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ACP Japan Chapter

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Posted on June 27, 2019July 7, 2019

Healthcare Reformを考える。

2019年 ACP日本支部講演会 Women’s Committee企画報告

Women’s Committee委員長 山本典子 やまもとクリニック院長 FACP

Women’s Committee 委員長;山本典子 副委員長;川嶋乃里子

メンバー;新井桂子 森島祐子 松本衣里 三木綾子

「Healthcare Reformを考える。」2019年6月9日 日曜日 11時55分より14時 京都大学 時計台百周年記念講堂 国際交流ホール2

 

  • Opening Remarks :川嶋乃里子先生
  • 働きたくなる病院へ:イージェイネット代表 瀧野敏子先生
  • How the maternity leave system works in the US and how to keep work-life balance?:Sapporo Tokusyuukai Hospital Dr.Shadia Constantine
  • 飯塚病院緩和ケア科のダイバーシティマネージメント:飯塚病院緩和ケア科部長 柏木秀行先生
  • 東京女子医大の取り組み、これまでとこれから。学生から再教育、再就職まで生涯にわたる人材育成と働き方改革:東京女子医大成人病センター教授 岩崎直子先生
  • キャリア支援×患者安全=働き方改革 岡山大学の12年の取り組み:岡山大学大学院医歯薬総合研究科 地域医療人材育成講座 片岡仁美先生

まず瀧野先生は NPO法人をつくりホスピレートという病院評価を行うことをなさっています。これを始めたきっかけなどのお話があり、女性医師が働きやすい病院の評価ということで始めたということですが、若い医師たちのワークライフバランスを重視する人が多くなったという変化や女性医師が時短などの条件で入職し働いても、患者さん重視でなく帰るころには患者をみないとか、自分の生活重視に偏り男性医師に迷惑がかかったりするようなことも出てきて、最近は保育所や時短などの条件面だけではなく、医師がモチベーションを高く持って輝けるようにするということを評価にいれていくよう考えているとのことでした。 また女性医師が働きやすいと、女性ナースやスタッフの定着率もよく、良い人材が集まりやすいということです。またそのために患者さんも増え、収入もあがり、病院としても個人としても豊かになる、という効果があるというお話でした。

次にパナマで医学部を卒業されUSで研修を受けられたDr.Shadia Constantineです。3人のお子さんがおられて ご主人が主夫をなさっているということでした。アメリカには法律としての産休はありませんが、大学や大きな病院ネットワークには規定があり、給与をもらいながら平均8週間くらいは産休を取ることが多いということです。ただし産休をとるのは5分の2くらいということでした。USでの比較検討などのペーパーを示していただきました。

3人目は唯一の男性、飯塚病院の柏木秀行先生です。医師でありながらMBAや社会福祉士の資格もお持ちです。最初に柏木先生は、今までの勝ち組思考はもう通用しないと断言されています。科としての理念、ビジョン、ミッションを明らかにしてその実現を追求していくこと、部下をエンゲージメントする、マインドセットを刺激する、Whyの共有などを実行されているということでした。おみこしを5人で担いでいてなんとかなっていたところ、2人がさらに来た。少し楽になったかと思っていた。でもなんだか重いと思ったら、うち2人がぶら下がっていたということがありうるというお話もありました。難しいこともできることから始めていこうということでした。

4人目は東京女子医大の岩崎直子先生です。日本で唯一の女子だけの医学部ですので、大学としての理念や医師になるための意識教育についての話から始まりました。学生のうちから医師としての自覚、ライフサイクルを考えたキャリア形成、離職しても再教育・再就職できるようにということでセンターを立ちあげて応募者の話を聞き、背中を押し、技術の再教育なども行っているとのことでした。印象的だったのは、なぜ医師になりたいのか、医師として働き続ける意思を持つこと、その中で自分が何をやりたいのかなどを学生の間から実習として先輩の姿を見させたり。、同窓生のアンケートをとり現状を把握したりすることを続けておられることです。特に医師になるということについての動機がないとだめだと主張されていました。また働き方改革としては、早く帰ること、当直明けは早く帰って休むことなどを実行されているということでした。

最後は岡山大学の片岡仁美先生でした。12年にわたり岡山大学で医療人キャリアセンターMuskatセンターでの活動をなさっておられます。働き方改革を行おうとすると地方だと人がどんどん増やせない現状なので、今働いている人をこれ以上やめないで、事情があっても働けるというようにすることが必要と考えられたそうです。ですから現在は女性医師だけではなく、男性や子育てだけでなく介護で時間が必要な人も対象にしているそうです。過労や働く時間が長いと診断エラーも増えるので、医師自身もうつや自殺企図など健康を損なわれることもある、でも目の前に患者さんがいれば やらなければいけない、自分たちがやらなければ医療が崩壊する、若手の研修も十分にできないなどの状況の中で、患者安全と地域医療の継続性、医療人の健康とバランスをとることが必要とお話されています。プロジェクトは、家族のサポート、上下の理解、同僚の理解、適切な労働力が大事とのことでした。色々な具体例をお示しいただきましたが、6人目の立場での復帰という言葉が印象的でした。5人の定員でその枠内で復職すると自分ができないことやわからないことが多かったり、時間的に早く帰ったりすると周りに迷惑をかけるということで心苦しくなり続かない。定員の増員ということでの6人目なら、本人も周りも受け入れやすいということです。このような活動で 女性医師も増えると女性医師の専門医志向も上がったということでした。

それぞれの先生のお話は、お立場も違い、視点も違い、なさっていることも違うように思いました。長時間のシンポジウムでしたが、あっという間に時間がたっていました。その根底には今までの認識が通用しなくなってきている。だがなんとかしなければ医療が崩壊する、患者さんが困るようなことを絶対に避けたいという患者さんや医療全体を大切に思う気持ちと意思があるように思いました。女子医大の取り組みにしても、岡山大学の人材センターのお話にしても、長い時間がかかっているようでしたので、仕組みを変えることも難しいことですが、その中でも、人々のマインドセットを変えることが一番難しいことだと思います。でも変えなければいけない時期に来ているということだと私は感じました。そういう意識を持ってまた周りや同じ意識をもつ同僚などと協力して、地道にやれることから行動を起こし、それを広げていくことが大切かと思いました。

素晴らしい内容だったのですが、参加者が少なかったのがとても残念です。ACPでは教育的なセッションが多いので、若い先生方はそちらの方が興味を引くと思われますし、働き方改革は上の人のやることと思っていたりするのかもしれません。ですが社会性を持って働くことは大切ですし、自分さえよければよいという立場ではないはずですので、こういう分野にも興味を持ってもらいたいと思いました。働き方改革は女性だけの問題ではありません。瀧野先生がおっしゃっていたように、女性医師が気持ちよく元気よく働ければ、病院内に良い循環が生まれると思います。しかし女性医師自身もプロフェッショナリズムの意識をきちんともち、患者さんのためということを一番に考えて、時短でも週3回でも、高い医療レベルを提供するべく努力するべきだと思います。私たちの仕事は有難いことに、働きながら学ぶことができます。色々な患者さんを診察し、治療して 症例の経験として、自分のものにすることができます。毎日が勉強です。一つでも多くの知識を得て、早く立派に尊敬される医師になろうとするならば、多くの患者さんをみて経験することです。医師としての自分と家庭での親としての役割など、どちらを重視したいかは各人違うと思いますし、特に女性は自分の意志とは別に、子育て中で子供が小さいと時間的にも家庭に多くの時間を取られることになるでしょう。ワークライフバランスは個別的でもあり、また時間的な要素もあり、難しい課題だと思います。でも男性も女性も、より高いレベルの医療を行える医師であるために、研鑽を積むことは常に必要ですし、幸福感を感じる日々を過ごすことも、人間として不可欠なことだと思います。いつも完璧に過ごすことは不可能だと思いますし、我慢する時期もあるかと思いますが、自分で選んで 自分で道を見据えて日々を歩んでいけるように、男女ともに方策を考えて続けることが必要だと感じました。またその根底には、患者さんを第一に考えること、地域医療を守ることなどProfessionalismがそれぞれの医師の心にしっかり根付いていることが必要とも思われました。

さらに男性だから女性だからというマインドセットを変える時代になってきているのかと思います。自身でも自分を縛らず、また性差や人種差などに関わらず、お互いを認め、自由にそして効率的に仕事をし、個人生活を充実させられる時代になることが求められていると思います。

最後に、素晴らしいご講演をいただいた5人の先生方に心よりお礼を述べたいと思います。企画を立ててくれた副委員長の川嶋乃里子先生の行動力と情報ネットワークに感服しましたし、WC委員のメンバーは、各担当を決めて打ち合わせに連絡にと特に指示することなく 各自で考えて行動してくれました。委員会のメンバーにも感謝したいと思います。

Posted on June 19, 2019July 9, 2019

「”Is there a doctor on board?” 高度3万フィートのオンコールに自信を持って手を挙げられる医師になるために」

米国内科学会日本支部年次総会 講演開催報告

埼玉医科大学病院 総合心療内科 山田悠史

米国内科学会日本支部年次総会におきまして、「”Is there a doctor on board?” 高度3万フィートのオンコールに自信を持って手を挙げられる医師になるために」というタイトルで講演を行いました。我々国際交流プログラム委員会では、国際交流にとって最も大切なツールの一つ、医学英語の教育を行うことを念頭に、今回の講演を企画しました。医学英語を使う状況を思い浮かべる中で、委員から、日本における航空機内救急に関する知識、教育の乏しさの指摘があり、ここに焦点を当てることになりました。

IATA(国際航空運送協会)によれば、世界の航空旅客数は2018年に40億人を突破し、さらに増加の一途をたどっています。常時5,000機以上の旅客機が高度30,000 フィートの上空を飛行し、1日あたり1,000万人が機内という閉鎖空間で数時間から十数時間を過ごします。そこで問題となるのが航空機内救急(In-flight medical emergencies; IME)です。過去の統計によればIMEは平均約600便に1件発生するとされ、毎日約1,000件のIMEが世界のどこかの上空で起こっている計算になります。このようなIMEに対して自信を持って対処できる術を身につけていただくことを目標に講演を行いました。

当日は、朝一番の企画にもかかわらず50名を超える聴講者が集まりました。講演は、短時間のアイスブレークのあと、元演劇部の牧石委員長扮する医師の乗客が、筒泉副委員長扮するシンガポール人の乗客リチャードの失神に対応するという寸劇で始まりました。元客室乗務員 の駒崎クララさんにもご協力いただき、本物の客室乗務員さながらの演技をしていただきました。寸劇での3名の迫真の演技は、すぐに聴講者の心を掴み、笑いも交えながら航空機内救急の理解にお役立ていただけたのではないかと思います。また、寸劇の合間にレクチャーを挟む形式で進め、山田より最新の文献に基づくIMEの基礎知識や対応方法についての講義、IMEで想定される英語表現の講義を行いました。また寸劇のあとには、元客室乗務員の星山芳実さんから、IMEにおける客室乗務員の役割、メディカルキットについて、航空機内の医療支援体制、医師登録制度についての解説が行われました。医師だけによる講演とせず、お二人の客室乗務員経験者にもご参加いただくことで、より深みのある内容になったのではないかと思います。

機内での急変は、ある日突然遭遇するものであり事前準備が欠かせません。ところが、今回のような医師を対象としたIMEのワークショップやセミナーはほとんど開催されていないのが現状です。今回ご参加頂いたことにより、聴講者の皆様にとって、IMEへの認識を広げる、また医師としての素養を広げる絶好の機会となったのではないかと考えています。そして、我々にとってもこのような活動を国内でさらに広げていくよいきっかけとなりました。

Posted on June 19, 2019July 9, 2019

A report of the seminar; “Is there a doctor on board?”

A report of the seminar; “Is there a doctor on board?” at the annual conference of American College of Physicians, Japan Chapter

GIM, Saitama Medical University Hospital

Yuji Yamada, M.D.

We held a seminar, the title of which was “Is there a doctor on board? -to be a physician who can confidently raise a hand to help in-flight medical emergencies” at the annual conference of American College of Physicians, Japan Chapter, Kyoto, Japan. Our initial plan was to create a seminar which can help participants improve their English communication skills. Through our discussion we found in-flight medical emergencies are not well recognized in Japan and decided to focus on this in our seminar.

The number of annual commercial airline passengers exceeded 4 billion for the first time in 2017 according to the report from International Air Transport Association (IATA) and it is expected to increase further. More than 5,000 aircrafts fly at an altitude of 30,000 feet at any given time and ten million people spend several hours daily on the plane. Here comes the problem: In-Flight Medical Emergencies (IMEs).

The estimated prevalence of IMEs is approximately 1 in 600 flights, meaning 1,000 IMEs occur somewhere in the sky every day. As a result, it is becoming inevitable to encounter some kind of IMEs when we take a flight. Therefore, learning and preparing for IMEs are essential for us physicians. The main purpose of this seminar was to provide basic knowledge and important skills to better cope with them.

On the day of this seminar more than 50 participants gathered early in the morning. After quick icebreaking activities, we started the session with a short play. Dr. Makiishi, who belonged to a drama club, played a role of a physician passenger. Dr. Tsutsumi became a passenger from Singapore, who developed syncope in the aircraft. Ms. Komazaki, who is a former cabin attendant, played a cabin attendant role very naturally. Their impressive performance instantly grabbed audience’s heart and greatly helped them understand the concept of IMEs. Lectures were also given in-between the performance, regarding 1) common presentations and proper management of IMEs based on up-to-date medical literatures, 2) tips of history taking in English, and 3) introduction of cabin attendants’ role in IMEs and emergency medical kits available on airplanes. I believe the lectures given not only by a physician but also by a cabin attendant made the understanding of audience even deeper.

It is essential to learn and prepare for IMEs in advance to care sick passengers efficiently since the condition in airplanes is quite unusual. However, in reality, there are not many workshops or seminars available in Japan. We hope this seminar was a great opportunity for audience to recognize the importance of preparation for IMEs and also a great start to expand this type of activities in the future.

Posted on June 4, 2019June 4, 2019

2019年 ACP日本支部年次総会・講演会のご案内

Scientific Program Committee委員長の濱口杉大先生より、今週末に京都で開催されるACP日本支部年次総会・講演会のご案内です。ふるってご参加ください。
(PRC委員 小尾佳嗣)
 
***
日頃より大変お世話になっております。SPCの濱口でございます。
 
いよいよACP日本支部年次総会・講演会が近づいてまいりました。事前申し込みに間に合わなかった方、うっかり締め切りを過ぎてしまった方、ぜひ当日参加をお願い申し上げます。
大会参加費のみでどのセッションにも基本的に参加できます。事前予約で満席の場合でも立ち見による参加が可能でございます。従いまして当日参加者にとってもかなりお得な状況です。
 
また、6月8日(土)の12時40分~14時00分まで、時計台百周年記念棟の国際交流ホールⅢを開放し、会員の皆様のミーティングなどに使用できる時間と場所を確保いたしました。例えば各委員会のミーティングなどにご活用いただけます。
 
それではどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
濱口 杉大
Posted on May 28, 2019

日本内科学会におけるジョイントセッションの御報告

Scientific Program Committee委員長の濱口杉大先生よりいただいた、第116回日本内科学会総会・講演会の「医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ2019 名古屋」にて行われた日本内科学会とACP日本支部とのジョントセッションの活動報告を紹介いたします。

(PRC委員 小尾佳嗣)

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テーマ:あなたが海を渡ったらこんな世界が待っている!

-先人が語る米国臨床研修とは-

企画を終えて

大ホールに8つのブースが用意され、各グループはローテーションを始めました。その周りには沢山のオブザーバーが興味津々で見学をしておりました。それぞれの講師の話の内容はテーマ名は似ているものがあっても実際には全く異なり、単なる米国研修の設営ではなく、実体験に基づいた内容で、今後の米国研修に興味をもつ人にとっては非常に貴重で興味深い情報が提供されました。医学生も若手医師もみんなが講師の話に引き込まれ、時には米国人講師のブースを回っているときであっても臆することなく英語で議論をしておりました。徐々にまわりの見学者がさらに増えてきて、気づくと大ホールには多くの人が集まっておりました。

各講師に1名ずつRFCの若手医師がアシスタントとしてうまくコーディネートしてくださり会をスムーズに進行することができました。

最後に最も議論に活発にかかわった参加者10名が優秀討論者として発表されました。

今後このような企画をつづけていくかについてはまだ決定しておりませんが、今回の成功により前向きに検討いただけるようです。

 

今回の企画内容の詳細は、以下をご参照ください。

 

テーマ:あなたが海を渡ったらこんな世界が待っている!-先人が語る米国臨床研修とは-

日時:2019年4月27日 12時45分~14時15分(90分間)

場所:ポートメッセなごや イベント館2階

内容:

海外研修に興味をもつ医学生や若手医師が、米国研修経験者からお話を聞いて議論し、将来のキャリア形成に役立てるようにするのがこの企画の目的です。

米国臨床研修経験者8名を講師として招聘し、1ブースに1名の講師がいる計8つのブースを、海外研修に興味をもちあらかじめ募集をした医学生・研修医グループ(1グループ7名で計 8グループ)がローテーションします。

各ブースの講師はそれぞれのブースにおいて3回同じ話をいたします。内容は実際の症例検討から米国研修医としての裏話まで、講師によって多種多様です。ローテーションは1回25分で計3回行われるため、1つのグループは3名の講師のお話を聞くことができます。

講師は1回のローテーションにてグループでもっとも積極的に議論に加わった人を選びます。3回終わった時点で合計点数が最も高かった10名が優秀討論者として、後の懇親会で受賞されます。

またグループで参加していない一般の人でも、その周りでオブザーバー参加つまり見学することができます。

 

各講師とブースでのお話の内容は以下のとおりです。

 

北野夕佳 先生

現所属:聖マリアンナ医科大学 横浜西部病院 救命救急センター

ヴァージニア・メイソン医療センター内科

企画内容説明

Let’s Learn GENERAL RULES from everyday cases. 5-minute bedside teaching

We’ll do a brief case discussion of a bread and butter case on hospitalist service or general internal medicine clinic.

The goal of my session is for the participants to achieve a sense of learning concise general rules (”5-minute bedside teaching”) from a simple case.

 

田川美穂 先生

現所属:奈良県立医科大学 腎臓内科

ペンシルベニア病院内科、ペンシルベニア大学病院腎臓内科

企画内容説明

Bed side teachingのすすめ

アメリカの初期研修では、指導医と研修医が患者を一緒に回診します。研修医が患者についてプレゼンテーションを行い、指導医が症例について、teaching pointをその場でdiscussion形式で教えてくれます。実臨床に即した考え方の道筋を学ぶことができ、非常に有用でした。今回のセッションでは、このbed side teachingの雰囲気を味わっていただければと思っています。皆さんとのdiscussionを楽しみにしています。

 

関口健二 先生

現所属:信州大学医学部附属病院 総合診療科

ハワイ大学内科、ハワイ大学老年内科

企画内容説明

米国臨床研修って本当にやる価値あるの?

  1. やるべきかやらざるべきか それが問題だ
  2. どうして米国臨床研修を実際に経験した人はみんな留学を強く勧めるのに、やってない人はそうでもないのか?
  3. 米国臨床研修じゃなきゃ得られなかったものと米国でなくても得られたであろうもの
  4. 米国臨床研修で失ったもの
  5. 「肚を決める」

 

八重樫牧人 先生

現所属:亀田総合病院 総合内科

コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科、ニューヨーク州立大学ダウンステート校呼吸器内科、ピッツバーグ大学集中治療科

企画内容説明

知れば日本の医療が良くなる、世界のスタンダード:

米国内科研修で学んだ事のうち、従来の日本での医療より数多くの選択肢の中から各患者さんの最適解を探す「広い視野」が、最も有益だったと実感している。日本で行われていない世界の標準医療、逆に日本で行われているが有益ではないと示されている医療行為を例示する。未来を担う若手医師が、日本という「ガラパゴス」で「井の中の蛙大海を知らず」状態から、より広い視野と可能性があることに気づいて頂ければ幸いである。

 

Dr. Shadia Constantine

現所属:札幌徳洲会病院

企画内容説明

Are you interested in medical training in the US? Let’s contrast your questions with my experience as an International Medical Graduate (IMG) in the US. We will talk about the following topics:

  1. Why? Could you believe that the US was NEVER in my dreams?
  2. Traditional path: studying and taking the tests, ERAS application, matching. Share some of your plans and I will share what I did.
  3. Challenges? Share your fears and I will share the main obstacles I had to jump
  4. Is the US the only way to have an international medical career?

 

Dr. Gautam Deshpande

現所属:聖路加国際病院

企画内容説明

During this activity, interested students and residents will be taken through a typical `day in the life` of a first-year intern in an Internal Medicine training program in a US hospital. Topics included will include pre-rounding, structure of supervision, daily presentations to attending physicians, balance of hospital vs outpatient clinic work, and expectations for education. Topics will also touch on chief resident opportunities and preparing for fellowships in the US. The format will be primary lecture-based, with ample time for question-and-answer. Time permitting, we will also discuss some fundamental strategies to prepare for a successful US residency.

 

鈴木孝幸 先生

現所属:University of Utah Health Care, Division of Gastroenterology

企画内容説明

臨床留学に対する、皆さんの目標は何でしょうか?実際に海外で医療に携わり、日本との違いやそれぞれの優れたところ、改善が必要な点などを冷静に見定めることは、日々の診療、そして自身の医師としての生き方に大きな影響を与えるのではないかと考えます。私が経験した米国での研修や、現在のユタ大学での診療の様子を紹介し、留学に興味のある皆さんの疑問などにお答えすることで、その一助になることができたらと思います。

 

Dr. Robert Dobbin Chow

現所属:University of Maryland School of Medicine

企画内容説明

Residency Training in the United States:  Why, What, and How

  1. Why choose to train in the United States?
  2. What is the difference between Internal Medicine training in Japan and training in United States?
  3. Emphasis on evidence based medicine
  4. Exposure to alternative teaching styles: emphasis on bedside rounding and physical examination skills
  5. Multi-disciplinary approach to patient care
  6. Research opportunities for residents; opportunities to present at national professional meetings
  7. Structured feedback and evaluation system based on milestones
  8. Duty hours and restricted service size for residents – attention to resident wellness
  • What are the challenging aspects of training in the United States?
  1. English can be a limiting factor
  2. American culture and values do not promote humility, respect, politeness
  3. Lack of a personal support system
  4. Cost of application and travel for rotations, CS, interviews
  5. How to apply
  6. USMLE Step I, Step 2 CK, Step 2 CS => ECFMG certification
  7. 3-4 letters of recommendation
  8. Clinical experience in the U.S.
  9. ERAS application, including personal statement

 

ACP日本支部からの運営担当

オーガナイザー

上野文昭 前支部長

SPC:濱口杉大、志水英明

 

各講師のアシスタント

RFC:西村義人、上月友寛、鵜木友都、多賀谷知輝、花本明子、森博隆、山本竜也、大谷真紀

 

 

Posted on May 24, 2019

エクスターンシッププログラム参加者募集

ACP会員の皆様方

ACP米国本部より、4週間の北米アカデミック病院でのエクスターンシッププログラムについて、参加者募集の連絡がありました。ACPの海外(北米以外)支部会員を対象とした非常に魅力的なプログラムです。

非常にcompetitive なプログラムですが、日本支部からは過去2名の先生がご参加されています。昨年度(2018-2019)は林幹雄先生(東京大学医学教育国際研究センター)がご応募され、見事選抜(ACP海外支部から約30名の応募があり、4名が選ばれました. 領域:医学教育、エクスターンシップ先:Thomas Jefferson University)されています。また2012-2013年年度には、池田裕美枝先生がご参加されています(領域 Menstruation disorder, Mayo Clinic)。
https://www.acponline.org/about-acp/acp-international/activities-abroad/international-fellowship-exchange-program-awardees
是非、ご応募をご検討頂ければと存じます。

ACP’s International Fellowship Exchange Program (IFEP):
・参加者は、米国またはカナダのアカデミックな病院で、1ヶ月間、内科または専門内科を4週間、エクスターンシップをすることができます。
・ご自身の関心のある疾患や領域について、その予防や診断、管理が米国のアカデミックな病院でどのように行われているかを直に体験することができます。
・どの病院で見学を行うかについては、ACP本部が参加者の関心のある領域などを考慮して決定します。
・臨床見学の時期は、2020年3月か4月が望ましいとされています。
・参加者は、2020年4月にLos Angelesで開催されるACP年次総会で表彰されます。またその参加費用はACP本部から支給されます。

応募締め切り:2019年8月1日

プログラムの詳細は、米国本部websiteをご参照ください。
https://www.acponline.org/about-acp/acp-international/activities-abroad/acp-international-fellowship-exchange-program
応募される場合には、日本支部にもご連絡をください。
日本支部連絡先
ACP日本支部国際交流プログラム委員会事務局
email: office@acpjapan.org
書類は、米国本部の指定のemailへ直接ご提出ください。

ACP日本支部国際交流プログラム委員会
委員長 牧石徹也
副委員長 筒泉 貴彦

Posted on May 18, 2019

ACP日本支部年次総会・講演会2019 Web事前登録は5月21日までです。

ACP日本支部年次総会・講演会2019大会長の濱口 杉大先生より、『Web事前登録は5月21日まで』のお知らせです。
(PRC委員 小尾佳嗣)
 
*********
6月8日(土)、9日(日)に京都大学で行われるACP日本支部年次総会・講演会2019について、インターネットによるWeb事前登録の締め切りが5月21日(火)12:00までと迫ってきましたためご連絡申し上げました。
 
今回の年次総会は大会参加費のみで原則的にすべてのセッションに参加できることになっております。つまり満席の企画であってもいわゆる「立ち見」による参加が可能です。
また大会に参加してくださった方は、講師の許可が得られたセッションの資料を大会終了後に所定のサイトからダウンロードすることができます。
5月21日を越えますと、あとは当日登録となりまして、一般ACP会員であれば7000円高くなってしまいます。
 
もし参加登録がまだお済でない方がいらっしゃいましたら是非下記よりご登録いただければと考えます。
http://www.acpjapan.org/acp2019/registration.html
また先生方の周囲への広報も是非よろしくお願い申し上げます。
 
どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
濱口 杉大
Scientific Program Committee
ACP日本支部
Posted on May 12, 2019June 14, 2019

Governor’s Message

Message from the new Governor

After appointed to the post of governor, I was taken by surprise to know that governors have wide range of missions and now I’m feeling heavy responsibilities. However, as the three great predecessors, Drs. Kiyoshi Kurokawa, Shotai Kobayashi and Fumiaki Ueno, had set the right track, I believe that all I have to do is to go forward on the same track.

It has been 23 years since I became a member of ACP. Time flies! In those days, I was a co-chair of a committee of the Association of FJSIM (Fellows of Japanese Society of Internal Medicine) to encourage FJSIMs to join ACP, so Japanese Society of Internal Medicine (JSIM) was a close society with us in the beginning. I think ACP Japan Chapter and JSIM should cooperate in the future again because the purpose of the two organizations is the same. The first cooperation of the two entities was realized this year as a joint session for students and residents in the annual meeting of JSIM. I hope we will have chances to cooperate again and I will make efforts to achieve that aim.    

Thank you for everything you do for our chapter and for our profession.

All the best,

Kenji Maeda, MD FACP

Governor, American College of Physicians, Japan Chapter

Posted on May 1, 2019May 1, 2019

ACP日本支部年次総会・講演会2019 早期事前登録(大会参加費最安)締め切りまであとわずか!

ACP日本支部年次総会・講演会2019大会長の濱口 杉大先生より、早期事前登録締め切り日のお知らせです。
(PRC委員 小尾佳嗣)

*********
このたび6月8日(土)、9日(日)に京都大学百周年時計台記念館,国際科学イノベーション棟で行われるACP日本支部年次総会・講演会について、早期事前登録締め切り5月6日が近づきましたため、お知らせ申し上げます。

事前登録期間:4月3日(火)~5月21日(火) 12時まで
・早期事前登録期間:4月3日(火)~5月6日(月)
・通常事前登録期間:5月7日(火)~5月21日(火)12時まで
5月21日(火)の12時以降は、当日登録となりますため、会場受付にてお申し込み、お支払いください。

以下が参加登録のWebsiteとなります。
http://www.acpjapan.org/acp2019/registration.html

医学生さんからシニアの先生方まで、内科学を総合的に楽しく勉強できるように配慮しておりますため、ぜひお誘いの上ご参加ください。

Posted on April 30, 2019May 1, 2019

Women’s Committee企画「Healthcare Reformを考える」

ACP日本支部の皆様

ACP日本支部年次総会・講演会2019の2日目
6月9日(日)11時55分~14時15分に開催される
Women’s Committee企画の「Healthcare Reformを考える」
について委員の川嶋からご案内させて頂きます。

かわしま神経内科クリニック Kawashima Neurology Clinic
川嶋乃里子 Noriko Kawashima. MD, FACP, FAAN
http://kawashimaclinic.com

入試を含めた女性医師に関連した様々な現状や
働き方改革(長時間労働の是正やワーク・シェアリング等)の推進が叫ばれる中で、「Patient First」からぶれない形で、「Healthcare Reform」にすでに先進的に取り組まれて来られた先生方を中心にご講演頂きます。
是非、ご参加下さい。

1.NPO法人イージェイネット代表理事 医療法人ラ・クォール会 理事長・院長 瀧野 敏子先生

「働きたくなる病院へ」
2006年から、女性医師でも働きやすい環境の病院づくりを推進するために活動されてきたNPO法人代表であり、以前にACP Women’s Committeeの委員長をされていた瀧野先生から現状と今後についてお話を伺います。

2.札幌徳洲会病院 Dr. Shadia Constantine,
「How the maternity leave system works in the US and how to keep work-life        balance?」
米国では女性医師の教授は大変多く、産休システムが十分でないのに、女性医師は育児も学術的仕事も上手にこなしているようです。医師個人の努力だけではなく、どのようなシステムがこのようなことを可能にしているのか米国での勤務経験がある、Constantine先生から伺います。

3.飯塚病院 緩和ケア科部長 柏木 秀行先生
「飯塚病院緩和ケア科のダイバーシティマネージメント」
MBAの資格をお持ちの柏木先生から、現在行っている労働時間短縮、働き方改革の具体策をお話し頂きます。

4.東京女子医科大学成人医学センター教授・副所長 岩崎 直子先生
「女子医大の取り組み、これまでとこれから。学生から再教育、再就職まで生涯にわたる人材育成と働き方改革人材育成と働き方改革」
女子医大の卒業生には、昔の言葉でいう「職業婦人」と言っても良いような凛としたプロ意識がある方が多いように感じます。
医師として働く女性が、専業主婦と同様に家庭のことをできるはずはなく
女性医師自身の「マインドセット」を女子医大がどのように育まれてきたのか興味あるお話を伺えると存じます。

5.岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座教授
医療人キャリアセンター センター長 片岡仁美先生
「キャリア支援×患者安全=働き方改革;岡山大学12年の取り組み」
岡山大学では、全国に先駆けてメンターシップ制度を取り入れるど先進的な取り組みが行われていると伺います。改革を牽引されて来られた片岡先生よりお話を伺います。

学会Webサイト
http://www.acpjapan.org/acp2019/registration.html
事前登録期間:4月3日(火)~5月21日(火) 12時まで
・早期事前登録期間:4月3日(火)~5月6日(月)
・通常事前登録期間:5月7日(火)~5月21日(火)12時まで
5月21日(火)の12時以降は、当日登録となりますため、会場受付にてお申し込み、お支払いください。

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