SPC委員長の濱口 杉大先生より、ACP日本支部年次総会・講演会の事前登録開始のお知らせです。
(PRC委員:小尾佳嗣)
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このたび 6月8日(土)、9日(日)に京都大学百周年時計台記念館,国際科学イノベーション棟で行われるACP日本支部年次総会・講演会について、事前登録が開始となりましたためお知らせ申し上げます。
事前登録期間:4月3日(火)~5月21日(火) 12時まで
・早期事前登録期間:4月3日(火)~5月6日(月)
・通常事前登録期間:5月7日(火)~5月21日(火)12時まで
5月21日(火)の12時以降は、当日登録となりますため、会場受付にてお申し込み、お支払いください。
以下が参加登録のWebsiteとなります。
http://www.acpjapan.org/acp2019/registration.html
今回の総会が例年と異なる新しい主な点は以下の4点でございます。
①セッション参加費を原則無料とし、大会参加費のみで基本的にどのセッションにも参加できるようにしております(その代わり大会参加費は若干値上げしております)。部屋の席数の関係で各セッションの事前予約はおこないますため、お早目の予約をお願いいたします。しかし満席となっても立ち見が可能です。
②黒川清先生が特別講演「国会事故調から8年 日本が向かった先は?-規制の虜と新内科専門医制度-」をおこないます
③国際科学イノベーション棟のシンポジウムルームでは、最新のエビデンスを紹介した後に、内科の基本的なミニレクチャーが続く新企画「最新論文から始まるレクチャーマラソン」がおこなわれます。この部屋にいるだけでエビデンスから基本的な内科学が学べるようになっております。
④ACP日本支部年次総会・講演会に初参加の先生は6月8日の夕方のレセプション参加料が無料となります。
その他、各セッションはかなり充実した内容となっておりますので、詳しくはWebsiteをご覧ください。
http://www.acpjapan.org/acp2019/program.html
大会テーマは、「生涯にわたる内科臨床能力の育成 ~新内科専門医制度からの出発~」“Fostering Lifetime Fundamental Competences for Internists -Beyond Board Certification System-”でございます。
新専門医制度がはじまり内科の基本的臨床力を養成する研修を行ったうえで、各サブスぺ内科の道に進むことにより、「すそ野が広く頂の高い医師」が生まれることが期待されます。このテーマについてプレナリーセッションでは、日米の医学教育の第一人者である洛和会ヘルスケアシステムの松村理司先生、板橋中央総合病院の加藤良太朗先生にご登壇いただき、この日本の内科研修の最大の課題にメスを入れます。さらに2019年のACP presidentであるRobert M. McLean先生からもご意見をうかがうこととなります。
また、2日間にわたって若手部門とシニア部門においても新専門医制度についての興味深い議論をご用意しております。
この2日間で医学生さんからシニアの先生方まで、内科学を総合的に楽しく勉強できるように配慮しておりますため、ぜひお誘いの上ご参加ください。
濱口 杉大
福島県立医科大学 総合内科
米国内科学会(ACP)日本支部年次総会・講演会2019大会長