病院の紹介

大阪大学医学部附属病院ホームページ
病院長 竹原 徹郎

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大学外観

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Q.病院の特徴についてお聞かせください。

大阪大学医学部附属病院は、全科全分野の総合力と連携に基づく、国内最高水準の医療安全体制を有します。また、「未来医療開発部」を軸として橋渡し研究、臨床研究、医師主導治験を多数行い、併せて、高度急性期医療を多数の患者さんに展開しています。地域の皆さんに加え、「国際医療センター」を通じて海外の患者さんの受け入れも積極的に行っています。全分野トップレベルの総合力を有し、何が起こっても対応できる医療体制こそが、新しい医療・医学に挑戦するためには必須であり、本院はその条件を満たしています。

Q.今後の目標についてお聞かせください。

国際レベルの先進的な医療・医学の開拓を「臨床研究中核病院」として、更に展開したいと思います。また、専攻医、研修医や若いメディカルスタッフ達の「阪大病院でキャリアを磨き、大きく羽ばたきたい」という思いを涵養し、高度医療人教育を更に推進していきます。
その為にも高度急性期医療を数多く安全に行うことができる体制づくりが必要です。本院が、これらの目標を達成することで豊かな未来社会の実現と医療・医学の発展に貢献したいと思っています。

Q.病院長の好きな言葉、または皆様へのメッセージの言葉をお願いします。なお、言葉の説明もお願いします。

「高度で安全、そして納得の医療を」
私たちの提供する医療は、大学病院らしく高度で最先端の医療であるべきですが、同時に高度な医療安全を備えていなければなりません。その両輪が揃ってこその「質の高い医療」です。今一つ、私たちが重視しているのは、「納得の医療」です。すべての疾患が治癒するわけではありません。疾患と付き合っていく、その病気を抱え人生と折り合いをつけていくということも大切です。医療とは、そのための、患者さんとの共同作業だともいえます。病状の丁寧な説明、患者さんの理解、患者さんの意見や生活に沿った医療を展開していきます。

プロフィール 1984年 大阪大学医学部卒業、同年 大阪大学医学部附属病院で研修を行なう。
1998年〜2000年米国マサチューセッツ総合病院消化器内科研究員。
2001年 大阪大学大学院医学系研究科 分子制御治療学 助教授。
2005年 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 助教授(後に准教授)。
2011年 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学教授。
2018年 大阪大学医学部附属病院 副病院長を経て2022年4月同院 病院長。
専門分野はウイルス性肝炎、肝がん、細胞死、自然免疫。
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