わんころりん
いったいどの味が正しいの??
治療生活で様々な副作用を体験しましたが、今でも困っているのが「味覚障害」です。
3世代が食べられるご飯を作っていましたが、治療中は何を作っても「濃い!」と言われることが多くなりました。
抗がん剤治療中は、だんだんと食事の好みが変わり、ある時は「ホワイトチョコレートしか食べられない!」、「シャキシャキレタスサンドしか食べられない!」など、とても偏った時期がありました。
大好きなコーヒーは、すべて不味い…など。
それも重なり、さらに「料理をする」ことが怖くなってしまいました。
抗がん剤治療から分子標的薬治療のみになり、改善されたこともありますが、今でも味の感覚がつかめず、いつも不安定な舌だと感じています。
2022年執筆