本院は、国際的に高く評価されている本学歯学部の研究実績を基に、質の高い医療の提供を目指しています。また、将来を担う歯科医療人の育成機関としても全国的に高い評価を受けています。そして、研究成果を基にした新しい治療方法の開発への貢献を目指しています。
本院は今後数年間にわたり、病院の再整備に伴う診療科の再編成を行います。大学病院としての使命を達成するために、財政基盤の安定化を図りつつ、将来の疾患構造の変化にも対応できるよう、診療環境の整備と体制の確立に努めてまいります。
若い歯科医療者には、エキスパートではなくプロフェッショナルを目指すよう、話しています。知識と技術を持っているだけでは医療者として甚だ不十分であり、患者さんの困っていることに対してどのように自分の技術を生かし、問題を解決できるのかを、常に患者さんと向き合いながら考え、実行できるプロフェッショナルを目指して欲しいと思います。
昭和58年 東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業 東京医科歯科大学歯学部附属病院 |