論家に対して実践というモノサシを持ち出してきたり。 「このモノサシでは彼は優れているが、別のモノサシでは彼は劣っている」 ん、何を言いたかったのか忘れた。 不得意なモノサシ(=相手の土俵)で勝負をする必要はないということだったか。

政治制度を考えるときは、ワーストケースシナリオを念頭に置いて、 もっと真剣に考えること。 バラ色のストーリーを描いても絵に描いたモチなら仕方がない。 マッド・ソーシャルサイエンティストにならないこと。

あれ、USBフラッシュメモリが逝ってしまってる。 アクセス中に抜いたのかなあ。困ったなあ。

真夜中2 (午前)

デブラ・ウィンガーを探して』を観る。 「女性はキャリアと家庭のどちらを優先すべきか」という問いはおもしろいが、 どうにも退屈なドキュメンタリーだったので、 途中で観るのを止めようかと思ったが、 一応最後まで観た。 キャリアを断念する決断をしたデブラ・ウィンガーや ジェーン・フォンダのインタビューはおもしろかった。 上の問いに対する答えは、人それぞれで、 自分で決断しなきゃ仕方がないというのが落ち着くところなのだろう。 内容はそれなりにおもしろいが、 映画としての出来があまりよくないと思うので、C。 (女性なら1万回観たいと思うんだろうか)

「キャリアと家庭のどちらを優先すべきか」という問いは、 「どうしたら良い人生(エウダイモニア)を送れるか」という問いなんだよなあ。 オレはどうしたら良い人生を送れるんだろう。 やっぱり何はともあれもっと真剣に研究することが必要だろう。

そういえば、『28 Days』はおもしろかったので、 もう一度見直した。 こういう、人生を見つめなおすタイプの映画が好きなんだろうか。

早朝

ドッグヴィル』を観る。 最後の展開はおもしろいが、まさかこんなに長いとは。 美しいニコール・キッドマンじゃないと、 こんな陰鬱な映画は3時間も見れないだろう。 子どもを甘やかしすぎると、どうしようもなくなるように、 大人も罰を与えなければ、やがては人間の尊厳を平気で犯す存在になる、 という話。 あるいは、一度「他所者」と認識したら、 同じ道徳的地位を持った人間とは見なさなくなるということだろうか。 これは、より大きな規模では、 移民の扱いにも当てはまることかもしれない。 よく出来てるがあまりにも長いのでC+。

(できれば)今日やること


31/Dec/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

お昼前

遅寝遅起き。朝から電話があったりして何度か起きたが、 けっきょくさっきまで寝ていた。今日は大晦日か。

お昼

blog文化についておそまきながら知る (せめてInternet Watchぐらいは定期的に目を通すようにすること)。 はてなダイアリなんかのことを、 blogosphereというんだろう。 いつまでも旧式なことをやってないで、 こういうのに参加すべきなのか。


31/Dec/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

お昼前

今年の疲れを癒やすため、 ちょっと城崎に行ってきた。 芋を洗うがごとく混雑した温泉に入り、 もう当分カニは見たくないというほどカニを食べ、 城崎マリンワールドでトドやセイウチの姿に癒やされ、 昨日の夕方に帰ってきた。それから朝まで爆睡。

大晦日。電話代を払う。洗濯。

夕方までさらに寝てしまう。シャワーを浴びたあと、 パンクを直してもらうために自転車を押して自転車屋へ。 しかし、三軒回ってもどこも閉店で、 大晦日までパンクを放っておいたことを激しく後悔する。 が、ようやく四軒目にしてやっている自転車屋を見つけ、 なんとか修理をすることができた。

銀行に寄り、米などの買物をしてから帰宅。 新聞。自分は「進歩的知識人」なのかどうか。

進歩的知識人
愛国心がなく、「ジェンダーフリー」を説き、 去年まで拉致問題は存在しないと主張しており、 GHQ主導の戦後教育には特に問題はなかったと考えており、 産経も正論も読んでいない、メディアで跳梁跋扈する人種。 保守主義者が用いる蔑視語。左翼文化人とも。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

  1. 議論をすること…まったくダメ。
  2. 愚問をすること…まだまだ努力が足りない。
  3. 平明に書くこと…それなりに努力はした。
  4. 新聞を読むこと…Guardian Weekly、ネット、雑誌、産経など。Well done.
  5. 逃避しないこと…けっこうしてしまった。努力が足りない。

来年の抱負(原案)

  1. D論を書くこと
  2. 議論すること
  3. 逃避しないこと
  4. 知らないことは知らないと言うこと
  5. むやみにタクシーに乗らないこと

今年の研究成果…業績のページを参照。

○外国には行かなかったが、東京や広島や愛媛などの学会・研究会に出席した。 某投稿論文も無事採用された。某奨学金もなぜか合格した。 非常勤もなんとかやっている。

×D論が進んでいない。後半は研究会の量が減った。人間的成長が見られない。 日記に笑いがない。

総合評価: 研究においても人生においてももっと修業を積むこと。 「他の或る者は自分の田地をより立派にした時に悦び、 また他の或る者は馬をより善くした時に悦ぶように、 私は毎日私自身がより善くなるのがわかる時に悦ぶ」(ソクラテス)。

死んだ人…ノージック(01/23)、ヘア(02/17)、ロールズ(11/24)、 ジョン・エントウィッスル(06/27)、ジョー・ストラマー(12/22)。合掌。

机に向かっている時間…0hr
今日の勉強時間…0hr
マルクス係数…0


31/Dec/2001 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

「昨日はお昼から夕方まで某ミスドで勉強したあと、 夜に某友人と一緒に四条で食事」

「某ミスドでスリッパをもらう」

『マルコヴィッチの穴』 (Being John Malcovich)

「夜中、マルコヴィッチの穴を見る」

「ビルの7.5階にあるトンネルをくぐると、 俳優ジョン・マルコヴィッチの視点から物を見れるようになる、 という奇抜なアイディア」

「しがない人形使いの主人公が、 この穴をくぐることで人を操るようになる」

「他人になるとはどういうことかについて考えさせられる映画…、 かと思ったが、それほど深くはなかった。 マルコヴィッチがマルコヴィッチの穴をくぐるときもおもしろいかと思ったが、 彼の深層心理を見るというつながりはよくわからない」

「俳優が豪華なのはいいが。最後にビョークを持ってくるところもよい」

「倫理学的には『インビジブル』の方がおもしろそうだ」

「もう眠いから寝よう」

「映画の評価は?」

「全体的にはよくできた映画だったが、 どうもピンとこなかったので、C+」

「大晦日っすね」

対話にするのも疲れてきたので、しばらく独白に戻ることにする。

今日は風邪を引いたようだ。 頭が痛く、熱があり、背中が痛い。 のどと鼻はまだ大丈夫。

やることが多々あるので、 ひさしぶりに薬を飲む。 薬局のおじさんに勧められて、 カツジン28などという薬を飲む。 あと粉末の風邪薬も買わされる。

夜中に神社に行きたかったが、 どうもこれではだめそうだ。

今日は午前中に某非常勤先の書類を書いて、 郵便局で送る。違うフォームの履歴書を送りつけてきたので、 それを完成させるのに数時間かかる。 非効率だ。履歴書ぐらい統一してくれ。 そういえば、昨日写真屋さんで写真を現像したついでに、 白黒の証明写真も何枚か撮った。

それから某ショッピングモールに行き、 通路の椅子に腰掛けて勉強。 喫茶店で勉強する楽しさ(と効率の良さ)を覚えつつある。

が、日本の喫茶店は禁煙席がきちんと確保されていないところ が多いのが難。 近くの某ミスドには当分足を踏みいれることはないだろう。 その点、某スタバは全面禁煙ですばらしい。 グローバリゼーション万歳。

通路の椅子に座ってしばらく某氏の修論草稿を見たあと、 地下でたこやきを食べ、さらに某スーパーに行き、 水炊きとおでんの材料を購入。

が、何を買ったらいいのかわからないので、 とりあえず水炊きはセットを、 おでんは餅入りのあげのパックに付いていた小さな写真を解読して、 大根やこんにゃく、里芋その他を購入。 今日は水炊きにする予定。

しかし、しんどいのでちょっと寝よう。


31/Dec/2000 (Sunday/dimanche/Sonntag)

2000年12月31日の正しい過ごし方

朝4時就寝。

朝8時半起床。朝食を食べたあと、二度寝。

昼12時に起床。いそいそと外出の用意をして、 歩いてトラファルガー広場へ。

13時にナショナルギャラリー入口で某夫妻に会い、中華街で食事。 ごちそうになる。感謝。

15時すぎにナショナルギャラリー入口で某友人に会い、 バッキンガム宮殿の前の大通り(The Mall)でやっている fun fair(遊園地のこと)を見に行く。 かなり危なげなアトラクションもあったが、 おれも友人もchicken(臆病者のこと)なので、 小さな観覧車に乗る。 それでもけっこう恐かった(ボロだから)。

16時すぎに日が暮れたので、 テムズ川に沿って寮に戻る。 途中、サマセットハウスに寄る。 コートールド美術館に寄り、 印象派の絵を重点的に見る。 ドガの「椅子に座って髪を整える女(Seated Woman Adjusting Her Hair)」 のポスターを買う。

17時半に寮に戻って夕食。 そのあと21時まで寝る。

21時半、 ギターを弾いていたら寮の一角で行なわれているパーティに誘われたので顔を出す。 しかしパーティといっても酒を飲むだけなので早々に退散。

22時30分、雨がしとしと降るなか、 友人たちとトラファルガー広場に向けて出発。 23時ごろに到着すると、すでにかなりの人数が集まっている。 警官も相当数いる。 体育で使うような笛(呼び子)を吹く連中がたくさんおり、 鼓膜が破れそうになる。

24時、まわりの人につられてぎゃあぎゃあ騒ぐ。 しかし、カウントダウンも花火もIRAのテロもなかったのでいくらかがっかりする。 臨時に設置された巨大なスクリーンを見ると、 「A Happy New Year from the City of Westminster; Please Leave the Square Now」と書いてあった。

24時半、友人たちの大半とはぐれる。 もう一人の友人と二人で中華街に行き、夜食を食べる。

26時ごろ、オクスフォード通りを通って帰途に着く。 友人を寮まで送ったあと、自分の寮に戻る。


12/31/99 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼過ぎ

昨日の記録。 朝8時半に起床。 お昼過ぎから昨日買ったコンピュータの環境設定を開始。 マックをいちからいじるのは初めて。 OS7.5.1にはいろいろ制約があることを知る。 圧縮・展開ソフトと某氏推薦のミミカキエディットなどを入れる。

夕方にみなで大宮に行くことになる。 駅前の某中華料理で夕食を食べる。 駅の反対側にある某甘いもの屋さんにも行く。 ぜんざいなどを食べる。 全部おごってもらう。謝謝。

家に帰り、母のマックでインターネットに接続する準備を始める。 兄にDIONのオンラインサインアップ用CD-ROMなどを借りたので、 オンライン契約をする。 しかし、母のマック(Performa 6260)もOSが7.5.1であるせいか、 無事に契約が済むまでにいろいろ不具合が生じる。

そんなことをしているともう朝の5時。 疲れ果てて寝てしまう。

しかし、 母はまだコンピュータにもワープロにも触れたことのない人間だ。 そんな人をつかまえて、まずマックの立ち上げかたから始め、 次にキーボードとマウスの使い方を説明し、 そしてインターネットに接続してメイルを見るためには、 FreePPPを開いてConnectしたあとにOutlookを起動して云々なんですよ、 などという複雑な説明するのかと思うとクラクラする。 最近のコンピュータに「Eメイル」とかいう変なキーが付いているのも 少し理解できるようになった。 まだまだインターネットの敷居は高いわけだ。


12/31/98 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

うわ。大晦日。う、うわ〜ん。どうすんねん。


夜明け前

う。6時間近く寝てしまう。さ。勉強勉強。

1987年6月5日4時32分10秒ってのは? < 2345年6月7日8時9分01秒


利益の自然的調和のところ、半分書く。現在22000字ちょい。 しかし、今書いてるところはよれよれなので後でだいぶ手を入れる必要あり。 だが、とりあえずその前にこの節を書ききってしまおう。


ふと、去年の今ごろ何をしていたのか気になって日記を遡る。 年末年始は兄の家に泊まりに行っていたらしい。 京都に戻ってきた後に、こんなことが書いてあった (01/03/98の日記)。

今年の抱負

もう1998年。平成もいつのまにか10年。昭和が続いていたら昭和73年。 信じられん。信じられん。

松浦「そう--古い話だけど、心理学者のジャネの法則というのを知ってる? 子供は大人より同じ時間量を長く感ずるってやつだ。よくおぼえてないが、六 歳の子供は、六十歳の老人より、おなじ一時間が十倍ぐらい長く感じられるら しい」

(小松左京、『果しなき流れの果に』、角川文庫、1974年、193頁)

しかし、そんなことも言ってられん。今年もがんばらないと。え、今年 の抱負? う〜む。まずなんといっても、ベンタムをしっかり勉強して知的興奮 度の高い修論を書くこと。それから、メタ倫理を勉強すること。さらに、SFを 100冊読むこと。

ううむ。結局SFは50冊も読めなかったのではないか。 修論が知的興奮度の高いものになるかどうかは、 今のがんばりにかかっているな。 メタ倫理は一応勉強した気がする。


お昼前

朝食(シリアル、ヨーグルト、バナナ)を食べてから、 結局、昨日の夜から書き始めた部分を読み直して手を入れていた。

うう。もう疲れた。


お昼過ぎ

またラーメン。


昼下がり

一時間半ほど昼寝する。


わあ。もう夜。24000字ちょい。 かなり混乱してきた。


25500字。字数が足りなくなる心配がちょっとでてきたかも。 うれしい悲鳴というか。


おれは日頃から研究室に巣喰っていると思われているし、 おれもその意見はだいたいにおいて正しいと思っているが、 大晦日を研究室で過ごすのは実は今回が初めてのようだ。

またラーメン。大晦日の晩ごはんにラーメン。しくしくしく。

↑ちなみに、カップラーメンではなく、鍋で作る袋入りラーメンです。 一応、卵とわかめを入れているので健康的です:-)


12/31/97(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

記載なし。


12/31/96(月)

記載なし。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Thu Jan 2 07:31:50 JST 2014