痛みとは│侵害受容 nociception│
 ←→侵害受容性疼痛/痛覚変調性疼痛/痛みの多層モデル 参考1/2/3
侵害受容のメカニズムを手がかりとした研究

1. 記録したニューロンが侵害受容ニューロンであるかの判定
 (1)末梢受容野に加えられた侵害刺激に特異的に反応するか、侵害刺激と非侵害刺激を識別して、侵害刺激に最大に反応する
 (2)侵害刺激の強さを増すにつれて、興奮の頻度が高まる。


2.侵害受容ニューロンが痛みの発現に寄与する痛覚ニューロンであるかの判定
 (1)そのニューロンが痛みに関与する神経構造と解剖学的に結合している。
 (2)そのニューロンが侵害刺激による興奮を弱めると、痛みが減弱する。
 (3)そのニューロンと同様な性質を持ったニューロンの集団を選択的に刺激すると、痛みの体験と密接に結びついた行動が解発される。











反応 │侵害受容反応ー行動│
 ←→侵害受容反応/情動/痛みの多層モデル/痛みの伝導系/認知行動療法/動物-行動学的研究/マウスの行動
○侵害受容による反射行動 reflexive behavior
 逃避反射 withdrawal reflexによる行動
=脊髄反射=屈曲反射
○学習によらない疼痛関連行動 pain-related behavior  ⇒動物を対象とした行動学的研究
○侵害防御機構、生体防御行動 Nocifensive behavior ←→本能行動
○学習による随意行動 pain-related behavior
=オペラント行動
(動物)←→オペラント条件付け/痛みのオペラント条件付け実験/コンフリクト試験
○痛み行動 pain behavior
 ←→Bio-psycho-social mediacl model/痛みの多層モデル/トータルペイン

○自傷行為、自傷行動 autotomy (self-mutilation)


○痛みとは無関係の行動
○コミュニケーション communication


Pain Relief