| ■反応 | かゆみ itch, pruritus | 参考1/2 |
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かゆみと掻破の 悪循環 |
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| 第一段階---皮膚のバリア破壊 |
| 第二段階---サイトカインの放出 |
| 第三段階---軸索反射 |
neuronal pentraxin 2:NPTX2
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| 臨床分類 | 機序 | 疾患 | 治療 |
| 皮膚疾患によるかゆみ (限局性または全身性の痒み) | ヒスタミン インターロイキン プロスタグランジン プロテアーゼ | 炎症性疾患 (アトピー性皮膚炎性皮膚炎、乾癬、薬疹、蕁麻疹など) ドライスキン 化学的刺激(ツタウルシやイラクサなど) 環境的な原因(乾燥、日焼け) 寄生虫(体シラミ、頭シラミ、毛ジラミ) | 抗ヒスタミン剤 抗炎症薬 免疫抑制薬 |
| 全身疾患によるかゆみ | オピオイド インターロイキン | 慢性肝障害(黄疸を伴う) 慢性腎障害 感染症(水痘) アレルギー反応 透析 薬剤の作用 | μオピオイド拮抗薬 κオピオイド拮抗薬 |
| μオピオイドが関与するかゆみ | κ受容体 | 透析など | κオピオイド作動薬 (ナルフラフィン) |
| 神経因性のかゆみ | 神経線維障害 神経ペプチド プロテアーゼ | 帯状疱疹後のかゆみ | カプサイシン ガバペンチン |
| 精神的なかゆみ | セロトニン ノルアドレナリン | 寄生虫妄想 うつ | SSRI 抗うつ薬 |
| 混合したかゆみ | 中枢性止痒薬 抗炎症薬 |
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| アミン類 | ヒスタミン、セロトニン |
| プロテイナーゼ | トリプシン、パパイン、キマーゼなど |
| ペプチド | P物質、カリクレイン、ブラジキニンなど |
| サイトカイン | IL-2など |
| オピオイド | モルヒネ、Met-エンケファリン、Leu-エンケファリン |
| 無機物質の沈着 | Ca、Al、Mg |
| その他 | 胆汁酸 |
ドライスキンの痒み
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| アレルギー的要因 (アレルギー炎症)
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| かゆみのC線維 | 痛みのC線維 | |
| 電気刺激への反応閾値 | 高い | 低い |
| 機械刺激への反応性 | 無し | 有 |
| 伝導速度 | 0.5m/sec | 1〜2m/sec |
| 支配皮膚領域 | 広い | 狭い |
| 自発活動 | ー | + |
| 非アレルギー的要因 (ドライスキン) |
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| アレルギー的要因 (アレルギー炎症) |
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| 中枢性機序 (オピオイドーオピオイド受容体系) |
プロアクティブ療法 proactive treatment
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リアクティブ療法 reactive treatment
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NC/Ngaマウス
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| Pain Relief |