ACP日本支部会員の皆様
お世話になっております。牧石徹也と申します。 平素は国際交流委員会で皆様方に大変お世話になっており有難うございます。支部長の前田先生にご推挙頂き、本年4月のACP総会時に2日間のACP Well-Being Championセミナーに参加して参りました。
ACP Well-Being Champion Programとは、世界的に問題となっているPhysicians’ Well-Beingについて対処すべく2018年度から始まったACP本部主催のプログラムです。ACP各支部から1-2名ずつが参加し、丸2日間、この問題への対処法やコーチングについて学ぶ機会を頂き、修了後、各支部にて以下の取り組みを始めるよう指示を受けております。
①まず支部長の支持を得ること
②広く支部内のメンバーに協力を呼びかけ、仲間を集めること
③Mini-Z surveyとよばれる医師向けのアンケートを支部会員全員を対象に実施し、結果についてACP本部と共有すること
④Well-BeingやCoachingについて支部内の意識を高めること
既に前田支部長、支部理事会の先生方にご報告しご支持頂いております。ついては皆様方に是非、Physicians’ Well-Beingに取り組む活動にご協力を頂ければと思いご連絡差し上げた次第です。私などよりずっと以前からこのような活動に取り組んでこられた先生方は多数おいでになると承知しております。そのような方々には是非お力をお貸し頂き 、ご一緒させて頂けましたら幸いです。また、この問題は根が深く、医師のみでは解決しえないことから、果たしてACP支部の活動として対応することが適切なのかというご意見もあろうかと存じます。ただ、私たちの身の回りに日常的に存在する問題であればこそ、できることからやってみるというアプローチもあってよいかと思います。是非、様々なバックグラウンドをお持ちの皆様方のご協力を頂けましたら幸いです。
具体的には、当面の目標としてMini-Z surveyと呼ばれるBurn-outについてのアンケートの実施を考えております。ついては、
①Mini-Z surveyの日本語版の作成にご協力いただける方
②本MLでアンケートを実施する際、survey monkeyなどのツールの利用を考えていますが、そういったことのリテラシーのある方
③今後の活動の進め方について、大所高所から助言やコメントを頂ける方
④本活動に少しでもご興味があり、議論などに加わって頂ける方
もしご協力頂ける方がいらっしゃいましたら牧石まで直接メールにてお知らせ頂けましたら幸いです。今後の活動の進め方については、基本的にメール上で議論させて頂ければと考えております。具体的なご協力のお申し出でなくとも、今後の活動を温かく見守って下さる、今後予定しているアンケ―トにご回答下さるといった形でのご協力も勿論有難く思います。一人で悩みを抱えている医師、医学生に手を差し伸べることができるような活動をできればと思っております。どうぞお力をお貸し下さい。
ACPのwebsiteには医師のBurn-out対策として種々のリソースが提供されています.まだお読みでない方は是非一度ご覧ください.↓
牧石徹也
済生会滋賀県病院腎臓内科
ACP Well-Being Champion 2019