構造と機能│痛みの伝導系│ ←→侵害受容反応/伝導路/疼痛抑制機構/pain matrix

  • 私たちが痛みを感じるまでに、多くの神経系の構造が関与している。
  • そこには、変換 transduction、伝導 conduction、伝達 transmission、修飾 modulation、知覚 perception、認知 cognitionなどの行程が存在する。

  •  痛み情報の発生
       ↓
    ・侵害刺激は侵害受容器で、電気信号に変換される(-インパルスの発生)。
      侵害刺激---侵害性機械刺激、侵害性熱刺激、発痛物質による刺激
       ↓神経障害性疼痛などでは、侵害受容器は関与しない。)
     痛み情報の伝導
       ↓
    ・痛みの伝導路をインパルスが伝導する。
    ・シナプスでは、神経伝達物質を介して痛み情報が伝達される。
    ・その過程で様々な修飾を受ける。
     痛みの認知・痛みは脳の広汎な部位が活動して認識される。