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Category: ニュースレター

Posted on July 4, 2018July 14, 2018

acp-exchange 514 事務局交代のご挨拶とご連絡

事務局変更のお知らせです。
​(PRC 原 眞純​)

ACP日本支部会員各位

平素より大変お世話になっております。
このたび、ACP日本支部の事務局を7月1日より、ReasonWhy様より
引き継がせていただくことになりました、有限会社ビジョンブリッジの田野と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

事務局の担当は以下の通りでございます。

窓口:槇本香月(Kazuki Makimoto)
補佐:津村プリヤ(Priya Tsumura)
統括:田野紀子(Noriko Tano)

連絡先については、以下の通りでございます。

電話番号:03-5946-8576
E-mail:office
※メールアドレスにつきましては、変更はございません。

以上、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

田野紀子(Noriko Tano)

***********************************************************
ACP Japan Chapter

Shin-Kagurazaka Building 2F, 43 Tansumachi, Shinjuku-ku
Tokyo 162-0833, Japan
Phone: +81 3 5946-8576 Fax: +81 3 5229-6889

一般社団法人米国内科学会日本支部事務局
〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル2階
有限会社ビジョンブリッジ内

E-mail:office
http://www.acpjapan.org
***********************************************************

Posted on July 2, 2018July 14, 2018

Drʼs Dilemma に参加して(2)

先のACP日本支部総会におけるDoctor’s Dilemmaで見事優勝した東京ベイ・浦安市川医療センターチームの高野敬佑先生からの寄稿(日本語ver)です。是非、ご覧ください。(PRC 小尾佳嗣)

 この度、京都大学で開催されたACP日本支部のDr’ Dilemmaに参加させて頂きました。パ-トナーにも恵まれ優勝する事ができ、2019年にフィラデルフィアで開催される本選に日本支部代表として参加することになりました。簡単ではありますが、当日の報告をさせて頂きたく思います。
 私はACPの会員ではありましたが毎年京都で行われている日本支部には参加したことはなく、もちろんDr’ Dilemmaという企画の存在も知りませんでした。しかし今回参加してみて、非常に教育的なセッションが多く、充実した2日間を過ごす事ができたと感じています。京都へのアクセスが大変という方もいるとは思いますが、その労力をはるかに上回るものを得られるので、ぜひ1度は参加してみることをお勧めします。
 Dr’ Dilemmaは2日目に行われました。合計20チーム以上が参加していました。予選と決勝の2部構成で、予選ではスマートフォンを使って回答する方式でした。問題の内容はCBT~国家試験レベルで一見簡単ですが、その分1問のミスも許されないレベルの高い争いとなることが予想されたためかえって緊張しました。結果は4問間違いの4位で通過することができました。
 10分ほどの休憩を経て決勝が始まりました。総合内科、感染症、膠原病、腎臓内科、血液内科の5分野から10、20、30、40、50点の5問が出題される形式でした。10~30点は早押しの問題でしたが問題はそれほど難しくなく、各チームが一斉に押している状況でした。我々も必死になってボタンを押しましたがなかなか回答権が得られず、気づいたらトップのチームとは100点ほど差がついていて非常に焦りました。
 40、50点問題は各チームが一斉に回答する方式でした。問題の難易度はやや上がりますが、確実に回答権が与えられ、何よりパートナーと議論してから回答する事ができました。ほぼ全問に正解し、気づいたら2位の状態で最終問題に臨む事ができました。
 最終問題は診断当てでした。自分が診たことがない疾患を鑑別として書くのには抵抗がありましたが、典型的な症例であり自信を持って回答する事ができました。最終問題は持ち点のうち好きなだけかける方式だったのですが、持ち点を全てかけ、結果的に逆転する事ができました。
 振り返ってみると点数は拮抗しており、厳しい戦いでした。運によるところも大きかったと思いますが、我々が優勝する事ができた要因の1つに、当院の総合内科では全員がMKSAPを購入して自己学習教材としている点があると思います。当日は多くのスタッフが応援してくださり本当に良い研修環境だと思っています。もし当院での研修に興味を持たれた方がいらっしゃいましたらご一報いただけると幸いです。
 末筆ではありますが、このような貴重な体験を与えて頂いたACP日本支部の先生方、開催にご尽力されている方々に心から感謝を申し上げたいと思います。多くの方に興味をもって頂き、年々レべルが高くなっていくことを切に願います。
東京ベイ・浦安市川医療センター
高野 敬佑
Posted on June 28, 2018July 14, 2018

Drʼs Dilemma に参加して

先のACP日本支部総会におけるDoctor’s Dilemmaで見事優勝した東京ベイ・浦安市川医療センターチームの内山秀平先生からの寄稿(日本語ver)です。是非、ご一読ください。(PRC 小尾佳嗣)

この度、京都にて開催されました米国内科学会(ACP)日本支部総会におきまして、Dr.’s dilemmaで優勝をおさめ、2019年に行われるPhiladelphiaでの本選に出場する機会を頂くことができました。日本全国の名だたる病院の若手医師が集まる中、優勝という最高の形で終えられたことは私にとって大きな驚きであり、また同時に喜びになりました。これからPhiladelphiaにおける本選に向けてさらに知識を高め、本番ではできる限りの力を尽くし、悔いのないように取り組みたいと考えております。

出場者にとってのこのイベントの最大の魅力は、日常のトレーニングの成果を試す機会が得られることであると感じています。日々の診療は一つの施設内で行われるため、自身の医療知識やスキルを相対的に評価する場面はなかなかありません。今回のDr.’s dilemmaは、非常に限られた領域ではありますが内科医師としての力を他施設の若手医師の皆様と比較する非常に良いチャンスとなりました。この文を読んでいる初期研修医・後期専修医の皆様、自身の力試しと考えて、ぜひ奮って来年以降の本イベントへの参加をご検討ください。

今回優勝することができた理由は、第一に、当院ではMKSAPによる自己学習を推奨しているため、それに取り組み日々の医学知識の研鑽を重ねたことが考えられます。第二に、チームワークが良かった点もあるかもしれません。高野先生と私は後期専修医としての同期ですが、それ以前に初期研修医として同じ施設で勤務していました。気心がよく知れていたのでお互い遠慮せずに回答できるため、クイズでは相互に知識を補完しあいながら協力し、その結果、後半はほとんど全問正解することができました。しかし何より、私たちの最大の力の源は当院の指導医の先生方が作り出す日々の素晴らしい教育環境と、全国各地から集まった切磋琢磨できる素晴らしい同期の皆であると感じています。優勝はもちろん嬉しいことではありますが、当院での日々の努力が正しい方向に働き、医師としての力が育っていると実感できたことが何よりも嬉しく感じられました。

私たち二人だけの力では、優勝には到底たどり着かなかったでしょう。今回の優勝は東京ベイ・浦安市川医療センターの総合内科全員で勝ち取ったものであると考えています。この機会に、日々お世話になっている皆様にあらためて感謝を申し上げます。

そして、このような貴重な機会をいただくことができましたACP 日本支部の諸先生方に感謝を申し上げ、優勝報告といたします。

 

東京ベイ・浦安市川医療センター

内山秀平

Posted on June 26, 2018June 28, 2018

グローバルキャリアのすヽめ

国際交流プログラム委員会 (IEPC)より、“グローバルキャリアのすヽめ−Why not pursue a global career path?”と題したパネルディスカッション形式のランチョンセミナーの報告を頂きましたので、PRC委員会からも広報いたします。(PRC 前田正彦)

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グローバルキャリアのすヽめ

The International Exchange Program Committee

International Exchange Program Committee (IEPC)では、“グローバルキャリアのすヽめ−Why not pursue a global career path?”と題したパネルディスカッション形式のランチョンセミナーを開催しました。パネリストとしてご登壇頂いた5名の先生方には、お一人ずつ簡単な自己紹介とご自身のキャリアパスをご提示頂いた後、それぞれの視点で「なぜグローバルなキャリアを勧めるのか」について語って頂きました。

山田先生

現役米国レジデントの山田先生からは日米間での臨床研修システムの違いについて、また人種の多様なニューヨークで働くことにより得られる刺激や、医師以外のニューヨーク在住日本人との交流についても言及がありました。

小原先生、金城先生

小原先生からは、世界トップクラスの米国の研究室でもがき苦しみながらも最終的に周囲やボスの信頼を得るに至った経過を振り返りながら、偶然が支配するように見える人生のキャリアパスにおいても、実は好奇心や粘り強さ、柔軟性、楽観性、リスクテイクといったことがとても大切だということ(「計画された偶然理論」というのだそうです)などをお話頂きました。金城先生からは、米国でフェローとしてご活躍中の間のご出産や子育てのご経験や、米国でMPHを取得された際に築かれたメンターや周囲との人的繋がりがその後のご自身の活動にも大きな影響を与え続けていることなどを語って頂きました。武田先生からは、成人の学びはそれぞれが抱える課題や問題に基づいて導かれること、過去の経験は学習のための貴重な資源であるとの指摘した上で、卒後年数がある程度たってからの留学も学ぶ意義が大きいことをご自身の経験を振り返りながらお話頂きました。また、子ども連れの留学ならでは経験できる貴重な体験についても興味深いエピソードを交えながらお話を頂きました。筒泉先生からは、米国へ臨床留学するために必要なことを具体的に提示頂きました。USMLEの高スコアや説得力のあるPersonal Statementといったハード面のみならず、絶対にやり通す強い意志、また臨床留学に通じた外部のサポートなども必要であることなどを語って頂きました。また、米国臨床留学は厳しいが不可能ではないこと、成功するためには情熱と冷静な戦略を併せ持つことが必要とのメッセージも頂きました。

質疑応答では英語の学習法、特にスピーキングの上達法に話題が及びました。英語学習には終わりがないということがパネリストの先生方の多数の意見でしたが、一方で必ずしも“正しい英語”を話すことを意識し過ぎる必要はないとのコメントも頂きました。また、パネリストのお一人から、医療を必要としているのに受けられない外国人の方々が日本には少なくないこと、そのような方に手を差し伸べることも “グローバルな活動”だとのご意見を頂きました。

質疑応答の最後には、黒川清初代ACP日本支部長から、たとえ短期間であっても若い間に海外を自分の目で見てくることの大切さについて強いメッセージを頂きました。1時間のランチョンセッションでしたが、参加者の皆さんがグローバルキャリアの道へ一歩足を踏み出すきっかけなれたとしたら、本セッションを企画したIEPCとして非常に嬉しく思います。

謝辞:武田裕子先生にはIEPCメンバーではないにも関わらずパネリストの一人としてご参加頂き、そして素晴らしいお話を頂き有難うございました。また初代支部長の黒川清先生、前支部長の小林祥泰先生には本セミナーに足をお運び頂きまた貴重なメッセージを頂き感謝申し上げます。

Posted on June 20, 2018June 23, 2018

HPPC/CMCより年次総会の報告

今回、HPPC/CMCの小山雄太先生より2018年度の年次総会の報告をいただきました。小山先生たちは皆さんも興味のある「FACPへの道」ということで講演されておりました。ぜひ、この報告を読んでFACPを深く理解してください。(PRC委員 宮内隆政/志村華絵)

Health and Public Policy Committee〜Credential/Membership Committee(HPPC/CMC)共同企画

「FACPへの道 - なぜ、そしてどのようにそれを目指すのか- 」

日本海総合病院 腎臓膠原病内科

小山 雄太 MD, FJSIM, FACP

ACP日本支部年次総会2018の2日目、6月3日の午前に、HPPCとCMCの共同企画として上記タイトルでセッションを開催した。ACP日本支部には2017年7月1日現在で320名のFACP,6名のMACPがおられるが、その方々はどのような思いでFellowを目指されたのか、Fellowになることでどのような違いが日常業務に生まれたのか、今後どのように活動していきたいか、といったことを聴くことで、より多くの方がFellowを目指しFACPになってもらいたいという意図があったからである。企画提出時に、Fellow申請の手順などをアナウンスすべくセッションを企画されていたCMCの皆さんと、企画の方角が一緒なので一緒にやりましょうということで共同企画にさせていただくことになった。

セッションでは、まず趣旨説明のあと、米国内科学会Internal Medicineで行われるConvocationのビデオ映像を供覧した。今回の企画にあたり、acp-exchangeなどで事前アンケートを行い、FellowやMasterの方々にはFellowになった経緯や昇格後の変化などについて、Memberの方々にはFellowのイメージや目指しているかどうか、Fellowになることで自身がどのように変化すると思うか、などについて回答を募っていたので、Convocationのビデオ供覧に次いで、その結果をセッション中に発表して、回答内容をもとにディスカッションを行った。今回、コメンテーターとして上野文昭・現支部長と前田賢司・次期支部長のお二人にご登壇いただけたことで、本企画に一本芯がしっかり入り、参加された皆さんにも両委員会委員にもより意義深いメッセージが伝えられることになった(両先生には会期中ご多忙にも関わらず本セッションにご登壇いただきありがとうございました.心より感謝申し上げます)。MemberやFellowになった時の動機は様々であったが、Fellowになることで誇りや自信、責任感など、医師という職業を継続するうえでの精神的な動機付けが付与されることが多いような印象であった。

これらの情報交換のあと、Fellowを申請するためのステップについて解説があり、セッションのまとめを行って終了となった。申請ステップの解説により、参加された方々にとってはFellow取得への道程がより明解になったことと思われる。熱心に聴講してくださっていた参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

本企画を契機にFellowを目指す方がより多くなることを願っているが、ひいてはこのような企画が繰り返されることによってACP日本支部会員がより多くなることが両委員会一同の望みでもある。

Posted on June 19, 2018June 23, 2018

ACP’s International Fellowship Exchange Program (IFEP)のお知らせ

IEPCの牧石徹也先生から、IFEPのお知らせを頂きましたので、PRC委員会からも広報いたします。是非、ご応募をご検討ください。
(PRC 前田正彦)
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ACP会員の皆様方
ACP米国本部より、北米を除くACP支部会員を対象とした奨学金付きの4週間の臨床見学プログラムについて、参加者募集の連絡がありました。
ACP日本支部WebsiteのWhat’s Newのコーナーにも掲載されましたが、改めてMLにてご連絡致します。非常に魅力的なプログラムですので、是非、ご応募をご検討頂ければと存じます。
ACP’s International Fellowship Exchange Program (IFEP):
・参加者は、米国またはカナダのアカデミックな病院で、1ヶ月間、内科または専門内科を4週間、臨床見学をすることができます。
・ご自身の関心のある疾患や領域について、その予防や診断、管理が米国のアカデミックな病院でどのように行われているかを直に体験することができます。
・どの病院で見学を行うかについては、ACP本部が参加者の関心のある領域などを考慮して決定します。
・臨床見学の時期は、2019年3月か4月が望ましいとされています。
・参加者は、2019年4月にPhiladelphiaで開催されるACP年次総会への参加費用がACP本部から支給されます。
応募締め切り:2018年8月1日
プログラムの詳細は、米国本部websiteをご参照ください。
www.acponline.org/IFEP
応募される場合には、日本支部にもご連絡をください。
日本支部連絡先
ACP日本支部国際交流プログラム委員会事務局
email: office@acpjapan.org
書類は、米国本部の指定のemailへ直接ご提出ください。
これまで、日本からも1名、2012-13年にご参加されています。
(米国本部websiteのIFEPのwebsiteに過去の参加者が掲載されています)
ACP日本支部国際交流プログラム委員会
委員長 矢野晴美
副委員長 牧石徹也
Posted on June 15, 2018June 28, 2018

Overcoming the Challenge to the World ! Dr’s Dilemma, ACP Internal Medicine 2018,

岡山大学病院総合内科の西村義人先生より、Dr’s Dilemmaへの参加報告を頂きましたので、PRC委員会からも広報いたします。 (PRC 前田正彦)

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Overcoming the Challenge to the World !
Dr’s Dilemma, ACP Internal Medicine 2018,

岡山大学病院 総合内科/RFC広報委員 西村義人

 「英語が母国語のチームに如何に立ち向かうか」、少しでも良い結果を残すべく2018年度ACP 2018年度総会に向けて出国しました。Dr’s DilemmaはACP Chapterを有する州、地域、諸国から約50の代表チームが集い、内科の知識を競う、いわばチーム対抗全米クイズ大会です。クイズ大会というと陳腐に聞こえるかもしれませんが、Dr’s Dilemmaに向けて丸一年かけて準備している州もあるほど、価値のある大会です。今回、2017年ACP日本支部総会で開催されたDr’s Dilemmaで準優勝となり、優勝チームメンバーの練馬光が丘病院のお二人とタッグを組み、日本代表としてこの栄誉ある大会に参加しました。過去に日本チームは予選突破を果たしたことがなく、必然的にそれが大目標となりました。約50チームある中で、予選通過できるのは上位20チームと狭き門ですが、全力で挑みます。

予選は5チーム程度の小グループに分けて開催され、各小グループの上位2チームが準決勝に進むことが出来ます。我々のチームには強豪Washington州、Massachusetts州がおり、上位チーム常連組との勝負に不安を抱えつつも思い切って突撃。クイズのスタイルは一問一答方式で、まずスクリプトが読み上げられた後に文章が表示されるため、リスニング能力と反射神経が要求されます。日本チームはなんとかプラスの点数(問題を誤答すると点数が引かれる)で最終問題に挑みましたが、予選4位で準決勝進出ならず。Massachusetts州を上回ったのは収穫でしたが、来年以降にもこの経験を生かしていこうと思います。また、総会自体は非常に大規模で、日本を代表する世界レベルの先生方との交流も図ることができ、まさに千載一遇のチャンスをつかんだという思いでした。最後になりましたが、今回Dr’s Dilemmaに出場するにあたりACP日本支部から旅費及び参加費の一部をサポートいただきましたことに御礼申し上げると共に、温かい応援をしてくださったACP日本支部、自施設の皆様に感謝申し上げます。

出場メンバー

練馬光が丘病院 総合診療科 三高隼人

練馬光が丘病院 総合診療科 松本朋弘

岡山大学病院 総合内科 西村義人

Dr’s Dilemma

 

Posted on June 15, 2018June 23, 2018

第3回RFCセミナー 盛況にて終了!

岡山大学病院総合内科の西村義人先生より、第3回RFCセミナー報告を頂きましたので、PRC委員会からも広報いたします。(PRC 前田正彦)

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第3回RFCセミナー 盛況にて終了!

岡山大学病院 総合内科/RFC広報委員 西村義人

「あなたも世界の内科医に」を標語に、若手医師をターゲットに開催しているRFCセミナー、第3回を2018年4月15日に開催しました。今回は即戦力となる内科知識のブラッシュアップを目指すA会場、医学教育力向上を目指すB会場の二本立ての企画です。年度初めにも関わらずA会場 43名 / B会場 19名の計62名の参加登録がありました。A会場ではDr’s Dilemma形式の症例クイズを通じて臨床力を鍛えるRFC企画「Visual Diagnosis」、聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 北野夕佳先生による「実践!5分間ティーチング」、順天堂大学医学部附属練馬病院 坂本壮先生による「意識障害へのアプローチ」の三本立て。B会場では橋本忠幸先生を中心に「Residents as Teachers」をテーマに双方向性ワークショップを開催しました。参加者からのフィードバックも良好で、非会員40名程度、当日の会員登録が7名と、新規会員のリクルートという意味でも大成功だったと思います。今後も第4回、第5回と、継続運営及び発展を目指し、上月委員長を中心にRFC一同頑張って参ります。

Posted on June 13, 2018June 23, 2018

岸誠司先生のACP2018参加とFACP昇格記事

徳島大学病院腎臓内科の岸誠司先生から、New Orleansで開催されたAmerican College of Physician(ACP) Internal Medicine 2018の参加の報告とFACP昇格の報告を頂きましたので、PRC委員会から広報いたします。(PRC 宮内隆政)

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自身にとっての原点を維持すること 研修医時代の恩師とともに

徳島大学病院 腎臓内科 岸 誠司

ACP Japan chapterの皆様はじめまして。この度FACPに昇格いたしました、徳島大学腎臓内科の岸 誠司と申します。今回のFACP昇格にあたり、寄稿の機会をいただきました。誠に光栄なことであり、さらには舞鶴市民病院時代に医師としての基礎を身につけさせていただいた松村理司先生のHonorary FACP昇格と同時期ということも重なり(写真1)、今回この場を借りてFACP取得までの道のりを振り返らせていただきたいと思います。

  • 内科医としての初期研修

私は徳島の田舎の出身で(やまびこ打線で有名になった池田高校のある、現徳島県三好市出身です。)。医師というとなんでも診てくれる内科の先生が自分の抱いている医師像でした。大学卒業後、何も迷うことなく内科医になることを選択し、日本の臨床研修の原点ともいうべき市立舞鶴市民病院でみっちりと内科医としての基礎をたたきこんでいただきました。医師にも働き方改革の波が押し寄せる昨今ではありますが、当時は月曜早朝から日曜の深夜まで、自己の医師としての能力を高めることに全力を注ぐ若い医師の集まりがそこにはありました。日々の回診、夕方のフィードバック、Common diseaseからrare diseaseまで病歴・身体所見からせまる臨床診断、臓器のみならず原因菌をも同定したうえで進める感染症治療、幅広い疾患をバックアップの元経験できる救急医療、教育にたけた米国人医師によるカンファレンスなど、現在でもどこを探してもないような理想の研修環境がそこにはありました。まさに“三つ子の魂100まで”の医師版“研修医時代の医師としての姿勢が医師人生を決める”であり、私の医師としての根幹はこの時期にしっかりと形成されたのは間違いありません。

  • スぺシャリスト(腎臓内科医)として学んだこと

舞鶴市民病院での研修の後、兵庫県立尼崎病院で腎臓内科医として研鑽を積みました。非常に症例の多い忙しい病院で、腎炎ネフローゼから緊急透析症例、さらには全身疾患の中の部分症としての急性腎障害など非常に多彩な症例を経験しました。また、ちょうどCKDや心腎連関などの概念が広がり始めた時期でもあり、伝統ある循環器内科のアクティビティが高いこともあって、腎臓内科医としていろいろな意味で鍛えられました。一方で腎臓内科医である前に総合内科医であるというプライドをもって働いておりました。当時は総合内科はなく、腎臓内科は全身を診る科という上司の理解もあり、“うちじゃないといわない”という精神で多くの症例に関わらせていただきました。これだけにとどまらず、舞鶴魂で積極性を発揮し、舞鶴市民病院で学んだ腹部エコーを継続する機会も頂き、もう一歩進んで消化管内視鏡の研修もさせていただくことが出来ました。

ちょうど現在の臨床研修制度が始まった時期でもあり、研修医教育にも積極的に関与することができました。先述のとおり、当時は尼崎病院には総合内科はなく、腎臓内科に入院する症例をみながら舞鶴で教わったこと、身に着けたことを後輩医師に伝えるべく努力しました。それは初代最優秀専攻医(研修医の投票で選ばれる指導医の表彰です)選出として評価を頂く機会につながり、とてもよい自信になりました。

尼崎病院の総合内科の立ち上げの際にも少しだけ関わることが出来ました。現在科長である吉永先生を藤本卓司先生、川島篤志先生のおられた市立堺病院にお連れし、総合内科を見学させていただいたこともよい思い出です。

総合内科専門医を尼崎病院在職中に取得しました。同僚の先生の情報でアメリカ内科学会に入会できるとのこと、舞鶴市民病院OBの血が騒ぎ、さっそくアメリカ内科学会に入会しました。

  • 大学病院の医師として、大学院生として

腎臓内科後期研修を終え、次のステップを考えました。病院を移り、さらなる研鑽を積むことも考えたのですが、自身の中に“米国留学”という次の目標が生まれました。とはいえ、USMLEを受ける、という選択肢には自分は至らず、徳島大学に帰り、学位を取って研究留学する、という目標を立てました。徳島大学に帰り、腎臓内科医員としての診療を開始し、併せて土井俊夫教授のもと基礎研究を始めました。地方国立大学は尼崎病院時代に始まった臨床研修制度の影響をもろに受けている感じでした。当時の医局の上司の先生に、FACPという制度があることを教えていただきました。その頃はとても遠い存在に感じており、FACPを目指す、ということは考えていませんでした。

  • 米国留学

学位取得後、Harvard Medical School/Brigham and Women’s Hospital, Renal Division, Bonventre Labに留学しました。文字通り、留学先を探すところからのゼロからのスタートでした。自身のCVと学位論文を持ち込み、直接交渉をしました。結果、なんとかボストンにたどり着き3年間ポスドクとして基礎研究を行いました。研究室での本業に加え、日常生活、ヒトとの出会い、すべてが刺激の連続でした。舞鶴時代に多くのアメリカ人医師と接していたことが自分の中で大きな自信でした。そして、今回のACP総会に留学時代のボスも演者として来られておりました。写真2

そして今回留学から帰国し、FACP申請、昇格に至りました。

  • まとめ

以上振り返ってみますと、医師になってからのキャリアすべてが今回のFACP昇格につながっていたと考えられました。さらには、すべての過程において、舞鶴市民病院で身に着けた医師としての基礎があって、次のステップに進めたと確信できました。Diversityは世界を取り巻くkey wordでありますが, 私自身も上記のとおり、総合内科診療、臓器専門医、医学研究者としての様々なキャリアを積むことができました。これからもジェネラルとスペシャル、臨床医と医学研究者、の間を往復しながら進んでいきたいと考えております。今後も多くの内科医師の方がFACPを目指され、そして昇格されることを願って今回の体験記を終えさせていただきます。

Posted on June 11, 2018August 3, 2018

Greetings from Dr. Muruganathan (Governor of ACP India Chapter)

 

Date: June 9th, 2018

Dear Brothers and Sisters, Greetings!

Thank you for inviting me to attend the ACP Japan Chapter Annual Meeting 2018. I thank Governor ACP Japan Chapter Dr. Fumiaki Ueno and family for the nice welcome and hospitality. You have chosen the right theme “Mind & Arts as Essentials for Internists: Beyond Evidence & Technology”. The practicing medicine is both science and art. Science of uncertainty and art of probability.

The arrangements, the venue, the registration procedures were really good. The workshop on Statin was very innovative and involved everyone. The participants in the workshop were made to ask clinical questions and also were made to use the internet to search the latest guidelines and articles relevant to the topic. There were debates whether they can trust the answer

they found.

The participant clearly understood the 5 steps of evidence based medicine. With the above background applying and sharing the decisions with the patient was also highlighted. I understood in Japan they use only small dose of Statin to reduce cholesterol. On the whole the workshop was simple and

complete to cover all the points regarding Statin usage.

I could attend only one workshop. There were other useful interesting topics in other halls like How to evaluate jugular venous pulse at bedside – you can do it, from now on, Minds and arts for end of life discussions through case discussions of cancer patients at terminal stage, A workshop to write “letter to the editor” and etc.

We had a good lunch with the dignitaries who include Dr. Jack Ende Past President ACP, Governor Dr. Fumiaki Ueno, Dr. Kenji Maeda Governor Elect and others. Regarding the session on hypertension there was an initial discussion about how to develop guidelines. During my talk on “Recommended Treatment Protocol for Improving Management of Hypertension Globally” I recommended the following 2 protocols.

HYPERTENSION PROTOCOL – SINGLE PILL COMBINATION AS FIRST-LINE TREATMENT

HYPERTENSION PROTOCOL – CALCIUM CHANNEL BLOCKER AS FIRST-LINE TREATMENT

There were lot of questions on hypertension regarding the definition, the target especially for elderly population etc. I always used to promote home blood pressure monitoring in my country. I am very happy to know most of the patients in Japan are using the home blood pressure monitoring. Ambulatory Blood Pressure Monitoring (ABPM) is ideal but it is not practical. Sooner there may be some devices like wrist watch which can record ABPM very easily. There were lot of discussion about automated office BP monitors. There were lot of lively questions on various aspects of treatment from the audience and

the hall was full.

I was fortunate to be a referee for the “Kurokawa Prize” for poster presentation. Lot of innovative original research papers were presented by the junior doctors. The talk given by ACP past President Dr. Jack Ende on Professionalism was mind boggling. Overall I learnt lot of new points both in academics and organizing. The award function and reception were well organized. I could meet lot of new fellows during the reception and made friendship with them. This also helped me to initiate exchange programme and other joint activities between Japan and India ACP chapter.

The people in Japan are very nice, cordial, honest and helpful. The transport like bullet train, subway train and busses were amazing. I and my family thoroughly enjoyed every movement of our stay in Japan both at Tokyo and Kyoto. We are looking forward to the next best opportunity to visit Japan again. Congratulations to Dr. Fumiaki Ueno, Dr. Yugo Shibagaki, MD, FACP Chair, ACP Japan Chapter Annual Meeting 2018, Governor Elect Dr. Kenji Maeda and members of the organising committee for the wonderful conference.

Thank you once again.

 

A. Muruganathan, MD, FACP
Governor, ACP India Chapter

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