2011年の東日本大震災後の小学生児童の体重の変化データを分析したところ、仮設住宅で生活している子どもたちはそうでないこともたちに比べて体重が増加しやすく、肥満傾向となるリスクが高いことがわかりました。
仮設住宅の周辺に遊び場がない、通学が徒歩でなくバスになった、一緒に遊ぶ仲間がいないなどの環境の変化が影響している可能性が考えられました。
この結果は、小児科医療の国際学術誌Periatrics Internationalに掲載されました。
本研究は岩手県立大船渡病院の森山秀徳医師(小児科医)たちとの共同研究です。