2022年度 AdAMS成果発表会 開催報告
実行委員長 山田泰広・真下知士 東京大学医科学研究所 |
2023年2月8日、9日の2日間、滋賀県琵琶湖ホテルにて、2022年度先端モデル動物支援プラットフォーム AdAMS成果発表会が、以下の概要で開催されました。成果発表会開催にあたって支援をして頂きました、AdAMS代表の武川 睦寛先生、清宮 啓之先生をはじめとする総括支援班の先生方に感謝致します。またコロナ禍の難しい時期での開催にあたって、あらゆる感染防止対策を実施いただいた矢野様、中馬様をはじめ事務局の皆さまに感謝致します。
開催日時 | 2023年2月8日、9日 |
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会場 | 琵琶湖ホテル(滋賀県大津市浜町2-40) https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/ |
参加人数 | 108名(男性:86名、女性22名) |
【基調講演】
- 吉田 稔 理化学研究所環境資源科学研究センター
- ケミカルゲノミクスを基盤とした創薬研究
【特別講演】
- 中西 真 東京大学医科学研究所癌防御シグナル分野
- マウスモデルを用いた個体老化研究
- 林 克彦 大阪大学大学院医学系研究科
- 再構築系を用いた生殖細胞研究の展開
【モデル動物作製成果WS】
- 横溝 智雅 東京女子医科大学解剖学
- 胎生期における造血システムの形成
- 浅野 徹也 横浜市立大学医学部
- CRMP1のリン酸化阻害は筋萎縮性側索硬化症モデルマウスの生存期間,運動機能の改善をもたらす
- 五嶋 良郎 横浜市立大学医学部薬理学教室
- L-ドーパ受容体GPR143遺伝子欠損マウスとラットにおける表現型解析
【病理形態解析成果WS】
- 藤井 順逸 山形大学大学院医学系研究科
- アスコルビン酸(ビタミンC)合成不全マウスを用いて明らかになった抗酸化能の重要性
- 鈴木 佐和子 千葉大学大学院医学研究院
- グルタミン代謝制御遺伝子GLS2のフェロトーシスを介した肝癌抑制作用
- 與五沢 里美 東京慈恵会医科大学医学部
- 病理形態解析が明らかにするDYRK2欠損マウスの多様な組織形成異常
【生理機能解析成果WS】
- 一瀬 宏 東京工業大学生命理工学院
- ドパミン代謝改変によるメタンフェタミン感受性の変化
- 柏木 光昭 東京大学大学院理学系研究科
- レム睡眠を制御する神経回路と分子の解析
- 中島 一夫 帝京大学医学部生理学講座
- 気分障害を伴いやすい遺伝性皮膚疾患ダリエ病の原因遺伝子ATP2A2(小胞体カルシウムポンプ)の脳特異的ヘテロ機能欠損は行動異常とドーパミン量の亢進をひき起こす
【分子プロファイリング成果WS】
- 川谷 誠 理化学研究所
- がん代謝阻害剤の探索と標的同定
- 笹澤 有紀子 順天堂大学大学院医学研究科
- 酸化ストレスによる新規リソソーム分布調節機構の発見
【一般発表】
口頭発表 13題
ポスター発表 41題
【表彰】
優秀口演賞(1名)
箭原 康人 大阪大学免疫学フロンティア研究センター
優秀ポスター賞(3名)
上村 優輝 大阪大学大学院医学系研究科
砂田 成章 順天堂大学健康総合科学先端研究機構
取井 猛流 甲南大学大学院フロンティアサイエンス研究科
【成果発表会・事務局スタッフ】
- 東京大学医科学研究所 山田研究室
- 太田 翔、平野 利忠
- 東京大学医科学研究所 真下研究室
- 吉見 一人、浅野 宏治、三鴨 晃矢、山内 祐子、谷口 ひろみ
【感染拡大防止対策について】
初日受付にて「健康状態報告書」を提出していただき、1デスクに1人の着席とし、マスクの着用、手指の消毒・検温をお願いしました。
マイク、マウス、キーボードなどの機材につきましては、使用毎の消毒に徹し感染防止に努めました。
夕食は2つのレストランを時間差でご利用いただくことで3密を避け、昼食は、3部屋に分散し、十分な換気、ディスタンスを取り召し上がっていただきました。
宿泊につきましては、1人1部屋でご利用いただきました。
令和5年2月13日