2007年3月号 / 2007年5月号 / 最新号

こだまの世界

2007年4月号

此程の中堅諸君の対世間的活動は、少し世の中の要求 (と申すより一部はジャーナリズム) に引廻され過ぎの傾無きかと疑ひます。 もつと自己内集中に傾いてもよくはないでせうか。

---田辺元 (竹田篤司『物語「京都学派」』より)


主な話題


01/Apr/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

夜明け前

昨晩も早く寝たせいで、夜明け前に目覚める。ちょっと勉強しよう。

突然だが、3年半続いた「助手・児玉聡」篇は昨日で終わり、 今日から「講師・児玉聡」篇が始まるようだ。 しっかり研究して業績を作らないと、講師篇は30年ぐらい続くかも…。

真夜中

朝から昼下がりまで某コンファレンス。 二日間、一度も発言しなかったので深く反省。

昼下がり、ホテルに戻ってくると、まだ部屋の掃除が終わっていなかったので、 某氏と某スタバで一服する。そのあと、近くの本屋で立ち読みをしてから 部屋に戻ってくる。

夜、ペン大の人々および日本人のみなさんと一緒に、某ステーキ屋で食事。 ワイン、サーモン、その他。お腹一杯になってからタクシーで帰宅。


02/Apr/2007 (Monday/lundi/Montag)

よく寝る。昨夜も雨が降ったようだ。今は晴れ。 今日はかなり暖かくなるらしい。

夜中

午前中、トラムで市内に出て、社会見学。 旧市街の米国憲法記念館(National Constitution Center)その他を見てまわる。 昼食は中華街で飲茶。うまい。青島ビール(純生)。

昼下がりにキャンパスに戻ってくる。 某妻と一緒に何軒か本屋(古本屋を含む)を回る。 古本を数冊買う。

夕方にメキシコ料理屋で軽く食べ、スーパーで買物をしてから帰宅。 salt & vinegarのチップスをバリバリと食べたあと、 しばらく寝てしまう。これから荷作りをする予定。


03/Apr/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

早朝

早起き。もうすぐ出発。


04/Apr/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

さきほど無事に帰宅。眠い。

以下、昨日からのメモ。

真夜中

夕食後、科研費の研究成果公開促進費不採用の知らせが届き、 ショックで2時間ほど寝込む。それから起きて風呂。

出張中にたまった新聞をどうするか。


05/Apr/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

早朝

時差の影響もあり、夜明け頃に目が覚める。 たまっていた新聞を途中まで読む。

さて、今日から気分を一新して、教育と研究に励もう。 田辺先生の言うことを聞き、「自己内集中」すべし。

某夫「本郷キャンパスに保育園ができたそうです(読売新聞)」

某妻「今ごろですか。高田馬場にはだいぶ前からありましたよ」

某夫「本郷は保育園よりもローソンやサブウェイの方が早かったですねえ」

お昼前

朝、朝食後、家事を少し手伝い、たまっていた新聞に目を通す。 スーツに着替えてから、地下鉄で大学へ。 出勤の準備に手間取ったため、遅刻。

今年も「社会人化」が一つのテーマだな。 社会人としての規範を学び、内面化(=規範を十分に身に付け、 自然にふるまえるようになること)するよう心掛けよう。 とりあえず、スーツとシャツを新調すること。

真夜中

お昼、ランチョン・セミナーで、某出張報告。 そのあと、某氏と某論文について少し相談。

昼下がりは名刺の注文の手続やら何やらの雑用で終わる。 『入門・医療倫理II』の見本を入手。 某教授から辞令ももらう。 「任期の定めのない職員となった」そうだ。

夕方、某ガイダンスに出席したあと、 大手町に移動し、某教育関係の研究会に参加。 某名誉教授から『教育の倫理学』をいただく。

某名誉教授の発表中、隣で寝てしまう。 すみません、時差のせいなんです。 いろいろおもしろいディスカッションを拝聴してから帰宅。

帰宅してから、某妻に手伝ってもらい、 旅費のreimbursement用の書類作成をする。 そのあと、少し焼酎を飲みながら雑用。 一日はあっという間だ。

真夜中2

焼酎を飲みながら新聞。 寝不足のせいか、酔っぱらう。 もう寝よう。


06/Apr/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

快晴。

少し寝不足気味だが、なんとか起きてシャワー、朝食。 クリーニング屋にシャツなどを預けてから定時出勤(right on time)。 午前中は雑用の予定。

真夜中

午前中は雑用。お昼は新聞を読みながら弁当。某先輩の御姿が。

午後は某書類の作成作業。 途中、院生の指導に付き合ったり、研究の相談をしたり。 あっという間に夕方になる。

夕方、後楽園で某母親に会い、萩旅行のおみやげをいただく。感謝。 それからひさしぶりにプール。1.1キロほど泳ぐ。 無呼吸で25メートル泳ぐ練習など。

夜、帰宅して某妻と夕食。食後、猛烈に眠くなり、 布団にくるまって2時間近く寝る。 まだ時差の影響があるようだ。週末はゆっくり寝よう。

真夜中2

夜中、阪大の某氏(先日無事に博士号を取得されたそうだ)に送っていただいた某草稿に コメントする作業に従事。他人の草稿というのはたいへん勉強になる。


07/Apr/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

早起き。睡眠時間が短かったにもかかわらず、なぜか目覚めがよかった。 なぜだろうか。

それはともかく、せっかくいつも通り早起きできたので、 新聞を読んだりいろいろすることにしよう。

あれ、眠くなってきた。

朝2

UNHCR、国境なき医師団などに寄付。 先月は一部の方からご祝儀をもらったこともあり、少し多目に。

お昼すぎ

午前中は新聞を読んだあと、朝食にベーグルを買ってきて某妻と食べる。

それから投資信託でも買おうと思ったら、某妻に説得され、 定期預金口座を作ることになる。銀行のウェブサイトは遅いし、 口座の選択肢がたくさんありすぎて説明がよくわからないので、 かなりストレスがたまった。そもそも、なぜ定期預金をするために わざわざ手紙を出して別の口座を作らなければならないのか。 よく考えたら、それが面倒なので一年以上放っておいたのだった。 しかし、なんとか我慢して、申込用紙に必要事項を記入。 保険証の写しをコピーしたら郵送しよう。

某氏から本をいただく。

真夜中

お昼すぎ、某妻と買い出しに行く。

昼下がり、少しシエスタ。夕方、クリーニング屋に預けていた服を 取りに行ったあと、春日に行き、某所でシャツをオーダーする。 なにぶん慣れないことなので某妻に丸投げしていたら、 あとで「主体性がない」となじられる。人生は難しい。

夜、法哲系の某氏らと本三で飲む。 夜中、さらに法哲系の人々が合流し、 上野御徒町付近のスナックで飲む。いろいろ刺激を受ける。 某氏に結婚+講師昇任祝いとして森伊蔵(極上)をいただいてしまう。 感謝感激。

上野から本三まで歩いていると雨が強くなってきたので、 正門の側に自転車を置き、タクシーで帰宅。 風呂に入ったらさっさと寝よう。


08/Apr/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

悪い夢を見た。 学会の報告の時間が迫っているのにまだ研究室で準備をしているという状況。 スライドの準備が終わらず、泣く泣く途中で見切りを付けて報告会場に向かうが、 なかなかタクシーが捕まえられない。 半ば絶望的な気分になっていたところ、 会場にいる知り合いから電話がかかってきて、 発表の時刻を10分ほど勘違いしていたらしく、 もう報告時間が過ぎてしまっていることを告げられる、というもの。 今朝は目覚しをかけていなかったが、 リアルな夢のおかげで定時に目が覚めた。

朝2

朝刊をゆっくり読む。 今日も某妻が起きてこないので、 朝食を適当に作って一人でもそもそと食べる。

お昼前

neuroethicsの勉強。 流行りものに飛びつくのは嫌なのでしばらく傍観していたが、 外的な要請もあり、研究せざるをえない状況になってきたので。 千石の梟はお昼前に飛び立つ。

neurophilosophyという言葉もあるのか (an area interested in neuroscience and philosophy of mind -- looking for a unified theory of mind and brain)。 neurosocietyという言葉も作られているようだ。 かっこいいな。 neurometaethicsとかも勝手に作ってみるか。neurolawとか。 ジュード・ローみたいだな。

某妻はまだ寝ている。どうやら今日は午後開店のようだ。

昼下がり

お昼はうどん。それから少しだけ仮眠を取ったあと、 某妻と一緒に近くの小学校に都知事選の投票に行く。 天気もよいので散歩がてら白山まで歩く。 白山神社に立ち寄り、駅前のスーパーで買物。 それからさらに本駒込のあたりを散歩して、 千石駅そばの喫茶店でコーヒーを買って戻ってくる。 すっかり春らしくなった。

夕方

某妻は二階の勉強部屋で研究に励んでいるので、 居間で読書。四方田犬彦の「先生とわたし」と、 竹田篤司の『物語「京都学派」』をちまちまと。 話がおもしろいせいもあるが、 読書のスピードが遅いため、なかなか読み終わらない。

以前にも書いたかもしれないが、 日本人の多くが外国に行って初めて日本について勉強するように、 オレも本郷に来て初めて京大について勉強するようになった。 そもそもが没歴史的かつ没教養な人間だから、 西田哲学も和辻倫理学も「知っておかなければ」という強い欲求がなかった。 が、京大や東大の歴史について書かれた本を読んでみると、 いろいろ思い当たることがあり、 自分とその周りの世界がよりよくわかってきた。 例えるなら、今までは、歌舞伎町と知らずに、 夜中に平気で一人で歩いていたり、 小石川植物園のすばらしさを知らずに本郷に住んでいたりしたようなものだ。 歴史を知ることは有名な歴史的人物や事件を知るためだけでなく、 現在も埋もれている地雷を踏まないためにも重要なので、 あまり軽視しないこと。

夕方、社会疫学の勉強。 それから夕食。

某妻が見つけた、「区報ぶんきょう」(4月10日号)のお知らせにある 「ホームレス猫の去勢・不妊手術」の記事。 書き方がなんだか可笑しい。

(対)飼い主が不明で健康と思われる猫 / 受付数30匹(超えた場合は抽選)

申込条件

  1. 申込者本人が指定期間内に猫を捕まえる
  2. 「犬猫の正しい飼い方普及員」と連絡をとり、 ホームレス猫であるという確認と猫の健康チェックを受ける
  3. 指定された動物病院へ指定日に連れて行く
  4. 退院日に病院から元の場所へ戻す

¥無料〆4月25日消印有効(申)往復はがき(1人1枚)に猫の匹数(1人2匹まで)・ 住所・氏名・電話番号と返信用あて先を明記して下記へ

真夜中

夕食後、少し仮眠するつもりが数時間寝てしまう。 いびきをかいて寝ていたという目撃情報一件。

そのあと、社会疫学の勉強の続き。


09/Apr/2007 (Monday/lundi/Montag)

なんとか起きる。昨夜は大雨だったらしい。桜はみな散ってしまっただろうか。

都知事選は、石原が浅野氏に110万票の大差で圧勝。

朝2

地下鉄で大学へ。定時出勤。

真夜中

お昼まで某雑用。弁当を食べる間もなく、霞ヶ関へ移動。 某終末期検討会を真面目に傍聴する。

夕方、研究室に戻ってきて弁当。 それから某雑用の続き。少し雨が降り出す。

夜、某政治哲学研究会。今回から社会疫学の勉強。 公衆衛生の研究者にも参加してもらい、たいへん勉強になる。

夜中、みなで本三の某居酒屋に行き、食事。歓談(焼酎)。 店を出るころには雨はやんでいたが、 (自転車ではなく)某氏らと地下鉄で帰宅することに。 春日で乗り換えるはずが、間違って飯田橋まで行ってしまう。 いかん。引き換えして千石へ。

帰ってきてから、今日の夕刊を読み、某妻の原稿も(途中まで)読む。 もう起きていられないので、とりあえず寝よう。

(一部で某妻との不仲説が流れているようだが、そんなことはないのでご安心を)


10/Apr/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

早朝

いつもより少し早起き。

某妻の草稿を読んでから、シャワー、朝食。

朝2

定時出勤。今日も地下鉄。 先日から正門の側に自転車を置きっ放しだったので、 二台とも研究室のある建物まで持ってくる。

昨日いただいた本。感謝。

リチャード・ウィルキンソンの『寿命を決める社会のオキテ』(新潮社、2004年)も 某氏から安く譲ってもらう。感謝。

午前中は某院生とneuroethicsの勉強。 お昼は某ランチョンセミナー。代理出産について。勉強になる。

お昼すぎ、書籍部に行く。だんだん慣れてきた。 菊池理夫の『日本を甦らせる政治思想』(講談社現代新書)を購入。

昼下がりから夕方にかけて、某ミーティングと、某発表。

少し雑用をしてから、プール。1.2キロ。息継ぎを減らして泳ぐ練習。

今日は夕食当番だったので、帰り道に野菜を買ってから帰宅。 同僚の某氏に教えてもらったアンチョビとキャベツのペペロンチーノを調理中。 音楽をかけながら料理をしていると、 ペドフィリアユーフォリアに襲われる。

夜中

某妻が帰宅してから夕食。ペペロンチーノはうまく作れた。 見た目はどう見ても焼きそばだったが…。ワインも少し。食後は紅茶で温まる。

眠い。


11/Apr/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

早朝

時差の余韻なのか、よく眠れるのか、今日もいつもより早起き。

お昼すぎ

朝食をとり、しばらく休憩してから、定時出勤(少し遅刻)。 今日も地下鉄。

午前中は某勉強会。 今回から司会を任されることになった。 学生には、遅刻しないことと、積極的に参加することを伝えておく。

お昼は集会室で。

昨日から時計が行方不明。 またジムに置いてきたのか、あるいはどこかで忘れてしまったか。 しくしく。

夕方

お昼すぎにコンビニのATMでお金を降ろし、 教室の年貢(テーブルマネーなど)を払う。 それから図書館へ。 年度始まりのためか、 総合図書館は混んでいたので、 医図書でしばらく読書。 心が落ち着いた。

メモ。呼吸というのはおもしろくて、 プールに行くようになってから、ときどきしばらく息を止めてみたり、 深呼吸をしてみたりすることが多くなった。 何がおもしろいのかと言うと、 意識しなくても身体が勝手に吸ったり吐いたりしている一方で、 心臓と違って、意識的に止めたり、 腹式呼吸という風に意識的に異なる仕方でできるところ。 普段はオートマチックだが、マニュアルにもなる車のようなものだろうか。

天気が悪くなってきた。

夕方2

夕方に一時、大雨が降る。今は少し落ち着いたようだ。 某新聞社から連絡一件。

某研究会の司会を任されたこともあり、 今年度は教室運営に(これまで以上に)積極的にコミットすることにしました。 がんばれ、中間管理職。

夜中

夕方、少し明日の授業の準備など。

夜、某ハンバーガー屋にデリバリーを頼み、 同僚の某氏らと一緒に食べる。ビール。 雨が止んでいるうちに帰宅する。

帰ってきてから新聞等。眠い。


12/Apr/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

今朝もいつもより早起き。 早起きできるのはよいが、逆に夜中は使いものにならなくなってきた。

朝食をとったあと、クリーニング屋にYシャツなどを持っていく。

朝2

定時出勤(少し遅刻)。少し遅刻したのは、ネクタイ選びに手間取ったのと、 緊張のためにお腹の調子が悪くなったため。 心身問題(mind-body problem)の一事例。

研究室の廊下にあるロッカーをひさしぶりに開けると、 ネクタイがたくさん出てくる。

死後生殖についてメモ。

昼下がり

午前中は新聞を読んだり雑用をしたり。お昼は某ランチョンセミナー。 終末期医療について。

終末期医療についてもメモ。意思決定の手続きをきちんとすべきだというのは正しい。 しかし、「この手続きを踏めば、どんな決定になろうとも訴訟にならない」 という保証がなければ、手続きだけを決めても、意味がない。 たとえば、治療中止が法的に認められるかどうかわからない状況では、 適切な手続きを経て治療中止に至るような決定をすることは、実質上できない。 そのような状況では、 患者の意思を重視した手続プロセスを策定するということは、 形だけのものとなってしまうだろう。

文学部の某氏に結婚祝いのケーキをいただいたので、みなで食べる。感謝。 他にもいろいろいただいてしまう。

お昼すぎ、少し椅子に座ったままシエスタ。

真夜中

夕方から某授業の準備。 夜、某授業。授業の最後の質問にうまく答えられず、 ボディーブローを受ける。修業が足りない。C。

授業のあと、某所でビール。よく飲む。 遅くに帰宅してしまう。某妻、すみません。


13/Apr/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

昨晩は遅くに寝たが、朝から授業のため、いつもより早起き。 某妻も付き合ってくれる。感謝。

午前中の授業は今ひとつ。年度初めは調子が出ない。 もっと修業をして、開幕から調子が出るように調整しないといかん。

お昼を集会室で食べたあと、研究室の椅子に座って寝る。 某講義の掲示を出し忘れていることがわかり、反省。

昼下がり、neuroethicsの勉強。 夕方、某役人の話を聞く機会あり。

夜、某氏らと少し相談。プールに寄ろうかと思ったが、疲れていたので、 そのまま帰宅。某妻と夕食をとったあと、しばらく長椅子の上で寝る。 夜中に起きてから紅茶を飲んで再び活動開始。

今日は低調な一日だった。科研費もダメそうだし、ウツだ…。 ま、always look on the bright side of life. 元気出そう。


14/Apr/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

今日のこと。

お昼前に起きる。 某銀行から定期預金口座の開設がうまく行かなかった旨を知らせる手紙が来たので、 電話で問い合わせるが、面倒になったのであきらめる。 なんでこんなに複雑なんだろう。 定期ではなく投資信託を勧めるための陰謀なのか。

お昼は近くの蕎麦屋で。アド街が撮影に来ていたようだ。

昼下がりに大学に行き、プール。1.5キロ泳ぐ。

夕方、一旦帰宅して新宿へ。某妻と待合わせをして、 某百貨店で夏物のスーツやベルトを購入。某妻に買ってもらう。感謝。

夜、巣鴨に戻ってきて、某居酒屋で夕食。ビールと焼酎。 そのあと、3時間近く漫画喫茶で過ごす。真夜中に帰宅。

UMINのサーバが新しくなって速くなったのはいいが、 skkがインストールされていないので日本語が打てない (これはmeadowで書いている)。困ったな。


15/Apr/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

昼下がり

昨晩は寝るのが遅かったせいもあり、お昼前に起きる。 ブランチ。

メールは復旧したが、相変わらずSKKが使えないので格闘。 apelを~/elisp以下にインストールしたつもりが、うまく動作しない。 一時間以上呻吟したが、結局、 某師匠にお願いしてセットアップしていただいた。感謝。

サーバが変わって速くなったのはよい。

夜中

夕方まで家でだらだら。

夕方、白山駅で京大関係の某氏らと待ち合わせをして、 某名誉教授のお宅(というか、お城)を訪ね、 夕食をごちそうしていただく。 地下にある書斎兼書庫なども見せてもらう。 すごすぎる…。

帰宅してからもゆっくり。 今週末はよい息抜きになった。

真夜中

ロールズのLectures on the History of Political Philosophy (2007)を少し読む。これでも読んで思想史を勉強し直そう。

メモ。哲学史からは哲学することを学ぶのであって、それ以外ではない。


16/Apr/2007 (Monday/lundi/Montag)

寝不足気味。眠い。外は曇り。

朝2

朝食後、クリーニングに預けていた服を受け取りに行ってから、大学へ。 定時出勤。今にも雨が降りそうだ。籠もって勉強しよう。

夕方

雨はお昼前に降り出す。水曜日の発表の準備をするのが嫌なので、 午前中から新聞を読んだり、「先生と私」を読んだり (いつまで経っても読み終わらない)。 観念して勉強しよう。

と思ったら、某所から電話。急ぎの仕事が入ってしまう。

夜中

夜まで生殖医療について勉強。某所にメールを打ってから、 小雨が降る中を帰宅。今日は寒い。

某妻と夕食をとりながら、メディアとの付き合い方について相談。 NHKニュースを早送りで見る。

眠い。

メモ。ときどきネジを巻き、靴を磨き、メンテナンスする必要がある。 体もしかり。心もしかり。

真夜中

夜中、ようやく水曜日の発表の準備に手を付ける。やばい…。

風呂。


17/Apr/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

なんとか起きる。朝食。

こないだ親不知を抜いてから、 首のこりが少し楽になった気がするが(因果関係は不明)、 ただ、今度は左の肩甲骨のあたりの痛みが慢性化してきた。 困った。

お昼すぎ

午前中は、某英語文献講読。今回からAnthony WestonのA Rulebook for Arguments (3rd ed.)という短い本を読むことにした。

お昼は某ランチョンセミナー。 昨年末から某生命倫理専門調査会が再開したようなので、 少しその勉強。

メモ。悪いことが起きたときに何とかやりすごすための方法について。 最近、新聞でスポーツ記事なども目を通すようになり、 人生をスポーツの比喩で考えるようになってきた(オヤジ化の一徴候?)。 このごろ思うのは、 人生も野球と同じように考えるべきかもしれないということだ。 すなわち、 最初から完全試合や完封試合じゃないとだめだと考えて試合に臨むのは、 理想が高すぎる。むしろ、 相手に点を取られるのは当たり前で、取られたら取り返せばよい。 会心の投球のつもりでも相手にホームランを打たれることもある。 しかしそれで一気に調子を崩してしまってはだめで、 気を持ち直して次の回からまたがんばって、最後に帳尻を付ければよい、等々。

真夜中

昼下がりまで代替医療の勉強。 昼下がりから夕方まで某ミーティングと某院生の発表。 夕方からまた代替医療の勉強。

夜、小雨の降る中、急いでプールへ。1.2キロ。 力を入れてキックをする練習。 腕と足の連携もいまだにうまく行かない。ぜんぜんダメ。 会員証の期限が今日で切れたので、近いうちに更新に行くこと。

それから某氏らと某居酒屋で夕食。ビール二杯。歓談。

そのあと、研究室に戻って、再び代替医療の勉強。やばい。 日付が変わるころに帰宅。


18/Apr/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

It's been a hard day's night...

朝、スーツを着て、タクシーで定時出勤(少し早目)。 午前中は某勉強会の司会。お昼すぎから某会議に出席。

お昼すぎから夕方まで、途中少しウトウトしたり、 かかってきた電話に付き合ったりしつつ、代替医療の勉強。

夕方、銀座の某所で、「代替医療と資源配分の倫理」という題目で発表。 準備が不十分で冷汗ものだったが、一応無事に乗り切る。 報告の最中からワインが出てくる素晴らしい研究会だった。

そのあと、千石に戻り、某氏と一緒に餃子屋で飲む。ビール。 遅れて某妻も合流。

某氏と別れたあと、巣鴨の某スーパーで買物をしてから帰宅。 今日は寒い一日だった。


19/Apr/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

起きる。寝不足気味。今日もまだ寒い。

クリーニング屋へ。 ダウンジャケットのクリーニングはとても高いことを知る。 今まであんまりクリーニング屋のお世話になっていなかった証拠。

選挙カーがそこら中で走っている。うるさい。

それはともかく、自己内集中してがんばろう。

朝2

定時出勤(ちょっと遅刻)。

メモ。銃を持つ権利、先に攻撃する論理。 相手が銃を持っているなら、自分も銃を持っていることが合理的だ。 相手に撃たれる前に、自分が撃つことが合理的だ。 相手もまもなくそう考えるに至るだろうから、今すぐ撃つことが合理的だ。 「銃が禁じられた場所では、銃を持っている人間は誰でも法外な殺害ができてしまう」 (ロサンゼルス郊外の地方紙コラムニスト、朝日新聞2007年4月18日朝刊から)。 こうして軍拡競争が始まる。

夕方

午前中は昨日の新聞など。お昼は某ランチョン・セミナー。 代理出産について勉強。

お昼すぎからいろいろと雑用。本棚の本を探したり、 図書館に行って本を借りたり。 明日の授業の準備をするつもりが、すっかりサボってしまった。

夕方から某入門授業。今日は司会。

メモ。悪政に対する抵抗権、組織の不正の内部告発、生殖医療の会告破り。 共通する点は何か。どのような条件が揃えば、最終手段を使ってよいかという問い。 適切なプロセスを踏まずに最終手段に出ることは認められない。

真夜中

夜中まで某入門授業。つつがなく終わる。

夜、まっすぐ帰るつもりが、つい少し居酒屋に立ち寄ってしまう。ビール。

明日の授業の準備をせねば。

そういえば、 もう『入門・医療倫理II』が出たそうだ。 いろいろ欠点はあると思うが、力作なのでぜひ読んで評価してほしい。


20/Apr/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

昼下がり

いつもより早目に起きて大学へ。1、2限は学部の講義。 年度初めで相変わらず調子が出ないが、なんとか無事に終了。

お昼は集会室で。そのあと、 『入門・医療倫理II』 の献本先選定の作業など。

真夜中

昼下がり、某ジムの会員証の更新に行く。事前に証明写真を撮ったのだが、 前回のものをそのまま流用できるとのことで、必要なかったようだ。しまった。 ついでに書籍部に行き、『入門・医療倫理II』が山積みになっているのを見る。

それから帰宅して、クリーニング屋に預けていた服などを受け取ったあと、 某妻と一緒に新宿へ。喫茶店でしばらく時間をつぶしてから、 某飲み会(某氏博士号取得記念、および某氏留学壮行会)に参加する。 ワイン、ジントニック。

某氏行きつけのバーでの二次会にも参加する。気心の知れた友人ばかりなので、 楽しく飲むことができた。オールドパーなど。酔っぱらう。

日付けが変わるころに帰宅。もう寝よう。


21/Apr/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

朝にゴミ出しをしたあと、お昼前まで寝てしまう。 某妻と一緒に昼食をとり、そのあとゆっくり新聞を読む。

夕方

昼下がり、ひさしぶりに大学のそばの某スタバに行き、 四方田犬彦の「先生と私」をようやく読了する。 優れた英文学研究者であった由良君美の生涯を、 その弟子の一人としての視点から描いており、伝記としておもしろい。 70年代の東大を中心とするアカデミズムの様子も垣間見えて参考になる。 最後に師弟関係とは何か(あるいは、師はいかにあるべきか)という 一般的な問いかけがなされており、この部分が一番考えさせられた。 はたして自分は「優れた弟子を作り、 よろこんで乗り越えられていく存在としての教師」 を演じられるだろうか。

メモ。アイデンティティ。この評論や、 『物語「京都学派」』などを読むにつれ、自分が embedded selfであることに、ようやく気付きつつある。 オレは、いやがおうでも、ただの「こだま」ではなく、 「〜の弟子のこだま」、「某大医学部〜のこだま」等々である。 党派的な心情に基いて行動する必要はないが、 自分の置かれた立場をよく考えて行動・発言すること。

メモ2。外野について。かりに社会科学が社会を外野から観察するとすれば、 哲学は外野どころか超越的な視点から社会を観察する。 あたかも天空から地上のことを眺めるように。 しかし、哲学者も社会に生きており、社会の改善にコミットする必要がある。 はたして「天空から地上を眺める哲学者」と、「地上で生きる哲学者」は divided selfなのだろうか、あるいはintegrated selfなのだろうか。 社会のことを解釈するだけでなく、それを変革する哲学者であることはできるか。

メモ3。自らの思考の中に沈潜すること。内省すること。

真夜中

夕方、ジム。1.2キロほど。最近、あんまり上達しない。水泳の本でも読むか。

いったん帰宅したあと、某妻と一緒に高田馬場へ。某妻のゼミの人々と一緒に飲む。 ごちそうになったうえに、いろいろお祝いの品をいただいてしまう。感謝。 ビール、ワイン。

火曜日から毎晩飲んでいるため、 今日は一次会が終わったところで挨拶して帰宅。眠い。

メモ。人間として成長すること。今のオレが大学院生のときのオレを見たら、 いろいろ言いたいことがあるだろう。同様に、5年後、10年後のオレも 今のオレにいろいろ言いたいことがあるだろう。 常に心の鏡に自分を照らしておくこと。


22/Apr/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

なんとか午前中に起きる。 録画しておいた朝の某民放ニュースに、 某根津医師と一緒に某名誉教授が出ていて驚き、 どんなコメントをするのかとハラハラする。 だんだん自分のおじいちゃんを見ているような気になってきた…。

お昼を自宅で食べたあと、某妻と一緒に区長選と区議選の投票に行く。 そのあと、千石の図書館と六義園に行く。六義園はつつじが咲いていた。

喫茶店で新聞を読んでから、少し買物をして帰宅。 夕方、散髪屋に行く。寝不足だったのか、不覚にもウトウトしてしまう。

夜、カレーを作る。塩を入れすぎたようで、少し塩辛くなってしまう。 次回は気をつけよう。

真夜中

気分転換に少し巣鴨のマンガ喫茶へ。なぜか今ごろドラゴンボールを読んでいる。 孫悟空はあれだけ最強を目指していたのに、 なぜ息子の悟飯に対しては競争心を持たずに、道を譲ったのか。師弟関係。 いずれにせよ、ライバルたちと切磋琢磨する姿というのは良いものだ。

真夜中2

まだ起きてる。『物語「京都学派」』、ようやく読了する。 いろいろな意味で啓蒙された。

メモ。哲学研究者が陥りがちな、二つの危険。 自分で考える(Selbstdenken)だけで済ませることと、 他人の考えを学ぶだけで済ませること。

メモ2。倫理あるいは哲学一般を学ぶ意義についての、二つの考え方。 一つは、教養、すなわち世界を理解するため(観想としての哲学)。 もう一つは、社会改革、すなわち世界を変革するため(実践としての哲学)。


23/Apr/2007 (Monday/lundi/Montag)

昨夜は遅くまで本を読んでいたこともあり、少し遅目に起きる。

昨日の投票結果を見ながら朝食。

朝2

小雨。出勤前に某本郷郵便局に立ち寄る。 が、窓口の前で10分ほど待ってもまったく待合の列が動かないので、 陰鬱な気持ちになって郵便局を出る。 今後は急な用事以外はこの郵便局は使わないようにしよう。

というわけで、定時出勤(少し遅刻)。朝からストレスフルな体験をして 気分が悪いが、深呼吸をして落ち着いていこう。

昼下がり

午前中は脳死関連の文献について少し調査。

お昼、某国内学会の査読結果のお知らせが来る。 問題点がいろいろ指摘されていたので、早目に修正する必要あり。 一仕事去って、また一仕事…。

夜中

昼下がりに同僚の某氏と三田に行き、某審議会を傍聴する (もっとも、前半は居眠り…)。なかなか勉強になった。

夕方、三田の某助教授を誘ってイングリッシュ・パブでエールビール。 三田大学は開校記念日で休みだったそうな。

夜、本郷に一度戻ったあと、自転車で帰宅。 夕食をとったのち、某妻と一緒にしばらく辺りを散歩。 夜はまだ少し肌寒い。

メモ。名誉欲や独占欲。どれか一つでも弱めることができれば、 不幸になるのを免れることができる。


24/Apr/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

昨晩は少し早目に寝たが、まだ少し寝たりない。

朝食。 ちょっと体が冷えているようなので、葛根湯でも飲んでおくか。

昼下がり

朝、定時出勤。午前中は某英語文献講読。論証における具体例の使い方について。 そのうち『議論の作法』のような本でも書いてみるかな。

お昼は某ランチョン・セミナー。某民放の病気腎移植の番組をDVDで見る。

某新聞社から、生殖医療の特集に先日メールで送ったコメントを 掲載したという知らせが来たので、 お昼すぎ、散歩がてら某氏と図書館へ。 が、目当ての記事が見つからず、 いったん研究室に戻ってくる。 改めてメールを見たところ、先の日曜日の新聞だと書いてあるので、 もう一度図書館に行き、該当個所をコピーする。

そのあと、少し三四郎池のほとりで論文を読む。

研究室に戻ってくると、眠くて瞼がピクピクする。 しかし、これからミーティングだ…。

昼下がり、某ミーティングと院生の発表。 その後、土曜日の摸擬倫理委員会の練習と公衆衛生倫理の相談。

夕方、小雨が降り出す。プール。1.6キロ。 バスタオルを忘れたので、シャツで体を拭いて出てくる。 水泳キャップが色褪せていたので、新しいのを購入。

今日は夕食当番だったので、夜、早目に帰宅。 週末に作ったカレーを温め、もやしポン酢を作る。 某妻と一緒に食べる。

こだま食堂のメニューというのを作ってみた。 毎月更新する予定(たぶん)。

真夜中

夜中、しばらく新聞を読んだあと、ひさしぶりに風呂。 風呂に入りながら、雑用を引き受けていては研究ができないので、 これ以上雑用を引き受けないように気をつけないと、 と誓いを新たにする。とにかく、何か頼まれたら即答せず、 「教授と相談してからお答えします」と言うようにしよう。


25/Apr/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昨夜も早目に就寝。なんとか起きる。まだ雨。

朝2

定時出勤(ネクタイと格闘して少し遅刻)。 今日はタクシーで。雨はとりあえず止んだようだ。

お昼すぎ

午前中は某勉強会。司会。へた。

お昼、11月にある某学会大会の発表申込をする。 夏に報告の準備をしなければ…。

夜中

昼下がり、某会議。 そのあと、 しばらく医図書で調べもの。

夕方に大手町へ。小綺麗な喫茶店で時間をつぶしたあと、 某会議。弁当をいただきながら議論する。

夜に帰宅して、某妻と食事。いろいろ相談に乗ってもらう。 夜中、一緒に近所を散歩する。近所に豪華な家が多いので飽きない。


26/Apr/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

早寝早起き。ゴミ出ししてからシャワー。今日はひさしぶりに天気がよい。

朝2

定時出勤(少し早目)。天気が良くて気分がよい。

真夜中

朝はmeadowの設定や文献調査。お昼は某ランチョンセミナー。倫理委員会について。 お昼すぎから夕方まで、ふたたびオンラインで文献調査。

夕方、医図書に行き、資料のコピー。本も二冊ほど借りる。 今日はよく調べものをした。

夜、某授業の手伝い。つつがなく終わる。

授業の片付けをしたあと、少しビールを飲んでから帰宅。 いろいろ考えるべきことがある。


27/Apr/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

昼下がり

早起きして大学へ。午前中は某授業の手伝い。

お昼は某氏と。研究の件など、いろいろ相談。

昼下がり、椅子に座って少し居眠り。

真夜中

夕方、某書の献本先について相談。 某出版社の人が来たので、その人とも某相談。 夜、しばらく文献を漁ってから帰宅。

某妻と近くの中華料理で晩ごはんを食べてから、 巣鴨のゲーセンで散財し、さらにマンガ喫茶で数時間過ごす。 ストレスの良い発散になった。

なぜか読み始めた『ドラゴンボール』を最後まで読んでしまった。 なぜ哲学書ではなく、あのマンガがこれほどまでに売れるのか。 やはり「強くなりたい」という心をくすぐるのだろう。 ライバルとか強敵というのも重要だ。

そういう要素を哲学書にも取り込めないだろうか、と考えた。 まず、敵は5人ぐらいがよい。たとえば、 フィヒテ、シェリング、ホッブズ、マキャベリ、ヘーゲルの5人衆。 それに立ち向かうのは、功利主義、義務論、徳倫理などの倫理理論。 功利主義は、「直観に反する」攻撃に弱い。 だが、修業を積むうちに、規則功利主義、二層理論へとレベルアップしていく。 場合によっては、徳倫理と力を合わせて、動機功利主義に変身する。などなど。 義務論と徳倫理はホッブズやマキャベリを倒すところで力尽き、 二層理論がヘーゲルを倒して最終章が終わる。 しかし、続編では現代思想の5人衆が功利主義の前に立ちはだかる…。

やっぱり、ドキドキワクワクするほどおもしろい本にするには、 そういう成長物とか、謎解き物にする必要があるよな。 『なぞなぞ生命倫理』とか。


28/Apr/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夕方

早起きしてプールに行くつもりだったが、ゴミ出しをしたあと二度寝をしてしまい、 行きそびれる。つかん。

お昼すぎに大学に行き、某授業の手伝い。 昼下がりから突然、雷を伴う雨が降り出す。

本を一冊いただく。感謝。

メモ。「倫理が必要」について。一体何が必要とされているのか。 まともな倫理観、責任感が必要だというのはその通り。 しかし、責任感があっても、何をしたらよいのかわからない場合もある。 公的な指針が必要だというのもその通り。 しかし、倫理指針があってもまともな倫理観がなければ、順守されない。 あるいは、「倫理が必要」とは、 `Do as I say'あるいは`Do as we do'ということの言い換えにすぎないのか。 一体何が必要とされているのか。

真夜中

夕方、ひさしぶりに某海鮮丼屋に行き、遅い昼食。 ついでに春日の某所に行き、注文していたシャツを引き取る。

夜、某授業のあとの懇親会に出席。ビールをよく飲んでしまう。 そのあと、同僚たちと事務室でさらにビールを飲み、 さらに本三の居酒屋に場所を移して焼酎を飲む。歓談。 酔っぱらう。

夜中に帰宅。新聞。


29/Apr/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

早朝

今日は某用事があるので早起き。二日酔いなのか風邪なのか、 頭が少し痛い(左の後あたり)。

真夜中

[sunset]

[富士と日の入り]

某妻に付き添い、朝から逗子へ。ヨットの船底掃除を夕方まで手伝う。 おいしい昼食と海を見ながらの風呂、 そして地元の漁師さんらとの夜のバーベキューにお呼ばれする。ビール、焼酎。

一日仕事だったが、よい気分転換になった。


30/Apr/2007 (Monday/lundi/Montag)

お昼前

朝遅くに起きる。シャワー。今日は振替休日だそうだ。

良い天気なので布団を干していると、二階のベランダの軒先に一匹のスズメバチが 巣を作り始めていることに気付く。なんとかしなければ。

昨日、船底掃除をしていたときにも思ったが、とにかく現状を維持するのにさえ 努力が必要なのだ。今までは壊れたら新しいものを買い、 仲が悪くなったら別の人と仲良くなるという発想だったが、 今後は、今あるもので満足し、それを維持するという努力をするという 生き方を試してみる必要がある。「こだまさんも保守化したんですね」。 「いえ、成熟したんです」。以上メモ。

真夜中

今日は物欲の日。お昼前から某妻と一緒に新宿に行き、 某大型家電ショップで夕方まで消費行動。 以下、買ったもの。

こう見ると、衝動買いをしたものはほとんどなく、 以前から悩んでいたものばかりだ。

お昼は遅目に某タイ料理屋でバイキング。 夕方、某百貨店でスーツを受け取り、帰宅。

帰宅してから延々とw-zero3の設定。某妻にあきれられるほど没頭する。 w-zero3メールというメーラーではGmailのpopを使えないということを 知らず、2時間近くはまる。Outlookの方なら大丈夫(ただし勝手に同期するので、 他の端末から読みに行くとメールが無くなっていたりする)。 名刺リーダーはなかなか優秀でおもしろい。telnet接続は難しそうなので、 日記を更新するのは無理そうだ。はてなブログでもやるべきかな。 いや、無理にw-zero3から日記を更新しなくてもよかろう。 メモ程度にしておこう。それにしても、モニタが小さいので、 何時間も根を詰めて眺めていると、目がつぶれそうだ。

というわけで、一日遊んでしまった。明日は少し勉強しよう。

あ、蜂の巣は無事に夕方に片付けた。どうも巣の形からするとアシナガバチのようだ。 巣を作っていたのは女王バチだったのか、非常に大きかったのだが。 無事に蛮族の侵入を食い止めた。がんばれ、ローマ帝国。


何か一言

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KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Fri Apr 30 01:26:43 JST 2010