治療薬 │がんの痛みの治療│
  →抗がん剤/分子標的薬/免疫チェックポイント阻害薬/エピゲノム治療薬/アピアランスケア/統合医療
 ←→がんの痛み/PCA/オピオイド/鎮痛補助薬/ホスピス/薬物依存/←→化学療法薬によるニューロパシー  →参考1/2/3/4

「がん性痛緩和のガイドライン:Cancer Pain Relief」  参考1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 6

●痛み治療に関する基本事項
  1. 早期除痛による難治性の痛みの生成防止
  2. がんの痛みの治療の選択
  3. 痛み治療の目標設定

●痛みの診断(アセスメント)
  1. 患者の痛みの訴えを信じること
  2. 痛みについての話し合いから始めること
  3. 痛みの強さを把握すること
  4. 痛みの経過を詳しく問診すること
  5. 患者の心理状態を把握すること
  6. 理学的な診察を丁寧に行うこと
  7. 必要な検査を指示し、自ら検査結果を判断すること。
  8. 薬以外の治療法についても考えること
  9. 鎮痛効果を監視すること

●痛みのコントロールの目標

●がん性痛への鎮痛薬使用法の基本5原則4原則
 2018年にWHO(の「がん疼痛治療ガイドライン」が改訂され、「がん疼痛治療5原則」が「4原則」へ変更となった。
  1. 経口投与を基本とすること(by the mouth)
      ---経口投与は患者の活動を制約しない。
  2. 時間を決めて規則正しく(by the clock)

    痛みの強さに応じて(by the ladder)

  3. 患者個人の特性に合わせて(for the individual)
    (1)痛みの消失に必要な量は患者ごとに異なるので、比較的少量で投与を開始し、
       翌日(24時間後)効果を判定し、痛みが残っていれば約50%増量するという漸法を用いる。
    (2)痛みが除去されていて、しかも副作用、殊に眠気が強ければ約50%減量する。
  4. その上でさらに細かい配慮を(副作用対策の実施、患者の心への配慮など)(with attention to detail)

●WHO3段階徐痛ラダー;WHO three-step analgesic ladder









薬物療法 │抗がん剤 anticancer drug│ ←→がん性疼痛/がんの痛みの治療/分子標的薬


アルキル化薬 alkylating agent
代謝拮抗剤 Antimetabolite
ホルモン療法、内分泌療法 Hormone therapy
○植物アルカロイド
○トポイソメラーゼ阻害薬 Topoisomerase inhibitors ←→トポイソメラーゼ





薬物療法 │分子標的薬 Molecular targeted drugs│ ←→疾患修飾薬

○従来の抗がん剤と分子標的薬の違い ←→がん性痛
○抗体医薬品
○免疫チェックポイント阻害薬 immune checkpoint inhibitor:ICI ←→免疫/細胞周期チェックポイントとは無関係
がん治療における創薬




薬物療法 │エピゲノム治療薬 epigenome therapeutics│
 ←→エピジェネティックス 参考1





○アピアランスケア Appearance care

Pain Relief