Discussionについて:
皆さんすっかり春らしくなって参りました。
4月からは喜多村(孝雄)君、土岐君、馬場君、山田君という4名のfreshmanを迎えます。ぜひしっかり教育し指導していきましょう。
さて、この3ヶ月間 まだまだではありますが、すこしずつ医局の雰囲気にも慣れて参りました.ただ上記の教育という面において、やや物足りなさを感じました。それは特に若い人たちからの発言の少なさです。
「こんな質問したら恥ずかしい。馬鹿にされる。」「ここは聞く雰囲気ではない。」そんなことを思う大人にはならないでください。
ぜひどんなことでも、疑問に思ったら、また自分に言いたいことががあった、何でも言い、聞きましょう。後で知らないままでいるよりも、その時に知った方がずっと徳ですし、実は他にも知らないでだまってやり過ごしているひともいるかもしれません。そしていつかは自分が答える側に回れるよう努力してください。
その上で、答える側も、「そんなばかなこと!」と言わず、しっかりと根拠をもって説明し教えて上げましょう。
実はそのような、本当に単純な、基本的な質問から、あれ?!というような事実が浮かび上がることが、新しい何かが発見、発信される可能性があるのです。
いつも私たちがしていることを当たり前とせず、自由な発想、奇想天外な着目点をもって見直すことが、将来の医療をつくることにつながります.
医局でのカンファや日常において質問が飛び交い、上手にDiscussionができる環境を先輩も後輩も努力してつくっていきましょう。