Wakko
母・義母との関わり
義父は長女が1歳の時、くも膜下出血で、父は次女が生まれて間もなく十二指腸がんで亡くなりました。
ですから私ががんと告知されたときは、親と呼べる人たちは母親たちのみでした。
母とは肉親だからこそ喧嘩することもありましたがわがままを言える部分も甘えられる部分もありました。
治療中はよくドライブに誘ってくれました。母とそういう時間を持てたことがしばらくなかったのでそれはそれでよかったと思っています。子どもの世話も含め遠方から足を運んで現在もずっと励ましてくれ助けて支えてもらっています。
義母は「しかたない。しょうがない。とにかく誰にも言わないで内緒に。」心配がゆえにそういう言葉を言っていました。最初はそのことが嫌な時期もありましたが、自分の治療が一段落すると受け止められるようになりました。とにかく主人に頼るようにとも話してくれ、協力的な義母でいつも心配してくれています。
私の場合はがんになっても変わらず関係性を保てるのは一緒に生活していないということが大きく影響しているような気もします。
2017年執筆