病院の紹介

東北大学病院
病院長 冨永 悌二ホームページ

広報誌バックナンバー

Q.病院の特徴についてお聞かせください。

当院の基本理念は、「患者さまに優しい医療と先進医療との調和を目指した病院」です。文字通り、質の高い医療、優しい心の通った医療を安全に提供することが当院の責務であり、特定機能病院として高度先進医療を実践するとともに、医療技術の開発、優秀な医療人の育成に病院一丸となって取り組んでまいります。

Q.今後の目標についてお聞かせください。

安全・安心な医療に加え、当院の最大の使命の一つが、最先端医療の開発とその実施です。当院は我が国で最初に認定された医療法上の「臨床研究中核病院」の1つであり、国際的水準の臨床研究や創薬、医療機器開発などの推進が望まれています。また、「がんゲノム医療中核拠点病院」に指定され、院内に設置した「個別化医療センター」を中心に、東北メディカル・メガバンク機構、医学系研究科と密に連携し、がんゲノム医療を適切に提供できるよう努めてまいります。

Q.病院長の好きな言葉、または皆様へのメッセージの言葉をお願いします。なお、言葉の説明もお願いします。

一片の氷心玉壷に在り(いっぺんのひょうしんぎょくこにあり)
中国唐の時代の詩にある古い言葉ですが、氷心は透き通るようなきれいなこころを意味します。我々の身のまわりには諸事いろいろありますが、玉壷にいつも一片の氷心を入れておきたいと心がけています。

プロフィール

福島県出身。
昭和57年東北大学医学部卒業、同年東北大学脳神経外科入局。
フィラデルフィア留学等を経て、平成15年5月東北大学大学院医学系研究科教授就任。
平成31年4月より東北大学病院長。
専門は脳神経外科で、日本脳神経外科学会、日本脳卒中学会、日本脳卒中の外科学会などで理事を務める。
脳梗塞後の幹細胞治療、新規脳梗塞治療薬、脳幹神経膠腫に対する新規治療法開発、医療機器開発などの橋渡し研究を推進している。

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