大分大学医学部附属病院は、大分県内唯一の大学病院として高度で安全な医療を提供するとともに、若手医療人の育成と地域医療への貢献を担っています。緑豊かな環境と世界的にも有名な温泉地に隣接した立地であり、また近くの海と山から採れる地元食材を用いた直営による給食も特色であり、患者さんにやさしい医療とサービスを心掛けています。
「安全・安心の医療」「人材育成」「地域貢献」を三本柱に掲げ、次世代を担う医療人を育成するとともに、県民に信頼される病院づくりを進めます。経営改善や働き方改革を着実に進め、地域の医療連携を強化しながら、国際的にも注目される大学病院を目指します。
私の信条は「医療の中心に常に患者さんがいる」ということです。患者さんとご家族の思いに寄り添う姿勢を忘れず、医療者はその外側から患者さんと家族の健康を支える存在であると自覚しています。医学は日々進歩しますが、時代を超えてこの基本姿勢を守ることが信頼される医療につながると信じています。
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1989年に九州大学医学部医学科を卒業後、九州大学病院小児科助手、九州大学大学院医学研究院講師、米国ワシントン大学医学部血液学客員助教授、九州大学病院総合周産期母子医療センター准教授などを経て、2014年に大分大学医学部小児科学講座教授に就任。大分大学医学部附属病院周産母子センター長、同遺伝子診療室長、大分大学医学部医学科長、大分大学学長特命補佐などを兼務。2025年4月に大分大学医学部附属病院長に就任。 |
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