森田明夫のやってきたこと 1982〜2023

森田明夫先生との出会いに感謝・感謝

島根県立中央病院・医療局次長・脳神経外科部長/島根大学客員教授

井川房夫先生

森田明夫先生との出会いは、2010年頃、学会でお知り合いになることができました。先生は私にとってはソウルメイトと言うと大変失礼ですが、偉い先生なのに友達のように接していただきました。未破裂脳動脈瘤、頭蓋底外科、失敗学(M&M)など仕事の面で興味が重なる部分が多く、たくさんの刺激を受けたことは本当に感謝しかありません。UCAS Japanのサブ解析研究では、論文一語一語に魂を込めるようにご指導いただき、この言葉は勝手ながら現在私の後輩の指導に使用させていただいています。
森田先生は居酒屋をかぎ分ける人並み外れた嗅覚をお持ちで、高級料亭ではなく、庶民に愛される誰も知らないような絶品の店、甲府の「くさ笛」、大阪の「ながほり」など多くの店を教えていただき、貴重な経験をありがとうございました。国際学会でもご一緒させていただく機会が多々ありましたが、歴史のご造詣が深く、地理のオリエンテーションにも長けておれれるため、イスタンブール、北京、上海など森田先生のガイドで効率よく見学できました。
先生は、神社もお好きで、御朱印を集められており、2021年脳ドック学会での伊勢神宮でご一緒させていただいた際から、私も集め始めるようになりました。その後は、私も神社での澄んだ雰囲気が好きになり、清め祓われ、全てに感謝できるようになりました。
先生は、自由奔放に生きているようにしか見えないのですが、類稀な短時間で本質を見極める力、サマライズする力と行動力があり、世界の脳神経外科に多大なる貢献をされてきました。現在でも日本のくも膜下出血の頻度が高い原因探索のためSAHフローラ国際研究中で、私も協力させていただいております。もっともっと人類に役立つ方と信じております。今後も、ご自愛いただき、ますます我々をご指導いただきますようお願い申し上げます。

コロナ第8波の終焉に


WFNS2017 Instanbuhl


2017IMS Baijing


2018富山にて


2018大阪 森清にて