病院の紹介

東京医科歯科大学歯学部附属病院
病院長 水口 俊介  ホームページ

広報誌バックナンバー

Q.病院の特徴についてお聞かせください。

本院は、国際的に高く評価されている本学歯学部の研究実績を基に、質の高い医療の提供を目指しています。また、将来を担う歯科医療人の育成機関としても全国的に高い評価を受けています。そして、研究成果を基にした新しい治療方法の開発への貢献を目指しています。

Q.今後の目標についてお聞かせください。

本院は今後数年間にわたり、病院の再整備に伴う診療科の再編成を行います。大学病院としての使命を達成するために、財政基盤の安定化を図りつつ、将来の疾患構造の変化にも対応できるよう、診療環境の整備と体制の確立に努めてまいります。

Q.病院長の好きな言葉、または皆様へのメッセージの言葉をお願いします。なお、言葉の説明もお願いします。

若い歯科医療者には、エキスパートではなくプロフェッショナルを目指すよう、話しています。知識と技術を持っているだけでは医療者として甚だ不十分であり、患者さんの困っていることに対してどのように自分の技術を生かし、問題を解決できるのかを、常に患者さんと向き合いながら考え、実行できるプロフェッショナルを目指して欲しいと思います。

プロフィール

昭和58年  東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
昭和62年  東京医科歯科大学大学院歯学研究科 修了
平成元年   東京医科歯科大学歯学部高齢者歯科学講座 助手
平成13年  同大学大学院医歯学総合研究科口腔老化制御学分野講師
平成17年  同大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野助教授
平成20年  同大学大学院医歯学総合研究科全部床義歯補綴学分野教授
令和 2年  東京医科歯科大学歯学部附属病院病院長に就任

【病院長からメッセージ】
東京医科歯科大学歯学部附属病院の歴史は1897年に設置された東京医術開業試験附属病院に始まります。その後1929年に東京高等歯科医学校の附属病院として発足いたしました。その後、新制大学としての東京医科歯科大学の設置と共に歯学部附属病院となりました。現在は国立大学法人の附属病院として、また歯学部とともに日本の歯科医学のトップランナーとして国内外に発信しております。本院では口腔外科外来、義歯外来、むし歯外来、歯周病外来、矯正歯科外来、小児歯科外来といった通常の外来のほかに顎関節治療部、歯科心身外来、息さわやか外来、スポーツ歯科外来、快眠歯科外来、摂食嚥下リハビリテーション外来といった特殊な外来を設けており、あらゆる患者さんに対応できるようになっております。また本院は、歯学部学生の臨床実習や研修医や大学院生の臨床研修の場でもあり、優秀な歯科医師を育成しております。さらに多くの臨床研究や新規材料や治療法の開発を行い、世界にその成果を発信しています。これからもせいいっぱい頑張り、口の健康を通して社会に貢献してゆく所存ですので、一層のご支援のほどお願い申し上げます。

東京医科歯科大学歯学部附属病院
病院長 水口 俊介

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