岡山大学病院総合内科の西村義人先生より、Dr’s Dilemmaへの参加報告を頂きましたので、PRC委員会からも広報いたします。 (PRC 前田正彦)
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Overcoming the Challenge to the World !
Dr’s Dilemma, ACP Internal Medicine 2018,
岡山大学病院 総合内科/RFC広報委員 西村義人
「英語が母国語のチームに如何に立ち向かうか」、少しでも良い結果を残すべく2018年度ACP 2018年度総会に向けて出国しました。Dr’s DilemmaはACP Chapterを有する州、地域、諸国から約50の代表チームが集い、内科の知識を競う、いわばチーム対抗全米クイズ大会です。クイズ大会というと陳腐に聞こえるかもしれませんが、Dr’s Dilemmaに向けて丸一年かけて準備している州もあるほど、価値のある大会です。今回、2017年ACP日本支部総会で開催されたDr’s Dilemmaで準優勝となり、優勝チームメンバーの練馬光が丘病院のお二人とタッグを組み、日本代表としてこの栄誉ある大会に参加しました。過去に日本チームは予選突破を果たしたことがなく、必然的にそれが大目標となりました。約50チームある中で、予選通過できるのは上位20チームと狭き門ですが、全力で挑みます。
予選は5チーム程度の小グループに分けて開催され、各小グループの上位2チームが準決勝に進むことが出来ます。我々のチームには強豪Washington州、Massachusetts州がおり、上位チーム常連組との勝負に不安を抱えつつも思い切って突撃。クイズのスタイルは一問一答方式で、まずスクリプトが読み上げられた後に文章が表示されるため、リスニング能力と反射神経が要求されます。日本チームはなんとかプラスの点数(問題を誤答すると点数が引かれる)で最終問題に挑みましたが、予選4位で準決勝進出ならず。Massachusetts州を上回ったのは収穫でしたが、来年以降にもこの経験を生かしていこうと思います。また、総会自体は非常に大規模で、日本を代表する世界レベルの先生方との交流も図ることができ、まさに千載一遇のチャンスをつかんだという思いでした。最後になりましたが、今回Dr’s Dilemmaに出場するにあたりACP日本支部から旅費及び参加費の一部をサポートいただきましたことに御礼申し上げると共に、温かい応援をしてくださったACP日本支部、自施設の皆様に感謝申し上げます。
出場メンバー
練馬光が丘病院 総合診療科 三高隼人
練馬光が丘病院 総合診療科 松本朋弘
岡山大学病院 総合内科 西村義人