国際科学誌PLoS Oneより論文が出版されました。山梨大学の山北満哉さんと書いた論文です。
オリンピックに向け、スポーツの振興が各方面で進められています。これまでにスポーツグループに参加することが要介護のリスクを低下させることは示されていますが、スポーツグループへの参加を促進するための要因はわかっていません。そこで本研究は、65 歳以上の高齢者78,002名を対象として、スポーツグループの参加にどのような要因が関連するかを検討しました。その結果、男性、低学歴者、低所得者、就業者、農林・漁業職者等でスポーツグループへの参加が少なく、周囲の精神的サポートがある人、近所付き合いが豊かな人、趣味の会や老人クラブに参加している人で多いということがわかりました。
スポーツの会への参加を進めている自治体や各種団体の役に立てばと思います。
プレスリリースページ:http://www.jages.net/#!/cl20 (番号 065-15-10)