病院の紹介

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病院長 宮本 享

広報誌バックナンバー

大学外観

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Q.病院の特徴についてお聞かせください。

ICU以外にSCU、CCU、NICU、MFICU等の領域別集中治療室や他に例をみない3TMRIと移動型CTのある高規格手術室が完備され、大学病院としては屈指の救急応需・高難度診療をおこなっている。
がんセンターで診療科横断的な診療を行うとともに、がんゲノム医療中核拠点病院としてゲノム解析・個別化医療を推進している。また、臨床研究中核病院としてiPS由来神経細胞移植や疾患iPS細胞を用いた研究に基づく創薬など難病に対する新しい治療の開発が行われている。

Q.今後の目標についてお聞かせください。

本年秋には新病棟が竣工し、災害拠点病院としてe-ICUを含めた高度急性期高難度医療がさらに充実する。また、同時にiPS等治験病棟が竣工予定で、すでに設置されているバイオリソースセンターと連携し、新しい技術開発やバイオマーカー探索を進めていきたい。

Q.病院長の好きな言葉、または皆様へのメッセージの言葉をお願いします。なお、言葉の説明もお願いします。

“For the patient”
病院が体制を整えるだけではなく、各部署各自が自ら考え判断し行動する能力をもつことが大切です。”For the patient”という揺るぎない判断基軸のもとに多くの職種がチームとして機能してこそ、安心安全な医療や災害対策が可能となります。

プロフィール 1982年京都大学医学部卒業後、国立循環器病センター脳血管外科で研修生・レジデントとして5年間の研修を行う。1991年京都大学大学院医学研究科を修了、同年京都大学脳神経外科助手。同講師、助教授を経て2003年国立循環器病センター脳神経外科部長。2009年より京都大学大学院医学研究科脳神経外科教授。副病院長を経て2019年より京大病院長。日本脳卒中学会 理事長、日本脳神経外科学会 常務理事を務める。
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