Governor’s Message

Message from the new Governor

After appointed to the post of governor, I was taken by surprise to know that governors have wide range of missions and now I’m feeling heavy responsibilities. However, as the three great predecessors, Drs. Kiyoshi Kurokawa, Shotai Kobayashi and Fumiaki Ueno, had set the right track, I believe that all I have to do is to go forward on the same track.

It has been 23 years since I became a member of ACP. Time flies! In those days, I was a co-chair of a committee of the Association of FJSIM (Fellows of Japanese Society of Internal Medicine) to encourage FJSIMs to join ACP, so Japanese Society of Internal Medicine (JSIM) was a close society with us in the beginning. I think ACP Japan Chapter and JSIM should cooperate in the future again because the purpose of the two organizations is the same. The first cooperation of the two entities was realized this year as a joint session for students and residents in the annual meeting of JSIM. I hope we will have chances to cooperate again and I will make efforts to achieve that aim.    

Thank you for everything you do for our chapter and for our profession.

All the best,

Kenji Maeda, MD FACP

Governor, American College of Physicians, Japan Chapter

Governor’s Newsletter

Governor’s Newsletter

ACP日本支部長 上野文昭

Japan ChapterのGovernorを拝命し,その務めを始めてから早くも4年近くが過ぎました.今年4月のInternal Medicine Meeting 2019の終了をもって退任いたします.大過なく役目を果たせたのも,ひとえに支部役員の方々,各委員会の方々,学術集会,セミナー等でご活躍いただいた方々,事務局の方々,本部の方々のご支援のお陰と感謝しています.

この4年間で,劇的とは言いませんが,日本支部は健全に成長,進化し続けていると考えています.会員数の着実な増加だけでなく,その活動のクオリティがすばらしいと自負しております.もともと最も優秀な医師により構成されている学会組織ですので,大きな可能性を秘めていたわけです.これまでも年次学術集会はわが国で最も価値のある学習機会と考えていました.研修医会員による自発的なセミナーも定期開催されるようになりました.それだけでなく各委員会が競うように独自の新しいプロジェクトを考え,実行に移すようになってきました.最近のACP日本支部の活動については,ここで私が逐一述べるよりも支部のウェブサイトをご参照いただくのがよいでしょう.我々の仲間がこんなに活躍しているんだ!と驚かれる方も少なくないと思います.
https://plaza.umin.ac.jp/~ACP/category/publication

1300人の会員がこれほど活躍している日本支部ですが,まだ不十分なところがないわけではありません.医師の使命の三本柱は診療,教育,研究であり,目の前の患者の診療,学生や研修医の教育,患者の利益につながる研究のいずれかに真摯に取り組むのが医師の務めです.しかし海外,特に欧米ではそれだけでは満足できません.医療を通じてでもそうでなくてもよいのですが,社会,特に地域社会への貢献やボランティア活動を積極的に行うことが求められます.最も理知的でありその行動が社会全体の模範となることが求められる医師は当然そうした要求に応える必要があるのです.この4年間,ACP日本支部という組織としてこのような社会貢献ができなかったことが,若干心残りです.

まだ少しだけ早いのですが,この4年間ACP日本支部長として会員の皆さまのために働く機会をいただいたことを,心より感謝いたします.皆さまの暖かいご支援がACP日本支部の成功の最大の要因です.

Governor’s Message

We Gotta Have Wa

Fumiaki Ueno, MD, MACP, MACG, AGAF

Governor for ACP Japan Chapter

What we have desired for a long time will come true soon.  We will have a joint session at the Annual Meeting of Japanese Society of Internal Medicine in April 2019.  JSIM is a large medical society, holding more than 100,000 members.  They took aim at ACP, acknowledging our ability to attract and to inspire young generation, such as residents and students.  The Scientific Committee, chaired by Dr. Hamaguchi, is entirely in charge of planning the project.  This is truly a remarkable accomplishment in the history of our Chapter.  We already had collaborative events with Society for Clinical Epidemiology and Japanese Society of Hospital General Medicine.  We will continue to cooperate with other medical organizations for mutual benefit.

 

Internationally, we also had conspicuous achievements.  Our representatives joined ACP India Chapter meeting, and vice versa.  One of the members of our Chapter, Dr. Mikio Hayashi, has received International Fellowship Exchange Award.  This is highly competitive award, and he was elected with very high score among more than 30 nominees.  The International Exchange Program Committee, chaired by Dr. Makiishi, has been more active than ever.  They newly secured positions in Hawaii and Florida, and young members with high ambition will certainly get great opportunities.

 

The Japan Chapter is a small organization with 1,300 members.  Even though we have many talented members internally, we should not be isolated.  Instead, we will communicate, cooperate and collaborate with others of excellence.  A Japanese word “Wa” denotes harmony, which is historically the greatest virtue of Japanese.  We gotta have “Wa” nationally and internationally for our future.

 

My term as the Governor for ACP Japan Chapter will end in a few months.  I would like to thank you all for this opportunity to serve you for four years.  Your continuous contribution and support will make the Chapter more successful in the future.

本サーバーに機械翻訳機能を追加しました

本サーバーACP Japan Chapter communication serverを訪れる方の多くは、日本からのアクセスです。それに続くのが米国です。本サーバーの記事の多くは日本語で書かれていますので、日本語のわからない方が見る機会が限られます。

このたび、googleの翻訳機能を1クリックで利用できる機能を追加いたしましたのでご報告します。PCモードでは右上の方に国旗アイコンがいくつか現れます。中国語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語です。国旗をクリックすれば翻訳が表示されます。英語の翻訳を見る限り、翻訳内容が完璧とは言い難いですが、何が書かれているのか大ざっぱに把握する程度には有用かもしれません。

 

(PRC委員長 大島康雄)

林幹雄先生 International Fellowship Exchange Program Award 受賞おめでとうございます

International Fellowship Exchange Program Award

先日Seattleで開催されたInternational Council会議で,International Fellowship Exchange ProgramのAwardeeが審査されました.

予備選考で上位につけていた林幹雄先生(東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター)が,多くの支持を得てAwardeeとなり,来年(場所未定),米国内の施設でMedical Educationに関する研修を受けに行かれる予定です.世界中から30数名の応募の中で,めでたく4名の受賞者の一人となったわけです.彼自身にとっても,日本支部にとっても大変名誉なことだと思います.これからの若い世代への励みにもなると思います.

林先生は積極的な方で,自分でこのProgramを見つけて応募されました.彼個人の応募に対し,Governorの立場で推薦状を書かせていただきました.林先生は実は昨年も応募され,残念ながら受賞はならず,今回再応募でした.昨年,私はInternational Councilのメンバーではなく詳細は知りませんが,かなり高評価で惜しいところまで行っていたそうです.今回の再チャレンジは最高評価に近いところでした.

林先生本当におめでとうございます。若い先生方にはぜひ、 林先生に続くよう積極的にこうしたチャンスにアプライしてください。

ACP Japan Chapterは若い挑戦者を応援します。

 

ACP Japan Chapter, 支部長 上野文昭

当ホームページ初のサーバー停止を経験しました

先日お知らせいたしました通り、本ホームページは、サーバーが置かれている東京大学付属病院の保守点検のための停電に伴いまして、本日、一時サービスを停止いたしました。予定では21時まで保守点検をするとしていましたが、少し早目に完了し18時ころにはサーバーが復帰いたしました。

17:54には他ユーザーのmysqlが起動。私が管理している他サイト(OIO)のmysqlもこの時再起動。

サーバー復帰後、同じサーバーを利用しています他学会等のホームページが順次復旧する中、当ホームページはなかなか起動しておらず、久しぶりにsshでログインすることになりました。ホームページの情報を管理していますmysqlが起動していないのはすぐに解りました。どう設定していたのか記憶をたどりながらの作業です。サーバーの再起動時に、mysqlを再起動させるために、このサーバーを設定した当時、当初はatrunを使おうと思っていたのですが、これは、当サーバーの私の権限では使用できなかったのを思い出しました。そういえば、その件で相談した管理者の方々に助けていただきながら、crontabを設定したのでした。

@reboot <mysqlのディレクトリ>/bin/mysqld_safe

再起動時(@reboot)動作で、mysqld_safeを実行。この<ティレクトリ>を書き間違えるという痛恨のミスをしていました。少しだけ泣き言みたいな事を書かせていただけるのであれば、古風なviエディタで「mysql-5.7.19-linux-glibc2.12-x86_64 mysql」とかタイプしようとした判断が間違いでした。シンボリックリンクでもう少しすっきりと書き直しました。これで、次回の停電(または事故)の際に、自動でホームページが再起動してくれると良いのですが。

このようなサーバーの設定等は、自分一人でやっているうちは何とかなる部分もあるのですが、将来的には次の管理者に引き継げるようにきちんとした記述を残しておかないと、あとの人はなかなか苦労だろうと思いました。

19:20頃にはACPのmysqlも再起動させることに成功

(PRC委員長 大島)

【重要】当ホームページ一時停止のお知らせ

一時停止→無事再起動しました

(2018年10月27日午後7時20頃再起動を確認しました)

当ホームページは、東京大学病院内にサーバーを有するUMIN(大学病院医療情報ネットワーク)のサービスを利用して運営しています。UMINの事務局よりUMINの全サービスが一時停止する旨の連絡を受けました。なお、米国および日本支部公式ホームページはこの間もご利用いただけます。保守点検後は速やかに再起動するようにいたします。


■ サービス停止時間(24時間表記)
2018年10月27日土曜日 11:00~21:00(10時間停止予定)

■ 理由:東京大学の定期電源設備保守作業に伴う停電

■ ご案内について下記ページもご参照ください。
http://www.umin.ac.jp/oshirase/oct/


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High Value Care の Question をやってみました

Eliminate Healthcare Waste

American College of Physicians (ACP) 会員の先生方が無料で利用できる、ACP が提供する教材には様々なものがあります。その中の一つに High Value Careというものがあります。一言でいうと限られた医療資源(端的にはお金とヒトですね)をもっとも効率的に活用するためのアプローチです。

Home > Clinical Information > High Value Care > Resources for Clinicians > Online Interactive High Value Care Cases

この教材では、まず症例が提示され、検査や治療の方針を4つの選択肢から答えさせる形式です。はじめの「Eliminate Healthcare Waste」をやってみましたので、その感想を述べさせていただきます。

まず、尿検査ひとつ出すにもコスト意識を求め、自分自身の感覚が高コスト体質だったことに気づかされます。私的には「ひっかけ」じゃないかと思う様な設問もありました。ネタバレになるのが心配ではありますが、設問の中で自身の施設ではMRIが$4000だというのを確認させて、その上で、検査を選ばせます。それまで、高額な検査を選んで「不正解」を選んできていますので、金額にひるんでしまい、より安価な単純Xp撮影で後日フォローしようと思ったところ、その設問はもっとも高額なMRIが正解でした。他の検査をしても結局MRIをしないと結論が得られないので、初めからMRIで検査するのが最も効率的にリソースを使う事につながるという考え方の様です。それにしても、さまざまな面で環境の違いを感じる事が出来ました。

(PRC委員長 大島)

支部長挨拶

ACPは地球を救う!

 

ACP日本支部長 上野文昭

いまさらですが,ACPの存在価値はどこにあるのでしょうか.ACPには多くの優れた内科医,研修医,医学生が入会し,世界最大の医学系学術団体を構成しています.ACPはその会員に対し,豊富な教育リソースを提供しながら内科系医学の知識と技術の向上に寄与し,高い水準の医療で社会に貢献することを責務と考えています.ACPのミッションを達成するために,7つの具体的なゴールが明記されています.いずれも内科医の質の向上を目指したものですが,うち3つに”public”や”patients”というキーワードが含まれています.すなわちACPは会員だけを考えているわけではなく,よい内科医を育んで社会全体の健康を改善しようという意図を明らかにしています.最近変わったACPのロゴに,Leading Internal Medicine, Improving Livesというコピーがあります.後半部分にACPの強い意志が感じ取れます.

ほかの学会だって同じではないかという反論もあるでしょう.最先端の治療技術を開発し,学会員を適切に教育しているではないか.これが世の中のためでなくて何なんだという反論です.決定的に異なる点が2つあります.一つには他の学会はACPほど明確に社会のために活動するという意識や行動を前面に出していません.学会は学会員がその領域の学問を研究する場であるという認識が主体ではないでしょうか.ですから時折市民公開講座を主催することや患者向けガイドラインを作ることなどで,お茶を濁しているわけです.ACPの役員会議の議題の約半分は社会に関連したもので,少なくともACPのリーダーたちはこのゴールをしっかりと把握しています.

もう一つ忘れてはならない点があります.世界の医療はValue Based Medicineへと急速に舵を切り始めました.患者の価値観は重視されて当然ですが,患者を含めた社会の価値観も同様に大切です.つまりコストの問題です.医療資源は有限です.患者の自己負担だけでなく,社会全体の負担を真剣に考えないと,国の財政が破綻する恐れが出るほど医療費は高騰しています.これは一つの国だけでなく,われわれの地球が破滅する危険さえ感じられます.世の中の学会は新規診療技術の開発に没頭しています.一部の患者はその恩恵にあずかっていることは喜ばしいのですが,臨床応用された新しい高価な技術が医療費高騰の一因でもあります.多くの学会はそれぞれの分野の新規技術を何とか承認させて国庫負担にさせることで,学会の存在感をアピールしようとしているだけです.世の中も「新しい医療=よい医療」という勘違いに気づいていません.ACPの示している姿勢は正反対です.Value Based MedicineのACP流解釈がHigh Value Careであり,ここでは患者のアウトカム改善と同時にコスト意識が重視されています.ACPのHigh Value Care Initiativeは臨床医,教育者,患者に具体的なウェブ情報を提供し,コストを抑えたよい医療(多くは新しくはない)を実践することを支援しています.

ACPの活動は,医師を適切に教育し,患者と社会に貢献するだけでなく,さらに地球を救うことに繋がるのではないかという気がしてなりません.

 

Annals of Internal Medicine

2018年7月17日発行のAnnals of Internal Medicine誌に、ACP日本支部から投稿した記事が掲載されました。インパクトファクターの高いジャーナルですので、なかなか得難い名誉なことです。今回は元記事をFacebookに紹介してくださいましたPRCの委員の先生の他に、コメントを寄せてくださいました萩野昇先生にもAuthorとしてご参加いただきました。一方でLetterのAuthorは人数が限られていますので、公開後に議論にご参加いただいた先生のみで議論内容を確認して投稿いたしました。

(PRC 委員長 大島康雄)