2008年2月号 / 2008年4月号 / 最新号

こだまの世界

2008年3月号

もちろん個人差はあるが、倫理的問題に関してはっきり「言わない」、自分で 「決めない」、ひとりで「考えない」人は多い。倫理的に正しいことと現行法 で許されていることを混同し、結論の正しさはコンセンサスの有無で決まると 思い込んでいる人もいる。とくに個別具体的問題に対する倫理的考察の結論を 求める場合、これにダイレクトに答えようとする人は、その人が優秀な倫理学 者や生命倫理学者であっても稀である。

---浅井篤『シンガーの実践倫理を読み解く』より

In Europe during the Middle Ages, the cure of souls was public, the cure of bodies private. Today, in most European countries, the situation is reversed. The reversal is best explained in terms of a major shift in the common understanding of souls and bodies: we have lost confidence in the cure of souls, and we have come increasingly to believe, even to be obsessed with, the cure of bodies.

---Michael Walzer

いや、それは誤解なんですよ。私は、格差はあるということを認めているんですよ。 しかし、言われているほど格差はあるとは言えないという報告を受けていると。 どの国にも、どの地方にも、どの時代においても格差はあると。 格差のない社会はないと、程度の問題だと。そして、どうしても個人においては、 一人で立ち行かない人に対しては社会保障制度、 最低限どこまで国の支援が必要かということは当然配慮しなきゃならない。 と同時に、能力のある人をどんどんやっていかないと、全体が引き上がりませんよ。 もうける人から税金を取らないと、税金負担ない人は、いろんな施策できませんから。 だから、能力のある人からは、企業、もうけるところ出てこないと税収は上がってこない、 こういうことを言っているんであって、格差のない社会なんというのはあり得ないと。

---小泉純一郎


主な話題


何か一言


01/Mar/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼

朝、ゴミ出ししてから二度寝。朝遅くに起きる。

朝食(シリアル)、朝刊。

昨日、山田晶京大名誉教授死去。葬式は鎌倉の由比ヶ浜の教会で。 昔の京大哲学の先生は「引退したら鎌倉」というコースがあったのかな。 は、まさか江の島こそが至福者の島(エリュシオン)?

島薗邸」 というのが登録文化財になっていることを新聞で初めて知る。へー。 今度散歩に行ってみよう。

上半身がちょっと筋肉痛。

お昼すぎ

先月はかろうじて黒字。ちょっと寄付しよう。

最近は首があい変わらず凝る以外は、おかげさまで比較的健康。 健康増進しよう。

真夜中

昼下がり、カレーうどんを食べたあと、 健康増進しに、某妻と一緒に自転車で散歩に出かける。 某区立図書館→某千駄木の島薗邸(外から観察しただけ) →湯島のパティスリーで買物 →湯島の喫茶店で一服 →某文京区水道歴史館に隣接している公苑を散歩 →帰宅。 ちょっと寒かったがよい運動になった。

図書館で借りてきた本(マンガ)と夕刊を読んでから夕食。 ちらし寿司と白ワイン。 そういえば昨日は赤(キアンティ)だった。

その後、『ブリジット・ジョーンズ2』を観る。たしか二度目。

夜中、今日アマゾンから届いたMax BrooksのWorld War Zを読み始める。 ゾンビ物。小説で読んでも、こ、怖い…。


02/Mar/2008 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

昨夜はゾンビ物を読んで夜更ししてしまったため、今朝は遅くに起きる。

朝食、朝刊。今日は勉強しなければ。

といいつつ、半日逃避気味に過ごす。お昼、家の掃除を少し。 シャワーを浴びてから昼食。そのあと、しばらくゾンビの本を読む。

夕方、買物に行く某妻と一緒に出かけ、巣鴨の漫画喫茶へ。 2時間ほどchill outする。どのマンガを読んだ影響かわからないが、 もうちょっと思考を自由にしないとなあと考える。 とにかく最近、真面目すぎる。

日が暮れるころに帰宅。夜は勉強しなければ。

真夜中

夕食後(白ワインを少し)、二階の勉強部屋に籠って真面目に某翻訳のチェック。 集中して5時間近くやるが、それほど進まず。time-consuming.

もう寝よう。


03/Mar/2008 (Monday/lundi/Montag)

お昼すぎ

昨夜も夜更ししたため、いつもより1時間ほど遅く起床。 シャワー、朝食、朝刊。

そういえば、東京新聞はチラシが少ないと某妻が嘆いている。 そのうち家庭内で暴動かストが起きそうなので、 早々に新聞を変更する必要がありそうだ。

お昼まで、二階の勉強部屋で某翻訳のチェックの続き。

外はだいぶ暖かくなってきたようだ。

夕方

昼下がりに大学へ。弁当を食べたあと、いろいろ雑用したり、某氏と雑談したり。

`jitterbug'は日本語だと「ジルバ」と表記されるが、 「ジタバタ」も結構発音が近いんじゃないだろうか。 T. Rexの`Jitterbug Love'を聴いていて、そんなことを考えた。

真夜中

夕方、面倒な某書類の作成。大学の卒業証書の番号と、 修士の修了証書の番号を書かないといけないところがあり、困る。 そんなのこれまで訊かれたことがないので、控えてなかった。 もちろん、博士の番号は控えてあるが…。

それはともかく、夜、某院生とちょっと研究について相談。 それから帰宅。

夕食後、夕刊を読み、それから某翻訳のチェック。自分のところの見直し。 集中してかなりがんばったが、ぜんぜん終わらず。 この調子だと、3月は延々と翻訳作業をすることになるな。う〜ん。 視力も落ちそうだ。1時間おきに休憩を入れるようにしよう。


04/Mar/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

今日のこと。


05/Mar/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

お昼すぎ

朝、ゴミ出ししてから二度寝。今日も1時間遅く起きる。

シャワー、朝食、朝刊。お昼前まで自宅で某翻訳のチェック。時間がかかる。

お昼は某氏と。蕎麦。

春だが、まだ寒い。風邪に気をつけよう。 みなが困っている花粉症は、さいわいまだ発症していない気がするが、 ここしばらく夜になるとドライアイのような状態が見られるようだ。 目薬を使うようにしよう。

真夜中

昼下がりまで某翻訳のチェック。そのあと、某院生の指導。

夕方から、某氏らと某相談。公衆衛生倫理について。

夜、某喫茶店で某氏と某相談。日本の生命倫理の未来(?)について。

そのあと、1時間ほど研究室で仕事をしてから、 夜は本三で某氏と飲む。遅れて、某妻や、某氏らが参加。 真夜中まで楽しく飲む。芋焼酎と栗焼酎。

帰宅してからまた某翻訳のチェック。少し進んだが、まだまだ。 〆切を過ぎてしまったので、そろそろ某編集者にメールをしないとまずい…。


06/Mar/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

今日のこと。

メモ。理論を生きること。功利主義にせよ、医療事故の謝罪にせよ、 理論として学んだことを日々の生活に生かせなければ意味がない。


07/Mar/2008 (Friday/vendredi/Donnerstag)

今日のこと。

真夜中

夜中、1時間ほど雑用。それから某翻訳のチェック。 やばい、そろそろ家に籠って仕事しないと大変なことになる…。


08/Mar/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

早朝、トイレに行く夢で目が覚める。 何事もないことを確かめトイレに行ったあと、ゴミ出しをして、 それからまた布団に入る。

休日にしては比較的早目に起き、朝食、朝刊。 今日からコーヒー豆は「マンデリン・リントン・ハリマオ」。

お昼すぎ

今日は某妻が研究会に出かけたので、「一日独身生活」を優雅に送ることにする。

お昼前にシャワーを浴びたあと、 昼食のフランスパンと『世界』最新号を買いに、 近くのややハイブラウなスーパーと本屋に行く。 ついでに某区立図書館で村上春樹訳の『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』 を借りてくる。 帰宅してから昨日の残りのシチューとフランスパンとコーヒー。

晴れた休日に自転車に乗り、iPodの音楽は`Dead Flowers'。 ゆ、優雅だ…。小市民の幸せを享受する。

幸福談義 (aka. 幸せはぶっとばせ)

「君ねえ、世の中には幸せな人もそうでない人もいるんだから、 あんまり幸せそうにしてると刺されるよ。 金持ちだって金持ちでないようなフリをしてるでしょ」

「ですが、『自分は不幸だ』という態度を取るのって、 あんまり好きでないんですよね。 『元気ですか』って訊かれたら、『元気です』と答え、『幸せですか』と訊かれたら、 『幸せです』って答えられるのが良いと思うんです。 それに、たとえ健康とか富は平等に配分されていないとしても、 少なくともストア派的には、幸せは心の持ちよう次第であるわけで…」

「それは正論かもしれないけどさ、みんながストア派になれるわけじゃないの。 ビートルズのYou've got to hide your love awayじゃないけど、 やっぱり幸せも金庫に隠しといた方が安全なの」

「いや、幸せは富と違って分けても減らないものだから…」

「たしかにそうなんだけどね、世の中銃を乱射する人もいるぐらいなんだから、 頭を低く下げてるに越したことないの。 日本では幸せな顔をしていいのは結婚式のときだけって決まってるんだから、 普段からなるべくしかめつらして不幸そうな顔をしてないと、 そのうち本当の不幸が訪れるよ」

「わかりました。せいぜい気をつけます」

「ほんとに気をつけた方がいいよ。 ヒマそうにしてると仕事を押しつけられるのと同じでさ、 幸せそうにしてると不幸の種が送られてくるの。これは人間の本性だから」

昼下がりから二階で読書。スコット・フィッツジェラルドの「リッチ・ボーイ」 を読む。それから3時間ほど集中して某翻訳のチェック。疲労する。

メモ: 翻訳などで本当に集中する必要があるときは、音楽も聞けなくなる。 たぶんクラシックもダメ。適切な訳語や訳文を頭の中で探し出すためには、 相当集中しないといけない。 でないと、あとで大幅な見直しが必要な適当な訳しかできない。

日記やメールを書くときも、ある程度集中しないと良い文章が書けないが、 大抵の場合は音楽を聞いていても大丈夫。

「頭の中で適切な言葉を探す」作業というのは、普段から訓練していないせいか、 けっこう大変。普段、自動化された言葉遣いしかしてないからだよな。

夜2

夜、シチューの残りを食べる。夕刊。

真夜中

夜、2時間ほど巣鴨の漫画喫茶に行く。

夜中、3時間ほど某翻訳のチェック。腰をやらないように気をつけなければ。 ときどき休憩すること。

メモ: マルクスをもじって。 「日本の哲学者はテキストをさまざまに解釈してきたにすぎない。 肝心なことは、テキストを書くことである」。がんばろ。


09/Mar/2008 (Sunday/dimanche/Sonnabend)

伊豆旅行中のため、記載なし。 ブログを 参照のこと。


10/Mar/2008 (Monday/lundi/Montag)

夜中

そろそろ結婚式一周年ということで、 息抜きも兼ねて昨日から一泊二日で伊豆旅行に行ってきた。

まず昨日のこと。

次に今日のこと。


12/Mar/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

今日のこと。


13/Mar/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

夜中

今日のこと。

メモ。アレゴリー。野良猫の一群がプラカードを持ってデモをしている。 プラカードには、「われわれの存在を否定する、野良猫の去勢・不妊手術反対!」 と書いてある…。

真夜中

しこしこと某翻訳のチェック。手強い一文があり、1時間以上悩む。 時間の無駄、と思う反面、こういう訓練が重要という気もする。 が、いずれにせよ疲れたのでもう寝よう。


14/Mar/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

昼下がり

朝、なんとか起きる。ゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊。

朝から雨が降っていたが、小降りだったので自転車で大学へ。 午前中から昼下がりまで、某氏らと集中して某翻訳作業。疲れた。

真夜中

夕方、購買部で文房具の買物をしたあと、ジムのプールで1キロほど泳ぐ。 それから帰宅。 二階の勉強部屋でしばらく某翻訳のチェックなど。

夜、某妻と夕食(カレー、赤ワイン)。 夕刊を読んだあと、モンティパイソンを少し見てからソファで一眠りする。

夜中、某翻訳のチェック。なんとか週末中に終えたいこともあり、 つい夜更しをしてしまう。風邪を引かないように注意しなければ。


15/Mar/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼前

朝、ゴミ出しをしてから二度寝。よく寝る。

昨晩、書きそびれたこと。

お昼

シリアル、朝刊。 今日からコーヒー豆は「タンザニア・ジェニュイン・キリマンジャロ」。 すっきりした味わい。

東京新聞の運勢欄は教訓のようでいつもおもしろいのだが、 今日のとら年は「教育の要点は生徒の長所を伸ばし、 短所を反省させるにある」。これって運勢なのか?と突っ込みたくなるが、 人生訓としてはありがたい。

お昼すぎ、しばらく某翻訳の仕事。

昼下がり、某妻と散歩に出かける。江戸川橋のあたりのラーメン屋で遅い昼食。 庚申塚から都電に乗り、滝野川一丁目で降り、商店街のあたりを散歩。 飛鳥山公園にも初めて行ってみる。まったく知らなかったが、 渋沢栄一が飛鳥山に住んでいたようで、記念館があった。今度行ってみよう。

喫茶店で一服したあと、西巣鴨まで歩いて地下鉄で帰宅。 ついでに白山の米屋で米を買う。5.5キロほど歩いたようだ。 靴ずれしたのか、足の裏が痛くなった。

それにしても、すっかり春だ。

夜中

夜、夕食。昨日の赤ワインの残りを飲む。 某妻が「生せんべい」なるものをおいしそうに食べていた。 夕刊を読んでからソファで寝る。ソファがオレを呼んでいる。 ソファを呼ぶ男。よく寝る。

某院生のところの子どもが無事に産まれた模様。めでたい。

真夜中

夜中、ひたすら某翻訳のチェック。まだ終わらないが、 ようやく終わりが見えてきた。


16/Mar/2008 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

今日のこと。

真夜中2

夜中、買物がてら某妻と白山まで散歩。 戻ってきてからいろいろ仕事。 今週末はよく働いたな。

某妻にレシートその他がいろいろないと詰られる。すみません。ら、来年こそは。


17/Mar/2008 (Monday/lundi/Montag)

今日のこと。昨晩遅かったので、少し遅めに起きる。 シャワー、朝食。

それから、少し某翻訳の仕事をしてから某区役所へ。 某用事で住民票を発行してもらう。 ついでに、区役所の建物に入っている本屋でAERAと『カサブランカ』(安いDVD)を購入。

さらに大学に行く前に郵便局に行き、 某学会費と某出版社の献本代の支払を済ませる。

お昼すぎに某ミーティング。 そのあと、学内の某スタバで某氏らと昼下がりまで雑談。 寝不足だったので夕方に帰宅。途中でケーキを購入。

夕方、朝刊を読んでいると、お腹の調子が悪くなり、少し寝る。 夜、夕食。これから某翻訳のチェックの続き。

確定申告は健康に悪い

今年は某〆切で忙しかったため、 某妻にお願いして週末に確定申告の作業をしてもらったところ、 還付どころかだいぶお金を払わなければならないことが判明。

そこで昨夜一晩、「もう忘れましょう。なかったことにしましょう。 追徴されたらそのときに払いますから」と言ってがんばったのだが、 某妻がマルサの女と化し、「何を言ってるんですか。脱税するつもりですか。 税金を払わないのは正義に反します。それに、短期的な利益に目がくらんで、 長期的な利益を考えないと、結局は損をしますよ。 それに、わたしが二日もかけてこんなにがんばったのに、 人の苦労と好意を無にするつもりですか」と批判される。

「いや、まあ、ソクラテスよ、それにしてもだね、 追徴課税を払わされて痛い目を見るのはわたしであって、 君ではないのだし…」と言っても、 「夫のお金はわたしのお金。それに、 夫が不正を犯すのをだまって見ていることはできません」とつっぱねられる。

昨晩寝る前に話し合った結果、結局、某妻の言っていることが正しく、 オレは自己利益によって判断が歪められていることを認識するに至る。 それで、某妻はオレの代わりに午前中に税務署に行ってくれ、 しっかり税金を払ってきてくれた。某妻、さんくす(血涙)。

というわけで、正義は健康に悪いことを確認した。正義は夫婦仲にも悪い。

真夜中

夜、しばらく某翻訳のチェックをしたあと、 買物がてら某妻と白山まで散歩。帰りは植物園の方を歩いて戻ってくる。

それからまた某翻訳のチェック。某編集者には今日中に送ると約束したのに、 まだ終わっていない(あと少しなのだが)。しかし、とりあえず寝よう。

翻訳作業、某妻にも少し手伝ってもらう。さんくす。


18/Mar/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

今日のこと。

某人材養成ユニットの思い出について書こうと思ったが、 酔っぱらっているのと、まだ最後の日ではないこともあり、 先延ばしにすることにする。夕刊を読んだら寝よう。


19/Mar/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

早朝

昨晩、焼酎をぐびぐび飲んだせいか、自然に朝早くに目覚める。 ゴミ出し。

ここ数日、某翻訳にかかりきりで、他のことを考えられなかった。 一つの仕事に専念することで軽い躁状態になっていた気もする。 今日からは少し落ちついていこう。

昼下がり

朝、シャワー、朝食、朝刊。そのあと、お昼ごろまで寝てしまう。 昼食をとってから、しばらく二階で某仕事。

今日は曇り空。もうすぐ雨が降り出しそうだ。

自宅に新しいデスクトップが欲しいのだが、 とりあえず4月まで待つことにしよう。

真夜中

昼下がり、小雨が降る中、大学へ。

夕方まで雑用。夕方から、某氏らと某作業。

夜、雨が降っていたこともあり、走って春日へ。 某シビックセンター最上階のセミナー室で開かれた、 ランドル・ケインズ氏「ダーウィンと進化研究の歴史」を聴講する。 某文京区とブリティッシュカウンシル共催のセミナーのようで、 ちゃんと同時通訳も二人入っていて、金がかかっていた。

ダーウィン財団理事のケインズ氏はダーウィンの玄孫(つまり、 ケインズ氏のおじいちゃんから見た、おじいちゃんがダーウィン)だそうだが、 言われないとわからない。経済学者のケインズとも血縁関係にあり、 そもそもダーウィンはウェッジウッドウェアの ジョサイア・ウェッジウッドを祖父に持つとかで、 話を聞いているとクラクラする。要するに、 みんな元を辿れば猿になる、ということらしい。

それはともかく、ダーウィンの人となりについてのケインズ氏の話は、 短時間で簡単なものだったが、小ネタが多くておもしろかった。 質疑で「IDについてどう考えますか」とかいう質問が出たりして場が荒れそう だったので、あたりさわりのない質問をしておく。

近いうちに国立科学博物館のダーウィン展にも行ってみよう。

終了後、某妻と一緒に中華料理を食べる。 それから、地下鉄で巣鴨に行き、二人でマンガ喫茶に入り、 お互い無言でマンガを読む。 日付が変わってから(!)、歩いて帰宅。 今日はなんだか長い一日だった。


20/Mar/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

今日のこと。

こういう大きな講演会などでいつも残念に思うのは、 すべての人にきちんと挨拶できないこと。 ある人と話し込んでしまうと、 話したかった別の人はすでにいなくなっていたりする。 形式的な挨拶しかできない場合もある。 まあ、すべての人にきちんと挨拶するのは土台は無理な相談なので、 あまり気にしても仕方がないわけだが。ただ、礼儀を忘れないこと。


21/Mar/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

夜中

今日のこと。

真夜中

夕食後、しばらくソファで横になるつもりが、けっこう寝てしまう。

ベルギーはあんまり詳しく追ってないが、 総選挙の9ヶ月後にようやく正式に組閣。 一国の内閣でさえ暫定的に9ヶ月もやっていけるんだから、 日銀もしばらく大丈夫だろう。 政治学者は日銀不在が日本経済に及ぼす影響を研究したりしてるのかな。


22/Mar/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夕方

朝方ゴミ出ししたあと、お昼前まで寝る。シリアルとコーヒー。 今日から「ブラジル・セラード・フォリャードス」。 少し高いだけあって、ストレートでもおいしい。

朝刊、シャワー。お昼すぎ、少し別の某翻訳の作業。

昼下がりに某妻と散歩がてら外出し、いろいろ用事を済ます。 時計の電池交換、電話代支払、某区立図書館、クリーニング屋、 出産祝いのプレゼント購入、遅い昼食など。

そのあと、しばらく散歩してから帰宅。ふたたび某翻訳の作業。 もう眠くなってきた…。

真夜中

夜、夕食前に夕刊を読み、たまっていた新聞の切り抜きを整理。 夕食後、モンティパイソンを少し見る。そのあとソファで仮眠。

夜中、道徳教育について勉強。知らないことが多く、たいへん勉強になる。

そういえば、出産祝いのプレゼントに何を買うかを選んでいるときに、 某妻に「自分が欲しいと思うものを、他人の赤ちゃんのために選んではならない。 なぜなら、赤ちゃんはあなたと同じことができるわけではないからだ」 と諭される。「あなたが人々にしてほしいと思うように、 そのように人々にもしなさい」という黄金律が成り立たない一例。 仕方がないので、赤ちゃんになったつもりで選んだ。ばぶー。


23/Mar/2008 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

今日のこと。

そういえば、先週から沈丁花や木蓮がきれいだ。 梅と桃(と杏)はあまり区別がつかないが、これもきれいだ。 また、昨日東京の桜が開花したらしい。 来週末ぐらい花見に行けるかな。

あと、そういえば、夕方に大阪に住む某友人から電話があった。 こないだ一戸建を買ったとのこと。第二子も秋ごろに出産予定だそうだ。 この友人は学部卒業後に就職したせいもあるが、 それにしてもうらやましい話だ。研究者の人生はスタートが遅くて大変だ。 (ただし、某友人は近々単身赴任の予定があるとのことなので、 うらやましいことばかりでもない。人生、良いことも悪いこともあるのだ)


24/Mar/2008 (Monday/lundi/Montag)

今日は研究日ということにして、自宅で勉強。

そういえば、『入門・医療倫理I・II』も増刷されるそうだ。

夜中

夕食後、コーヒー屋に豆を買いに。東ティモールとモカ・ブレンド。 ソファで仮眠してから、モカ・ブレンドを飲んでみる。それなり。

真夜中

昨年の政治哲学研究会の資料を整理しながら、社会疫学の勉強。復習は大事だ。


25/Mar/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

ひさしぶりに定時に起きる。シャワー、朝食、朝刊、洗濯物干しなど。 もう眠くなってきた。

最近頭に浮んだフレーズをメモ。どうも頭が混線しているようだ。

真夜中

今日のこと。


26/Mar/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

今日のこと。


27/Mar/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

今日のこと。

それにしても、この学会は個人的には非常に好きなのだが、 「現代的意義」とか、「アカデミズムの意義」とか、 どうしても考えずにはいられなくなる。 単なる好事家の団体なのか、あるいはそれ以上の社会的意義を持っているのか。わからん。

「君はすでに実用性という毒に犯されておるよ。そうやって短期的な利益を求めたら、 人文系のほとんどの学問には意味がないことになる。 一見役に立たないように見えても、 長い目で見れば役に立つかもしれないんだよ。 企業のような目線で学問を見てはいかんよ。 そういうことは一切忘れて、没入することが大事なんだから」

「はあ、そういうものですか」


28/Mar/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

今日は学会二日目…のはずだったが、いろいろ余裕がないので、 帰宅して勉強することに。 都内で学会が開かれると、こういうことになりがちだ。 結局、実質的には懇親会と二次会にしか出なかったことになる。 たしかに研究発表を初日にして、シンポジウムは二日目にした方が良さそうだ。

早起きして、朝食をとり、散歩をしてからバスと電車を乗り継いで帰宅。 お昼前に散髪に行く。 お昼を食べてから、夕方までかかって某翻訳を一通り完成させる。

夕方に少し仮眠をしたあと、 某院生がメールで送ってきたパワーポイントファイルに修正を入れる。 それから電車に乗って大学に行き、某翻訳を簡単に推敲して某氏にメール。 とりあえずこれで月末〆切の仕事が一つ終わった。 あとは大物(某翻訳の解説文)が一つ残っている…。

それから久しぶりにプールに行ってばちゃばちゃと泳ぐ。 キックの練習をしすぎて、フラフラになる。

夜、帰宅してから夕食。その後、某氏の翻訳にコメントする作業。 人の文章を翻訳したり、人の文章にコメントしたり…。 欠けているのは、自分で文章を書くことだ!

それはともかく、疲れて風邪を引きそうなので、気をつけよう。


29/Mar/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

ゴミ出ししてから二度寝。比較的早目に起きる。晴天。筋肉痛。 今日も勉強の予定。

そういえば、ちかぢか結婚式に参加しに香港に行く予定なのだが、 昨日、某妻が航空券とホテルをすべて予約してくれた。さんくす。

話は飛ぶが、昨日、急に砂時計を買いたくなった。 もちろん、紅茶を入れるためではなく、 会議や研究会で使用するためである。 もしシンポジウムの司会を務めることがあったら、 砂時計を使うようにしよう。ははははは。

弁論の時間は各当事者に水時計によって割当てられていた。

(プラトン『ソクラテスの弁明』岩波文庫注39)

また話は飛ぶが、非歴史的フェーズは卒業して、歴史を学ぶようにしよう。 しばらく前から少しずつ勉強しているわけだが、当面学びたいのは---

ちょっとずつ勉強しよう。

お昼すぎ

午前中は朝食と朝刊とシャワー。

「もったいない」という某妻を一ヶ月近く説得して、 ついにDELLのコンピュータ(Inspiron 530)を注文。わーい。 自宅のコンピュータを購入するのは5年ぶり (今使っているDELLのコンピュータを注文したのが、ちょうど5年前の4月2日)。 わーい。

昼下がり、某妻と散歩に出かける。

そういえば、昨日ぐらいから下唇が乾燥して切れている。 冬のあいだはなかったのだが、体調に問題があるのかな。

真夜中

日が暮れてからようやく社会疫学の勉強を始める。 すぐに夕食(カレー)の時間になったので、 焼酎を飲みながらカレーを大量に食べる。 好物が出ると腹八分目でやめることができない意志の弱さ。

それからまた社会疫学の勉強。 いくつか有益な論文を読む。 カレーの食い過ぎのせいか、真夜中になってから腹痛が始まる。 鳩尾のあたりがしくしくと痛くて、脂汗が出てきた。 どうも体調が今ひとつのようだ。とにかくもう寝よう。


30/Mar/2008 (Sunday/dimanche/Sonntag)

比較的早起き。体調はまあまあ。

朝食、朝刊。

真夜中

今日のこと。


31/Mar/2008 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

今日のこと。

某ユニット終了

約5年間続いた某人材養成ユニットも今日で終わり。 関係者のみなさま、おつかれさまでした。 覚えていることを少しメモしておこう。


何か一言

your name:

subject:

body:

/


KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Tue Mar 31 00:37:09 JST 2009