ACP日本支部年次総会・講演会2020 開催中止のお知らせ

ACP日本支部年次総会・講演会2020 開催中止のお知らせ

この度、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ACP日本支部年次総会・講演会2020について延期または中止とお知らせしておりましたが、その後の感染状況や国の動向も踏まえ、参加者と関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果、ACP日本支部年次総会・講演会2020の開催を中止することにいたしました。

参加をご予定いただいておりました皆様、開催に向けてご準備いただいておりました関係者の皆様には大変ご迷惑おかけすることになり、深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

2020年3月31日
一般社団法人米国内科学会(ACP)日本支部
支部長 前田 賢司
ACP日本支部年次総会・講演会2020
会 長 濱口 杉大

(PRC委員長 大島康雄 投稿)

ACP 日本支部年次総会・講演会 2020の延期または中止のお知らせ

この度、2020年6月6日(土)-7日(日)に開催を予定しておりました、
ACP日本支部年次総会・講演会2020につきまして、
慎重に検討を進めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、
開催を延期または中止とする運びとなりました。

新たな開催日程につきましては現在検討中であり、決定次第、
メーリングリストおよびホームページにてご連絡させていただきます。

皆様にはご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

2020年3月5日

一般社団法人米国内科学会(ACP)日本支部
支部長 前田 賢司

ACP日本支部年次総会・講演会2020
会 長 濱口 杉大

Governor’s Message

ちょうどこのニュースレターのタイミングでcovid-19ウィルス感染症対策で日本中が大騒ぎとなっています。各医療機関でお勤めの方は対応に追われていることとお察しします。何とか無事に武漢で起きたような医療崩壊につながる感染爆発を起こさずに山を越せることを祈っています。

このあと4月23日~25日には米国ロサンジェルスでIMM2020が予定されています。米国内では現時点で市中感染はカリフォルニアの一例だけですが潜在的には広がっている可能性があり、CDCも市中でクラスター感染が起きるようなら会議やスポーツイベントを中止するよう勧告したりテレワークや学校休校を勧めると表明(注:CNNが報道)しているようですから、まだ予断は許しません。また、6月には京都で日本支部総会開催を予定しています。その頃にはもうcovid-19感染症も沈静化していて海外からの講演者の先生方も安心してお出で頂ける環境になっているよう、強く望みます。

その支部総会ではACP本部からの招待講演者(現在未定)の講演、本部の総会での人気セッション「泥棒市場(Thieves’ Market)」(興味ある症例を提示して、キーパッドを利用して質問をしながら最終的に病名を当てるセッション)を日本で初めてやってくださるDavid Scrase先生、さらにインドとバングラデシュからの招待講演者もお出でになります。もちろん国内の先生方による様々なセッションもSPCの濱口委員長と委員の先生方が知恵を絞って興味あるテーマのセッションを企画中です。他にもHPPC, WC (Women’s C), CMC, RFC, IEPCなど様々な委員会の委員の先生方も協力して下さっています。この場をお借りして皆様に御礼申し上げます。

2020年2月 前田賢司

ACP日本支部年次総会2020の演題登録開始のお知らせ

ACP会員の皆様、

日頃より大変お世話になっております。Scientific Program Committeeの濱口でございます。

このたびACP日本支部年次総会2020の演題登録開始のご連絡を申し上げます。

来る6月6日(土)、6月7日(日)に京都大学百周年時計台記念館,国際科学イノベーション棟におきまして、『Activate Academic Mind for Busy Clinicians ! 臨床医のアカデミックマインドの活性化』をメインテーマに掲げACP日本支部年次総会2020を開催します。

一般演題の募集を開始いたしました。
・会員・非会員問わずご応募いただけます。
・採択された一般演題は、英語でポスター掲示(ポスターセッションの時間に、日本語でディスカッション[希望者は英語でも可能です]) を行なっていただきます。
・演題査読委員会では参加者の皆様に、年齢や職位にこだわらない安心・安全で建設的なディスカッションを行なっていただけるよう配慮しておりますので、奮ってご応募下さいますようお願いいたします。
・演題登録の締め切りは 『2020年 3月6日(金)18時まで』 です。

応募の詳細につきましては、こちら(↓)

ACP日本支部総会2020ホームページ:http://www.acpjapan.org/acp2020/

一般演題登録ページ: http://www.acpjapan.org/acp2020/kurokawaprize.html

をご覧くださいますようお願い致します。

皆様ふるってご応募お願い申し上げます。

濱口 杉大

福島県立医科大学 総合内科

2020年 Doctor’s Dilemma(臨床研修病院対抗クイズトーナメント)参加チーム募集のお知らせ

Scientific Program Committeeの志水 英明先生より、2020年6月6日・7日のACP日本支部年次総会で開催されるDoctor’s Dilemma(臨床研修病院対抗クイズトーナメント)参加チーム募集 のお知らせです。

日時

2020年6月7日(日)
10:35-11:35 予選  参加チーム数原則上限なし
13:25-14:25 決勝  上位10チーム

会場 京都大学百周年時計台記念館

参加要件

  • ACP会員(Resident/Fellow Member)資格者かつ卒後1-4年目の方(参加申し込み時に必ずしもACP会員である必要はありません)
  • 1チーム2名(混成チームも可能)
  • 同所属原則2チームまで
  • 予選ではインターネットに接続可能なスマートフォンもしくはタブレットを使用しますのでご用意ください

特典

優勝チームは、2021年のACP米国本部年次総会(オーランド,フロリダ)の本戦に日本支部代表として参加できます。

(本戦登録時にACP会員である必要があります)

渡航時にはACP日本支部からのサポートがあります。

参加お申し込み

下記の入力フォームから申し込みください。 締め切り 2020年3月31日(もしくは定員に達した時点)http://www.acpjapan.org/acp2020/dilemma.html

ACP米国本部年次総会では、全米の有名研修病院から予選を勝ち抜いたチームがトーナメント形式で参加するクイズ大会「Doctor’s Dilemma」を開催しています。
本企画は、それに倣ったもので、ACP日本支部2015年次総会から新たに始まりました。
2019年は、全国有名研修病院より34 チーム (1 チーム 2 名) が参加しました。

総合内科、救急、呼吸器、消化器、内分泌、感染症、血液、膠原病、循環器、神経、腎臓の各分野について、ACP米国本部が提供しているMedical Knowledge Self-assessment Program(MKSAP)を利用した問題や、オリジナルの問題が出題されました。

日本支部総会では 全国からの参加をお待ちしています。

ACP日本支部年次総会で優勝し、2021年(4月29~5月1日)にフロリダのオーランドで開かれる本戦に参加しませんか?

現在、続々と各施設からの申し込みをいただいております。ぜひご検討ください。

ACP日本支部 Resident-Fellow Committee主催 「第5回RFCセミナー」


平井智大 (三重大学医学部)


西村義人 M.D., Ph.D.(岡山大学病院 総合内科・総合診療科)

「循環器って難しい」、そんなことを一度は思ったことはありませんか?今回のResident-Fellow Committee主催「第5回RFCセミナー」は、そのような若手医師にありがちな苦手意識を忘れさせるような、濃密な企画となりましたのでご報告します。

RFCセミナーは、年に2回程度、内科各分野のスペシャリストを講師としてお招きし、特別講演やMKSAPの類題などを通じて、やる気溢れる学生や研修医をさらにワンステップ進化させ、ACP日本支部の輪を若手の中で広げることを目的としたものです。
今回の舞台は11月10日(日)、東京都日本橋。「循環器」をテーマに、河村朗夫先生(国際医療福祉大学医学部循環器内科 主任教授)、水野篤先生(聖路加国際病院心血管センター 医幹)をお招きし、全国各地から学生、初期・後期研修医、さらにはベテラン医師まで、約30名が集いました。

河村先生の講演では、先生が循環器内科医として歩まれてきた経歴のご紹介から、卵円孔開存の病態と治療、医学教育者としての在り方、考え方についてなど、幅広くお話頂きました。会場が笑いに包まれるような雰囲気の中でも、卵円孔開存の先進治療や臨床的意義等、驚かされる医学的知識もちりばめられた講義で、ついつい聞き入ってしまいました。

水野先生の「合併症を考慮した心不全治療」をテーマとした症例検討会では、心不全診療の初期対応、鑑別診断、そしてマネジメントまで、全てを網羅的に、グループワークを通じて学びました。循環器分野に限らず、医師としての学習、後輩指導のテクニック等もお話頂き、会場全体が盛り上がっていたのが印象的でした。

そして、午後はRFC委員が作成したMKSAPの類題を用いた「診断道場」でした。このセッションでは、クイズ形式で臨床問題を参加者全員で解いていくだけでは無く、水野先生から日本での実臨床や、ご自身の経験を踏まえたコメントを問題毎に頂き、机上の空論に留まらない実践的な知を習得することができました。

セミナー全体を通して、臨床現場の第一線で活躍されている専門医の先生方から各々の専門領域やジェネラリストへの示唆について聞くことができ、参加者は皆循環器診療におけるリアルな臨床現場を垣間見ることができたと思います。RFCは今後もこのような企画の立案等を通じて、ACP日本支部、日本の内科診療の発展に貢献していきたいと思っています。

ACP Well-Being Champion Program

ACP日本支部会員の皆様

お世話になっております。牧石徹也と申します。 平素は国際交流委員会で皆様方に大変お世話になっており有難うございます。支部長の前田先生にご推挙頂き、本年4月のACP総会時に2日間のACP Well-Being Championセミナーに参加して参りました。

ACP Well-Being Champion Programとは、世界的に問題となっているPhysicians’ Well-Beingについて対処すべく2018年度から始まったACP本部主催のプログラムです。ACP各支部から1-2名ずつが参加し、丸2日間、この問題への対処法やコーチングについて学ぶ機会を頂き、修了後、各支部にて以下の取り組みを始めるよう指示を受けております。
①まず支部長の支持を得ること
②広く支部内のメンバーに協力を呼びかけ、仲間を集めること
③Mini-Z surveyとよばれる医師向けのアンケートを支部会員全員を対象に実施し、結果についてACP本部と共有すること
④Well-BeingやCoachingについて支部内の意識を高めること
既に前田支部長、支部理事会の先生方にご報告しご支持頂いております。ついては皆様方に是非、Physicians’ Well-Beingに取り組む活動にご協力を頂ければと思いご連絡差し上げた次第です。私などよりずっと以前からこのような活動に取り組んでこられた先生方は多数おいでになると承知しております。そのような方々には是非お力をお貸し頂き 、ご一緒させて頂けましたら幸いです。また、この問題は根が深く、医師のみでは解決しえないことから、果たしてACP支部の活動として対応することが適切なのかというご意見もあろうかと存じます。ただ、私たちの身の回りに日常的に存在する問題であればこそ、できることからやってみるというアプローチもあってよいかと思います。是非、様々なバックグラウンドをお持ちの皆様方のご協力を頂けましたら幸いです。
具体的には、当面の目標としてMini-Z surveyと呼ばれるBurn-outについてのアンケートの実施を考えております。ついては、
①Mini-Z surveyの日本語版の作成にご協力いただける方
②本MLでアンケートを実施する際、survey monkeyなどのツールの利用を考えていますが、そういったことのリテラシーのある方
③今後の活動の進め方について、大所高所から助言やコメントを頂ける方
④本活動に少しでもご興味があり、議論などに加わって頂ける方
もしご協力頂ける方がいらっしゃいましたら牧石まで直接メールにてお知らせ頂けましたら幸いです。今後の活動の進め方については、基本的にメール上で議論させて頂ければと考えております。具体的なご協力のお申し出でなくとも、今後の活動を温かく見守って下さる、今後予定しているアンケ―トにご回答下さるといった形でのご協力も勿論有難く思います。一人で悩みを抱えている医師、医学生に手を差し伸べることができるような活動をできればと思っております。どうぞお力をお貸し下さい。
ACPのwebsiteには医師のBurn-out対策として種々のリソースが提供されています.まだお読みでない方は是非一度ご覧ください.↓
牧石徹也
済生会滋賀県病院腎臓内科
ACP Well-Being Champion 2019

米国での臨床見学プログラムについて

ACP会員の皆様

国際交流プログラム委員会(IEPC)から米国での臨床見学プログラムについてのお知らせです。

日本でも長年臨床教育にたずさわっておられるDr. Herald Stein(スタイン先生)のご厚意により、米国内科学会(ACP)日本支部会員(医師)を対象に,フロリダ大学医学部内科系サブスペシャリティーでの3週間のエクスターンシップ研修の機会を頂きました。本プログラムは昨年に引き続き2年目となります。昨年度は2名の先生にご参加頂き,非常に好評でした(↓ご参加頂いた小尾先生,内山先生のレポートです.是非ご覧ください)。
http://www.acpjapan.org/
(What’s Newコーナーの該当箇所をクリック下さい)

米国のトップレベルの臨床そして教育の現場を肌で感じることのできる貴重な機会です。ご興味をお持ちの先生方は是非ご応募下さい。ただ、今回は募集人数がお一人であり、せっかくご応募頂いても派遣させて頂けるとは限りません。しかし、応募に向けたプロセスそのもの(CVの記載で自身の立ち位置を客観的に眺め、Personal Statementの記載により自身のしたいことを言語化する)も、たとえそれが多くの時間と労力を必要としたとしても、ご応募された方のその後のキャリアパスにとって非常に有益であると思います。是非ご応募をご検討頂ければと幸いです。

派遣に際してはACP会員であることが必要ですが、ご応募時に会員申請頂ければ大丈夫ですので、先生方の身の回りにご興味がおありの先生がおられれば是非ご共有頂けましたら幸いです。
何卒宜しくお願い致します。

米国内科学会(ACP)日本支部
国際交流委員会(IEPC)

下記が募集要項となります。

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ACP日本支部 国際交流プログラム委員会(IEPC)主催
臨床見学プログラム2019 -2020

米国フロリダ州のUniversity of Florida, Department of Medicineの内科系専門科で,3週間のエクスターン研修ができます。現地でのプログラムを監修頂くのは日本でも長い指導歴をお持ちのDr. Jerald Stein(スタイン先生)です。米国の一流の内科系臨床研修プログラムを見学できる貴重な機会であり、将来米国での臨床研修を考えている若手医師、米国式臨床研修システムを日々の指導に取り入れたいと考えている指導医クラス、そして米国の臨床研修システムを肌で感じてみたい全ての方に最適です。当委員会メンバーが研修前から研修者をサポートします。

なお、このプログラムはACP日本支部とフロリダ大学医学部との契約に基づくものではなく、あくまでスタイン先生の「25年間の日本での指導を通じて得た友情に対する感謝の気持ち」として先生のご厚意によりACP日本支部会員へ提供されるものです。そのため、スタイン先生およびフロリダ大学医学部や見学科に対しての費用は発生しません。
(具体的には、スタイン先生は見学希望科の調整と、見学希望科のFacultyに参加者のメンターとなって頂く調整をして下さいます。)

スタイン先生の日本でのご活動については下記URLをご覧下さい。
http://plaza.ufl.edu/jerrydoc

見学の時期:2020年4月もしくは5月(研修先と日程を調整し決定します)
見学の期間:3週間
研修内容:エクスターン研修(基本的に見学のみとなります)
研修可能診療科:内科系診療各科(Hospital Medicine, Nephrology, Infectious disease, Rheumatology, Emergency Medicine, etc. )参加者が見学を希望する科に対してスタイン先生が直接交渉し調整されます。必ずしも希望する科を見学できる保証はありません。
応募締め切り:2019年9月17日午後5時
派遣人数:1名
参加費用:飛行機代、現地滞在費、現地生活費は自己負担となります。研修先への費用はありません。
現地での病気やけが等:自己の責任の下,対応頂くことになります.

応募資格・要件:
(1) ACP会員であること
(2) 卒業後2~5年程度
(3) 一般的なコミュニケーション英語能力、医療英語能力がある方
(4) 米国での臨床研修に目的意識を持って、意欲的に取り組んでいる方
(5) 研修後、ACP日本支部での活動に積極的にご協力頂ける意志がある方
(6) 渡米中の3週間は、毎週末、国際交流委員会へ研修内容をメールにてご報告頂くこと。臨床見学終了後は日本語でA4 1-2枚程度、英語で 500 -1000words程度の体験記をご提出頂くこと。

応募書類:
(1) Curriculum vitae (CV) (英語で記載. Dr. Steinはもちろん、訪問先へも提出する可能性があります)
(2) Personal Statement(PS) (英語で記載. Dr. Steinはもちろん、訪問先へも提出する可能性があります)
(3) TOEFL(iBT)、IELTSなどの英語検定試験のスコアのコピー(任意)
(4) USMLE step1、step2 CKの合格者はそのscore reportのコピー、step2 CSの合格者は合格証のコピー、ECFMG certificate保持者はそのコピー(任意)
(5) ACP日本支部会員の確認書会員番号、会員の種類(member, associate member, fellowなど)を記載して提出してください。現在会員でない方は、応募時に会員申請頂ければ応募可能です。

応募方法:上記必要書類(PDF等のデジタルファイルにしたもの)を添付の上、下記宛にお送りください。
ACP日本支部事務局 office@acpjapan.org

選考方法:当委員会にて書類審査 。その後、書類審査通過者に対しIEPC委員による直接面談もしくは電話・スカイプなどによる面接。

選考基準:
本プログラムでの学びを日本国内の医療向上に還元しようとする気持ちの強さ,ならびに英語力。(先方の意向により,本プログラムを米国臨床留学の直接の足掛かりとすることはご遠慮下さい。具体的には、参加中に懇意になった米国人医師に推薦状(LoR)の記載をお願いする等の行為は望ましくありません。将来的な臨床留学の意思そのものを否定するものではありません。)

選考結果:書類選考結果については募集締切り後2週間以内に応募者本人へEmailにて通知します。面接に進まれる方とは、改めて面接の日時や方法等を調整します。

一般社団法人米国内科学会日本支部事務局
〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル2階
有限会社ビジョンブリッジ内

E-mail:office@acpjapan.org
http://www.acpjapan.org

プログラム担当:
ACP日本支部国際交流プログラム委員会(IEPC)
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2019年 ACPJC 年次総会講演会における学生企画の御報告

Student Committee委員よりACP年次総会・講演会のご報告をいただきました。ご報告させていただきます。(PRC委員 宮内隆政)

 

ACP日本支部の皆様

ACP日本支部年次総会・講演会2019の1日目
6月8日(土) 14時20分~15時40分に開催されました
Student Committee企画「夢見る海外臨床講座」
について御報告させて頂きます。

本企画は、ACPを学生へ広報する目的として、
また海外臨床に興味のある学生の交流の場として、
Student Committeeメンバーが一から企画準備したものです。

企画の内容は、
海外臨床に思いを馳せる3つのチームによるプレゼン合戦で、
・USMLEを中心とした海外臨床留学までの道のりについての紹介
・有名な海外医療ドラマをもとに臨床現場を考える検討会
・実際のCaseをもとにした本格的な症例検討会
といった、それぞれのチーム色のある、大変活気のあるものとなりました。

それぞれの発表では、同時にクイズの出題やディスカッションの時間があり、
最もクイズの正解やディスカッションに貢献した学生の表彰も行われました。

30名を越える参加者には、医学生だけでなく、多くの先生方もいらっしゃいました。
症例ディスカッションの時間では、学生が苦戦する中、
非常に鋭い発言をして頂き、ディスカッションを非常に盛り上げて下さいました。

本企画は学生が一から企画準備したものでしたが、
当日も含め、ACP日本支部に所属する多くの先生方のご支援の御陰で実現することができました。
本企画に関わって下さいました全ての方への御礼の言葉を最後に御報告とさせて頂きます。
誠にありがとうございました。

ACP日本支部 Student Committee 委員長
平井智大

——

Student Committee Event Report

The Student Committee held a program for student exchange at the ACPJC annual meeting 2019.
The program consisted of three presentations and the discussions were very exciting. More than 30 participants attended.
We thank everyone who helped make this program possible.

ACPJC Student Committee Chair
Tomohiro Hirai

University of Florida Department of Hospital Medicineでのエクスターンシップ

東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科専攻医

内山 秀平

このたび、アメリカ内科学会日本支部国際交流委員会のプログラムにより、University of Florida Department of Hospital Medicineに3週間のエクスターンシップの機会を頂きました。学んだことはあまりに多く、書ききれない事柄も多々ありますが、できるだけ詳細にご報告させていただきます。

はじめに、今回ローテーションさせていただきましたDepartment of Hospital Medicineとその志望理由について説明いたします。この診療科はいわゆるHospitalistが勤務している診療科であり、入院中の患者のうち複数科にわたるプロブレムを持つ患者を中心に担当を行っています。また、他科(主に整形外科、泌尿器科、産婦人科などの非内科系診療科)からの内科的コンサルトも引き受けています。私は将来米国にてHospital Medicineを専攻したいと考えており、今回のエクスターンシップは本場のHospital Medicineを学ぶまたとない好機と考えたため、応募をさせていただきました。

Hospitalistの勤務体系はseven days on, seven days offと呼ばれており、7日間の連続勤務ののちに7日間の休暇があります。休暇に入ってしまう関係上、単独の医師をShadowしつづけることができないため、7日間をFloorでshadowしたのち、次の7日間をConsultation serviceで過ごすという方法を採らせていただきました。正確には週の中盤でseven daysの交替が行われるため、バランスよくいずれも1週間半ずつ滞在することができました。

①Floor

こちらは入院患者を担当医として受け持つ部門です。アメリカでは年度が終わりかけている時期だったこともあり、attendingの医師が一人で担当を行っており、そちらを見学させていただきました。

入院患者の疾患は多岐にわたり、心不全、肺炎、COPD急性増悪、蜂窩織炎などの日本でも比較的よくみられる疾患から、cystic fibrosis、sickle cell diseaseによるacute chest syndrome、cocaine-induced ACSなどの米国ならでは(?)の症例まで見学をすることができました。日本でも見られる疾患の診療内容に関しては普段から私が総合内科医として行っているものと大きな差はないと感じられましたが、コストの意識が強い影響か退院のスピードは非常に早く、case managerが各患者のdispositionについて毎日確認を行っている場面が非常に印象的でした。

②Consultation service

こちらは他科からのコンサルトを受ける部門です。PGY-3のresidentとattendingの医師がチームを組んでおり、そこにお邪魔する形で参加させていただきました。

主な診療内容としては外科病棟入院中の患者の内科的”comanagement”(「併診」という単語が最も近いかもしれません)や心不全管理、高血圧緊急症などがありました。さらに院内で腹腔穿刺、腰椎穿刺、中心静脈カテーテル留置などの処置が必要になった場合のコンサルト先もこちらでした。

もともと私がhospital medicineに興味を持ち始めたのは総合内科としての病棟担当もさることながら、このような他科からのcomanagementのシステムが素晴らしいと考えたことが契機でした。例としては、大腿骨頸部骨折で手術を控えている患者の併存疾患である高血圧、糖尿病、心不全のマネジメントを受け持つ、というような内容です。コンサルテーションのみを受け持つ部門は日本の病院には一般的でないと思われますが、非常にやりがいのある仕事だと感じられました。

さらに、attendingであるDr. Kattanは私がECFMG certificate holder(=USMLE STEP1/2 CK/2 CSをクリア済)であること、米国でresidencyを行おうと考えていることを汲んでくださり、患者のプレラウンドから回診におけるプレゼンテーション、さらには処置まで許可をいただくことができました。加えて短時間ではありますが新規のコンサルテーションがあると最初に通知が来るPager(ポケベル)も渡していただき、実に多くのことを経験させていただきました。これらの経験は私の将来のキャリアにおいてかけがえのないものになると確信しています。

今回のエクスターンシップでは本場米国のHospitalistの診療内容を深く知ることができただけでなく、私自身のキャリアにおいても大きな一助となったと感じております。学んだ多くのことを胸に、これからも将来に向けて挑戦し続けていく所存です。

最後に、このような貴重な機会を頂きました牧石先生をはじめ国際交流委員会の先生方、滞在前だけでなく現地にて多くのアドバイス、日常の手助けを頂きましたDr. Steinに心からの感謝を申し上げ、ご報告とさせていただきます。