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この本の読み方

『がん患者さんとご家族をつなぐ 在宅療養ガイド』は、患者さんが通院を始め、自宅で療養し、最期のときを過ごす様子を、複数のストーリー仕立てでご紹介しています。在宅の環境は自宅以外でも、介護福祉施設(介護老人保健施設や特別養護老人ホームなど)や療養型病床などの医療機関でも、病状や個々の施設の特性に応じて整えていくことができます。

ご本人とご家族が過ごしやすい環境を整備していくにあたって、「こうしなければならない」という決まりはありません。ご本人とご家族、そして医療や療養を支えるスタッフが話し合って、どのようにしていくかを一緒に考え、つくっていくものです。ご自分の関心のあるテーマや内容について、どこからお読みいただいても構いません。

本書では、在宅で人生の終わりの時期をともに暮らす生活について、そして看取る時期の話題や患者さんが亡くなったあとの生活についても取り上げています。「今は読みたくない、考えたくない」という内容は、無理してお読みいただかなくても大丈夫です。

不安や心配なことがあればいつでも近くの医療者、介護 ・福祉のスタッフなど、周りの人に相談することができます。
どうぞこの本を、住み慣れた環境のもとで安心して時間を過ごすために、ぜひご活用ください。


本書に記載の内容は 2024年 4月時点のものです(URLを含む)。ご活用の際には最新の情報も併せてご確認ください。
掲載日:2024年06月20日
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