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ACP Japan Chapter

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Author: Masahiko Maeda

Posted on June 19, 2019July 9, 2019

「”Is there a doctor on board?” 高度3万フィートのオンコールに自信を持って手を挙げられる医師になるために」

米国内科学会日本支部年次総会 講演開催報告

埼玉医科大学病院 総合心療内科 山田悠史

米国内科学会日本支部年次総会におきまして、「”Is there a doctor on board?” 高度3万フィートのオンコールに自信を持って手を挙げられる医師になるために」というタイトルで講演を行いました。我々国際交流プログラム委員会では、国際交流にとって最も大切なツールの一つ、医学英語の教育を行うことを念頭に、今回の講演を企画しました。医学英語を使う状況を思い浮かべる中で、委員から、日本における航空機内救急に関する知識、教育の乏しさの指摘があり、ここに焦点を当てることになりました。

IATA(国際航空運送協会)によれば、世界の航空旅客数は2018年に40億人を突破し、さらに増加の一途をたどっています。常時5,000機以上の旅客機が高度30,000 フィートの上空を飛行し、1日あたり1,000万人が機内という閉鎖空間で数時間から十数時間を過ごします。そこで問題となるのが航空機内救急(In-flight medical emergencies; IME)です。過去の統計によればIMEは平均約600便に1件発生するとされ、毎日約1,000件のIMEが世界のどこかの上空で起こっている計算になります。このようなIMEに対して自信を持って対処できる術を身につけていただくことを目標に講演を行いました。

当日は、朝一番の企画にもかかわらず50名を超える聴講者が集まりました。講演は、短時間のアイスブレークのあと、元演劇部の牧石委員長扮する医師の乗客が、筒泉副委員長扮するシンガポール人の乗客リチャードの失神に対応するという寸劇で始まりました。元客室乗務員 の駒崎クララさんにもご協力いただき、本物の客室乗務員さながらの演技をしていただきました。寸劇での3名の迫真の演技は、すぐに聴講者の心を掴み、笑いも交えながら航空機内救急の理解にお役立ていただけたのではないかと思います。また、寸劇の合間にレクチャーを挟む形式で進め、山田より最新の文献に基づくIMEの基礎知識や対応方法についての講義、IMEで想定される英語表現の講義を行いました。また寸劇のあとには、元客室乗務員の星山芳実さんから、IMEにおける客室乗務員の役割、メディカルキットについて、航空機内の医療支援体制、医師登録制度についての解説が行われました。医師だけによる講演とせず、お二人の客室乗務員経験者にもご参加いただくことで、より深みのある内容になったのではないかと思います。

機内での急変は、ある日突然遭遇するものであり事前準備が欠かせません。ところが、今回のような医師を対象としたIMEのワークショップやセミナーはほとんど開催されていないのが現状です。今回ご参加頂いたことにより、聴講者の皆様にとって、IMEへの認識を広げる、また医師としての素養を広げる絶好の機会となったのではないかと考えています。そして、我々にとってもこのような活動を国内でさらに広げていくよいきっかけとなりました。

Posted on June 19, 2019July 9, 2019

A report of the seminar; “Is there a doctor on board?”

A report of the seminar; “Is there a doctor on board?” at the annual conference of American College of Physicians, Japan Chapter

GIM, Saitama Medical University Hospital

Yuji Yamada, M.D.

We held a seminar, the title of which was “Is there a doctor on board? -to be a physician who can confidently raise a hand to help in-flight medical emergencies” at the annual conference of American College of Physicians, Japan Chapter, Kyoto, Japan. Our initial plan was to create a seminar which can help participants improve their English communication skills. Through our discussion we found in-flight medical emergencies are not well recognized in Japan and decided to focus on this in our seminar.

The number of annual commercial airline passengers exceeded 4 billion for the first time in 2017 according to the report from International Air Transport Association (IATA) and it is expected to increase further. More than 5,000 aircrafts fly at an altitude of 30,000 feet at any given time and ten million people spend several hours daily on the plane. Here comes the problem: In-Flight Medical Emergencies (IMEs).

The estimated prevalence of IMEs is approximately 1 in 600 flights, meaning 1,000 IMEs occur somewhere in the sky every day. As a result, it is becoming inevitable to encounter some kind of IMEs when we take a flight. Therefore, learning and preparing for IMEs are essential for us physicians. The main purpose of this seminar was to provide basic knowledge and important skills to better cope with them.

On the day of this seminar more than 50 participants gathered early in the morning. After quick icebreaking activities, we started the session with a short play. Dr. Makiishi, who belonged to a drama club, played a role of a physician passenger. Dr. Tsutsumi became a passenger from Singapore, who developed syncope in the aircraft. Ms. Komazaki, who is a former cabin attendant, played a cabin attendant role very naturally. Their impressive performance instantly grabbed audience’s heart and greatly helped them understand the concept of IMEs. Lectures were also given in-between the performance, regarding 1) common presentations and proper management of IMEs based on up-to-date medical literatures, 2) tips of history taking in English, and 3) introduction of cabin attendants’ role in IMEs and emergency medical kits available on airplanes. I believe the lectures given not only by a physician but also by a cabin attendant made the understanding of audience even deeper.

It is essential to learn and prepare for IMEs in advance to care sick passengers efficiently since the condition in airplanes is quite unusual. However, in reality, there are not many workshops or seminars available in Japan. We hope this seminar was a great opportunity for audience to recognize the importance of preparation for IMEs and also a great start to expand this type of activities in the future.

Posted on May 24, 2019

エクスターンシッププログラム参加者募集

ACP会員の皆様方

ACP米国本部より、4週間の北米アカデミック病院でのエクスターンシッププログラムについて、参加者募集の連絡がありました。ACPの海外(北米以外)支部会員を対象とした非常に魅力的なプログラムです。

非常にcompetitive なプログラムですが、日本支部からは過去2名の先生がご参加されています。昨年度(2018-2019)は林幹雄先生(東京大学医学教育国際研究センター)がご応募され、見事選抜(ACP海外支部から約30名の応募があり、4名が選ばれました. 領域:医学教育、エクスターンシップ先:Thomas Jefferson University)されています。また2012-2013年年度には、池田裕美枝先生がご参加されています(領域 Menstruation disorder, Mayo Clinic)。
https://www.acponline.org/about-acp/acp-international/activities-abroad/international-fellowship-exchange-program-awardees
是非、ご応募をご検討頂ければと存じます。

ACP’s International Fellowship Exchange Program (IFEP):
・参加者は、米国またはカナダのアカデミックな病院で、1ヶ月間、内科または専門内科を4週間、エクスターンシップをすることができます。
・ご自身の関心のある疾患や領域について、その予防や診断、管理が米国のアカデミックな病院でどのように行われているかを直に体験することができます。
・どの病院で見学を行うかについては、ACP本部が参加者の関心のある領域などを考慮して決定します。
・臨床見学の時期は、2020年3月か4月が望ましいとされています。
・参加者は、2020年4月にLos Angelesで開催されるACP年次総会で表彰されます。またその参加費用はACP本部から支給されます。

応募締め切り:2019年8月1日

プログラムの詳細は、米国本部websiteをご参照ください。
https://www.acponline.org/about-acp/acp-international/activities-abroad/acp-international-fellowship-exchange-program
応募される場合には、日本支部にもご連絡をください。
日本支部連絡先
ACP日本支部国際交流プログラム委員会事務局
email: office@acpjapan.org
書類は、米国本部の指定のemailへ直接ご提出ください。

ACP日本支部国際交流プログラム委員会
委員長 牧石徹也
副委員長 筒泉 貴彦

Posted on April 30, 2019May 1, 2019

Women’s Committee企画「Healthcare Reformを考える」

ACP日本支部の皆様

ACP日本支部年次総会・講演会2019の2日目
6月9日(日)11時55分~14時15分に開催される
Women’s Committee企画の「Healthcare Reformを考える」
について委員の川嶋からご案内させて頂きます。

かわしま神経内科クリニック Kawashima Neurology Clinic
川嶋乃里子 Noriko Kawashima. MD, FACP, FAAN
http://kawashimaclinic.com

入試を含めた女性医師に関連した様々な現状や
働き方改革(長時間労働の是正やワーク・シェアリング等)の推進が叫ばれる中で、「Patient First」からぶれない形で、「Healthcare Reform」にすでに先進的に取り組まれて来られた先生方を中心にご講演頂きます。
是非、ご参加下さい。

1.NPO法人イージェイネット代表理事 医療法人ラ・クォール会 理事長・院長 瀧野 敏子先生

「働きたくなる病院へ」
2006年から、女性医師でも働きやすい環境の病院づくりを推進するために活動されてきたNPO法人代表であり、以前にACP Women’s Committeeの委員長をされていた瀧野先生から現状と今後についてお話を伺います。

2.札幌徳洲会病院 Dr. Shadia Constantine,
「How the maternity leave system works in the US and how to keep work-life        balance?」
米国では女性医師の教授は大変多く、産休システムが十分でないのに、女性医師は育児も学術的仕事も上手にこなしているようです。医師個人の努力だけではなく、どのようなシステムがこのようなことを可能にしているのか米国での勤務経験がある、Constantine先生から伺います。

3.飯塚病院 緩和ケア科部長 柏木 秀行先生
「飯塚病院緩和ケア科のダイバーシティマネージメント」
MBAの資格をお持ちの柏木先生から、現在行っている労働時間短縮、働き方改革の具体策をお話し頂きます。

4.東京女子医科大学成人医学センター教授・副所長 岩崎 直子先生
「女子医大の取り組み、これまでとこれから。学生から再教育、再就職まで生涯にわたる人材育成と働き方改革人材育成と働き方改革」
女子医大の卒業生には、昔の言葉でいう「職業婦人」と言っても良いような凛としたプロ意識がある方が多いように感じます。
医師として働く女性が、専業主婦と同様に家庭のことをできるはずはなく
女性医師自身の「マインドセット」を女子医大がどのように育まれてきたのか興味あるお話を伺えると存じます。

5.岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座教授
医療人キャリアセンター センター長 片岡仁美先生
「キャリア支援×患者安全=働き方改革;岡山大学12年の取り組み」
岡山大学では、全国に先駆けてメンターシップ制度を取り入れるど先進的な取り組みが行われていると伺います。改革を牽引されて来られた片岡先生よりお話を伺います。

学会Webサイト
http://www.acpjapan.org/acp2019/registration.html
事前登録期間:4月3日(火)~5月21日(火) 12時まで
・早期事前登録期間:4月3日(火)~5月6日(月)
・通常事前登録期間:5月7日(火)~5月21日(火)12時まで
5月21日(火)の12時以降は、当日登録となりますため、会場受付にてお申し込み、お支払いください。

Posted on April 24, 2019April 24, 2019

ACP年次総会ポスター発表体験記

ACP体験記

濱田 治 MD

愛仁会高槻病院 総合内科 医長

京都大学大学院医学研究科 医療経済学分野 大学院研究員

Osamu Hamada, MD

Department of General Internal Medicine, Takatsuki General Hospital, Osaka, Japan

Department of Healthcare Economics and Quality Management, Graduate School of Medicine and Faculty of Medicine Kyoto University, Kyoto, Japan

この度ACPの本部の年次総会で当院から応募したポスターがアクセプトされ、発表する機会をえました。ACP本部で一般応募からの日本人の発表は貴重というお言葉をいただき、この度学会参加に関して記事を書かせていただくこととなりました。

私はEarly Career Physiciansのポスター発表の枠に応募しました。“Impact of the hospitalist system in Japan on quality of care and healthcare economics”という当院で行なった臨床研究について発表を行いました。ホスピタリストは幅広い内科の問題に対応できる、入院対応のスペシャリストとして米国で発展してきました。米国ではその有用性が多数報告されてきました。本邦においても患者を総合的に診療できる医師の必要性が強調され、専門医制度にも変革が生まれていますが、ホスピタリストの有用性を検証した研究はありませんでした。当院では2017年度に米国でホスピタリストのトレーニングを積んだ指導医の元で総合内科が診療を開始しました。本研究は当院に入院した誤嚥性肺炎の患者を対象とし、ホスピタリスト群(当科)とコントロール群(その他専門科)による治療が医療経済(入院期間、医療費)、医療の質(抗菌薬投与期間、経口抗菌薬への変更率、採血や胸部レントゲン撮影回数)、死亡率・再入院率へどのような影響を及ぼすかを調べた後ろ向きコホート研究です。プロペンシティスコアマッチングを用いて解析を行いました。結果として、死亡率や再入院率を上げることなく、医療経済および質をホスピタリスト群が有意に改善させました。

発表の際には3人の評価者のファカルティーがプレゼンターの元に巡回して来て、4分間の発表、6分間の質疑応答が行われます。出発前に病院で上司や同僚と何度か発表の予演を行ない、十分に準備して望んだため、スムーズに発表を行うことができました。超高齢化社会日本における医療体制の問題点や、統計学的な手法などに関して議論しました。評価者の先生方は評価表に記入しながら私の発表を聞いていましたが、挨拶してから質疑応答までの間で記入していたタイミングから判断すると、ポスターの構成、内容の科学的妥当性、発表におけるコミュニケーションスキルなどいくつかのカテゴリーにわけ点数化し、その他のコメントを自由記載欄に記載しているように見えました。

発表の前後に周囲のポスター発表者と話をしました。隣のポスターは医学生が臨床研究の結果を発表しており、向かいのインド人の医師は積極性とエネルギーに満ちており私の発表に関しても沢山の質問をしてくれました。全体のポスターを見に行きましたが、学生が臨床研究をしているのが散見され、医学生の意識の高さを感じ、負けていられないなと思いました。

ポスター発表以外の時間はできる限りセッションに参加しました。同じ時間帯にいくつも魅力的なセッションが行われていました。携帯のアプリで発表の会場、時間、資料の確認を行うことができ、非常に効率が良いと感じました。参加したセッションはいずれも質が非常に高く大変勉強になりました。積極的な参加を求められるセッションもあり、ピッツバーグの先生が発表したヘルスリテラシーを上げるための取り組みに関するセッションでは、他の参加者と議論を行う場面がありました。ACP日本支部のEarly Career Physicians Committeeで「国際学会で地蔵にならないための英語セミナー」と言うセッションを開催していましたが、もっと国際学会で積極的に参加し、発言する姿勢や能力を磨きたいと感じました。

また、女性医師の割合が高く、子供づれで参加している方が複数いたのも印象的でした。いくつかのセッションで話した女性の先生はホスピタリストをしており、働き方を自分で決めることができる点がよく、女性の割合が高いと言っていました。日本でも昨今の働き方改革や女性医師が活躍し働きやすい現場に関して注目されるようになってきていますが、病院や社会全体で考える必要があると感じました。

今回のACPに参加して感じたことをまとめたいと思います。

―学会の規模、質が非常に優れている

―学生も臨床研究をしている。日本からも発信したい

―働き方改革を病院、社会全体で考える必要性がある

 

長文を読んでいただきありがとうございました。

 

 

Posted on February 17, 2019

Annals of Internal Medicineに4報のレターが掲載

ACPJC年次総会2018での「レターの書き方」と題したワークショップの結果、ACPの機関誌であるAnnals of Internal Medicineに4報のレターが掲載されました。その過程を片岡裕貴先生から報告いただきましたので、広報いたします。(PRC委員:前田正彦)

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兵庫県立尼崎総合医療センター 呼吸器内科・臨床研究推進ユニット

片岡裕貴

ACPJC年次総会2018において、「レターの書き方」と題したワークショップ(WS)を行い、その結果、ACPの機関誌であるAnnals of Internal Medicine (AIM)に4報のレターが掲載されましたので、その過程をご報告いたします。

もともと筆者らは、「誰でもできる臨床研究」を合言葉に、多忙な日本の臨床現場でも実施可能な臨床研究のやり方を学ぶ各種WSを運営していました。その中の一つに、系統的レビュー(systematic review)を学ぶワークショップがあります(1)。

ご承知のとおり、系統的レビューとは、一つの臨床疑問を元に、その臨床疑問に合致するありとあらゆる研究をまとめる技術であり、その利用はEBMの実践にあたって必須とされています(2)。一方で、研究論文にアクセスすることができて、一定の英語力を元にその解釈ができる人であれば、一定の時間をかければ誰でも実践できる臨床研究でもあります。

系統的レビューの過程においては、組み入れた一次研究のバイアスを評価する、というステップがあります。これを応用すると、レターを書けるということを共同運営者である辻元啓先生が発見し、いくつかのレターを書きました(2)。

この経験を元に、臨床研究の遠隔学習プログラムであるMCR extension (3)において、2日がかりのWSを実施し、実際に受講生がレターを書けるようになる、という効果を確認しました (4)。

その際の受講生はあくまで臨床研究に関して一定の学習経験がある人たちでしたので、このWSを経験のない医師に適応可能か、という疑問を元に、今回のWSを企画・運営することにしました。

実際のプログラムは以下のとおりです。

事前 – 事前学習動画を見る(15 分) https://youtu.be/mQ8BXtw_cVI
– 課題論文(Graham KL, et al. Preventability of Early Versus Late Hospital Readmissions in a National Cohort of General Medicine
Patients. Ann Intern Med. [Epub ahead of print 1 May 2018] doi: 10.7326/M17-1724 http://annals.org/aim/article-abstract/2680053/
preventability-early-versus-late-hospital-readmissions-national-cohort-general-medicine)を読む
当日 「交絡」に着目したRisk of Biasの吟味とポイントの指摘を考えるhttps://drive.google.com/file/d/1NX3ejjD0pmlrxP1MWamnGHODcLO42

FX5/view?fbclid=IwAR01jb0u-zbW40P6CLpC68kc99Gl9wq-WXwl8rhHSqXhFuv5VehQ1_z7Dso

事後 グループごとにレターを投稿

論文は、AIMがACPの機関誌であることに加えて、比較的レターが乗りやすい雑誌であったこと、Epub ahead of printとして掲載されたので、レター投稿の締切(冊子版に載ってから1ヶ月)までゆとりがあることなどを鑑みて選びました。

事前に当院で行ったテスト版には3名、当日は28名(含学生3人)の参加がありました。4通のレターがAIMのウェブサイトに掲載され、その後本誌に掲載されました。のべ13人が著者となり、1st authorとなったのはいずれも臨床論文を書いたことがない人達でした。

レターを書くことは、英語論文を書くことの練習にもなりますし、単なる揚げ足取りにとどまらずに結果を解釈する、という意味で科学的思考を涵養する役にも立つと思います。

資料は全て公開しておりますので、新しい論文をみなさんの施設でジャーナルクラブとして取り上げる際には、ぜひご活用ください。

また、レターを通じて、次にある一次研究としての臨床研究の実践へとつなげていただければと思います。

引用文献

  1. システマティックレビュー(系統的レビュー)作成ワークショップ:誰でもできる臨床研究 https://www.facebook.com/SRworkshop/
  2. Users’ Guides to the Medical Literature: A Manual for Evidence-Based Clinical Practice, 3rd ed. McGraw-Hill. 2014
  3. 「レター」の書き方の作法-週刊医学界新聞 http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03164_02
  4. MCR extension https://www.google.com/search?q=MCR+extension&hl=en&safe=off
  5. Writing letters to the editor: A workshop. https://www.mededpublish.org/manuscripts/1824?fbclid=IwAR33ZVH1RZRDmgEI3wvbhzYSbi7JRGBf4irDKwb00Z9bvth1jKPRsFnyKOg

掲載されたレター
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30716746
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30716748
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30716749
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30716750

当日の様子

Posted on February 13, 2019

Annals of Internal Medicine へのレター投稿がアクセプト

Annals of Internal Medicine へのレター投稿がアクセプト
IEPCの牧石徹也先生(済生会滋賀病院)から報告を頂きましたので広報いたします。(PRC委員:前田正彦)
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平素より大変お世話になっております。IEPCの牧石徹也です。
平成30年のACP日本支部総会で「レターの書き方ワークショップ(片岡 裕貴先生)」に一般参加者として参加しました。当日の課題であったAnnals of Internal Medicineへのレター投稿がアクセプトされ、2019年2月号(Annals of Internal Medicine • Vol. 170 No. 3 • 5 February 2019 218 )に掲載されました。課題となった論文に対して計4本のレターが日本から掲載されています。一つは片岡先生が共著者のもの、そしてもう一つは私が参加したグループによるものです。後の2つも当日のワークショップの課題として提出されたものである可能性が高いと考えます(未確認)。このことは、ACP日本支部総会のワークショップのレベルの高さを示す具体例の一つになるかと思いますし、またニュースバリューもあるかと思いご報告する次第です。
Posted on February 13, 2019

International Exchange Program Committee ACP Japan Chapter Interim Report

International Exchange Program Committee

ACP Japan Chapter Interim Report

Chair: Tetsuya Makiishi, MD, FACP

Saiseikai Shiga Hospital

  1. What We Accomplished
  2. INDIA PROJECT Two members of the IECP, Tetsuya Makiishi and Takahiko Tsutsumi participated in the ACP India Chapter annual congress held in Lucknow, India from August 31th to September 2nd, and provided lectures to enhance the interrelationship between the two chapters.
  3. HAWAII PROJECT The committee has received one applicant for the externship in Hawaii under the supervision of Dr. Jinichi Tokeshi, clinical professor of Family Medicine at the University of Hawaii, John A. Burns School of Medicine. The committee has supported the candidates’ CV and personal statement before submission. The externship is planned in January, 2019. One of the IECP members will be assigned as a mentor to support the candidate before, during, and after the externship.
  4. What We Were Already Working On
  5. FLORIDA PROJECT By the courtesy of Dr. Jerald Stein, well known for his dedication to medical education in Japan, a three-week externship program at the University of Florida was offered to two members of the ACP Japan chapter. The committee has been involved in a selection process for this program. Their externships are planned in early 2019.
  6. DOMESTIC PROJECT We are having a seminar focusing on how to get into a clinical training program overseas, mainly the US, at the end of November in Osaka.
  7. What We Initiated
  8. We started to interact with the ACP India Chapter as mentioned above to seek for the possibility to establish an exchange externship program between the two chapters in future years.
  9. We started to support the externship program at the University of Florida as mentioned above.
  10. What We Plan To Work On
  11. We plan to continue and further develop each PROJECT mentioned above.
  12. We plan to create a network among the members of the ACP to facilitate sharing information and know-how about working overseas as a physician.
Posted on February 13, 2019

Health and Public Policy Committee ACP Japan Chapter Interim Report

Health and Public Policy Committee委員長の小山雄太先生(日本海総合病院)から中間報告を頂きました。

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Health and Public Policy Committee

ACP Japan Chapter Interim Report

Chair: Yuhta Oyama, MD, FJSIM, FACP

Nihonkai General Hospital

  1. What We Accomplished
  • 2018年度ACP日本支部総会でHPPC/CMC合同企画セッション「FACPへの道〜なぜ、そしてどのようにそれを目指すのか〜」を行った。
  1. What We Are Working On
  • 2019年度ACP日本支部総会でのHPPC企画セッションの準備を始めている。2018年度と同方向の内容になる可能性が高く、またWomen’s Committeeとの共同開催となる可能性がある。
  • ACP日本支部におけるCOI基準策定に関する提案を検討中である。
  1. What We Plan to Initiate
  • FACPに関するセッションを開催したことによって,FACP申請者数の推移に変化があったかどうかを確認したいと考えている。
  • 前年度からの懸案事項として,ACP日本支部のHPにおけるProfessionalismのページのupdateを具体化させたい。
  • 実際に動き出すのは難しいのであるが,Choosing Wisely/High Value CareおよびEnd of Life CareについてのACP日本支部としての取り組みについても今後HPPCとして関わっていきたい。
Posted on February 13, 2019

Women’s Committee  ACP Japan Chapter Interim Report

Women’s Committee委員長の山本典子先生(やまもとクリニック)から中間報告をいただきました。

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Women’s Committee

ACP Japan Chapter Interim Report

Chair: Noriko Yamamoto, MD, FACP

Yamamoto Clinic

Women’s Committeeでは6月の支部講演会の企画を行った時の反省点を踏まえて、来年の講演会の企画を検討中です。女性医師を応援する企画というと女性医師は興味はあるけど構えてしまって参加しにくい、男性医師はあえて興味がないという方が多いのだと思います。そこでECPCやRFCとコラボして何かできないか検討中です。

また女性のメンバーやFACPを増やすということも大切なMissionですのでCredential CommitteeやPPCともコラボで企画を作れないかと考えています。まだまだ日本支部の中では女性FACPも1割に満たない状態です。学生や研修医などの若い世代の参加が増えていますので継続的にACPに参加しFACPについても知っていただき多くの女性医師がFACPを目指し元気な女性FACPを増やしたいと思っています。

ここ2年くらいACPでは9月にWomen In Medicine Monthというキャンペーンをしています。同時に支部長の推薦により女性メンバーをFACPにしてあげられるという機会を設けています。今年は日本からお一人を推薦することができましたがACPの活動に加わってくださる女性医師を増やして頑張る方にはぜひFACPになるチャンスを差し上げたいと思っています。

また今年よりFacebookでACP Women’s Committeeというページを作っております。 ACPのページリンクだけでなく女性医師たちの関心がありそうな記事をシェアしたりそれについてコメントしたりすることができます。札幌徳洲会のDr. Constantineも投稿して問題提起をしてくださったりしています。希望すればどなたでも参加できますので多くの先生方に参加して頂きたいと思います。

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