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 眼症状

1.白内障、網膜色素変性症
 筋強直性ジストロフィーでは若年から白内障が見られることが知られています。また、網膜色素変性症が見られることもあるます。徐々に進むため、異常に気付いておられない方も多く見られます。定期的に眼科を受診して検査してもらうことをお勧めします。

2.眼瞼下垂・兎(と)眼(がん)、外眼筋麻痺
 目を閉じる力が弱いため、寝ている時に薄目を開けていることが多くなります(兎(と)眼(がん))。目が乾燥しやすく(ドライアイ)、角膜を傷つけやすくなります。必要に応じ、目薬・眼軟膏や眼帯・ゴーグルなどの使用を考慮しましょう。

上眼瞼が垂れてきて瞳孔にかぶさって視野を妨げる状態になることもあります(眼瞼下垂)。手術で瞼を持ち上げる処置もありますが、兎(と)眼(がん)を合併している場合、手術により兎(と)眼(がん)が増悪しないか確認して実施することが大切です。手術で一旦改善しても、時間の経過と共に再発することも多いことを知っておきましょう。一時的な対応策としては、二重瞼を作るための化粧道具(アイプチ®など)を使う方法もあります。

眼球運動に障害が出ると(外眼筋麻痺)、目の位置がずれる(斜視)、物がダブって見える(複視)などの症状が出ることがあります。プリズム眼鏡などが有効なことがありますので、眼科で相談下さい。


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