筒泉貴彦先生のACP2018参加とFACP昇格記事

愛仁会高槻病院の筒泉貴彦先生から、New Orleansで開催されたAmerican College of Physician(ACP) Internal Medicine 2018の参加の報告とFACP昇格の報告を頂きましたので、PRC委員会から広報いたします。(PRC 宮内隆政)

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ACP Internal Medicine 2018 New OrleansのFACP convocation ceremonyに参加して

愛仁会高槻病院 総合内科 主任部長

筒泉 貴彦

2018年4月にNew Orleansで開催されたAmerican College of Physician(ACP) Internal Medicine 2018に参加させていただきました。2年前もACPの学会に参加させていただいたのですが今回はFACPとしてConvocation ceremonyにご招待いただいたこともあり、個人としては大変思い出深い時間となりました。

ACPの学会は前回も感じたのですが非常に教育的です。多数の疾病や病態のレクチャーに加えて日本ではあまりない、リーダーシップの取り方や、ストレスマネージメント、患者への上手な医療面接の仕方など米国の内科トレーニングで強調している6つのコンピテンシー全てを鍛えるためのセッションも豊富でした。演者はいずれも米国内では雲の上のような存在の方々であり、その講義を聞くことができることは大変貴重かつ贅沢な経験でした。手技のハンズオンのワークショップなどもあり一概に「内科」といえど専門性、働いている場が多種多様な医療従事者のニーズにマッチしている構成であるように感じました。

出席者も世界中から来られており職種もやはり医師が多いですが医学生、看護師も多くきているようでした。

私も気づけば病院内では年長者に属しており、教えられるという機会が減ってきました。若い頃に戻ったような感覚で演者の話を聞いていました。自分の持っていた知識の確認に大いに役立ちましたし、新しい知見を得ることもできたことが大きな収穫です。

初日の夕方より念願のFACP convocation ceremonyがありました。日本ではあまり見かけないリゲイリア(regalia)を身にまとい、世界各国の仲間と暖かい拍手の中、会場入りをしたときはとても誇らしい気持ちになりました。ACPの長であるDr. Jack Endeより医師としての志、ロールモデルとしてのあり方の話をいただき、今後はこれまで以上に国内外を問わず医師としての仕事に真摯に向き合い、後進の育成に取り組む気持ちを新たにしました。

第2,3日は引き続き勉強に勤しみつつ、Dr. dilemmaに参加した日本チームの応援やハワイ時代の友人と食事をしたりと、とても充実した時間でした。

私自身がハワイに内科レジデントとして米国臨床留学していることから以前よりACPとの接点が多くありました。とりわけ、米国内科上級委員であるFACPへの強い憧れがありました。今回、FACP取得の際に多大なご協力を賜りました上野文昭先生および藤谷茂樹先生をはじめとした日本支部の皆様には大変感謝しております。今後も日本支部の一員として微力ながら日本医療の発展に貢献していければと思います。

 

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