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「コウノドリ」に紹介されました

「コウノドリ」に紹介されました

                                  (室月 淳 2015年6月14日)

週刊モーニングの最新号(28号 2015.6.25)の人気連載マンガである 鈴ノ木ユウ「コウノドリ」に,当院の「祈りの部屋」がとりあげられました.以前にマンガ家の鈴ノ木さんと編集者の小林さんが当院にいらっしゃって,そのときの取材に基づいたものです.

現在進行中のシリーズ「長期入院」編では3人の妊婦さんが主人公です.そのなかのひとり,西山さんは妊娠35週で突然の胎児死亡をおこします.産声の響かない静かな分娩室で死産をむかえる先週号のラストシーンは,結構みなの涙をさそっていました.

今週号では,なくなった子と家族が,「祈りの部屋」で病院スタッフとお別れし退院していきます.鴻鳥先生のモノローグ.......「ボクらはいつもここから見送るたびに,何ができるのか,何ができないのか,自問している.たとえそれがボクらの自己満足だとしても」

「天井も高くて明るいんですね」というのは,はじめてこの部屋にはいったかたみながおっしゃる感想です.

祈りの部屋の実際の光景

 

スタッフによる最後の見送りの雰囲気がよく描かれていると感心いたしました. 

鈴ノ木さんのツイッターから引用させていただきました.こちらこそご紹介くださりほんとうにありがとうございました.

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カウンタ 12350 (2015年6月14日より)