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 骨代謝異常

一般に運動能力が低下すると骨はもろくなる(骨粗鬆症)のですが、筋強直性ジストロフィーの患者様ではむしろ骨肥大が多く見られます。骨の加齢的変化が起きやすく、頚椎症や腰椎症(後縦靱帯骨化症、脊柱管狭窄症など)も多い合併症です。稀ですが、首の上部で環軸椎亜脱臼がみられることも有ります。こうした骨の変形がある患者様では、むち打ちや転倒などで強い力を受けると脊髄や神経を圧迫損傷することがあります。定期的な画像検査を受けること、必要に応じてカラーやコルセット装着など安定を図ることに注意しましょう。原疾患による遠位筋優位の障害があるため、異常に気付くのが遅れる場合があります。しびれ感や脱力感の進行が見られた場合には頚椎症や腰椎症についても疑ってみることが大切です。