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副作用①放射線治療
私は、最初の乳がんの手術後放射線治療を受けました。毎日週5日間、5週間続けて通うというものでした。
私は仕事をしながら治療を受けていたので、朝一番で病院に行き、治療を受けて、その後出勤すると言うことを5週間毎日続けました。
治療が始まってすぐから、照射部位に痛みを覚え、治療が進むにつれ皮膚がひどく日焼けしたようになりました。
私の場合、皮膚の状態以外に放射線宿酔と言って船酔いのような症状がわりと治療開始の早い段階から現れ、治療が終了してしばらくまで続きました。乳がんの放射線治療を経験した人が周りに居なかったことや、ネットなどで調べても皮膚が日焼けややけどのようになるという情報がありましたが、当時は放射線宿酔のことを知らなかったので何をしていても常に胃がムカムカ、体がふわふわしてとても辛かったです。
ただ、放射線治療による副作用がきつかったことから放射線治療医の先生だけで無く乳腺外科の主治医の先生の診察を毎週受けることができ、先生や看護師さん、放射線技師さんがいつも気にかけてくれていたので何とか治療を乗り切ることが出来ました。
2017年執筆