モデル動物作製支援
皮膚発がんにおけるPak1遺伝子の新たな制御機構を発見
CD11c陽性細胞におけるPak1の欠失はマウス皮膚発がんに対する抵抗性をもたらす
千葉県がんセンター研究所 がんゲノムセンター 実験動物研究部
奥村 和弘
J Invest Dermatol. 144(8):1890-1893.e5. (2024).10.1016/j.jid.2024.01.021
妊娠期乳腺細胞におけるミトコンドリア内一炭素代謝酵素MTHFD2の機能
金沢大学 がん進展制御研究所
西村 建徳
Biochem. Biophys. Res. Commun., 674:183-189, (2023). doi:10.1016/j.bbrc.2023.06.074
減数分裂の開始と細胞周期のS期進行を同調させる雌性生殖細胞に特異的なメカニズム
熊本大学 発生医学研究所
石黒 啓一郎
Nature Communications, 14: 6443, 2023年, doi:10.1038/s41467-023-42259-6
肺高血圧症に関与する新しい分子を発見
横浜市立大学大学院医学研究科 薬理学
五嶋 良郎
J Pharmacol Sci., 148(2): 214-220 (2022). doi: 10.1016/j.jphs.2021.11.008
がん耐性齧歯類ハダカデバネズミの化学発がん物質への強い発がん耐性を証明
-炎症抑制を介したがん耐性機構の一端を解明-
熊本大学 大学院先導機構
岡 香織
Commun Biol., 5: 287 (2022). doi: 10.1038/s42003-022-03241-y
ゲノム編集による遺伝子改変動物作製技術の改良に成功
山梨大学大学院総合研究部
大塚 稔久
活動依存性マンガン造影 MRI のための塩化マンガン全身投与後のマウス脳におけるマンガン動態
大阪大学 大学院医学系研究科 保健学専攻
小山内 実
Frontiers in Neural Circuits, 15: 787692 (2021). doi: 10.3389/fncir.2021.787692
皮膚化学発がんの原因遺伝子の同定と作用機序の解明
- Pak1の3’非翻訳領域の一塩基多型は選択的ポリアデニル化を調節し発がん感受性を変化させる-
千葉県がんセンター研究所 がんゲノムセンター 実験動物研究部
奥村 和弘
J Invest Dermatol, 2022 Sep; 142(9):2323-2333.e12, doi:10.1016/j.jid.2022.02.009
D1ドーパミン受容体を介する神経情報伝達が文脈的恐怖条件付けの遠隔記憶の形成に重要な働きをすることを解明
新潟大学脳研究所 動物資源開発研究分野
笹岡 俊邦
Frontiers in Behavioral Neuroscience, 16 : 751053., 2021年, doi: 10.3389/fnbeh.2022.751053
肺組織由来新規IL-33誘導因子の発見とそのメカニズムにおける解析
兵庫医科大学
安田 好文
がん細胞自身が分泌する因子を介した食道扁平上皮がんの進展メカニズムを解明
- 食道扁平上皮がんの新規治療法開発へ前進 -
北海道大学大学院医学研究院 分子病理学教室
谷口 浩二
Molecular Cancer Research, 18(12):1876-1888. doi: 10.1158/1541-7786.MCR-20-0186
※本稿は分子プロファイリング支援の論文解説文ページにも掲載されています。
世界初、体内に存在する老化の原因となる細胞の解析に成功
東京大学医科学研究所 癌防御シグナル分野
城村 由和
Cell Metabolism, 32(5):814-828, 2020年, doi: 10.1016/j.cmet.2020.09.006
システイン残基(コドン35番目)の置換によるMC1Rの機能喪失の確認
〜機能喪失も黒色色素生産と背腹部毛色濃淡が維持〜
北海道大学 地球環境科学研究院
鈴木 仁
Journal of Heredity, 111: 640-645 (2020), doi: 10.1093/jhered/esaa054
神経細胞の膜電位オシレーションにKv11型電位依存性カリウムチャネルが関与することを解明
広島大学 大学院医系科学研究科
橋本浩一
Journal of Physiology, 599, 547-569. doi: 10.1113/JP280342 (2021).
外界の刺激を感知する 細胞のアンテナ「1次繊毛」を制御する新規分子を同定
―繊毛病など奇形疾患の病態解明の手掛かりにー
東京慈恵会医科大学 生化学講座
吉田清嗣
TFE3 Xp11.2転座腎細胞がんモデルマウスの作製と解析
〜新規治療標的分子とバイオマーカーの発見と検証〜
熊本大学国際先端医学研究機構
馬場理也
Mol Cancer Res. 17 (8), 1613-1626 Doi: 10.1158/1541-7786.MCR-18-1235 (2019).
RUNXファミリー遺伝子と組織幹細胞ダイナミクス
熊本大学国際先端医学研究機構
大里元美
Adv Exp Med Biol, 962:117-138. Doi: 10.1007/978-981-10-3233-2_9. (2017)
発達期のシナプス刈り込みを調節する分子を発見
〜前頭側頭型認知症の関連遺伝子グラニュリンの新たな機能の解明〜
東京大学 大学院医学系研究科 神経生理学分野、
国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)*:
上阪直史、渡邉貴樹(被支援者)、狩野方伸*
Neuron 2018 Feb 21;97(4):796-805.e5. DOI: 10.1016/j.neuron.2018.01.018
個体発生時に組織特異的な遺伝子発現を導き出す仕組みの解明
− MCRIP1による肺サーファクタント遺伝子のエピゲノム制御 −
東京大学医科学研究所
武川睦寛
Communications Biology, 2: 227 DOI: 10.1038/s42003-019-0478-3 (2019).
X染色体不活性化を用いた遺伝子改変慢性膵炎モデルマウスの樹立
兵庫医科大学遺伝学 大村谷昌樹(被支援者)、
熊本大学生命資源研究・支援センター 荒木喜美
成長円錐の小胞とアクチンの挙動解明
超解像度観察により、成長円錐の小胞とアクチンは神経成長の間、協調運動を行っている
新潟大学医歯学系神経生化学(医学部生化学第二)
五十嵐 道弘
Cell Rep, 18: 2203-2216, DOI: 10.1016/j.celrep.2017.02.008. 2017
Generation of a new model rat: Nrf2 knockout rats are sensitive to aflatoxin B1 toxicity.
東北大学 大学院医学系研究科 医化学分野
田口恵子、山本雅之(被支援者)
行動柔軟性の制御機構
― 線条体コリン作動性介在神経細胞が行動柔軟性を課題依存的に制御する。―
広島大学大学院医系科学研究科
岡田佳奈
miR-142 が司る新たな好中球遊走制御機構の解明
miR-142はsmall GTPase を介した好中球細胞骨格制御による黄色ブドウ球菌感染創の改善に必須である
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(医学系)病理学
森亮一
J. Invest. Dermatol. 137:93 DOI: 10.1016/j.jid.2016.11.018 (2017)
MEIOSIN directs the switch from mitosis to meiosis in mammalian germ cells.
熊本大学発生医学研究所
石黒啓一郎
Dev. Cell 52(4),429-445(2020) DOI:10.1016/j.devcel.2020.01.010
DMBA/TPA多段階皮膚発がんモデルを用いたp19Arfに存在する非同義置換多型の機能解析
千葉県がんセンター研究所
若林雄一
J Invest Dermatol.139(7):1459-1469 DOI: 10.1016/j.jid.2018.12.027 (2019).