1901年 |
|
・Emil Adolf von Behring(ドイツ帝国) :血清療法の研究、特にジフテリアに対するものによって、医学の新しい分野を切り開き、生理学者の手に疾病や死に勝利しうる手段を提供したこと。 | |
1904年 |
|
・Ivan Petrovich Pavlov(ロシア) :消化生理の研究により、その性質に関する知見を転換し拡張したこと | |
1905年 |
|
・Robert Koch(ドイツ帝国) :結核に関する研究と発見 | |
1906年 |
|
|
・Camillo Golgi(P イタリア) ・Santiago Ramón y Cajal(P スペイン) :神経系の構造研究 |
|
1908年 |
|
|
・Paul Ehrlich(P ドイツ) ・Ilyich Mechnikov(ロシア) :免疫の研究 |
|
1913年 |
|
1924年 |
|
・Willem Einthoven(オランダ) :心電図法の発見 |
|
1929年 |
|
|
・Christiaan Eijkman(オランダ) :抗神経炎ビタミンの発見
・Frederick Gowland Hopkins(イギリス) :成長促進ビタミンの発見 |
|
1932年 |
|
|
・Sir Charles Scott Sherrington(P イギリス) ・Edgar Douglas Adrian(P イギリス) :神経細胞の機能に関する発見 |
|
1936年 |
|
|
・Sir Henry Hallett Dale(P イギリス) ・Otto Loewi(ドイツ) :神経刺激の化学的伝達に関する発見 |
|
1937年 |
|
・Albert von Szent-Györgyi Nagyrapolt(ハンガリー) :生物学的燃焼過程、特にビタミンCおよびフマル酸の触媒作用に関する発見 |
|
1939年 |
|
・Gerhard Domagk(ドイツ) :プロントジルの抗菌効果の発見
(1939年にノーベル生理学医学賞受賞が決定していたが、ナチ政府により辞退させられたので、1947年に受賞。) |
|
1943年 |
|
|
・Henrik Carl Peter Dam(デンマーク) :ビタミンKの発見
・Edward Adelbert Doisy(アメリカ) :ビタミンKの化学的性質の発見 |
|
1944年 |
|
|
・Joseph Erlanger(P アメリカ) ・Herbert Spencer Gasser(P アメリカ) :個々の神経繊維の高度な機能的差異に関する研究 |
|
1945年 |
・Alexander Fleming(イギリス) ・Ernst Boris Chain(イギリス) ・Howard Walter Florey(オーストラリア)
:ペニシリンの発見、および種々の伝染病に対するその治療効果の発見
|
1949年 |
|
|
・Walter Rudolf Hess(スイス P) :内臓の活動を統合する間脳の機能の発見 ・Egas Moniz(ポルトガル P) :ある種の精神病に対する前額部大脳神経切断の治療的意義の発見 |
|
1950年 |
|
|
|
・Edward Calvin Kendall(アメリカ) ・Tadeus Reichstein(ポーランド) ・Philip Showalter Hench (アメリカ P) :諸種の副腎皮質ホルモンの発見およびその構造と生物学的作用の発見 |
|
1952年 |
|
・Selman Waksman(ウクライナ→アメリカ) :結核に有効な初の抗生物質であるストレプトマイシンの発見 |
|
1954年 |
|
|
|
・John F. Enders(アメリカ) ・Thomas H. Weller(アメリカ) ・Frederick C. Robbins(アメリカ) :種々の組織培地におけるポリオウィルスの生育能の発見 |
|
1957年 |
|
1958年 |
|
・Joshua Lederberg(アメリカ) :遺伝子組換えおよび細菌の遺伝物質に関する発見 |
|
1962年 |
|
|
|
・James Dewey Watson(アメリカ) ・Francis Harry Compton Crick(イギリス) ・Maurice Hugh Frederick Wilkins(イギリス、ニュージーランド)
:核酸の分子構造および生体における情報伝達に対するその意義の発見 |
|
1963年 |
|
|
|
・Sir John Carew Eccles(オーストラリア) ・Alan Lloyd Hodgkin(イギリス) ・Andrew Huxley(イギリス) :神経細胞の末梢および中枢部における興奮と抑制に関するイオン機構の発見 |
|
1965年 |
|
|
|
・François Jacob(フランス) ・André Michel Lwoff(フランス) ・Jacques Monod(フランス) :酵素およびウイルス合成の遺伝的制御に関する発見 |
|
1970年 |
|
|
|
・Bernard Katz(*ドイツ) ・Ulf von Euler(P スウェーデン) ・Julius Axelrod(P アメリカ) :神経末梢部における伝達物質の発見と、その貯蔵、解離、不活化の機構に関する研究 |
|
1975年 |
|
|
|
・Renato Dulbecco(アメリカ、イタリア出身) →DMEM ・Howard Martin Temin(アメリカ) →逆転写酵素 ・David Baltimore(アメリカ) →逆転写酵素/RAG :腫瘍ウイルスと細胞内の遺伝物質との相互作用に関する発見 |
|
1977年 |
|
|
・Roger Guillemin(フランス) ・Andrzej W. Schally(ポーランド) :脳のペプチドホルモン生産に関する発見 |
|
1981年 |
|
・Roger Wolcott Sperry(アメリカ ) :大脳半球の機能分化に関する研究 |
|
1981年 |
| |
・David H. Hubel(カナダ) ・Torsten Wiesel(スウェーデン) :大脳皮質視覚野における情報処理に関する研究 |
|
1982年 |
|
1983年 |
| ・Barbara McClintock(アメリカ) :可動遺伝因子の発見 |
|
1984年 |
| ・Niels Kaj Jerne(デンマーク)
・Georges J. F. Köhler(ドイツ)
・César Milstein(アルゼンチン/イギリス)
:免疫系の発達と制御における選択性に関する諸理論、およびモノクローナル抗体の作成原理の発見 |
|
1986年 |
|
|
・Rita Levi-Montalcini(P イタリア出身、アメリカ) ・Stanley Cohen(アメリカ) :神経成長因子および上皮細胞成長因子の発見 |
|
1987年 |
|
・利根川進(日本) :多様な抗体を生成する遺伝的原理の発見 |
|
1988年 |
|
|
|
・James W. Black(P イギリス) ・Gertrude B. Elion(P アメリカ) ・George H. Hitchingsk(アメリカ) 薬物療法における重要な原理の発見
|
|
1991年 |
|
1994年 |
|
|
・Alfred Goodman Gilman(アメリカ) ・Martin Rodbell(アメリカ) :Gタンパク質およびそれらの細胞内情報伝達に関する役割の発見 |
|
1998年 |
|
|
|
・Robert F. Furchgott(アメリカ) ・Louis J. Ignarro(アメリカ) ・Ferid Murad(アメリカ)・ :循環器系における情報伝達物質としての一酸化窒素の発見 |
|
2000年 |
|
2001年 |
|
|
|
・Leland H. Hartwell(アメリカ) ・Tim Hunt(イギリス) :不斉触媒による水素化反応の研究 ・Paul M. Nurse(イギリス) :細胞周期における主要な制御因子の発見
|
|
2003年 |
|
|
・Paul Lauterbur(アメリカ) ・Sir Peter Mansfield(イギリス) :核磁気共鳴画像化法に関する発見 |
|
2004年 |
|
|
・Richard Axel(アメリカ) ・Linda B. Buck(アメリカ) :におい受容体および嗅覚システムの組織化の発見 |
|
2005年 |
|
|
・Barry Marshall(オーストラリア) ・Robin Warren(オーストラリア) :ヘリコバクター・ピロリ菌およびその胃炎や胃潰瘍における役割の発見 |
|
2006年 |
|
|
・Andrew Fire(アメリカ) ・Craig Mello(アメリカ) :RNA干渉-二重鎖RNAによる遺伝子サイレンシング-の発見 |
|
2007年 |
|
|
|
・Mario Capecchi(アメリカ) ・Martin Evans(イギリス) ・Oliver Smithies(アメリカ) :胚性幹細胞を用いての、マウスへの特異的な遺伝子改変の導入のための諸発見 |
|
2011年 |
|
|
|
・Bruce Beutler(アメリカ) ・Jules A. Hoffmann(フランス) :自然免疫の活性化に関する発見 ・Ralph M. Steinman(カナダ) :樹状細胞と、獲得免疫におけるその役割の発見 |
|
2012年 |
|
|
・Sir John B. Gurdon(イギリス) ・Shinya Yamanaka(日本) :成熟した細胞に対してリプログラミングにより多能性(分化万能性)を持たせられることの発見 |
|
2014年 |
| | |
・John O'Keefe(米/英) ・May-Britt Moser(ノルウェー) ・エドバルド・モーセル(ノルウェー) :脳内の空間認知システムを構成する細胞の発見 参考1/2 |
|
2016年 |
|
2018年 |
|
2021年 |
|
2022年 |
|
・Svante Pääbo(スウェーデン) :絶滅したヒト族のゲノムと人類の進化に関する発見1/2 →Nav1.7 |
|