2023年度 AdAMS成果発表会 開催報告
実行委員長 真下知士 東京大学医科学研究所 |
開催報告
2024年2月8日、9日の2日間、滋賀県琵琶湖ホテルにて、2023年度先端モデル動物支援プラットフォーム AdAMS成果発表会が、以下の概要で開催されました。成果発表会開催にあたって支援をして頂きましたAdAMS代表の武川 睦寛先生、清宮 啓之先生をはじめとする総括支援班の先生方、矢野様、齊藤様をはじめ事務局の皆さまに感謝致します。
令和6年2月13日
開催概要
開催日時 | 2024年2月8日、9日 |
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会場 | 琵琶湖ホテル(滋賀県大津市浜町2-40) https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/ |
参加人数 | 120名(男性:93名、女性27名) |
来年度に向けて
今年度は、新型コロナウイルスが第5類感染症に移行したこともあり、3年ぶりに懇親会、フリーディスカッションを復活させ、支援研究者と被支援研究者との交流を深める場を設けました。来年度も感染対策をしっかりとしつつ、多くの参加者が参加できるように準備をしていきたいと思います。
プログラム
【基調講演】
中村 卓郎(東京医科大学医学総合研究所)
がんのモデルマウスが果たしてきた役割:遺伝子の発見から治療法開発
基調講演:中村 卓郎先生(東京医科大学) |
【特別講演】
山下 俊英(大阪大学大学院 医学系研究科)
中枢神経回路の障害と修復を制御するメカニズムと治療法の開発
山﨑 聡(東京大学医科学研究所)
生物学を理解するための新しい実験法のプラットフォーム開発
特別講演1:山下 俊英先生(大阪大学大学院) |
特別講演2:山﨑 聡先生(東京大学医科学研究所) |
【モデル動物作製成果WS】
新澤 康英(大阪大学 大学院医学系研究科)
悪性黒色腫形成におけるGREB1 isoform 4の役割解明と治療への応用
岡 香織(熊本大学 大学院生命科学研究部)
長寿・がん耐性齧歯類における細胞死制御とがん耐性との連関
礒村 宜和(東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科)
ラットの行動と結果を結ぶ大脳基底核回路の情報伝達
モデル動物作製成果WS1 新澤 康英先生(大阪大学大学院) |
モデル動物作製成果WS2 岡 香里先生(熊本大学大学院) |
モデル動物作製成果WS3 礒村 宜和先生(熊本大学大学院) |
【病理形態解析成果WS】
迎 恭輔(埼玉県立がんセンター 臨床腫瘍研究所)
ヒトiPS細胞由来頭部神経堤細胞からのTP53変異/MYCN高発現を伴う 軟骨芽細胞型骨肉腫モデルの開発
塚口 裕康(関西医科大学内科学第二講座)
mTORシグナル亢進マウスを用いた多発性嚢胞腎の発症機序の解明
病理形態解析成果WS1 迎 恭輔先生(埼玉県立がんセンター) |
病理形態解析成果WS2 塚口 裕康先生(関西医科大学) |
【生理機能解析WS】
白根 道子(名古屋市立大学大学院薬学研究科)
脳内コレステロールエステル蓄積と脳機能不全の関連機構
林 崇(産業技術総合研究所)
脳シナプスにおけるパルミトイル化修飾異常に伴う動物行動の変化
竹本 さやか(名古屋大学環境医学研究所)
拡張扁桃体微小神経核を介した情動制御の神経基盤
生理機能解析成果WS1 白根 道子先生(名古屋市立大学大学院) |
生理機能解析成果WS2 林 崇 先生(産業技術総合研究所) |
生理機能解析成果WS3 竹本 さやか先生(名古屋大学環境医学研究所) |
【分子プロファイリングWS】
筆宝 義隆(千葉県がんセンター )
希少癌研究に対するオルガノイド培養の応用
吉田 潤次郎(微生物化学研究所)
ミトコンドリアcomplex I阻害剤による細胞内外の酸性化を介した新規抗がんメカニズム
栗澤 尚瑛(慶應義塾大学 理工学部)
新規天然物イエゾシドの作用機構解明
分子プロファイリング成果WS1 筆宝 義隆先生(千葉県がんセンター) |
分子プロファイリング成果WS2 吉田 潤次郎先生(微生物化学研究会) |
分子プロファイリング成果WS3 栗澤 尚瑛先生(慶應義塾大学) |
【一般発表】
口頭発表(12課題)
ポスター発表(61課題)
【表彰】
●優秀口演賞(2名)
竹馬 俊介(ちくま しゅんすけ)(慶應義塾大学医学部 微生物学免疫学教室)
松田 泰斗(まつだ たいと)(九州大学大学院医学研究院 統合的組織修復医学)
●優秀ポスター賞(3名)
鈴木 美穂(すずき みほ)名古屋大学医学系研究科 腫瘍生物学
鶴田 詩歩(つるた しほ)(公財)がん研究会 がん化学療法センター 分子生物治療研究部
三宅 崇仁(みやけ たかひと)京都大学大学院薬学研究科 システムバイオロジー
優秀口演賞(同点につき2名表彰) 左から真下実行委員長、松田泰斗さん、 竹馬 俊介さん、武川研究支援代表 |
優秀ポスター賞(3名) 左から真下実行委員長、鶴田 詩歩さん、 三宅 崇仁さん、鈴木 美穂さん、武川研究支援代表 |
当日の様子
実行委員長 真下 知士(東京大学医科学研究所) |
研究支援代表者 武川 睦寛(東京大学医科学研究所) |
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スタッフの皆さん 後列左より、田口さん、服部さん、吉見さん、平野さん、鶴田さん、周さん、矢野、齊藤(事務局) 前列左より、真下先生、西村さん、飯田さん、三鴨さん、清宮先生 |