病院の紹介

琉球大学病院ホームページ
病院長 大屋 祐輔

広報誌バックナンバー

大学外観

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Q.病院の特徴についてお聞かせください。

島嶼県である沖縄の自己完結型医療における、最後の砦として、救急医療から高度医療まで、幅広い役割を持った大学病院です。また、地域医療を守るためのさまざまな取り組みを行っています。沖縄は医師を含む医療職の人材育成が盛んな地域です。琉大病院は、我が国の先進的な教育施設である「おきなわクリニカルシミュレーションセンター」を有しており、その中でも中心的な役割を果たしています。

Q.今後の目標についてお聞かせください。

安心安全な医療の提供、信頼される質の高い医療の提供のため、職員が一体となって取り組む体制を作りたいと思います。そのためにも病院におけるコミュニケーションの促進が重要と思っています。また、医療職や事務職で、計画的に次世代の育成に心がけ、6年後に予定されている大学病院の移転に備えたいと思います。

Q.病院長の好きな言葉、または皆様へのメッセージの言葉をお願いします。なお、言葉の説明もお願いします。

「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。されど、財なくんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し」
明治の医師であり、官僚であり、政治家であった後藤新平の言葉です。私の所属していた九州大学での恩師であり、国立循環器病センター(当時)総長を務められた尾前照雄先生に教えたいただいた言葉です。人を遺すことが最も重要な任務の大学病院ではありますが、しっかりした経営と運営がその根底にあると、今、この言葉の深さを感じています。

プロフィール 昭和57年九州大学医学部卒業。
昭和63年九州大学大学院修了(医学博士)。
昭和62年より2年間 米国シンシナチ大学生理学教室へ留学。
九州大学医学部(第二内科)助手、講師を経て、平成14年より琉球大第三内科助教授、その後、平成21年より教授。平成22年より、循環器・腎臓・神経内科学講座に名称変更。
平成31年4月より病院長。
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