YH
闘病中の思い出
私はすごく元気ながん患者でしたので、周りのがん患者の方と仲良くなろうと思いました。隣のベッドの80歳のおじいちゃんへは、たとえば常にカーテンをオープンな状態にして話し相手になったり、私が退院した後にもお見舞いに足を運ぶなど、様々なサポートをしたことを覚えています。常に笑っていられる環境はとても大切だなと思いました。
また、甲状腺がん特有の影響としては、食事の時などに喉がつっかえる感じがします。
けれどもがん罹患前は意識して食事をしていませんでしたので、正直今余計に気にしているだけだと思っています。
手術後、まだ管が通っており、喉が少し痛かった時期に初めて祖母に電話をしたときには、「しゃべれるの?」と逆に心配されたことも1つの思い出です(実際、発声には問題ありませんでした)。
2018年執筆