2019年度のACP internal medicine meetingが4月11-13日の日程でPhiladelphiaで開催されました。
ACP日本支部の前支部長の上野文昭先生、新支部長の前田賢司先生やPRC副委員長の北野夕佳先生方から写真や記事をいただきましたので、記載させていただきます。
まず、上野先生から下記のように嬉しいご報告がありました。
先日Philadelphiaで行われたACP支部長会議のあと、数々の授賞式を兼ねた食事会がありました。
日本支部はまず最初に昨年に引き続きChapter Excellence Awardを受賞しました。これは本部の指定した一定の基準を満たす活動成果をあげた支部に贈られるもので,他の多くの支部とともに受賞に至りました。
さらにcompetitiveなAwardとして、John Tooker Evergreen Awardがあります。この賞は支部を活性化させるための革新的な活動を評価するもので、今年は25支部から28件の応募がありました。この賞にnominateするだけで高い評価をうけるのですが、大変ハードルが高く、今年応募したのは全支部の3分の1未満です。そうした各支部の自信作がひしめき合う中,日本支部は他の4支部と共にこのEvergreen Award Winnerに選ばれました。海外支部では唯一のものです。
その受賞理由を選考委員会ChairのDr. Michael Tanの文面を引用しお知らせします。
Your submission, “In the Clinic: Japanese Translation Project,” captures the spirit of innovation that the John Tooker Evergreen Awards Program seeks to recognize. The Chapter subcommittee felt this was an outstanding initiative that demonstrates a powerful way that ACP international chapters can be active at the local level. Subcommittee members commended this program
for not only being innovative, but provides member
encouragement, engagement, and recruitment/retention all in one.
This program is a great model for other international chapters.
というように、最大限の賛辞をいただきました。
このプロジェクトを企画提案され、実務を率先して牽引されてきたPublic Relations Committeeの北野夕佳副委員長,グループを見事に統率された大島康雄委員長、原眞純副委員長、当初責任者となられていた安藤聡一郎前委員長(現理事)、そして実際の翻訳作業に携わった熱意溢れるプロジェクトメンバーの先生方に心より感謝いたします。また忘れてならないのは事務局の皆さまのサポートで、特に事務局の作成した応募文は選考委員の心を鷲掴みするような秀逸な内容でした。
現在も多くの委員会が素晴らしい活動を続けていますので、次のAwardも大いに期待しております。
また、北野夕佳先生からは
ACP日本支部が、In the Clinic 翻訳プロジエクトが認められて、Evergreen Awards授賞しました!翌日のACP新聞に掲載されました。
In the Clinic 翻訳プロジェクト2ndシーズンも近く募集いたしますので是非ご応募ください。
And a happy reunion at Fellowship Convocation Ceremony with my residency classmate and attending from Virginia Mason Medical Center!!
この”In the Clinic: Japanese Translation Project”は多くの先生方の協力によって成功しました。
下記にこのProjectに尽力してくださいました先生方を記載させていただきます。
In The Clinic翻訳プロジェクトメンバー
企画
・In The Clinic翻訳プロジェクトリーダー、PRC副委員長
聖マリアンナ医科大学 横浜西武病院 救命救急センター 北野 夕佳
・PRC委員長
ノバルティスファーマ株式会社 安全性・再審査統括部 大島 康雄
・PRC副委員長
帝京大学医学部附属溝口病院 第四内科学講座 原 眞純
・In The Clinic翻訳プロジェクト補佐
明石医療センター総合内科 官澤洋平
・監修PRC委員
東京女子医科大学 総合診療科 川名正敏
力田病院 内科 小野広一
西伊豆健育会病院 内科 西村光滋
あらまき内科クリニック 荒牧昌信
川田内科医院 川田秀一
きたじま田岡病院/徳島大学 板東浩
筑波大学医学医療系 呼吸器内科 森島祐子
平野内科クリニック 平野昌也
産業医科大学病院 感染制御部 鈴木克典
国立国際医療研究センター国府台病院 呼吸器内科 大藤貴
なかたクリニック 院長 中田壮一
医療法人アリエス まみ内科クリニック 院長 宮地真由美
札幌東徳洲会病院 総合診療部 安尾和裕
相澤病院 総合内科 山本智清
東京医科歯科大学初期研修医 大竹眞央
・翻訳監修
大阪赤十字病院 第一消化器内科部長、消化器内科統括部長 大崎往夫
やまと在宅診療所大崎 院長 大蔵暢
東京ベイ浦安市川医療センター 総合内科 平岡栄治
東京女子医科大学総合診療科・循環器内科 川名正敏
帝京大学医学部附属溝口病院 神経内科 馬場泰尚
帝京大学医学部内科学講座 消化器内科 山本貴嗣
・IN THE CLINIC翻訳チーム
水戸協同病院チーム
水戸協同病院 小林 裕幸、児玉 泰介、児玉 祐希子、内田 卓郎、伊藤 慶、橋本 恵太郎、片山 真穂
東京都立多摩総合医療センター 島田 薫
熊本大学チーム
熊本大学 松井 邦彦、谷口 純一、田宮 貞宏、佐土原 道人、小山 耕太、前田 幸祐
神戸大学チーム
神戸大学 森 寛行、乙井 一典、森 健太
加古川中央市民病院 金澤 健司
聖路加国際病院チーム
聖路加国際病院 感染症科 松尾 貴公
聖路加国際病院 内科 木下 雄仁、金 允泰、中村 友昭、西澤 俊紀
神戸赤十字病院 呼吸器内科 杉本 裕史
聖路加国際病院 外科 難波 俊文
千葉大学 心臓血管外科 西織 浩信
東海大学チーム
東海大学 柳 秀高、沖 将行、峠田 晶子、真鍋 早季、桑野 公輔
名古屋第二赤十字病院チーム
名古屋第二赤十字病院総合内科 横江 正道、吉見 祐輔、久田 敦史、末松 篤樹、宮川 慶、竹内 元規、礒田 翔
名古屋医療センター総合内科 安藤 諭
愛媛大学チーム
愛媛生協病院 原 穂高、尾﨑 達也、水本 潤希
慈恵大学病院 竹越 大輔
明石医療センター・高槻病院チーム
高槻病院 総合内科 筒泉 貴彦、平山 沙織、三木 綾子
明石医療センター 総合内科 官澤洋平、世戸博之、大西 潤、辻本 泰貴、水木真平
東京大学チーム
東京大学 江頭 正人、泉谷 昌志、林 幹雄、大沢 樹輝、大山 貴司、岡本 耕、後藤 隆之介、千葉 滋
横浜市立大学チーム
横浜市立大学医学部 太田 光泰、稲森 正彦
神奈川県立足柄上病院 吉江 浩一郎、岩渕 敬介、倉上 優一、安田 優
横浜保土ケ谷中央病院 八百 壮大
・QC担当 慶応大学チーム
慶應義塾大学医学部漢方医学センター 吉野 鉄大
横浜市立大学医学部血液・免疫・感染症内科 加藤 英明
慶應義塾大学医学部血液内科 住谷 智恵子
慶應義塾大学医学部精神神経科、東京武蔵野病院 山本 玲美子
慶應義塾大学医学部血液内科・永寿総合病院 山口 健太郎
社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院 二川真子
兵庫県立こども病院 広田幸穂
慶應義塾大学病院 丸山 篤志、栁下 陽香
長野医療生活協同組合 長野中央病院 平野 翔大
・薬剤チェック
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 薬剤部 中薗 健一、勝 綾香
次回のACP internal medicine meetingは4月23-25日でLos Angelesで行われるそうです。ぜひ、ご参加ください。
(PRC委員 宮内隆政)