魚雷観音

魚雷観音

2018年6月はじめに学会で京都に行きました。今回は学会前日の理事会から始まって、最終日最後のプログラムのビジネスミーティングまでいたので週末ずっと京都にいました。理事会は金曜日午後ということで、出席するために会社の方は有休を取りました。そして、少し早めに行って観光をしました。場所は嵐山付近を散策しました。立派なお寺を一つ観て、「これはかつて我が家の定番カレンダーだった、シオノギ卓上カレンダーか国鉄壁掛けで絶対に観たことがある」と思える景色を観てきました。その、普通の感じのやつはいいとして、そのカレンダー寺の付近で気になるオブジェを見つけました。

まず、このネーミングにひっかかりました。「魚雷観音」平和なイメージの観音様と戦争なイメージの魚雷、このミスマッチな組み合わせが、他のオブジェとは何か惹きつけるものを持っていました。

この魚雷は、インプットしたスクリュー音を追尾する仕組みでもなく、あらかじめプログラムされた航路を進む仕組みでもなく、人がマイクロプロセッサ代わりに搭載されていたそうです。

作戦に関わった多くの方が亡くなっていますので、その方々を慰める観音様ということだろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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