Update of plugins for WordPress and backup of the server database
I have done the back up of ACP Japan Chapter communication server and update of plugins for the WordPress.
American College of Physicians, Japan Chapter Cummunication Server
米国内科学会(American College of Physicians: ACP)日本支部年次総会2018に関して、追加のご案内です。
一般演題に加え、
チーム対抗クイズ大会 『Dr’s Dilemma』、および 病院や研修プログラムの宣伝として利用できる『病院ブース』も現在 募集中となっております。
奮ってご参加ください。
(PRC委員 小尾佳嗣)
SPC委員会からのお知らせです。
米国内科学会(American College of Physicians:ACP)日本支部年次総会2018の【一般演題募集】のご案内をさせていただきます。
来る6月2日(土)、6月3日(日)に京都大学百周年時計台記念館,国際科学イノベーション棟におきましてACP日本支部年次総会を開催します。
一般演題の募集を開始いたしました。
・会員・非会員問わずご応募いただけます。
・採択された一般演題は、英語でポスター掲示(ポスターセッションの時間に、日本語でディスカッション[
・演題査読委員会では参加者の皆様に、年齢や職位にこだわらない安心・安全で建設的なディスカッションを行なっていただけるよう配慮しておりますので、奮ってご応募下さいますようお願いいたします。
・演題登録の締め切りは 2018年 3月18日(日) に延長されました。
応募の詳細につきましては、こちら
http://acp2018.org/abstract.html
をご覧くださいますようお願い致します。
・応募演題から数編を事前選抜し、6月2日に行われるポスターセッションとは別に、”Best Abstract”候補者による口頭発表会を開催し、当日の選考により、”Best Abstract”を決定します。2018年度から”Best Abstract”は「黒川賞」として表彰されます。表彰の対象者は筆頭発表者で、ACP会員(入会申請中を含む)に限ります。
・黒川賞は、ACP日本支部設立にご尽力され、初代支部長としてもACP日本支部発展に大きく貢献された黒川清先生の業績を記念して設立されました。元UCLA教授で東京大学および政策研究大学院名誉教授でもある黒川清先生のプロフィールは http://kiyoshikurokawa.com/ で確認できます。
・「黒川賞」は部門別(学生部門、研修医部門[
・黒川賞を受賞された筆頭発表者が、会員かつ学生または研修医(臨床研修医、後期研修医)、後期研修終了後40歳未満の医師である場合、2019年度の米国ACP総会に応募演題の投稿を支援します。(投稿前にScientific Program Committeeの助言を受けることも可能です)
受理された場合は、日本支部から10万円のtravel grantを助成します。
アブストラクトの評価のポイントは英語の巧さではなく、内容と抄録の質です。
以上、よろしくお願い致します。
山本 舜悟
京都大学医学部附属病院 臨床研究教育・研修部
ACP日本支部年次総会2018SPC委員,抄録査読委員長
2018年度のACP日本支部における各賞の募集を開始いたしま
ACPに長く貢献してくださっている会員に積極的に差し上げるこ
委員長 筑波大学医学医療系教授・水戸協同病院
矢野(五味)晴美
国際交流プログラム委員会では、2012年に発足し、前支部長の小林祥泰先生、およびカリフォルニア支部長のDr. Soma Waliのご尽力により、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の教育病院であるオリーブビューメディカルセンターにて総合内科を中心とする臨床見学プログラムを中心とする活動を行ってまいりました。これまで通算16名の派遣者を輩出しました。残念ながら2017年8月を持ちまして、この臨床見学プログラムは終了いたしました。2017年8月以降、ハワイ大学に2名派遣することが決まり、活動しております。
以下で2017-18年の当委員会の活動の中間報告をさせていただきます。
a. 国際交流委員会では、2012年より活動開始し、同年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の教育病院であるオリーブビューメディカルセンターにて総合内科を中心とする臨床見学プログラムが開始されました。2017年8月に本プログラムが終了するまでに合計16名が渡航し本プログラムに参加しました。
b. 委員会では、渡航候補者の英文の履歴書や志望書の作成などをサポートしてきました。
c. 各渡航者には、委員がメンターとして担当してサポートしました。
d. ACP日本支部幹部、委員、派遣者、派遣修了者が登録された同窓会メーリングリストを発足しました。派遣者は、臨床見学中、毎週1回、臨床見学の振り返り・学び・経験などを投稿してもらいました。振り返りを関係者で共有できとてもよい機会になりました。
提出予定の英文の履歴書および志望書を委員会でレビューし建設的なフィードバックを行っております。
a. 昨年度から、派遣者を戦略的にリクルートしております(2017年8月以降、一時、中断しております)。
b. 2017年11月のNews Letterで委員が自己紹介文が掲載されました。
c. 2017年8月にUCLAのプログラムが終了後、ハワイ大学での臨床見学プログラムで渡航者が2名います。
a. ACP日本支部の若手会員、非会員および米国での臨床見学希望者にどのように臨床見学に関する情報を届けるかを検討しております。
b. UCLAでの臨床見学プログラムが終了したため、ACP会員向けの適切な臨床見学プログラムが必要な状況になっております。
c. 臨床見学目的の渡航に関する助成について議論をしております。
Dr. Yasuaki Hayashino, MD, PhD, FACP, MPH
天理よろづ相談所病院 内分泌内科 部長
天理よろづ相談所病院内分泌内科の林野と申します。この度はACP日本支部の関係者の多くの方々のご支援により、FACPに昇格させて頂きました。糖尿病、代謝疾患、内分泌疾患を中心に臨床に従事するとともに、糖尿病患者を対象とした疫学研究を行っております。実臨床、医学教育、疫学研究を通して内科学の研鑽に励むと共に、ACP日本支部の今後の発展に貢献できるよう努力させていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
ACP日本支部長 上野文昭
その昔,日本で卒後研修の場と言えば大学やその関連病院がほとんどであった頃,京都にユニークな病院がありました.大学の看板も権威もないその病院では,本場の“大リーガー医”を招聘し,徹底的に米国式の臨床研修を行っていました.当時は卒業したら自分の大学で研修するのが当たり前でしたが,やがて多くの若者が保護者のような卒業校から離れ,その病院で世間の荒波に揉まれはじめました.他流試合で成長し,大リーガー医に感化された若者たちが数多く渡米し,本場の臨床研修に身を晒しさらに成長を遂げました.舞鶴市民病院でこの仕組みを創られた松村理司先生は,その後音羽病院に移られ,そこでも同じシステムを継続されました.この2つの研修プログラムのOBたちは今や日本にとって欠くことのできない臨床指導医として,全国の研修施設においてさらに多くの優秀な臨床医を育んでいます.
ACPの会議に出席して驚いたことは,「Tadashiは元気?」と多くの人たちに声をかけられたことです.現プレジデントのDr. Ende,現支部長会議議長のDr. Cooneyや,Dr. Gibbons,Dr. Chow,日本にもなじみの深いDr. Meyerなど,ACPの中枢に数多くの舞鶴・音羽指導医OBがいます.その他にもDr. Constant,Dr. Willis,Dr. Sapira,Dr. Tierneyなど教育者として高名な方々が“大リーガー医”として招聘されてきました.
ACPのAwardの一つにHonorary Fellowshipというものがあります.従来,世界内科学会など米国外の学会長に与えられるAwardで,これまで日本でも数名の方々が受賞しています.もちろん大変優れた先生方ではありますが,個人というよりもその役職に対するAwardという性質のものです.このたび松村先生の日本の臨床研修に対する功績が高く評価され,4月にNew Orleansで開催されるInternal Medicine Meeting 2018 において,Honorary Fellowshipが授与されることが決定しました.これは異例中の異例のことで,何ら組織の背景もない一個人の医師がその功績により受賞するわけなのです.いかにACPの評価が高いかがおわかりいただけるでしょう.そして今回の受賞をサポートしていただいた多くの大リーガー医(黒川初代支部長を含む)の皆さまに感謝いたします.
Governor’s Newsletterで個人の受賞を讃えるのには,少しためらいがありました.それでもやはりこの喜びを私だけでなく,会員の皆さま方と分かち合いたいとの思いで,あえて公表いたしました.今でこそ卒業大学を離れることはそうめずらしくありませんが,旧態依然たる当時の日本の研修体制では,不安の募る医学生を惹きつける何かが必要でした.魅力溢れる研修プログラムを構築され,長年にわたって実践されたことは,卒後臨床研修に対する考え方を根本から変えたといっても過言ではないでしょう.
敬愛する松村先生,おめでとうございます!ご承諾を得ずに先生を登場させてしまったことをお詫びいたします.