1. HOME
  2. 概要・活動内容
  3. モデル動物作製支援

モデル動物作製支援

班長 八尾良司 (公益財団法人がん研究会)

申請はこちら

活動内容

研究者の要望に応じて遺伝子改変動物(マウス・ラット)を作製・提供します。相同組換えやゲノム編集など、目的に応じた最先端技術とリソースを用いて、ノックアウト、ノックイン、点変異導入などの遺伝子改変を行います。ヒト遺伝子変異を有する疾病モデル動物や学術研究を目的とする先端的な遺伝子改変動物などの作製ご利用いただけます。
ウイルスベクターを介した外来遺伝子による遺伝子改変動物の作出を支援します。依頼者の要望に応じて、多様なターゲット遺伝子を搭載したウイルスベクターを作製・提供します。
支援に関する内容や技術的なご相談、支援課題募集に関するご質問は、モデル動物作製支援事務局までお問い合わせ下さい。


注目の支援

支援対象者

2024年度文部科学省・科学研究費補助金(新規・継続)・生命科学系に採択された研究者を対象とします。研究種目や領域は問いません。審査に当たっては若手枠(「若手研究」の応募要件を満たす者)を設けます。

採択審査

支援担当者による一次審査、外部委員による二次審査の二段階審査により、採択課題を選定します。支援課題の審査では、以下の点を重視しています。既存の変異系統の重複作製は支援対象外です。

  • 本活動支援により、飛躍的な発展が期待できる課題
  • 高度な技術が要求されるチャレンジングな課題
  • アウトソーシングによる動物個体作製では難しい、研究的要素を多く含む学術研究課題
  • 新たに動物個体を用いた研究を開始する研究者による課題
年二回の募集を予定しています。
公募期間
第1回 4月1日(月)〜 6月28日(金)
第2回 8月1日(木)〜 9月27日(金)

支援例

  • ヒト遺伝子変異を再現するモデル動物
  • マーカー遺伝子を発現する遺伝子改変動物
  • モデル動物作製等を目的とするウイルスベクターの作製

留意事項

  • 本支援活動は公的資金により行われますので、作製された遺伝子改変動物は、リソース有効活用の観点から、論文発表時もしくは引き渡し後3年のいずれか早い時期に、国内の公的リソースセンターへの寄託を承諾して頂く事が必要です。
  • 遺伝子改変動物の受け入れには、各施設の承認が必要です。
  • 論文発表の際には、「先端モデル動物支援」を受けている事を記載して下さい。
    <Acknowledgmentの表記方法>
    英文:This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number JP 22H04922 (AdAMS).
    和文:本研究はJSPS科研費 JP 22H04922 (AdAMS)の助成を受けたものです。

担当者

遺伝子改変マウス作製支援 八尾良司(がん研究会・がん研究所)
山崎 聡(東京大学・医科学研究所)
荒木喜美(熊本大学・生命資源研究支援センター)
阿部 学(新潟大学・脳研究所)
山田泰広(東京大学・医学部)
伊川正人(大阪大学・微生物病研究所)
高橋 智(筑波大学・生命科学動物資源センター)
遺伝子改変ラット作製支援 真下知士(東京大学・医科学研究所)
小林和人(福島県立医科大学・医学部)
ウイルスベクター作製支援 小林憲太(生理学研究所・行動・代謝分子解析センター)
井上謙一(京都大学・ヒト行動進化研究センター)
AID2(改良オーキシン誘導デグロン)
システムの支援
鐘巻 将人(国立遺伝学研究所・遺伝メカニズム研究系)
*支援担当施設については、採択決定後、技術的・学術的観点から決定します。

支援申込みフォーム

申請はこちら

問い合わせ

モデル動物作製支援事務局 animalmodel.adams{at}jfcr.or.jp
({at}を@に置き換えて下さい。)

Page Top