総会議事録第25回
2024年7月20日(土)会場:日本赤十字広島看護大学
第25回総会議事録
日時
2024年7月20日(土)16:20~17:20
場所
日本赤十字広島看護大学
司会
井部俊子副理事長
議長
村田由香学術集会長
出席者
625名(会場出席者 68名、委任状 557名)
議事録署名人:本田多美枝、吉田るみ
書 記:殿城友紀
開会宣言
井部副理事長より、開会に先立ち、現在の会場参加者60名、委任状557名、合計617名であることが確認され、会則第24条第3項に基づき、会員数1,135名の1割の総会成立となる定員を満たしており、総会開催宣言がなされた。
開会のあいさつ
守田理事長より、第8期の任期が終了すること、第8期では会費の値上げにより財政基盤を安定させ学会活動の活性化を目指した活動を進めてきたことが述べられ、総会への出席及び会員へのお礼の挨拶がなされた。
井部副理事長より、議事録作成者、議事録署名人、議長が推薦され承認された。
【報告事項】
- 2023年度 理事会および評議員会報告
喜多理事より、報告資料1-1・1-2に基づき、2023年度理事会が計5回(WEBで3回、対面で1回、書面にて1回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2023年度 庶務報告
喜多理事より、報告資料2に基づき、(1)2023年度の正会員入会者112名、正会員脱会者が126名であったこと、(2)2024年3月31日現在物故名誉会員1名、名誉会員4名、正会員数1,091名、賛助会員1名、会員総数1,097名であることが報告された。
- 2023年度 編集委員会報告
田村理事より、報告資料3に基づき、(1) 学会誌第24巻1号を編集および発刊し、23編を査読し、採択論文17編は随時J-stageへの公開を行ったこと、(2) 課題となっていた迅速査読システムについて、各編集委員による査読者へのリマインドメールを出し、3日間の査読期間の短縮を図った。掲載可から実際の掲載までの期間も短縮され、論文投稿が進んだこと、(3) 第24回学術集会にて、交流セッション「論文投稿から採択までのA to Z 学会発表の次にすることをお伝えします。チャレンジ論文投稿!」を実施し、参加者は36名であったことが報告された。
- 2023年度 広報委員会報告
原理事より、報告資料4に基づき、(1) 各委員会からの依頼に応じ、日本赤十字看護学会誌の論文公開、看護研究セミナー、災害看護セミナー等のご案内、第25回日本赤十字看護学会学術集会HPとのリンク等を行った。HPへのアクセス数が減少していることが懸念事項であること、(2) ニュースレター21号を12月に発行した。記事は、「関東大震災から100年 温故備震 故(ふる)きを温(たず)ね 明日に備える」「赤十字の看護師による最近の国内外の災害救護活動」「第49回フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞して」「日本赤十字豊田看護大学20周年」「伊達赤十字看護専門学校閉校」等を掲載した。2018年よりHP上での公開となっているが、アクセス数が減少しており、発行方法の検討が必要であることが報告された。
- 2023年度 研究活動委員会報告
佐々木幾美理事より、報告資料5に基づき、(1) 2024年度研究助成について2023年11月1日から2023年12月20日に申請書受付を行い、3件の応募があり、2件に対して助成が決定したこと、(2) 2024年3月9日に和田由樹氏による「アクションリサーチを用いた質的記述的研究-「語り合いの会」はどのような場か-」と題して看護研究セミナーをZOOMにて開催し、52名の参加があり好評であったこと、(3) 掲載論文数増加という観点から研究奨励賞規程の改正に向けて検討したことが報告された。
- 2023年度 臨床看護実践開発事業委員会報告
川上理事より、報告資料6に基づき、(1) 第24回学術集会交流集会で、テーマ「長期にわたるCovid-19禍の中で、「はっ」と気づいた看護実践について語り合おう」として臨床現場の看護師と情報交換を行ったこと、(2) 委員1名の施設で、フットケアに関する勉強会の開催及びおよび実践支援を行った。第25回日本赤十字看護学会学術集会にて発表予定であること、(3) COVID-19禍の看護実践の特徴に関する検討については、カテゴリー化が困難であったため、本年度で取り組みは終了としたことが報告された。
- 2023年度 国際活動委員会報告
伊藤理事より、報告資料7に基づき、(1) 第24回日本赤十字看護学会学術集会 交流セッション『訪日・在留外国人への災害支援のための「やさしい日本語」』を開催したこと、(2) グローバルヘルス研修教材を日本赤十字社医療事業推進本部看護部継続教育システム担当者検討部会国際ラダー作業部会と協働で作成した。日本赤十字社看護部長と学会理事長で研修教材取り扱い覚書を締結した。今年度、学会HPにおいて公開予定であること、(3) 第25回日本赤十字看護学会学術集会交流セッションにて『みんなで学ぼう・広げよう「グローバルヘルス」~グローバルヘルスよろず相談』を開催予定であることが報告された。
- 2023年度 災害看護活動委員会報告
佐々木敦美理事より、報告資料8に基づき、(1) 第24回学術集会にて、交流セッション「中長期における災害看護活動の人材育成 ―医療施設での教育の工夫―」を開催したこと、(2) 10月29日に「令和6年から開始される『災害支援ナース」』について知ろう!」をテーマにWEBセミナーを開催し、参加者は32名であったこと、(3) 災害救護活動共有として「震災及び激甚化・頻発化する風水害における災害支援活動の実際と共有すべきこと-巡回診療・避難所支援・こころのケアー」をテーマに4名の方の執筆をHPに掲載したことが報告された。
- 2023年度 歴史研究委員会報告
大林理事より、報告資料9に基づき、(1) 第24回学術集会にて、交流セッション「東北での震災の歴史を未来へ紡ぐ 震災の危機を乗り越えて」を実施し、56名の参加があったこと、(2) 第25回学術集会にて、交流セッション「ヒロシマ原爆被爆から戦後四十年体現し続けた赤十字看護の強さの原点」を開催したこと、(3) 第23回学術集会における交流セッションの内容をまとめ、日赤看護学会誌に投稿したこと、(4) 軍事研究ポリシーに関する学習を行ったことが報告された。
- 2023年度将来構想委員会報告
守田理事長より、報告資料10に基づき、(1) 2023年4月から10000円に年会費を値上げし運用を開始したこと、(2) 日本学術会議協力学術研究団体への申請を行い、2024年3月に承認を得たこと、(3) 法人化に向け、財務上の分析を行い、運営が可能であることが確認できたため、新理事体制(第9期)にて具体的な検討を継続していくこと、(4) 本学会の特徴を生かした活動として、2022・2023年は赤十字病院看護部長が学術集会会長を担うことで参加者が増え、成果が上がっている。また、日本赤十字社本社との連携強化も図った。今後は、日本赤十字学園及び6大学を中心に連携強化を図ることが報告された。
- 日本看護系学会協議会について
鎌倉理事より、報告資料11に基づき、個人情報取り扱い規程(案)を作成し、理事会で承認されたこと、2023年度JANA総会と意見交換会に出席したことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について
鎌倉理事より、報告資料12に基づき、第16回情報交換会及び令和5年度第1回看護技術検討委員会に参加し、情報収集を行ったことが報告された。本学会は診療報酬改定に向けた医療技術評価提案書の提出はしていないが、川嶋みどり氏の熱布バックケアや臨床看護実践開発事業委員会のフットケアなどのエビデンスを蓄積し提案していくことが課題と考えていることが述べられた。
以上の報告事項について、会場からの質疑はなく終了した。
【審議事項】
- 2023年度決算報告
安部理事より、審議資料1に基づき、2023年度日本赤十字看護学会決算案と特別会計決算について説明された。
2023年度決算案では、当期収支差額は予算より決算が1,376,846円上回ったこと、次年度繰越金は24,629,658円となることが報告された。特別会計については、評議員・理事選挙積立決算内容として収入の総計が1,945,885円、支出総計が451,563円となり、残額は1,494,322円となったことが報告された。
- 2023年度会計監査
小森監事より、審議資料2に基づき、(1) 理事の職務の執行監査を行い、事業報告は会則に従い正しく執行されていること、不正の行為又は会則に違反する重大な事実は認められなかったこと、(2) 2023年度一般会計および特別会計の会計業務執行状況の監査を行い、会計帳簿・証明書等を照合調査の結果、相違ないことが認められたことが報告された。
参加者からの質疑はなく、2023年度決算報告および会計監査は、拍手多数により承認された。
- 2024年度事業活動計画(案)
守田理事長より、審議資料3に基づき、2024年度事業活動計画について説明がされ、会費の値上げが会員に還元されるよう活動していきたいことが説明された。
参加者からの質疑はなく、拍手多数により、2024年度事業計画(案)は承認された。
- 2024年度予算(案)
安部理事より、審議資料4に基づき2024年度予算案の説明がされた。
収入、支出はそれぞれ2023年度予算を上回る見込みである。支出は、会費増額に伴い会員への還元を行うために活発に委員会活動すること、投稿論文の増加に伴い学会誌発行費を増額したこと、将来構想委員会にて学会法人化への予算を含めたこと、ニュースレターを月1回に増やすこと、HPマイページ更新のための増額があることが説明された。また、クレジットカードにて学会費決済をする会員の割合が急増していることから、決済手数料予算を20万円に増額している。当期収支差額は、1,288,714円であり、次年度繰越金は25,918,372円を予定している。
参加者からの質疑はなく、2024年度予算(案)は承認された。
- 評議員及び新役員の選挙結果と承認について
吉野選挙管理委員長より、規程に則り次期(第9期)評議員57名と新役員、理事10名と監事2名が選出されたことが報告された。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 理事長・副理事長の承認について
守田理事長より、会則12条に則り、第9期の理事長に守田美奈子氏、副理事長に本庄恵子氏が推薦された。また、会則11条に則り、指名理事に喜多里己氏、安部陽子氏が推薦された。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 第27回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
守田理事長より、会則18条に則り、第27回日本赤十字看護学会学術集会会長に佐々木幾美氏(日本赤十字看護大学副学長)が推薦された。
参加者からの質疑はなく、承認された。
【第26回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶】
佐藤学術集会長より、第26回学術集会は、未来を照らす赤十字看護の光 -変わらないために変わる-をメインテーマに、会期:2025年7月19・20日、会場:アクロス福岡で開催予定であることが報告された。
【質疑応答】
参加者より、学会の活動が会員に伝わっていないことが退会につながっているのではないかとの意見が述べられた。ニュースレターの郵送が廃止されたことは、学術集会に参加されない会員に学会活動が伝わらない一要因となっている可能性が指摘された。
原理事より、ニュースレターの郵送について、予算上のことと、返送数が多数あるという問題あることが説明され、次期では、PDFのメール配信などを検討してはいかがかとの意見が出された。
守田理事長より、財務状況の悪化から経費削減の一環で郵送が廃止されたことが説明された。郵送の再開は検討が必要であるが、学会からの情報発信の頻度を増やすなど、会員への還元の努力をしていく必要性が述べられた。
閉会
井部副理事長より閉会の挨拶があり、閉会した。
【資料】
報告 | |
1)2023年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2)2023年度庶務報告 | 報告資料2 |
3)2023年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
4)2023年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
5)2023年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
6)2023年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
7)2023年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
8)2023年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
9)2023年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
10)2023年度将来構想委員会報告 | 報告資料10 |
11)日本看護系学会協議会について | 報告資料11 |
12)看護系学会等社会保険連合について | 報告資料12 |
13)その他 | |
審議 | |
1)2023年度決算報告 | 審議資料1 |
2)2023度会計監査 | 審議資料2 |
3)2024年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
4)2024年度予算(案) | 審議資料4 |
5)評議員および新役員の選挙結果と承認について | 審議資料5 |
6)理事長・副理事長の承認について | |
7)第27回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について | 審議資料6 |
議事録署名人 本田 多美枝 [押印省略]
議事録署名人 吉田 るみ [押印省略]
総会議事録第24回
2023年7月29日(土)会場:仙台市戦災復興記念館
第24回総会議事録
日時
2023年7月29日(土)13:00~13:50
場所
仙台市戦災復興記念館
司会
井部俊子理事
議長
髙橋純子第24回学術集会長
出席者
605名(会場出席者 54名、委任状 551名)
議事録署名人:谷口千絵、小山和子
書 記:服部弓子
開会宣言
井部理事より、開会に先立ち会場参加者54名、委任状551名、合計605名であることが確認され、会則第24条第3項に基づき、会員数1,106名の1割の総会成立となる定員を満たしており、総会開催宣言がなされた。
開会のあいさつ
守田理事長より、多くの参加者に参加していただいたことへの謝意が述べられた。続いて、6月に亡くなられた樋口康子先生に黙祷が捧げられた。
【報告事項】
- 2022年度 理事会および評議員会報告
初めに喜多理事より、総会資料差し替え部分の案内がされた。次に、報告資料1-1・1-2に基づき、2022年度理事会が計7回(WEBで4回、対面1回、書面にて2回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2022年度 庶務報告
喜多理事より、報告資料2に基づき、(1)2021年度の正会員入会者150名、正会員退会者が132名であったこと、(2)2023年3月31日現在名誉会員5名、正会員数1,106名、賛助会員1名、会員総数1,112名であることが報告された。
- 2022年度 編集委員会報告
田村理事より、報告資料3に基づき、(1)Web委員会を3回開催したこと、(2)日本赤十字看護学会誌編集作業を行ったこと、(3)査読短縮のため、委員会委員による査読者へのリマインドメールを手動で施行していることが報告され、受付・査読論文数の訂正(採択済み9編・審査中6編・取り下げ2編、合計18編_採択率50%)が行われた。続いて、(4)論文投稿を促進するための交流集会の実施、(5)編集委員会事務局との覚書の見直しと更新を行ったこと、(6)EBSCOデータベース収録についての検討をしたことが報告された。
- 2022年度 広報委員会報告
原理事より、報告資料4に基づき、(1)学会ホームページの維持・管理を行ったこと、(2)ニュースレターVol.20を発行したことが報告された。
- 2022年度 研究活動委員会報告
佐々木幾美理事より、報告資料5に基づき、(1)2023年度研究助成について1件の応募があり助成が決定したこと、(2)2023年3月4日に看護研究セミナーを開催し38名の参加があり好評であったこと、(3)第23回日本赤十字看護学会学術集会の中で、研究奨励賞2件が表彰されたことが報告された。
- 2022年度 臨床看護実践開発事業委員会報告
川上理事より、報告資料6に基づき、(1)第23回学術会議で「Covid-19禍、接触制限のある中で「心地よい」を目指した看護実践」に係る交流集会を実施したこと、(2)「臨床に埋もれている優れた看護実践の発掘」の調査をまとめ、学会誌へ投稿したしたこと、(3)フットケアに関する文献レビューは各自が継続していること、(4)各委員メンバーの施設で勉強会を開催したことが報告された。
- 2022年度 国際活動委員会報告
伊藤理事より、報告資料7に基づき、(1)第23回学術集会で「災害における訪日・在留外国人の現状と課題」の交流集会を実施したこと、(2)看護実践者のためのキャリア開発ラダーにおけるグローバルヘルス研修教材の改訂を行ったこと、(3)本学会の英語ホームページを更新したこと、(4)WANS理事会に参加したことが報告された。
- 2022年度 災害看護活動委員会報告
佐々木敦美理事より、報告資料8に基づき、(1)Web委員会を3回開催したこと、(2)第23回学術集会で「中長期における災害看護活動の人材育成」の交流集会を開催したこと、(3)2023年3月5日にWebセミナーを開催し136名の参加があり好評であったことが報告された。
- 2022年度 歴史研究委員会報告
大林理事より、報告資料9に基づき、(1)Web委員会を3回開催したこと、(2)第23回学術集会で「時を超えて蘇る〈赤十字の記憶〉~コロナ禍のいま、赤十字の感染症対策の歴史を振り返る」の交流集会を開催したこと、(3)第24回学術集会で「東北での震災の歴史を未来へ紡ぐ 震災の危機を乗り越えて」の交流集会を開催すること、(4)赤十字看護の歴史に関する史・資料のアクセスに関する活動を行ったことが報告された。
- 日本看護系学会協議会について
鎌倉理事より、報告資料10に基づき、看護ケアのガイドライン研修会(2023年3月16日)に参加したことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について
鎌倉理事より、報告資料11に基づき、(1)令和6年度診療報酬・介護報酬改定に向け「令和4年度第1回看護技術検討委員会・診療報酬体系のあり方に関する検討委員会」(2022年9月28日)、「第2回看護技術検討委員会」(2023年3月29日)に参加したこと、(2)「第15回情報交換会(2022年11月11日)に参加し、延期された第16回情報交換会に参加する予定であること、(3)「第22回 三保連シンポジウム」(2023年3月3日)に参加したことが報告された。
- 将来構想の課題検討について
守田理事長より、報告資料12に基づき、第7期委員会報告書の課題と今後の提言とともに、第8期委員会での取り組みの経緯が報告された。また、会員増にご協力いただきたいことが周知された。
以上の報告事項について、会場からの質疑はなく終了した。
【審議事項】
- 2022年度決算報告
安部理事より、審議資料1に基づき、2022年度日本赤十字看護学会一般会計決算ならびに特別会計決算について説明された。
- 2022年度会計監査(小森監事・田中監事)
田中監事より、審議資料2に基づき、が報告された。
審議事項1ならびに審議事項2に対して参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、2021年度会計決算・会計監査は承認された。
- 2023年度事業活動計画(案)
守田理事長より、審議資料3に基づき、2023年度事業活動計画(案)の説明がなされた。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 2023年度予算(案)
安部理事より、審議資料4(差し替え資料裏面)に基づき予算(案)の説明がなされた。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、2023年度予算(案)は承認された。会場参加者より、2023年度予算(案)の支出の部1.会議費の差異(2022-2023)が、「△15,000」ではなく「△515,000」である誤植が指摘され、訂正が周知された。
- 選挙管理委員の承認について
守田理事長より、審議資料5に基づき、選挙管理委員についての説明がなされた。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、選挙管理委員(案)は承認された。
- 第26回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
守田理事長より、会則18条に則り第26回日本赤十字看護学会学術集会会長に佐藤章子氏(福岡赤十字病院看護部長)が推薦された。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、承認された。
【第25回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶】
村田学術集会長より、第25回学術集会を「赤十字の看護 本質を捉える」をメインテーマに、日本赤十字広島看護大学において開催予定であることが報告された。
閉会
井部理事より閉会の挨拶があり、閉会した。
【資料】
報告 | |
1)2022年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2)2022年度庶務報告 | 報告資料2 |
3)2022年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
4)2022年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
5)2022年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
6)2022年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
7)2022年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
8)2022年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
9)2022年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
10)日本看護系学会協議会について | 報告資料10 |
11)看護系学会等社会保険連合について | 報告資料11 |
12)将来構想の課題検討について | 報告資料12 |
13)その他 | |
審議 | |
1)2022年度決算報告 | 審議資料1 |
2)2022度監査報告 | 審議資料2 |
3)2023年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
4)2023年度予算(案) | 審議資料4 |
5)選挙管理委員の承認について | 審議資料5 |
6)第26回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について | 審議資料6 |
議事録署名人 小山 和子 〔押印省略〕
議事録署名人 谷口 千絵 〔押印省略〕
総会議事録第23回
2022年7月16日(土)会場:とかちプラザ(ハイブリッド)
第23回総会議事録
日時
2022年7月16日(土)12:00~13:00
場所
とかちプラザ ハイブリッド
司会
鎌倉やよい理事
議長
大沼まゆみ第23回学術集会長
出席者
575名(会場出席者 27名、オンライン出席者 34名、委任状 514名)
議事録署名人:野地啓子、川西美佐
書 記:殿城友紀
開会宣言
鎌倉理事より、開会に先立ち会場参加者20名、オンライン参加者30名、委任状514名、合計564名であることが確認され、会則第24条第3項に基づき、会員数1,092名の1割の総会成立となる定員を満たしており、総会開催宣言がなされた(最終参加者:会場参加者 27名、オンライン参加者34名、計61名)。
開会のあいさつ
守田理事長より、今期より新たな理事体制となり、前理事会からの課題を引き継ぎながら検討を進めているとの挨拶がなされた。本総会で提案する審議事項を含めて、本学会の課題への対応に関する理解と協力への依頼がなされた。
【報告事項】
- 2021年度 理事会および評議員会報告
喜多理事より、報告資料1-1・1-2に基づき、2021年度理事会が計7回(WEBで5回、書面にて2回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2021年度 庶務報告
喜多理事より、報告資料2に基づき、(1)2021年度の正会員入会者81名、正会員脱会者が177名であったこと、(2)2022年3月31日現在名誉会員5名、正会員数1,086名、賛助会員1名、会員総数1,092名であることが報告された。
- 2021年度 編集委員会報告
田村理事より、報告資料3に基づき、(1)学会誌第22巻第1号を編集および発行したこと、(2)学会誌第22巻1号の発行に向けて、11編の査読を行ったこと、今期査読委員が承認され依頼していること、(3)J-STAGEへの学会誌の掲載は、第22巻第1号より随時掲載に移行し6編の掲載を行ったこと、(4)迅速査読システム導入にむけて、学会誌投稿規定の改定案や迅速査読のフロー、必要予算の検討を行っていることが報告された。
- 2021年度 広報委員会報告
オンライン音声の不具合により原理事に代わって守田理事長より、報告資料4に基づき、(1)学会ホームページの維持・管理を行ったこと、歴史研究委員会の要請を受けて「赤十字ミュージアム」のバナーを新規作成し、日本赤十字社本社HPとリンクできるように配置したこと、(2)ニュースレターVol.19を12月に発行し、記事内容は「理事交替の挨拶」、「長野赤十字看護専門学校の閉校について」、「日赤赤十字社医療センターの苫米地則子看護師長のフローレンス・ナイチンゲール記章受賞を受けて」、「新型コロナウイルスの感染に関する赤十字看護師の活動」等の記事を掲載したことが報告された。
- 2021年度 研究活動委員会報告
佐々木幾美理事より、報告資料5に基づき、(1)2022年度研究助成について2021年12月1日から2022年1月21日に申請書受付を行い、4件の応募があり4件に対して助成が決定したこと、2019年度助成、2020年度助成を受けた研究者より、COVID-19に伴う研究活動の遅れが生じたことによる研究期間の再延長・延長の申し出があり、1年間延長することが承認された(2023年3月終了予定)こと、(2)本学会誌第19巻(2019)、第20巻(2020)、第21巻(2021)に掲載された26論文から研究奨励賞を下記2論文に決定したこと、(3)2022年3月5日、深谷基裕氏による「優れた実践を学会で共有してみよう-実践報告・事例報告のススメ」と題して、看護研究セミナーを開催し59名の参加があり好評であったことが報告された。
- 2021年度 臨床看護実践開発事業委員会報告
川上理事より、報告資料6に基づき、(1)第22回学術会議で「高齢者のフットケア」に係る交流集会を実施し、作成動画の活用を検討していること、(2)診療報酬関連事業として、すぐれた技の発掘のために、「足部の病変をもつ高齢者へのフットケア指導料の新設」へむけて要望書を申請しヒアリングを受け、申請は通らなかったが得られた助言を次年度の計画へ反映したこと、(3)臨床に埋もれている優れた看護実践を発掘するために、赤十字の理念に触れたことのある熟練看護師へインタビューした結果をまとめ、HPに掲載予定であること、(4)各委員メンバーがCOVID-19禍での看護実践についてまとめたことを第23回学術集会の交流集会で共有・意見交換することが報告された。
- 2021年度 国際活動委員会報告
伊藤理事より、報告資料7に基づき、(1)グローバルヘルスの視点をもつ赤十字看護師の育成に取り組むことを目標とし、第22回学術集会の交流集会で「災害時の外国人被災者への支援」を開催し、第23回学術集会では「災害における訪日・在留外国人の現状と課題」を企画していること、(2)日本赤十字社医療事業局看護部継続教育システム担当者検討部会の国際ラダー作業部会と共同で、「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」におけるレベル別の「グローバルヘルスの研修の教材作成」を始めるにあたり、手順調整を開始したこと、(3)海外からの閲覧者を意識し本学会の英語ホームページの更新を開始し、歴史研究委員会の掲載にも取り組んだこと、(4)WANS理事会(遠隔会議)へ参加したことが報告された。
- 2021年度 災害看護活動委員会報告
佐々木敦美理事より、報告資料8に基づき、(1)WEB会議を3回実施したこと、(2)活動目的・活動方針の検討を行い、①災害発災時の支援活動及び情報提供をおこなうこと、②教育・広報活動を通して、災害看護の関心を高め、地域防災・減災に努めること、③中長期における災害看護活動の人材育成~赤十字看護職への期待~をテーマとした交流集会を開催すること、④日本赤十字看護学会としての災害看護活動のあり方について検討すること、(3)第22回日本赤十字看護学会学術集会にて、交流集会「赤十字の災害看護に期待されるもの」と口演発表「災害時の受援に関する文献検討」を行ったこと、(4)第23回日本赤十字看護学会学術集会にて交流集会「中長期における災害看護活動の人材育成~赤十字看護職への期待」を企画していることが報告された。
- 2021年度 歴史研究委員会報告
大林理事より、報告資料9に基づき、(1)2回のWEB会議、1回のメール会議を開催したこと、(2)第22回学術集会にて交流集会「スペインインフルエンザと看護‐パンデミックと赤十字の看護を考える‐」を実施したこと、(3)第23回学術集会にて交流集会「時を超えて甦る『赤十字の記憶』‐コロナ禍のいま、赤十字の感染症対策の歴史を振り返る‐」を企画していること、(4)赤十字看護の歴史に関する史・資料の情報更新として、会員ページの紹介論文の更新、日本赤十字社情報プラザ「赤十字WEBミュージアム」のリンクバナーを学会ホームページに配置したことが報告された。
- 日本看護系学会協議会について
鎌倉理事より、報告資料10に基づき、(1)「公開シンポジウム:WITH/AFTERコロナ時代の看護とデジタルトランスフォーメーション」(日本学術会議主催JANAが共催)に参加したこと、(2)JANA理事会による情報交換会に参加し情報収集を行ったことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(鎌倉理事)(報告資料11)
鎌倉理事より、報告資料11に基づき(1)特定行為に関連した第13、14回情報交換会、三保連合同シンポジウムに参加したこと、(2)看保連診療報酬あり方委員会・看護技術検討委員会・介護報酬あり方委員会令和3年度第1回合同委員会に出席したことが報告された。
以上の報告事項について、会場からの質疑はなく終了した。
【審議事項】
- 2021年度決算報告
安部理事より、審議資料1に基づき、2021年度日本赤十字看護学会の一般会計決算について説明された。収入では、第22回学術集会からの寄付により予算を上回ったこと、支出では、会議費がWEB開催となり支出が抑えられたこと、会員管理WEBシステム運用費(2020年10月~2021年9月)を2020年度に支払っていたことから、予算よりも約265万円抑えられたことが説明された。当期収支差額がマイナス約300万円、決算が約20万円で黒字となり、差異はマイナス329万円であることが説明された。
- 2021年度会計監査(小森監事・田中監事)(審議資料2)
小森監事より、審議資料2に基づき、2021年度一般会計の決算報告に相違がないこと、また、会計士による監査を受け、相違ないことを認められたことが報告された。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、2021年度一般会計決算は、会計監査を含め承認された。
- 2021年度特別会計報告
安部理事より、審議資料2に基づき、2021年度日本赤十字看護学会の特別会計について説明がされた。
- 2021年度特別会計監査
小森監事より、審議資料2に基づき、2021年度特別会計の決算報告に相違がないこと、また、会計士による監査を受け、相違ないことを認められたことが報告された。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、2021年度特別会計決算は、会計監査を含め承認された。
- 2022年度事業活動計画(案)
守田理事長より、審議資料3に基づき、2022年度事業活動計画(案)の説明がなされた。
従来の事業計画に加え、学会の運営強化策として(1)会費の値上げ、(2)法人化の推進、(3)日本学術会議協力団体への申請を検討していることが報告された。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、2022年度事業計画(案)は承認された。
- 2022年度予算(案)
安部理事より、審議資料4に基づき予算(案)の説明がなされた。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、2022年度予算(案)は承認された。
- 会費の値上げについて
守田理事長より、審議資料5に基づき、会費値上げ案についての説明がなされた。
これまでの経緯として、2000年の発足時の5,000円から2006年7,000円に変更後20年間維持してきたこと、財政上の課題から2019年度総会で会費値上げ案が提出され、2020年度総会で議決後2022年度から値上げを実施する事業計画案が承認されていたこと、しかし、COVID-19感染拡大のため2020年度総会は遠隔での会議になったこと等により、会費値上げ議案の提案は見送られてきたことが説明された。財政緊縮への努力等により赤字決算は免れているが、赤字収支(実質収支)の持続や学会組織の整備及び学会活動の活性化の推進、学術団体としての学会組織の更なる強化を目指し、これまでの経緯を踏まえ、2023年度より年会費を7000円から10,000円に値上げすることが提案された。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、会費値上げ案は承認された。
- 第25回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
守田理事長より、会則18条に則り第25回日本赤十字看護学会学術集会会長に村田由香氏(日本赤十字広島看護大学副学長)が推薦された。
参加者からの質疑はなく、過半数以上の賛成により、承認された。
【研究奨励賞について】
守田理事長より以下の2論文に対して研究奨励賞が授与された。
・黒田裕美氏他7名:熊本地震被災地域にある医療施設に勤務する看護師の心的外傷後ストレス障害の実態
・遠山義人氏:若年成人期に精巣腫瘍の診断・治療を受けた人の経験
【第24回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶】
髙橋学術集会長より、第24回学術集会を「赤十字看護の伝承と躍進」をメインテーマに、会期:2023年7月29・30日、会場:仙台市戦災復興記念館で参集型開催予定であることが報告された。
閉会
鎌倉理事より閉会の挨拶があり、閉会した。
【資料】
報告 | |
1)2021年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2)2021年度庶務報告 | 報告資料2 |
3)2021年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
4)2021年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
5)2021年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
6)2021年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
7)2021年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
8)2021年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
9)2021年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
10)日本看護系学会協議会について | 報告資料10 |
11)看護系学会等社会保険連合について | 報告資料11 |
12)第23回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 | 報告資料12 |
13)第24回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 | 報告資料13 |
14)その他 |
審議 | |
1)2021年度決算報告 | 審議資料1 |
2)2021度会計監査 | 審議資料2 |
3)2022年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
4)2022年度予算(案) | 審議資料4 |
5)会費の値上げについて | 審議資料5 |
6)第25回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について |
議事録署名人 野地 啓子 【押印省略】
議事録署名人 川西 美佐 【押印省略】
総会議事録第22回
2021年7月3日(土)会場:WEB(ZOOM)
第22回総会議事録
日時
2021年7月3日(土)12時30分~13時30分
場所
ZOOMライブ開催
出席者
532名(Web出席者50名、委任状482名)
司会
齋藤英子(理事)
議長
鎌倉やよい(学術集会長)
書記
塚本恵弥
議事録署名人
池田美里、田中晶子
1. 開会
齋藤理事より、開会に先立ちWEB上出席者 50名、委任状 482名、合計 532名であることが確認され、会則第24条第3項に基づき、会員数 1080名の1割の総会成立となる定員を満たしており、総会開催宣言がなされた。
2. 理事長挨拶
高田理事より、理事長含む理事が3年の任期を終えたことが報告され、振り返りの言葉が述べられた。任期中の3年間は、広島の豪雨災害から始まり、COVID-19による昨年の秋田、今年の豊田と集合での学術集会開催が叶わず、これまでにない経験をしてきた。また日々の生活、医療、教育も変化し、学会活動そのものが揺さぶられ、新たな模索が行なわれている。理事会の将来へ向けた取り組みでは、歴史研究委員会の設置、選挙制度の改革などに着手し、学会の発展・方向性を考え取り組んできた。法人化への課題はまだ道半ばであるため、次の役員会へ引き継ぐが、引き続き力強く勧めてもらいたいと挨拶された。
3. 報告事項
- 1)2020年度理事会および評議員会報告
齋藤理事より、報告資料1-1・1-2に基づき2020年度理事会が計9回(WEBで5回、書面にて4回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2)2020年度庶務報告
齋藤理事より、報告資料2に基づき(1)2020年度の正会員入会者128名、正会員脱会者172名であったこと、(2)2021年3月31日現在名誉会員4名、正会員数1183名、賛助会員1名、会員総数1188名であることが報告された。
- 3)2020年度編集委員会報告
西村理事より 報告資料3に基づき(1)学会誌第21巻第1号を編集および発行したこと(原著3編、 研究報告5編、 実践報告2編、 資料2編)、(2)学会誌第20巻第1号の発行に向けて19編の査読を行ったこと、(3)オンライン査読システムの安定化に向けシステムと手続きの修正を行ったこと、(4)J-STAGEへの学会誌第20巻第1号の搭載と第22巻1号より随時搭載に移行すること、(5)学会誌投稿規程の改定(論文の種類に応じた文字数とし、最大2万字の設定)を行ったことが報告された。
- 4)2020年度広報委員会報告
西片理事より、報告資料4に基づき(1)ホームページの維持・管理を行ったこと(ログ解析の結果共有、モバイルの利用者が多い傾向にあること)、(2)ニュースレターVol.18を11月に「ナイチンゲール生誕200周年にあたって思うこと」、「新型コロナ禍での取り組み」、「令和2年7月豪雨への支援と課題」を特集し発行したことが報告された。
- 5)2020年度研究活動委員会報告
吉田理事より、報告資料5に基づき(1)2021年度研究助成の募集及び選考について応募がなかったこと、2019年度助成を受けた研究者よりCOVID-19 に伴う遅れにより研究期間の延長の申し出があり、1年間延長することが承認されたこと、(2)オンラインで看護研究セミナーを開催し全国からの参加があったことが報告された。
- 6)2020年度臨床看護実践開発事業委員会報告
本庄理事より、報告資料6に基づき(1)臨床に埋もれている優れた看護実践を発掘するためのインタビュー調査を実施し分析をしていること、(2)優れた看護の技を浸透させるために、「足部の病変をもつ高齢者のフットケア」について、診療報酬に関する要望書を作成し提出していること、(3)2021年度学術集会で交流集会【「高齢者のフットケア」生活を支える看護介入の実現に向けて】を企画したことが報告された。
- 7)2020年度国際活動委員会報告
河口理事より、報告資料7に基づき(1)「日本の中の国際社会」をテーマに、各委員が各地域で情報収集を行ったこと、(2)2021年度学術集会で交流集会「災害時の外国人被災者への支援」を企画したこと、(3)世界看護科学学会(WANS)理事会第6回大会中止後の対応について報告された。
- 8)2020年度災害活動委員会報告
安藤理事より、報告資料8に基づき(1)災害時の情報収集及び広報活動として、学会ニュースレター18号へ「令和2年7月九州豪雨への支援と課題」、学会ホームページへ①「災害急性期における受援体制の整備促進のための取り組み~日本赤十字看謹学会災害看護活動委員会の活動を通して~」、②「『コロナ禍』における災害被災者看護支援の現状と課題~令和 2 年 7 月九州豪雨災害 の体験を通して~」を掲載したこと、(2)2021年度学術集会で交流集会「赤十字の災害看護に期待されるもの~赤十字の災害看護活動はどう見られているか~」を企画したこと、口演発表「災害時の受援に関する文献検討」を行うことが報告された。
- 9)2020年度歴史研究委員会報告
川原理事より、報告資料9に基づき(1)2021年度学術集会で交流集会「スペインインフルエンザと看護−パンデミックと赤十字の看護を考える」を企画したこと、(2)歴史に関する史資料にアクセスできるシステムづくりをホームページ上に行っていること、(3)歴史研究委員会で調べたスペインインフルエンザと看護をテーマとした史料紹介をメールマガジンで4回行ったことが報告された。
- 10)2020年度将来構想委員会報告
小山理事より、報告資料10に基づき(1)会員調査結果を分析し、調査報告書を作成、学会ホームページで会員に公開したこと、(2)会員調査結果をふまえ、選挙改革について理事会に報告し、評議員会の議を経て選挙制度が改革され、次期理事会より教育と臨床のバランスが調整されていること、(3)会費値上げおよび法人化に関する検討は、評議員、理事会組織が大きく変わる時期であるため、次期理事会での継続審議とすること、(4)学会および学術集会のありかたとして、①専門を限定せず、赤十字という柱を持ちながら多様な領域の研究発表を可能とする学会であることを、特色として打ち出す、②実践の場における問題、困難や新たな試み、工夫等を実践報告として積極的に取り上げ、継続的に検討していく、③赤十字諸活動、人道支援や災害受援等及びそのための国内国際的諸機関との協働を取り込む、等の提案があった。
- 11)2020年度一般社団法人日本看護系学会協議会(JANA)について
田母神理事欠席のため齋藤理事より、報告資料11に基づき(1)社員学会47学会(2021 年3月現在)であること、(2)社員総会が6月21日に開催されたこと、(3)ニュース レター速報 (2020. Vol.1) から、ニュースレター第28号が発信されたこと、(4)ワークショップ「看護ケアのガイドライン作成・活用に向けて」がWEB開催されたこと、(5)新型コロナ対応の声明等として、2020年12月22日:「国民の皆様ヘメッセージ :新型コロナウイルス感染症拡大状況下において」、「看護職の皆様への応援メッセージ:新型コロナウイルス感染症拡大状況下において」(日本看護系大学協議会、日本看護系学会協議会)発出、2021年1月19日:「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの訪問看護師等への早期接種に関する要望書」(厚生労働大臣あて)が提出されたこと、(6)「日本看護系学会協議会 (JANA) COI管理ガイドライン」、「論文投稿ハンドブック不適切な行為を避けるために」が作成されたことが報告された。
- 12)看護系学会等社会保険連合報告について
田母神理事欠席のため齋藤理事より、報告資料12に基づき(1)社員学会52 団体であること、(2)社員総会へは当学会から看保連理事として参画していること、(3)令和3年度介護報酬改定に関する要望書を提出したこと、(4)診療報酬改定の対応として、当学会からフットケアに関する要望書を提出したこと、(5)講演会等の開催について報告された。
以上の報告事項について、出席者からの質疑はなく終了した。
4. 審議事項
- 1)2020年度決算報告
江本理事より、審議資料1に基づき2020年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。全ての委員会がWEBでの開催となったため例年より支出が抑えられたこと、予算より支出が300万円を抑えられているように見えるが、学術集会の助成金150万円が含まれていないことが説明された。
- 2)2020年度会計監査
小森監事より、審議資料2に基づき2020年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないこと、また、2021年5月27日に会計士による監査を受け相違ないことを認められたことが報告された。出席者からの質疑はなく2020年度決算は承認された。
- 3)2021年度事業活動計画(案)
高田理事長より、審議資料3に基づき2021年度事業活動計画(案)の説明がなされた。従来と同様の事業計画に加え、総務のCOI(利益相反に関する指針)の整備については、JANAのガイドラインに合わせて整備の必要があると考え、計画案に上げていると説明された。出席者からの質疑はなく、2021年度事業活動計画(案)は承認された。
- 4)2021年度予算(案)
江本理事より、審議資料4に基づき予算(案)が説明された(学術集会の助成金が第23回・24回の2回分となっているため、実質は150万円の赤字予算である)。出席者からの質疑はなく、2021年度予算(案)は承認された。
- 5)名誉会員の承認について
高田理事長より、審議資料5に基づき浦田喜久子先生の名誉会員への推薦が説明され、日本赤十字看護学会会則第8条に基づき承認が求められた。出席者からの質疑はなく、浦田喜久子先生の名誉会員への推薦が承認された。
- 6)評議員および新役員の選挙結果と承認について
服部選挙管理委員長より、審議資料6に基づき日本赤十字看護学会評議員選挙結果(投票率49.5%)に伴い選出された57名の評議員名簿、理事・監事選挙(投票率89.0%)に伴い選出された12名の理事・監事名簿が提示された。出席者からの質疑はなく、評議員及び新役員の選挙結果は承認された。
- 7)理事長と副理事長の承認について
高田理事長より、次期理事長に守田美奈子先生、副理事長に井部俊子先生の選出と承認が説明された。会則第12条に則り、評議員会の議を経て総会の承認となっている運びが説明された。出席者からの質疑はなく、理事長と副理事長の承認がなされた。
- 8)第24回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
高田理事長より、会則18条に則り第24回日本赤十字看護学会学術集会長に石巻赤十字病院髙橋純子看護部長を推薦することが説明され、承認された。
5. 挨拶
- 1)第23回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
清水赤十字病院看護部長 大沼まゆみ看護部長より、第23回学術集会を「赤十字看護の未来へコロナ危機を乗り越えて」をメインテーマに、十勝で参集及びWEB開催を検討していると説明された。
- 2)新役員の紹介
守田新理事長より、日本赤十字看護学会のさらなる発展に向けた取り組みを行いたいと挨拶され、理事・監事名簿に則して、各新理事・監事より挨拶がなされた。指名理事として日本赤十字看護大学喜多里巳先生(庶務)、安部陽子先生(会計)の2名が紹介された。
6. 閉会
-
齋藤理事より閉会の挨拶があり、閉会した。
最終総会出席者総数:538名(内訳 会場出席者56名、委任状482名)
報告資料
1. 2020 年度理事会および評議員会報告 | 報告資料 1-1 · 1-2 |
2. 2020 年度庶務報告 | 報告資料 2 |
3. 2020 年度編集委員会報告 | 報告資料 3 |
4. 2020 年度広報委員会報告 | 報告資料 4 |
5. 2020 年度研究活動委員会報告 | 報告資料 5 |
6. 2020 年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料 6 |
7. 2020 年度国際活動委員会報告 | 報告資料 7 |
8. 2020 年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料 8 |
9. 2020 年度歴史研究委員会報告 | 報告資料 9 |
10. 2020 年度将来構想委員会報告 | 報告資料 10 |
11. 日本看護系学会協議会について | 報告資料 11 |
12. 看護系学会等社会保険連合について | 報告資料 12 |
審議資料
1. 2020 年度決算報告 | 審議資料 1 |
2. 2020 度会計監査 | 審議資料 2 |
3. 2021 年度事業活動計画 (案) | 審議資料 3 |
4. 2021 年度予算(案) | 審議資料 4 |
5. 名誉会員の承認について | 審議資料 5 |
6. 評議員および新役員の選挙結果と承認について | 審議資料 6 |
総会議事録第20回
2019年6月15日(土)会場:日本赤十字看護大学 広尾ホール
第20回総会議事録
日時
2019年6月15日(土)13時00分~13時56分
場所
日本赤十字看護大学 広尾ホール
出席者
628名(会場出席者25名、委任状603名)
司会
小山 眞理子(副理事長)
議長
川嶋 みどり(学術集会長)
書記
藤井知美
資料
2018年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2018年度庶務報告 | 報告資料2 |
2018年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
2018年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
2018年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
2018年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
2018年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
2018年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
2018年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
2018年度将来構想委員会 | 報告資料10 |
日本看護系学会協議会について | 報告資料11 |
看護系学会等社会保険連合について | 報告資料12 |
平成30年度決算報告 | 審議資料1 |
平成30度会計監査 | 審議資料1追加 |
2019年度事業活動計画(案) | 審議資料2 |
2019年度予算(案) | 審議資料3 |
会費値上げについて | 審議資料4差し替え・A3資料 |
開会
小山副理事より、開会に先立ち会場出席者25名、委任状603名、合計628名であることが確認され、会則第24条第3項に基づき、会員数1267名の1割の総会成立となる定員を満たしており、総会開催宣言がなされた。
理事長挨拶
高田理事長より、昨年度は残念ながら総会開催できなかったので2年ぶりの開催となった。20年を記念する会となっており、それに相応しい提案をしたい旨が述べられた。
名誉会員について
高田理事長より、会則第8条に則って名誉会員に小玉香津子氏の推薦があり、理事会および評議員会の議を経たことが説明され、承認された。
報告事項
- 2018年度理事会および評議員会報告(齋藤理事)(報告資料1-1・1-2)
齋藤理事より、報告資料1-1・1-2に基づき2018年度に理事会が計8回、うち3回は書面理事会が開催されたことと、評議員会が計2回、うち1回は書面評議員会が2018年9月19日~9月26日にかけて行われたことが報告された。
- 2018年度庶務報告(齋藤理事)(報告資料2)
齋藤理事より、報告資料2に基づき(1)2018年度の正会員入会者148名、正会員脱会者135名であったこと、(2)2019年3月31日現在正会員数1266名、賛助会員1名、会員総数1267名であることが報告された。
- 2018年度編集委員会報告(西村理事)(報告資料3)
西村理事より、報告資料3に基づき(1)学会誌第19巻第1号を発行したこと、(2)学会誌第19巻第1号の発行に向けて査読を行ったこと、(3)オンライン査読システムの微修正をおこなったこと、(4)学会誌J-STAGEへの搭載手続きを行ったこと、(5)内規および学会誌投稿規程の改定を行ったことが報告された。
- 2018年度広報委員会報告(西片理事)(報告資料4)
西片理事より、報告資料4に基づき(1)2018年4月2日ホームページをリニューアルオープンし、スマートフォン版を作成したこと(1年間ログ解析を行った結果、スマートフォンとPCの使用は約半数ずつ)、(2)ニュースレターVol.16を発行したことが報告された。
- 2018年度研究活動委員会報告(吉田理事)(報告資料5)
吉田理事より、報告資料5に基づき(1)2019年度の研究助成募集及び選考の結果、応募のあった1件に助成が決定したこと、(2)研究奨励賞の選考を行い、15論文から2論文に決定したことが報告された。
- 2018年度臨床看護実践開発事業委員会報告(本庄理事)(報告資料6)
本庄理事より、報告資料6に基づき(1)「臨床に埋もれている看護の技の発掘」を行い、交流セッションを企画していること、(2)「臨床に埋もれている看護の技の発掘」にあたり2019年度に実施予定の調査準備を行ったことが報告された。
- 2018年度国際活動委員会報告(河口理事)(報告資料7)
河口理事より、報告資料7に基づき(1)「日本の中の国際社会」のテーマで海外からの移民集中地区の情報収集を行う予定が決定したこと、(2)学会英文ホームページの内容検討をしたこと、(3)世界看護科学学会第6回大会の開催予定が報告された。
- 2018年度災害看護活動委員会報告(安藤理事)(報告資料8)
安藤理事より、報告資料8に基づき、第7回防災学術連携シンポジウムにてポスター報告を行ったこと、「被災地及び被災地病院における“受援”について考える」をテーマに災害看護セミナーを開催し、参加者から高い評価を得たことと結果を第20回学術集会で報告予定であることが報告された。
- 2018年度歴史研究委員会報告(川原理事)(報告資料9)
川原理事より、報告資料9に基づき(1)2回の会議を開催したこと、(2)会員ホームページ(会員共通ID、パスワード認証による)へ歴史関連の情報公開と更新を行ったこと、(3)第19回学術集会に於ける企画の中止、(4)第20回学術集会における企画内容、(5)軍事研究に関する学会ポリシーについての議論開始予定であることの報告がされた。
- 2018年度将来構想委員会報告(小山理事)(報告資料10)
小山理事より、報告資料10に基づき(1)会議を2回開催したこと、(2)将来構想委員会の活動計画につき、広く会員の意見を聞きながら進めるべくアンケートを準備していること、(3)学会員の動向及び会費納入率の分析、(4)2019年度活動計画案を検討したことが報告された。
- 日本看護系学会協議会について(田母神理事)(報告資料11)
田母神理事より、報告資料11に基づき、(1)協議会社員学会が46学会となったこと、(2)社員総会にて組織体制構築等について検討されたこと、(3)ニュースレター速報・ニュースレター第26号が発信されたこと、(4)講演会等の開催がされたことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(田母神理事)(報告資料12)
田母神理事より、報告資料12に基づき社員総会内容と講演会の開催、役員改選に日本赤十字看護学会理事として立候補し承認されたことが報告された。
以上の報告事項について、会場からの質疑はなく終了した。
審議事項
- 平成30年度決算報告(江本理事)(審議資料1)
江本理事より、審議資料1に基づき平成30年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。平成30年度は、特別会計(学術集会基金を解き約400万円を一般会計に繰入れていることから、当期収支差額が約300万円で黒字決算に見えるが実質100万円の赤字決算であることが説明された。
- 平成30年度会計監査(小森監事・鶴田監事)(審議資料1 追加)
小森監事より、平成30年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないこと、また、5月17日に会計士による監査を受け相違ないことを認められたことが報告された。
上記の決算報告に関して、差額を示す△表記方法について質問があり、説明がなされたのち、平成30年度決算は承認された。
- 2019年度事業活動計画(案)(小山理事)(審議資料2)
小山副理事長より、審議資料2に基づき2019年度事業活動計画の説明がされた。
続けて高田理事長より、総会資料p20に基づいて、20周年記念事業「リレートーク」の提案がされた。学会設立の趣旨をふまえ、学会のありかたを積極的に考える仕掛けをするアイデアであり、議論のテーマ例も挙げられた。進め方は1200~2000文字程度の意見をホームページに掲載し1年間で議論をリレー形式で進めていくものである。次の人を指名する方式と理事会が依頼する方式を考えている。将来構想委員会を設けてはいるが、理事だけではなく幅広く会員からの意見を聞きたいこと、また、資料の案にとらわれず書いてもらいたいこと等が伝えられた。
事業活動計画案に質問はなく、2019年度事業活動計画案は承認された。
- 2019年度予算(案)(江本理事)(審議資料3)
江本理事より、審議資料3に基づき予算案が説明された(約200万円を特別会計から繰り入れており、実質300万円の赤字予算であること)。特に質問はなく承認された。
- 会費値上げについて(高田理事長)(審議資料4 差し替え)
高田理事長より、資料(p22)に基づき日本赤十字看護学会会費値上げについての説明がされた。比較的低額の年会費を維持してきた(発足時は5000円)が、過去5年間の分析結果、収支の状況が厳しくなってきたこと、支出増の要因(会員管理業務の業者委託や学会誌のWeb投稿・査読システム導入、ホームページの改善やスマートフォン対応等)と、数年以内に想定される支出増の要因(会員管理Webシステムの構築・運用、会員個人ページの開設、消費税増税、法人化等)が考えられる。委員会活動の活性化、新しい委員会の設置、委員数の増員、看保連の会費増額、消費税増税、法人化の先送りができないというこれらの支出増の要因は遅れていた学会の基盤整備と学会活動の充実を図ることにある。収入に特別会計を解いた400万円を入れたことで一見黒字に見えるが、実際は300万円の赤字である。これらのことから年会費の値上げは必至である。いつからどのように値上げするのかを会計が詳しく検討した結果、年会費10,000円へ値上げの根拠を示し、2020年度の総会で決議し、2022年度開始案が提案され、方針について承認を得た。
- 第22回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
高田理事長より、日本赤十字豊田看護大学 鎌倉やよい学長を推薦することが説明され、承認された。
鎌倉やよい氏より、学術集会長を引き受けたことについて挨拶があった。
研究奨励賞について
高田理事長より以下の2名に対して研究奨励賞が授与された。
・中川典子氏:看護師の患者・家族の怒りへの対応の特徴
・谷地和加子氏:乳がん患者のComfort(安楽)の概念分析
第21回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
安藤学術集会長より、第21回学術集会を「不確かな時に“生きる”を支える看護」をメインテーマに、会期:2020年7月4・5日、事務局:日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学、会場:日本赤十字秋田看護大学・短期大学で開催予定であることが報告された。
閉会
小山副理事長より閉会の挨拶があり、閉会した。
最終総会出席者総数:665名
内訳 会場出席者47名、委任状603名、学術集会長・理事・監事15名
総会議事録第18回
平成29年6月24日(土)会場:北九州国際会議場 メインホール
第18回総会議事録
日時
平成29年6月24日(土)午後12時10分~13時00分
場所
北九州国際会議場 メインホール
出席者
701名(会場出席者44名、委任状657名)
司会
若林 稲美副理事長
議長
浦田 喜久子(学術集会長)
議事録書記
内山孝子(日本赤十字看護大学)、渡邉美香(日本赤十字社医療センター)
配布資料
①. 平成28年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料 1-1)
②. 第16回日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料 1-2)
③. 平成28年度庶務報告(報告資料 2)
④. 平成28年度編集委員会活動報告(報告資料 3)
⑤. 平成28年度広報委員会活動報告(報告資料 4)
⑥. 平成28年度研究活動委員会活動報告(報告資料 5)
⑦. 平成28年度臨床看護実践開発事業委員会活動報告(報告資料 6)
⑧. 平成28年度国際活動委員会活動報告(報告資料 7)
⑨. 平成28年度災害看護活動委員会活動報告(報告資料 8)
⑩. 平成28年度法人化検討委員会活動報告(報告資料 9)
⑪. 平成28年度歴史研究委員会報告(報告資料 10)
⑫. 一般社団法人 日本看護系学会協議会について(報告資料 11)
⑬. 一般社団法人 看護系学会等社会保険連合(看保連)について(報告資料 12)
⑭. 平成28年度日本赤十字看護学会一般会計決算、特別会計決算(審議資料 1)
⑮. 平成28年度事業活動計画(案)(審議資料 2)
⑯. 平成29年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料3)
⑰. 平成29年度選挙管理委員候補者(審議資料4)
開会
若林副理事長より、会場出席者44名、委任状657名、合計701名で、会則の第24条に基づき、会員数1220名で総会成立となる出席者122名以上であることが確認され、開会宣言がなされた。
理事長挨拶
高田早苗理事長より、委任状が多く提出されており、総会として成立しているが、できる限り総会に直接出席して会員が意見を交換できることが今後大切になってくると考えていることから、周囲に周知してほしいと意向が伝えられた。学会として歴史を重ね、学会としての活動を活発なものにしていきたい。昨年から発足した歴史研究委員会、赤十字ならではの歴史の発掘する活動に本格的に着手する予定となっている。さらに、広報委員会がホームページを学会員が使いやすく、魅力的なものをめざしリニューアルの計画がある。
会員管理を専門業者に委ねる等、学会の基盤整備を進めていきたい。浦田喜久子学術集会長に感謝の意を述べられた。
報告事項
- 平成28年度理事会および評議員会報告(報告資料 1-1・1-2)
田中指名理事より、平成28年度理事会及び、第16回評議員会について、資料の通り報告された。
- 平成28年度庶務報告(報告資料 2)
田中指名理事より、資料の通り、平成28年度入会者数153名、脱会者数119名、平成29年3月31日会員総数1242名(正会員1241名、賛助会員1名)と報告がなされた。
入会申込書の改定、入会審査の見直しによりこれまで業績と評議員の推薦としていたが、業績あるいは会員2名からの推薦に改定したと報告がなされた。
- 平成28年度編集委員会報告(報告資料 3)
本田理事より、平成28年度の活動として次の5点が報告された。まず、学会誌第17巻第1号の編集および発行について報告された。また、学会誌第18巻第1号の査読および編集について報告がなされた。続いて、査読ガイドライン改変、学会誌投稿規程の検討、オンライン査読・電子ジャーナル化に向け4社の業者から情報収集を行い、比較検討を行ったことが報告された。
- 平成28年度広報委員会報告(報告資料 4)
西片理事より、ニュースレター14巻の発行したこと、ホームページの利用実態と課題を明確にするため、平成28年の所を平成29年に修正3月末までログ解析を実施し、この結果を基に予算案の承認が得られたホームページのリニューアルを検討していくことが報告された。
- 平成28年度研究活動委員会報告(報告資料 5)
武井委員長欠席の為、代理で田中指名理事より、第16回看護研究セミナーの開催について報告された。
- 平成28年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料 6)
守田理事より、2016年の学術集会にて「急性期病棟で認知症高齢者にどのようなケアを行うか」をテーマに交流集会を開催した。その内容を冊子にまとめホームページに掲載した。冊子は学術集会で配布予定である。また、平成28年度から実施された認知症ケア加算を取得している病院の実態調査と課題について意見交換を行い、平成29年度の交流集会企画につなげていることが報告された。
- 平成28年度国際活動委員会報告(報告資料 7)
小山理事より、「日本とフィリピンとの赤十字国際協力開始にあたって~両国の災害看護教育の現状と課題」というテーマでフィリピン大学、フィリピン赤十字、日本赤十字国際部より講師を招き、国際交流セッションを開催した。また、第2回赤十字・赤新月国際看護学会を2019年にスイスにあるラ・ソース大学で開催予定、詳細が決定次第ホームページに掲載すること、国際学術集会のあり方について検討したことが報告された。
- 平成28年度災害看護活動委員会報告(報告資料 8)
浦田理事より、平成28年度第17回学術集会に実施した交流セッション「支援活動からとらえた避難所、仮設住宅に居住する被災者への支援~常総市と白馬村の支援活動を通して、熊本地震災害への支援にむけて~」を開始した。平成28年5月12日から5月16日まで、熊本地震発災1か月後における被災地の災害対策本部、病院、避難所の実際を訪問調査しホームページを通して、実態を報告がなされた。また、平成29年2月25日に開催された災害看護セミナーについて報告された。
- 平成28年度法人化検討委員会報告(報告資料 9)
河口理事より、一般社団法人化について具体的な検討に向けての確認事項、法人化の初期費用、運用費用および会員管理に関する費用を検討し資料を作成した。一般社団法人設立までの費用、設立後の運用費用、会員管理費用について4業者に見積もりを依頼したところ、法人設立までの初期の費用は問題ないことが明らかとなった。会員管理については、法人化の可否に関わらず必要な経費である。問題は、これらを継続的に運用していくための費用が非常に高額になることであった。現在年会費は7,000円であるが、10,000円程度に値上げをさせていただくことになる。本学会の法人化は必要である。が、設立することは簡単であっても、運用していく費用という面において非常に難しいということはが明らかになった。平成28年9月19日の理事会において審議の結果、設立後の運用費用が高額になることから、会員管理を優先し、引き続き時間をかけて検討を続け法人化する方向に持っていくが、1年~2年での法人化はしない方向であることが報告された。
- 平成28年度歴史研究委員会活動報告
西村委員長欠席の為、代理で田中指名理事より、新事業としての提案を受けて、委員及び顧問を定め、常設委員会となったこと、委員会活動の目的及び活動内容を検討し、規定を作成したことについて報告された。また、本学術集会参加者に向け、日本赤十字社に関する歴史資料の所在調査の協力が求められた。
- 日本看護系学会協議会について(報告資料 11)
守田理事より、平成27年度より一般社団法人として組織変更があり、平成29年度から新役員による組織編成となる。第35回日本看護科学学会学術集会において、日本看護系学会協議会主催セミナー「医療事故制度を知ろう―運用開始から1年をふりかえって」をテーマにシンポジウムを開催した。また、平成29年3月に日本学術会議、日本看護系大学協議会共同で討論会「安全保障と学術の問題に看護はどう取り組むか」、公開シンポジウム「分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準」を開催した。学術会議で軍事研究に加担しない方針に基づき平成29年6月28日に開催される総会にて、看護系各学会が研究に関してガイドラインを作成する上での指針(案)が出される予定である。これを受けて日本赤十字看護学会が今後検討していくことになること、2学会が新たな会員として加入し合計44学会となったことついて報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料 12)
若林副理事長より、資料に基づき、平成30年度診療報酬改定に向けて検討なされていること、平成28年度研究助成報告会が開催されたことが報告された。
以上の報告事項について、会場からの質疑はなく終了した。
審議事項
- 平成28年度決算報告(審議資料 1)
江本指名理事より、平成27年度の一般会計報告、特別会計(評議員・理事選挙積立決算、学術集会基金決算、研究助成基金)決算について、資料の通り報告がなされた。
- 平成28年度会計監査
烏監事より、平成28年度一般会計の決算報告について、平成29年4月23日に監査を行い、会計帳簿・証書等を照合調査した結果、記述の通り相違ないことの報告がなされた。また、特別会計の評議員・理事選挙積立決算、学術集会基金決算、研究助成基金決算について、平成29年4月23日に監査を行い、会計帳簿・証書等を照合調査した結果、記述の通り相違ないことの報告がなされた。質疑はなく、会計監査報告の後、平成28年度決算は承認・議決された。
- 平成29年度事業活動計画案(審議資料 2)
高田理事長より、平成30年度から学術集会プログラムをオンライン化し紙媒体プログラムの発行・配布を中止する。その理由、予算がかかること、他学会でもオンライン化で不都合がないことが提案された。
本田理事より、H29年度からオンライン査読・電子ジャーナルを導入することが理事会で決定されたことが報告された。これを受けて検討を重ね、平成29年9月にオンライン査読システムをオープンする。これに先立ち8月から査読委員に試行環境を提供する。オンライン査読を開始することに伴い、これまで委員長が所属する大学に編集委員会事務局を置いていたが、9月より事務局を国際文獻社に業務委託する。電子ジャーナルについては、これまで学会誌を紙媒体で送付していたが平成29年度からホームページに電子ジャーナルとして公表することが提案された。ただし、紙媒体を希望する会員には販売をする。金額や申し込みについては検討中であるため、今後提案をすることが報告された。将来的にはJ-Stage-科学技術振興機構に論文を順次アップできるように平成30年度以降に申請を行う予定である。
若林副理事長より、研究活動事業、臨床看護実践開発事業、広報活動事業、国際活動事業、災害活動事業、一般社団法人化の検討、歴史研究事業(資料の訂正2)歴史的にかかわる⇒歴史に関わる)では、従来の活動を継続すること、会員管理業務委託の導入、評議員・理事選挙の実施について提案された。
高田理事長より、平成29年度は選挙の年度である。5月末日までに年会費納入を済ませた会員が選挙権を持つことができることとなっている。例年では、選挙権に関する注意喚起の文章をニュースレターに入れることができていなかった。注意喚起がないために選挙権を持つことができないことは会員にとって不利益になることから、選挙公示がなされる際に、注意喚起の文章を付け加えて進めていく旨の説明がなされた。
事業活動計画(案)に質問はなく、平成29年度事業活動計画案は承認された。
- 平成29年度予算(案)(審議資料 3)
江本指名理事より、平成29年度日本赤十字看護学会予算(案)について、資料の通り、提案がなされた。資料の訂正、支出の部2.会議費備考欄第19回(広島)総会⇒第18回(北九州)が報告された。ホームページを大幅リニューアルするための予算を計上、会員管理の一部を業務委託するため新規に計上、人件費は業務委託の引継ぎ等があるため、平成28年度と同等に計上、学術集会プログラムを平成30年度から発行しないことが決定されたが第18回学術集会プログラムの印刷などがあるための計上、評議員・理事選挙積立金現在191万円、このうち100万円の使用を見込んでいるが3年後の選挙まで余裕があることから、来年度は20万円の計上、研究助成基金0円となっているのは、昨年度の応募がなく、基金は196万円あり余裕があるため計上なしとした。
収入予算小計と支出小計では約260万円支出金がオーバーしている。しかし、優先度の高い会員管理の業務委託、ホームページのリニューアルを行うことになったことが影響している。オーバーしている額は繰越金を充填することとなった旨の説明がなされた。
平成29年度予算(案)について、特に質問はなく、承認された。
- 平成29年度選挙管理委員の承認について(審議資料 4)
田中指名理事より、平成29年度選挙管理印候補者について、資料の通り提案がなされた。
平成29年度選挙管理印候補者について、質問なく承認された。
- 第20回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
高田理事長より、第20回日本赤十字看護学会学術集会長として、川嶋みどり氏を推薦することの説明があり、承認された。
川嶋みどり氏より、大会長を引き受けたことについて挨拶があった。
挨拶
第19回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
第19回学術集会長 小山眞理子氏(広島赤十字看護大学学長)より、「育つ力と育てる力がクロスする 教育文化の醸成」をテーマに、2018年7月7日(土)・8 日(日)、広島赤十字看護大学にて、にて学術集会開催の準備を進めている旨の案内があった。
閉会
若林副理事長より閉会の挨拶があり、閉会した。
総会議事録第17回
平成28年7月2日(土)会場:日本赤十字北海道看護大学 講堂
第17回総会議事録
日時
平成28年7月2日(土)12時15分~13時44分
場所
日本赤十字北海道看護大学 講堂
出席
686名(会場出席者50名、委任状636名)
司会
若林稲美副理事長
議長
河口てる子学術集会長
議事録署名人・書記
古城門靖子(日本赤十字看護大学)、前田久美子(元日本赤十字社幹部看護師研修センター)
配布資料
- 平成27年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料1-1)
- 第15回日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料1-2)
- 平成27年度庶務報告(報告資料2)
- 平成27年度編集委員会活動報告(報告資料3)
- 平成27年度広報委員会活動報告(報告資料4)
- 平成27年度研究活動委員会活動報告(報告資料5)
- 平成27年度臨床看護実践開発事業委員会活動報告(報告資料6)
- 平成27年度国際活動委員会活動報告(報告資料7)
- 平成27年度災害看護活動委員会活動報告(報告資料8)
- 平成27年度法人化検討委員会活動報告(報告資料9)
- 日本赤十字看護学会における利益相反に関する指針(報告資料10)
- 平成28年度一般社団法人日本看護系学会協議会総会式次第(報告資料11)
- 一般社団法人看護系学会等社会保険連合(看保連)(報告資料12)
- 平成27年度日本赤十字看護学会一般会計決算、特別会計決算(審議資料1)
- 平成28年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成28年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料3)
- 日本学術会議課題別委員会設置提案書
- 第18回日本赤十字看護学会学術集会ポスター
開会
若林副理事長より、会場出席者50名、委任状636名、合計686名で、会則の第24条に基づき、会員数1219名で総会成立となる出席者121名以上であることが確認され、開会宣言がなされた。
理事長挨拶
高田早苗理事長より挨拶が述べられた。
報告事項
- 平成27年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
田中理事より、平成27年度理事会及び、第15回評議員会について、資料の通り報告された。
- 平成27年度庶務報告(報告資料2)
田中理事より、資料の通り、平成27年度入会者数133名、脱会者数123名、平成28年3月31日会員総数1208名(正会員1207名、賛助会員1名)と報告がなされた。
会場より、地区別正会員数表の「不明者」とはどういうカテゴリかの質問があり、所在不明、退会手続きが済んでいないものであることの説明がなされた。また、表現を変えたらどうかとの意見があり、標記の検討を今後行うこととなった。
- 平成27年度編集委員会報告(報告資料3)
本田理事より、平成27年度の活動として次の5点が報告された。まず、学会誌第16巻第1号の編集および発行について報告された。また、学会誌第17巻第1号の査読および編集に報告がなされた。続いて、学会誌投稿規程改定に関して倫理的配慮や利益相反に関して追加したことついて報告があった。査読ガイドライン改変については、査読の手続き、査読時の留意事項の明文化がなされていることが報告された。最後に、学会誌掲載論文のオープンアクセス方針の作成に関して、本学会の学会誌に掲載された論文に関して各大学の機関リポジトリに掲載する場合に手続き無く掲載が出来るという方針を定めHPに掲載したことが報告された。
- 平成27年度広報委員会報告(報告資料4)
西片理事より、報告に先立ち資料の誤字訂正2か所(誤:山田律→正:山田里津、誤:惣万加代子→正:惣万佳代子)がなされた。報告としては、ニュースレター13巻の発行では送付先に全国の赤十字病院と赤十字看護専門学校を追加したこと、ホームページの管理・運営では各委員会から要請のあった内容について迅速に掲載したこと、英語版のホームページを更新したこと、利用状況把握のための閲覧者数のカウントを3か月間行ったことが報告された。
- 平成27年度研究活動委員会報告(報告資料5)
武井委員長欠席の為、代理で田中理事より、平成28年度研究助成の選考を行い1件に対し28万円の助成を決定したこと、研究助成に関する規程と関係書類等を改訂したこと、平成29年度研究助成募集要項を作成したこと、平成30年度以降の研究助成スケジュールを申請者が助成金を使いやすいよう改訂を行ったことが報告された。また、第16回学術集会にて平成27年6月27日に看護研究セミナーを開催し54名の参加者があったことが報告された。最後に、平成28年度研究奨励賞の選考を、編集委員4名と研究活動委員4名からなる選考委員会にて行い、1名に授与が決定したことが報告された。
- 平成27年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
守田理事より、度第16回学術集会に実施した交流集会で委員会活動成果としてまとめられた書籍「認知症高齢者の世界」(2015年、看護協会出版会)の発刊と学会ホームページでの広報、「急性期病院における認知症の予防や対応」に焦点を当てた委員会での検討について報告された。
- 平成27年度国際活動委員会報告(報告資料7)
小山理事より、英文ホームページの更新、平成28年度第17回学術集会における講演会「日本とフィリピンとの赤十字国際協力開始にあたって~両国の災害看護教育の現状と課題~」の企画、第2回赤十字・赤新月国際看護学会の開催地について検討、平成27年10月に世界看護科学学会の理事会に設立時学会の一員として出席したことが報告された。
- 平成27年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
浦田理事より、平成27年度第16回学術集会に実施した交流セッションと示説発表、災害支援活動として平成27年12月22日に行った長野県神城断層地震災害支援、平成27年11月23・24日に行った茨城県常総市に設置された避難所2か所での支援、平成28年3月6日に開催された災害セミナーについて、報告がなされた。また、平成28年5月の熊本県での地震への支援についての報告がなされた。
- 平成27年度法人化検討委員会報告(報告資料9)
河口理事より、学会の法人格取得に向けての課題と方向性についての報告がなされた。
会場の参加者より、法人化に関して今回の総会では報告事項であり、審議事項でないのは理事会として今後具体的に取り上げないということかと質問があり、河口理事より平成28年度事業活動計画で法人化の検討をあげており、総会で承認を得るのは1年後くらいと考えていると回答された。また、会場の参加者より法人化したあとの理事任期が全員一緒に交代だと事業継続上問題となることがあるため、法人化後の理事選挙では約半数を残せる形で検討したほうがよいとの意見があった。理事長より、法人化の検討とともに、役員交代の選挙をいつするのか、選挙規定も合わせて検討したいと考えていると回答がなされた。
- 利益相反に関する指針について(報告資料10)
西村理事より、報告に先立ち2か所の資料訂正がなされた。日本赤十字看護学会における利益相反に関する指針について報告がなされた。
- 日本看護系学会協議会について(報告資料11)
守田理事より、平成28年6月29日に開催された日本看護系学会協議会総会に関して、資料に基づいて報告がなされた。上記総会の審議事項議案2の災害看護支援に関しては、44学会からなる日本看護系学会協議会(JANA)において災害看護支援や研究を行う団体に支援できるよう規程が承認されたことが報告された。また、今後のJANAの活動のあり方について、加入学会にJANA委員会事業への協力者を募ることや、その際の会議参加に係る交通費を学会側で負担することの提案があり、各学会で検討することになったと報告された。また、学術会議会長が課題別委員会設置提案書を学術会議に提出したことを受け、日本看護系協議会としても意見をまとめ、発信していく意向であることが確認されたことが報告された。
高田理事長より、追加してJANAが災害看護支援や研究を行う団体への支援を行うこととなった経緯、および日本看護系協議会意向の説明がなされた。加えて、課題別委員会設置提案書においても理事会、評議会で協議し、8月までに意見をまとめHP上で発表し、会員の意見を集約していきたいと考えていることが報告された。
質疑応答で、会場より日本看護系学会協議会での課題別委員会設置提案書に関する報告内容が詳細であったことについて、日本看護系学会協議会の報告としてとらえていいのか、課題別委員会設置提案書への意見を求めているのか、日本赤十字看護学会の活動報告なのか確認したい、また、説明をいただきたいとの質問があった。理事長より、日本看護系学会協議会総会の報告であり、加えてJANAからの呼びかけに対して日本赤十字看護学会がそれをうけて意見をまとめていくことを理事会および評議会で賛同を得られたことを報告した。
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料12)
若林副理事長より、資料に基づき、報告がなされた。
審議事項
研究奨励賞の授与
高田理事長より、木村美香氏の「一般病棟において終末期肺がん患者に関与する看護師の戸惑い」に研究奨励賞を授与することが紹介された。
挨拶
- 第18回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
第18回学術集会長 浦田喜久子氏(前日本赤十字九州国際看護大学学長)より、「ひとりを看 る目、その目を世界へ-赤十字看護の原点を見つめて-」をテーマに、2017年6月24日・25日、北九州国際会議場(北九州市小倉北区)にて学術集会開催の準備を進めている旨の案内があった。
閉会
若林副理事長より閉会の挨拶があり、閉会した。
総会議事録第16回
平成27年6月27日(土)会場:日本赤十字看護大学 広尾ホール
第16回総会議事録
日時
平成27年6月27日(土) 午後12時15分~13時15分
場所
日本赤十字看護大学 広尾ホール
出席
632名(会場出席者62名、委任状570名)
司会
川嶋 みどり副理事長
議長
高田 早苗学術集会長
議事録書名人
唐澤由美子(東京純心大学)、ソルステインソンみさえ(日本赤十字社医療センター)
配布資料
- 平成26年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
- 平成26年度庶務報告(報告資料2)
- 平成26年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成26年度広報活動委員会報告(報告資料4)
- 平成26年度研究活動委員会報告(報告資料5)
- 平成26年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
- 平成26年度国際活動委員会報告(報告資料7)
- 平成26年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
- 日本看護系学会協議会について(報告資料9)
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料10)
- 評議員選出に関する規程の改正について(報告資料11)
- 山上の光賞について(報告資料12)
- 平成26年度決算報告(審議資料1)
- 平成27年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成27年度予算(案)(審議資料3)
- 評議員および新役員の選挙結果と承認(審議資料4)
開会
川嶋副理事長より、総会開催条件について以下の通り確認され、開会が宣言された。
会員出席62名、委任状570名(計632名)で、会員の10分1の120名を越えており、会則24条より成立条件を満たしていることが報告された。
議事録署名人の推薦がなされ、承認された。
理事長挨拶
守田理事長より「平成26年度にて3年間の任期満了となり選挙が行われた。今年度は新役員にて活動がなされるためご支援願いたい。」と挨拶が述べられた。
報告
- 平成26年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
田中理事より、資料のとおり報告がなされた。
- 平成26年度庶務報告(報告資料2)
田中理事より、資料のとおり報告がなされた。
- 平成26年度編集委員会報告(報告資料3)
本田理事より、黒田委員長に代わり、資料に基づき報告がなされた。
- 平成26年度広報活動委員会報告(報告資料4)
守田理事長より、原委員長に代わり、資料に基づき報告がなされた。
- 平成26年度研究活動委員会報告(報告資料5)
寺門理事より、阿保委員長に代わり、資料に基づき報告がなされた。
- 平成26年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
井部理事より、資料に基づき報告がなされた。
- 平成26年度国際活動委員会報告(報告資料7)
河合理事より、資料に基づき報告がなされた。第2回赤十字・赤新月国際看護学会は、平成29年秋、スウェーデン赤十字看護大学にて開催予定であるとの訂正がなされた。
- 平成26年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
浦田理事より、資料に基づき報告がなされた。
- 日本看護系学会協議会について(報告資料9)
守田理事長より、資料に基づき報告がなされた。任意団体から一般社団法人に組織を変更することとなった。また、6月30日の総会にて新役員が選任されることとなっている。
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料10)
川嶋副理事長より、資料に基づき報告がなされた。診療報酬制度についての学習会が今後開催される予定である。
- 評議員選出に関する規程の改正について(報告資料11)
守田理事長より、資料に基づき報告がなされた。昨日の評議員会において審議を行い承認されたので、この規程は平成27年6月27日より施行される。
- 山上の光賞について(報告資料12)
守田理事長より、保健医療分野において75歳以上で活躍されている人へ贈るもので、第1回山上の光賞:看護・保健部門において、川嶋みどり氏が受賞されたことが報告された。
以上、12項目の報告事項について、特に質問はなく承認された。
議事
- 平成26年度決算報告(審議資料1)
佐々木理事より、資料に基づき報告がなされた。
第17回学術集会への助成金・貸付金について、口座開設等のタイミングが遅れたため、今年度の支出とならなかった。来年度、第18回の学術集会と合わせて支出となる予定との報告がなされた。特に質問はなく、承認された。
- 平成26年度会計監査
前田監事より、平成25年度一般会計報告、特別会計報告について監査を村松監事と前田監事で行い、適正に処理されていた旨報告がなされた。特に質問はなく、承認された。
- 平成27年度事業活動計画(案)(審議資料2)
守田理事長より、資料に基づき提案がなされた。特に質問はなく、承認された。
- 平成27年度予算(案)(審議資料3)
佐々木理事より、資料に基づき提案がなされた。特に質問はなく、承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果と承認(審議資料4)
下村選挙管理委員長より、資料に基づき報告がなされた。新評議員、新理事・監事について報告され、承認された。
- 理事長・副理事長の承認
理事長として、高田早苗氏(日本赤十字看護大学)、副理事長として若林稲美氏(武蔵野赤十字病院)が推薦されたことが報告され、承認された。
指名理事として江本リナ氏(日本赤十字看護大学)、田中孝美氏(日本赤十字看護大学)が推薦されたことが報告され、承認された。
- 第18回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
浦田喜久子氏(日本赤十字九州国際看護大学)が推薦されたことが報告され、承認された。
研究奨励賞の授与
河合利修氏、島井哲志氏、尾山とし子氏、遠藤公久氏による「赤十字と心理社会的支援活動」へ研究奨励賞が授与された。
挨拶
- 次期理事長挨拶
役員一同が壇上に上がり、高田早苗新理事長より挨拶がなされた。
- 第17回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
河口てる子氏(日本赤十字北海道看護大学)が学術集会長となり、7月2―3日に「オホーツクから看護力の発信-今、求められる看護の開拓魂」をテーマに開催される旨案内がなされた。
閉会
川嶋副理事長より、閉会が宣言された。
総会議事録第15回
平成26年6月14日(土)会場:日本赤十字豊田看護大学 講堂
第15回総会議事録
日時
平成26年6月14日(土) 12時10分~12時50分
場所
日本赤十字豊田看護大学 講堂
出席
650名(会場出席者69名、委任状581名)
司会
川嶋みどり副理事長(日本赤十字看護大学)
議長
大西 文子第14回日本赤十字看護学会学術集会長
出席者
守田美奈子理事長、川嶋みどり副理事長、河合利修理事、寺門とも子理事、
原玲子理事、本田多美枝理事、前田久美子監事、村松静子監事、
佐々木幾美指名理事、田中孝美指名理事、高田早苗第15回学術集会長
書記
千葉京子(日本赤十字看護大学)、吉田みつ子(日本赤十字看護大学)
配布資料
- 平成25年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料1-1)
- 第13回日本赤十字看護学評議員会報告(報告資料1-2)
- 平成25年度庶務報告(資料2)
- 平成25年度編集委員会活動報告(資料3)
- 平成25年度広報委員会活動報告(報告資料4)
- 平成25年度臨床看護実践開発事業委員会活動報告(報告資料5)
- 平成25年度国際活動委員会活動報告(報告資料6)
- 平成26年度日本看護系学会協議会総会(報告資料7)
- 看護系学会等社会保険連合(看保連)報告(報告資料8)
- 平成25年度日本赤十字看護学会決算(審議資料1)
- 平成26年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成26年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料3)
- 平成26年度選挙管理委員候補者(審議資料4)
開会
川嶋副理事長より、総会開催条件について以下の通り確認され、開会が宣言された。
会員出席69名、委任状581名(計650名)で、会員の10分1の119名を越えており、会則24条 より成立条件を満たしている。
理事長挨拶
守田理事長より挨拶が述べられた。
議長
大西文子学術集会長が議長となることが確認された。
書記
書記2名千葉京子氏・吉田みつ子氏が推薦された。
報告事項
- 平成25年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
田中理事から報告資料1-1、1-2に基づき報告された。平成25年度理事会は6回開催し、各委員会活動を充実させることに力をいれたこと、また第13回評議員会を開催した。
- 平成25年度庶務報告(報告資料2)
田中理事から報告資料2に基づき報告された。平成25年度の入会者数は正会員98名、脱会者数は121名であり、会員総数は平成26年3月31日現在で正会員数1172名、賛助会員1名であることが報告された。
- 平成25年度編集委員会報告(報告資料3)
黒田委員長にかわり本田委員より、報告資料3に基づき報告された。平成25年度の活動として学会誌第14巻第1号を発刊したことが報告された。
- 平成25年度研究活動委員会報告(報告資料3)
阿保委員長にかわり寺門委員より報告資料3に基づき報告された。平成25年度の研究助成は1件に対して30万円を交付したこと、看護研究セミナーの開催状況について報告された。研究奨励賞に関しては、酒井志保さんの「臨地実習での看護過程教授活動自己評価スケールの作成」の論文が受賞したことが報告された。
- 平成25年度広報委員会報告(報告資料4)
原委員長より報告資料4に基づき、ニューズ・レターの発行とホームページによる広報を行ったことが報告された。ニューズ・レターでは、石巻赤十字病院の金副院長兼看護部長のフローレンス・ナイチンゲール記章受賞に関する記事、村松静子氏の特別寄稿、第14回学術集会開催状況報告等を掲載したこと、ホームページではニューズ・レター掲載内容および研究助成に関する内容、英語版を更新したことが報告された。また、認知症高齢者ケアの冊子PDF版の掲載も行なった。
- 平成25年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料5)
井部委員長にかわり守田理事長より報告資料5に基づき、認知症高齢者ケアに関する小冊子の作成、ホームページでの掲載について報告された。これらについては第14回学術集会交流集会にて発表し、第15回学術集会テーマセッションⅤ参加者に無料で冊子を配布する。
- 平成25年度国際活動委員会報告(報告資料6)
河合委員長より報告資料6に基づき報告された。第14回学術集会における指定交流集会「紛争犠牲者の保護と赤十字」の開催、平成25年10月に韓国ソウルで開催された世界看護科学学会学術集会に守田理事長・杉浦委員が出席した。平成26年4月にタイで開催された第1回赤十字・赤新月国際看護学会には守田理事長が本学会を代表して参加した。当該学会の様子は守田理事長から報告され、タイのプリセンスがご出席され、タイの国内外に広くテレビ放映されたこと、第2回学術集会は2年後の2016年6~8月にスウェーデン赤十字大学が主催する予定である。
- 平成25年度災害看護活動委員会報告(報告資料6)
前田監事より報告資料6に基づき報告された。委員会は年に3回、第14回学術集会における交流集会、第5回災害看護セミナーを開催したことが報告された。
- 日本看護系学会協議会について(報告資料7)
守田理事長により報告資料7に基づき報告された。平成26年度総会は6月30日に開催予定であり、NPに関する議論については、総会後に会員に報告する。
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料8)
川嶋副理事長より報告資料8に基づき報告された。平成26年度の社員総会は、これまで各学会の会員数によってきめられていた会費が、どの学会も7万円均一となり、日本赤十字看護学会は1万円減額となり7万円になった。
以上の報告事項については、異議なく承認された。
審議事項
- 平成25年度決算報告(審議資料1)
佐々木理事より審議資料1のとおり説明があった。平成25年度の一般会計報告、特別会計の評議員・理事選挙積立金決算、研究助成基金決算、学術集会基金決算が提示され、異議なく承認された。会場より質問等なく、承認された。
- 平成25年度会計監査
村松監事より平成25年度決算報告についての監査を前田監事と村松監事で行い、適正に処理されていた旨の監査報告があり、決算報告について承認された。
- 平成26年度事業活動計画(案)(審議資料2)
守田理事長より審議資料2のとおり8つの事業計画として、1)学術集会の開催、2)学会誌の発行、3)研究活動事業、4)臨床看護実践開発事業、5)広報活動事業、6)国際活動事業、7)災害看護活動、8)評議員・理事・監事の選挙について提案され、異議なく承認された。
- 平成26年度予算(案)(審議資料3)
佐々木理事より審議資料3の予算について説明があり、異議なく承認された。認知症ケアに関する冊子は予備費から支出する。
- 会費の振込み手数料について
当会は発足当時から振込手数料を学会が負担しており、年間10万円程度の経費となっている。この金額を活動費用に充て、活動を充実させてはどうかという提案があった。審議の結果、会場より学会会費については手数料を負担している学会は少ないため、会員に負担してもらうという案に賛成するという意見が出され承認された。手数料は、窓口130円ATM80円である。会費の値上げをしない分、振込手数料を会員負担となり、平成27年度からとすることが確認された。
会場より、会費納入率が高いことについて質問があり、いったん退会した人が再入会し、まとめて支払ったりすることもあり、納付率が高い理由の一つになっていることが説明された。
- 選挙管理委員の承認について(審議資料4)
田中理事より審議資料4に基づき、委員長 下村裕子(日本赤十字看護大学)、委員 西田朋子(日本赤十字看護大学)、齋藤英子(日本赤十字看護大学)、鬼頭幸子(日本赤十字社医療センター)、武口真里花(日本赤十字社幹部看護師研修センター)が推薦され、異議なく承認された。
- 第17回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
守田理事長より、日本赤十字北海道看護大学河口てる子学長を推薦したことの説明があり承認された。
閉会
大西議長より議事の閉会が宣言された。
第16回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
次年度の学術集会高田早苗(日本赤十字看護大学)より挨拶があった。学術集会のテーマは、赤十字の《「しなやかな強さ」で ひとりひとを大切にする生活ケアのデザイン》、会期は平成27年6月27日(土)~28日(日)東京(広尾)である。
総会議事録第14回
平成25年6月22日(土)会場:日本赤十字秋田看護大学 体育館
第14回総会議事録
日時
平成25年6月22日(土)12:00~13:00
場所
日本赤十字秋田看護大学 体育館
議長
細越幸子学術集会長
司会
川嶋みどり
議事録署名人・書記
坂口千鶴(日本赤十字看護大学)、西田朋子(日本赤十字看護大学)
出席者
642名(会場出席者57名、委任状585名)
配布資料
- 平成24年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料1-1)
- 第12回日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料1-2)
- 平成24年度庶務報告(報告資料2)
- 平成24年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成24年度研究活動委員会報告(報告資料3)
- 平成24年度広報委員会活動報告(報告資料4)
- 平成24年度臨床看護実践開発事業委員会活動報告(報告資料5)
- 平成24年度国際活動委員会活動報告(報告資料6)
- 平成24年度災害看護活動委員会活動報告(報告資料7)
- 平成25年度日本看護系学会協議会総会次第(報告資料8)
- 平成24年度日本赤十字看護学会決算(審議資料1)
- 平成25年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成25年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料3)
- 第15回日本赤十字看護学会学術集会ポスター
開会
会員総数1172名中、出席者642名(会場出席者57名、有効委任状585名)により、学会規約に定められた要件を満たしているため、開会が宣言された。
理事長挨拶
守田理事長より挨拶が述べられた。
報告事項
- 平成24年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1、1-2)
田中理事より、平成24年度の理事会、第12回評議員会について報告された。
- 平成24年度庶務報告(報告資料2)
田中理事より、平成24年度の入会者数は正会員112名、脱会者数は172名であり、会員総数は平成24年度3月31日現在で正会員数1195名、賛助会員1名であることが報告された。
- 平成24年度編集員会報告(報告資料3)
黒田理事に代わり本田理事より、平成24年度の活動として学会誌第13巻第1号を発刊し、第13回学術集会関連記事と投稿論文で編集したことが報告された。また、第12回学術集会において、一般演題の座長から12演題の投稿論文依頼の推薦があり、その推薦を受けて8演題の発表者が投稿を承諾したが、現時点で投稿されている論文はまだない状況であることが報告された。
- 平成24年度研究活動委員会報告(報告資料3)
寺門理事より、平成24年度の研究助成は2件に対して各30万円を交付したこと、看護研究セミナーの開催状況について報告された。研究奨励賞に関しては、和田美也子氏が表彰されたことが報告された。
- 平成24年度広報委員会報告(報告資料4)
原理事より、ニュースレターとホームページによる広報を行ったことが報告された。ニュースレターでは、石巻赤十字看護専門学校の現状を掲載したこと、ホームページでは研究助成に関する内容を更新したことが報告された。
- 平成24年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料5)
井部理事より、今期の活動テーマを「認知症高齢者のワンセットケアの確立と普及」として、研究者を招聘しディスカッションを行ったこと、第14回学術集会にて指定交流会とを開催することが報告された。また、看護系学会等社会保険連合が実施した看護ケア技術の体系化調査に、本学会の見解をまとめて回答したことがあわせて報告された。
- 平成24年度国際活動委員会報告(報告資料6)
河合理事より、第14回学術集会における指定交流集会「紛争犠牲者の保護と赤十字」の開催、および英語版ホームページの更新準備をすすめたことが報告された。
- 平成24年度災害看護活動委員会報告(報告資料7)
浦田理事より、第13回学術集会における交流集会、第5回災害看護セミナー、一般の方も対象とした地域防災・減災一般公開セミナーを開催したことが報告され、一般公開セミナーは一般の方が31名参加し、計123名の参加者が得られたことが報告された。
- 日本看護系学会協議会について(報告資料8)
守田理事長より、日本看護系学会協議会総会に関して、以下の報告がされた。高度実践看護師制度あり方検討会に関して、本学会からも厚生労働省が提案した看護師が担う特定行為に関する研修・教育に関して提案をしてきたことが報告された。日本看護系学会協議会の今年度の課題としては、役員改選に関する改定案の提案があったこと、各学会から1名選出される旨が承認されたことが報告された。また、外部資金獲得のための講演会が開催されたこと等が報告された。
- 看護系学会等社会保険連合会について
川島理事より、平成24年9月24日の臨時社員総会において、看護系学会等社会保険連合会は、一般社団法人として認められ、会計も移行された旨、報告された。平成25年度の社員総会では、平成24年度の臨時社員総会から検討されている、会費に関する事項を引き続き検討していく必要がある旨報告された。
以上の報告事項については、異議なく承認された。
審議事項
- 平成24年度決算報告(審議資料1)
佐々木理事より、平成24年度の一般会計報告、特別会計の評議員・理事選挙積立金決算、研究助成基金決算、学術集会基金決算が提示され、異議なく承認された。
- 平成24年度会計監査
前田監事より、平成24年度一般会計および特別会計の決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正な処理がなされていたことの報告があり、異議なく承認された。
- 平成25年度事業活動計画案(審議資料2)
守田理事長より、平成25年度の事業計画として、1)学術集会の開催、2)学会誌の発行、3)研究活動事業、4)臨床看護実践開発事業、5)広報活動事業、6)国際活動事業、7)災害看護活動事業について提案され、異議なく承認された。
- 平成25年度予算(案)(審議資料3)
佐々木理事より、平成25年度日本赤十字看護学会予算(案)については、平成24年度決算および新理事になったことから、平成24年度決算のみならず、特に交通費等に関しては新理事に合わせて見直し予算案を計画したことが説明されるとともに予算(案)が提案され、異議なく承認された。
- 名誉会員の承認について
守田理事長より、会則第8条に名誉会員の規定があることが説明され、濱田悦子氏(日本赤十字看護大学前学長・日本赤十字看護学会前理事長)を推薦したいことが提案された。濱田氏は、本学会の発足に尽力されたこと、理事長を2期勤められたこと等の功績があり、理事会・評議員会から推薦されたことが説明され、異議なく承認された。
- 第16回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
守田理事長より第16回学術集会長として、高田早苗氏(日本赤十字看護大学学長)が推薦され、異議なく承認された。
研究奨励賞の授与
守田理事長より、酒井志保氏の「臨地実習での看護過程教授活動自己評価スケールの作成」(学会誌第13巻第1号所収)に研究奨励賞が授与された。
挨拶
- 第15回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
第15回学術集会長 大西文子氏(日本赤十字豊田看護大学)より、「看護実践におけるヒューマンケアリング」をテーマに、平成26年6月14日‐15日、日本赤十字豊田看護大学にて学術集会開催の準備を進めているとの挨拶があった。
閉会
川嶋理事より、閉会の挨拶があった。
総会議事録第13回
平成24年6月16日(土)会場:長野県看護大学講堂
第13回総会議事録
日時
平成24年6月16日(土)13:30~14:20
場所
長野県看護大学講堂
議長
阿保順子学術集会長
司会
川嶋みどり
議事録署名人・書記
田中孝美(日本赤十字看護大学)、西田朋子(日本赤十字看護大学)
出席者
592名(会場出席者47名、委任状545名)
配布資料
- 平成23年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料1-1)
- 第11回日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料1-2)
- 平成23年度庶務報告(報告資料2)
- 平成23年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成23年度研究活動委員会報告(報告資料4)
- 平成23年度広報委員会報告(報告資料5)
- 平成23年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
- 平成23年度国際活動委員会報告(報告資料7)
- 平成23年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
- 平成23年度日本赤十字看護学会決算(審議資料1)
- 平成24年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成24年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料3)
- 日本赤十字看護学会理事・監事名簿、日本赤十字看護学会次期評議員名簿(審議資料4)
開会
会員総数1204名中、出席者592名(会場出席者47名、有効委任状545名)により、学会規約に定められた要件を満たしているため、開会が宣言された。
理事長挨拶
濱田理事長より挨拶が述べられた。
報告事項
- 平成23年度理事会および評議員会報告<報告資料1-1・報告資料1-2>
濱田理事長より、平成23年度の理事会、第11回評議員会について報告された。
- 平成23年度庶務報告 <報告資料2>
本庄理事より、平成23年度の入会者数は正会員46名、脱会者数は105名であり、会員総数は平成24年度3月31日現在で正会員数1255名、賛助会員1名であることが報告された。
- 平成23年度編集員会報告 <報告資料3>
黒田理事に代わり中木委員より、平成23年度の活動として学会誌第12巻第11号の発刊について報告された。また、第12回学術集会において、一般演題の座長から12演題の投稿論文依頼の推薦があり、その推薦を受けて8演題の発表者が投稿を承諾したが、現時点で投稿されている論文はまだない状況であることが報告された。
- 平成23年度研究活動委員会報告 <報告資料4>
野口理事より、平成23年度の研究助成は1件に対して15万円を交付したことが報告された。また、看護研究セミナーの開催状況について報告された。
- 平成23年度広報委員会報告 <報告資料5>
奥村理事より、学会ホームページにおける広報、ホームページ上の電子学会誌を非会員にも全面公開したこと、ニュースレターは東日本大震災関連に焦点を当てて発行したことが報告された。
- 平成23年度臨床看護実践開発事業委員会報告 <報告資料6>
井部理事より、平成22年度に実施した「急性期病棟における高齢者の不穏状況の出現と対応の実態」調査を第12回学術集会において示説発表したこと、「急性期病棟における不穏患者のケアに活躍するチームの力」をテーマとした指定交流集会の開催、被災地支援に向かう看護職を対象とした「東北地方の言語と文化」に関する研修会開催について報告された。また、「急性期病床における高齢患者の不穏に対する専門チームの導入と効果の検討(仮)」についての研究を計画していること、認知症患者の安楽のためのケアの開発として「タクティールケア」について文献検討を行い、平成24年度学術集会で指定交流集会を開催することが合わせて報告された。
- 平成23年度国際活動委員会報告 <報告資料7>
杉浦理事より、英語版学会ホームページに「東日本大震災被災地における健康・生活状況の把握と支援活動の様子(抜粋版)」を掲載したこと、第12回学術集会における指定交流集会の開催について報告された。
- 平成23年度災害看護活動委員会報告 <報告資料8>
小原理事より、東日本大震災被災地訪問活動、第12回学術集会における「東日本大震災における赤十字救護班看護師の活動経験知と今後の活動」をテーマにした交流集会の開催、「写真で見る東日本大地震被災地の被害状況と赤十字救護活動」写真展の開催、第14回日本看護系学会協議会シンポジウムへの参加、「被災地内病院における初動体制と看護管理者の役割」をテーマとした第4回災害看護セミナーの開催について報告された。
- その他
川嶋副理事長より、看護系学会等社会保険連合(看保連)の総会が平成24年4月25日に開催され活発な議論がなされたこと、一般社団法人を取得したことが報告された。
審議事項
- 平成23年度決算報告<審議資料1>
佐々木理事より、平成23年度の一般会計報告、特別会計の評議員・理事選挙積立金決算、研究助成基金決算、学術集会基金決算が提示され、異議なく承認された。
- 平成23年度会計監査
中木監事より、平成23年度一般会計および特別会計の決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正な処理がなされていたことの報告があり、異議なく承認された。
- 平成24年度事業活動計画案<審議資料2>
濱田理事長より、平成24年度の事業計画として、1)学術集会の開催、2)学会誌の発行、3)研究活動事業、4)臨床看護実践開発事業、5)広報活動事業、6)国際活動事業、7)災害看護活動事について提案され、異議なく承認された。
- 平成24年度予算(案)<審議資料3>
佐々木理事より、平成24年度日本赤十字看護学会予算(案)について提案され、異議なく承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果と承認<審議資料4>
江本選挙管理委員会委員長により評議員・理事・監事の選挙結果について報告され、異議なく承認された。
- 理事長・副理事長の承認
濱田理事長より、次期理事長に守田美奈子新理事(日本赤十字看護大学)次期副理事長に川嶋みどり現副理事長(日本赤十字看護大学)が推薦され、異議なく承認された。
- 第15回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
濱田理事長より第15回学術集会長として、大西文子氏(日本赤十字豊田看護大学学部長)が推薦され、異議なく承認された。
研究奨励賞の授与
濱田理事長より、和田美也子氏・黒田裕子氏の「術前化学療法を受ける乳がん患者の治療継続プロセスの探求」(学会誌第11巻第2号所収)に研究奨励賞が授与された。
挨拶
- 第14回日本赤十字看護学会学術集会長挨拶
第14回学術集会長 細越幸子氏(日本赤十字秋田看護大学)より、「これからの災害看護 東日本大震災と赤十字救護活動」をテーマに、平成25年6月22日‐23日、日本赤十字秋田看護大学にて学術集会開催の準備を進めているとの挨拶があった。
- 次期理事長挨拶
守田美奈子次期理事長の挨拶があり、新理事と指名理事の佐々木現理事、田中孝美氏(日本赤十字看護大学)の紹介と挨拶が合わせて行われた。
閉会
川嶋副理事長より、閉会の挨拶があった。
総会議事録第12回
平成23年6月25日(土)会場:国際医療福祉大学福岡看護学部 メイン会場(9階講堂)
第12回総会議事録
日時
平成23年6月25日(土) 12:20~13:10
場所
国際医療福祉大学福岡看護学部 メイン会場(9階講堂)
書記
西田朋子(日本赤十字看護大学)
泉貴子(日本赤十字看護大学)
出席者
635名(会場出席者36名、委任状599名)
配布資料
- 平成22年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1、1-2)
- 平成22年度庶務報告(報告資料2)
- 平成22年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成22年度研究活動委員会報告(報告資料4)
- 平成22年度広報委員会報告(報告資料5)
- 平成22年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
- 平成22年度国際活動委員会報告(報告資料7)
- 平成22年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
- 平成22年度決算報告(審議資料1)
- 平成23年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成23年度予算(案)(審議資料3)
議長
岡﨑美智子学術集会長
司会
川嶋みどり
濱田悦子理事長挨拶
報告事項
- 理事会および評議員会報告<報告資料1-1・報告資料1-2>
濱田理事長より、平成22年度の理事会、第10回評議員会について報告された。
- 庶務報告 <報告資料2>
本庄理事より、平成22年度の入会者数は正会員140名、脱会者数は正会員144名であり、会員総数は平成23年3月31日現在で正会員1,314名、賛助会員1名であること、ならびに地区別正会員数が報告された。
- 編集委員会報告 <報告資料3>
黒田理事に代わり中木委員より、平成22年度の活動報告がされた。平成22年度は学会誌第11巻第1号、2号を発行したが発行回数が年間2回になり投稿論文数が少ない状況が続いているため、今後投稿論文を増やす対策が必要であることが報告された。編集委員会からは「大学院研究科を有する赤十字系の大学は、他学会誌に投稿しない場合の博士論文及び修士論文を本誌へ投稿することを積極的に奨励する。」などの4つの対策が提案された。
- 研究活動委員会報告 <報告資料4>
野口理事より、平成22年度は2件に対して589,400円の研究助成金を交付したことが報告された。また、看護研究セミナーを開催したこと、研究奨励賞制度に関しては1編の受賞があったことがあわせて報告された。
- 広報委員会報告 <報告資料5>
奥村理事より、平成22年度はホームページをリニューアルしたこと、広報活動委員会の活動として、東日本大震災後はHPに地震関連のマニュアルなどの内容や災害看護活動委員会での支援活動をアップし広報活動に取り組んでいることが報告された。電子媒体が主流となっているが、広報活動はホームページとニュースレターの2本立てで行っていることが紹介された。
- 臨床看護実践開発事業委員会報告 <報告資料6>
資料に基づき、井部理事より主に4つの活動を行ったことが報告された。本学会からの研究助成を受け実施した「急性期病棟における高齢者の不穏症状の出現と対応に関する調査」の成果については本学術集会で交流集会を開催することが報告された。
- 国際活動委員会活動報告 <報告資料7>
杉浦理事より、平成22年度の活動としては英語版ホームページのリニューアル、市民交流集会を開催したことが報告された。今後、東日本大震災関連の情報を海外の看護職に対して発信していくための準備をしていることが報告された。
- 災害看護活動委員会報告 <報告資料8>
小原理事より、平成22年度は7回の委員会を開催し、第11回日本赤十字看護学会学術集会での交流集会を実施したこと、第3回災害看護セミナーを開催したことが報告された。3月11日の東日本大震災発災後、委員会メンバーが4月23~25日に被災地に入り、石巻赤十字病院および石巻赤十字看護専門学校等を訪問し、活動を行ったこと、それらの情報はホームページに掲載されていることが報告された。
- 選挙管理委員について
濱田理事より、平成23年度は選挙の年であることから、選挙管理委員長を江本リナ氏に、委員は西田朋子氏、樋口佳栄氏、池田美里氏、小林洋子氏に委嘱する旨報告された。
審議事項
- 平成22年度決算報告・会計監査報告<審議資料1>
佐々木理事より、平成22年度の一般会計決算、特別会計の研究助成基金決算、学術集会基金決算、評議員・理事選挙積立金決算が提案され、異議なく承認された。
中木監事より、平成22年度一般会計決算および特別会計の決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正に処理されていたことの報告があり、異議なく承認された。
- 平成23年度事業活動計画(案)<審議資料2>
濱田理事長より、平成22年度の事業活動計画として1)学術集会の開催、2)学会誌の発行、3)研究活動事業、4)臨床看護実践開発事業、5)広報活動事業、6)国際活動事業、7)災害看護活動事業、8)評議員・理事・監事選挙の実施が提案された。とくに、学会誌発行については投稿論文が少ないこと、充実した学会誌とするために、平成23年度は1号の発刊としたいことが提案され、異議なく承認された。5)については7月18日(土)にセミナーを開催すること、7)の事業については、被災地への看護にどのように組み込んでいくかを検討しながら実施すること、さらに石巻赤十字看護専門学校への図書の充実に協力したい旨が提案され、異議なく承認された。
- 平成23年度予算(案)<審議資料3>
佐々木理事より、平成23年度日本赤十字看護学会予算(案)について提案され、赤字予算を回避するために次の点を考慮していることが説明された。平成22年度決算において特別会計は全て黒字決算であること、特別会計への繰入が多額であることから、選挙積立金、学術集会基金、研究助成基金についての各特別会計についての積立金を減額し、前年度の繰越金を保持する方向で予算案を立てて赤字回避としていることが説明され、予算案については異議なく承認された。
- 第14回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
濱田理事長より、日本赤十字秋田看護大学 細越幸子氏の推薦がなされ、異議なく承認された。
- その他
井部理事より、平成23年7月18日開催予定の「東北地方の言語と文化」についてのセミナーの紹介がされ、会員に限らず、広く参加が呼びかけられた。
挨拶
- 第13回日本赤十字看護学会学術集会会長挨拶
阿保順子氏(長野県看護大学)より、平成24年6月16日・17日に長野県看護大学において、大会テーマを「臨床看護のグランドデザイン」として準備を進めているとの挨拶があった。
総会議事録第11回
平成22年6月20日(土)会場:日本赤十字北海道看護大学
第11回総会議事録
日時
平成22年6月20日(土) 12:20~12:50
場所
日本赤十字北海道看護大学 メイン会場(2階講堂)
書記
吉田みつ子(日本赤十字看護大学)
樋口佳栄(日本赤十字看護大学)
出席者
669名(会場出席者49名、委任状620名)
配布資料
- 平成21年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1、1-2)
- 平成21年度庶務報告(報告資料2)
- 平成21年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成21年度研究活動委員会報告(報告資料4)
- 平成21年度広報委員会報告(報告資料5)
- 平成21年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
- 平成21年度国際活動委員会報告(報告資料7)
- 平成21年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
- 平成21年度決算報告(審議資料1)
- 平成22年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成22年度予算(案)(審議資料3)
議長
石井トク学術集会長
司会
川嶋みどり
開会
濱田悦子理事長挨拶
報告事項
- 理事会および評議員会報告<報告資料1-1・報告資料1-2>
濱田理事長より、平成21年度理事会、第9回評議員会について報告された。
- 庶務報告 <報告資料2>
本庄理事より、平成22年度の入会者数は正会員148名、脱会者数は正会員236名、会員総数は平成22年3月31日現在で正会員1,318名、賛助会員1名であること、ならびに地区別正会員数が報告された。
- 編集委員会報告 <報告資料3>
黒田理事より、第10巻2号まで発行したこと、投稿数が少ないので、今後増やしていく方策の検討が必要なこと、第10巻2号から投稿規程が修正されたことなどが報告された。
- 研究活動委員会報告 <報告資料4>
野口理事より、看護研究セミナーを昨年の本学会にて行ない好評であったことなどが報告された。研究助成については、2件で52万円の助成金を交付したことなどが報告された。研究奨励賞制度に関しては、昨年度は2編の受賞があったことが報告された。
- 広報委員会報告 <報告資料5>
奥村理事より、広報活動はホームページとニュースレターの2本立てで行っていることが報告された。ホームページでは、学会員間の連携などの目的で富山赤十字病院を訪問、取材し紹介したこと、ニュースレターでは、学会からの情報発信などを紹介していることが報告された。
- 臨床看護実践開発事業委員会報告 <報告資料6>
川嶋理事より、臨床看護実践の開発に関して、関連部署のヒヤリング等を通して議論を重ねた結果、「急性期病棟における高齢者の不穏症状の出現と対応に関する調査」をテーマとして研究を行うこと、本学会の研究助成に申請したことなどが報告された。
- 国際活動委員会活動報告 <報告資料7>
杉浦理事より、平成21年度の活動として、英語版ホームページでの情報発信、世界看護科学学会発起団体としての活動などを行ってきたこと、交流集会に関して今回も市民交流集会を予定していることなどが報告された。世界看護科学学会では2009年に第1回学術集会が開催され成功裏に終了したことなどが報告された。世界看護科学学会には本学会が発起団体として参加したことなどは随時報告してきたが、その可否についての決議がなされていないため、今回の総会で審議する旨説明された。その点に関して改めて濱田理事長より議事の提案、審議が行われ、異議なく承認された。
- 災害看護活動委員会報告 <報告資料8>
小原理事より、平成21年度は6回の委員会を開催し、2つの学会(第10回日本赤十字看護学会学術集会、第1回世界災害看護学会学術集会)で発表したこと、第2回災害看護セミナーを開催したこと、第11回学術集会において交流セッションを開催予定であることなどが報告された。
審議事項
- 平成21年度決算報告・会計監査報告<審議資料1>
佐々木理事より、平成21年度の一般会計決算、特別会計の研究助成基金決算、学術集会基金決算、評議員・理事選挙積立金決算が提案され、異議なく承認された。
中木監事より、平成21年度一般会計決算および特別会計の決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正に処理されていたことの報告があり、異議なく承認された。
- 平成22年度事業活動計画(案)(<審議資料2>
新道理事長より、平成21年度の事業活動計画として1)学術集会の開催、2)10周年記念事業、3)学会誌の発行、4)研究活動事業、5)臨床看護実践開発事業、6)広報活動事業、7)国際活動事業、8)災害看護活動事業が提案され、異議なく承認された。
- 平成22年度予算(案)<審議資料3>
佐々木理事より、平成22年度日本赤十字看護学会予算(案)について説明され、異議なく承認された。
- 第13回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
濱田理事長より、長野県看護大学 阿保順子氏の推薦がなされ、異議なく承認された。
研究奨励賞の授与
研究奨励賞検討委員会で厳正に審査した結果、以下の研究論文が研究奨励賞受賞となり表彰された。
- 大日向陽子氏・中村美知子氏
研究報告:壮年期糖尿病患者の気分・身体状態と食生活との関係-男性・女性患者の食生活指導のために-
日本赤十字看護学会誌9(1),pp.18-26
挨拶
- 第12回日本赤十字看護学会学術集会会長挨拶
岡崎美智子氏(国際医療福祉大学福岡看護学部)より挨拶があった。
総会議事録第10回
平成21年6月20日(土)会場:日本赤十字看護大学
第10回総会議事録
日時
平成21年6月20日(土) 12:15~13:05
場所
日本赤十字看護大学 第1会場(広尾ホール)
書記
谷津裕子(日本赤十字看護大学)
尾山とし子(日本赤十字北海道看護大学)
出席者
701名(会場出席者40名、委任状661名)
配布資料
- 平成20年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
- 平成20年度庶務報告(報告資料2)
- 平成20年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成20年度研究活動委員会報告(報告資料3)
- 平成20年度広報委員会報告(報告資料4)
- 平成20年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料4)
- 平成20年度国際活動委員会報告(報告資料5)
- 平成20年度災害看護活動委員会報告(報告資料5)
- 平成20年度決算(審議資料1)
- 平成21年度事業活動計画(案)(審議資料3)
- 平成21年度予算(案)(審議資料4)
- 評議員および新役員の選挙結果について(審議資料5)
議長
守田美奈子学術集会長
司会
奥野茂代理事
開会
新道幸惠理事長挨拶
報告事項
- 理事会および評議員会報告 <報告資料1-1、報告資料1-2>
新道理事長より、平成20年度理事会、第7回評議員会について報告された。
- 庶務報告 <報告資料2>
安達理事より、平成21年度の入会者数は正会員78名、脱会者数は正会員242名、会員総数は平成21年2月14日現在で正会員1,406名、賛助会員1名であること、ならびに地区別正会員数が報告された。
- 編集委員会報告 <報告資料3>
福島理事より、編集作業を学会誌刊行センターへ業務委託し、現在滞りなく行われていること、平成21年度より年2号の刊行となること等が報告された。
- 研究活動委員会報告 <報告資料3>
野口理事より、研究助成について、助成を受けた1名のパキスタン派遣に伴い、学会発表および学会誌への投稿の1年間期限延長を承認したこと、研究奨励賞制度を新たに設け、表彰する論文の選考が行われたこと等が報告された。
- 広報委員会報告 <報告資料4>
杉浦理事より、第6号ニュースレターが発行されたこと、ホームページ上で学会誌投稿論文の呼びかけや電子学会誌への登録、災害看護活動委員会によるセミナー開催の紹介等が行われたことが報告された。
- 臨床看護実践開発事業委員会報告 <報告資料4>
二ツ森理事より、 第9回学術集会にて行われた交流セッションの内容がホームページに掲載されたこと、全国へ呼びかけた“伝えたい看護の技”を『ひとこと集』として冊子にまとめ、第10回学術集会交流セッションにて配布する予定であることが報告された。
- 国際活動委員会活動報告 <報告資料5>
原理事より、平成20年度に看護師養成に関する調査を行い、第10回学術集会において調査結果を発表予定であること、世界看護科学学会の企画委員およびプログラム委員として協力したこと等が報告された。
- 災害看護活動委員会報告 <報告資料5>
前田理事より、平成20年度に立ち上げられた委員会であること、災害看護に関する2 つの調査を行い、第10回学術集会において調査結果を発表予定であること、災害看護セミナーが行われたこと、第10回学術集会において交流セッションを開催予定であることが報告された。
- 看護系学会協議会活動報告
守田理事より、平成20年度は例年通りニュースレターの発行、ホームページでの広報等が行われたほか、日本学術会議から「診療行為に関連した死亡調査分析モデル事業」への協力依頼があり本学会から6名の会員が参画することになったこと、役員選挙にて太田喜久子氏が会長に選出されたことが報告された。
- 看護系学会等社会保健連合会について
守田理事より、看護技術の診療報酬化のための厚生労働省への申請を目標に、平成20年度も5つのワーキンググループで作業を進めたことが報告された。
- 質疑応答
濱田悦子氏(日本赤十字看護大学)より、臨床看護実践開発事業委員会報告に関して、『ひとこと集』は交流セッションに参加する会員にだけ配付されるのかについて確認があった。二ツ森理事、新道理事長より、印刷部数に限りがあるため交流セッション参加者に配付すること、次期役員にはホームページへの掲載について検討いただく予定であることが説明された。
審議事項
- 平成20年度決算報告・会計監査報告<審議資料1>
最所理事より、平成20年度の一般会計決算、特別会計の研究助成基金決算、学術集会基金決算、評議員・理事選挙積み立て金決算が提案され、異議なく承認された。
竹内理事より、平成20年度一般会計決算および特別会計の決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正に処理されていたことの報告があり、承認された。
川嶋みどり氏(日本赤十字看護大学)より、1,000万円超の残額があることに関して役員としてどのように検討されたかとの質問があった。新道理事長より、平成19年度から平成20年度に多くの新規事業や制度を立ち上げたところなので、それらの事業・制度を軌道に乗せるための資金として検討していることが説明された。
- 平成21年度事業活動計画(案) <審議資料3>
新道理事長より、平成21年度の事業活動計画として1)学術集会の開催、2)10周年記念事業、3)学会誌の発行、4)研究活動事業、5)臨床看護実践開発事業、6)広報活動事業、7)国際活動事業、8)災害看護活動事業が提案され、異議なく承認された。
- 平成21年度予算(案)<審議資料4>
最所理事より、平成21年度日本赤十字看護学会予算(案)について説明され、異議なく承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果について<審議資料5>
佐々木選挙管理委員長より、平成20年度は評議員選挙および理事・監事選挙が行われ、選挙人740名、投票率41.76%、有効投票率40.8%であったこと、選挙の結果、資料のとおり評議員、理事、監事が選出されたこと、理事長は濱田悦子氏が選出されたことが説明され、異議なく承認された。
- 第12回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
新道理事長より、岡崎美智子氏(京都橘大学)が理事会・評議員会にて選出、推薦されたことが説明され、承認された。
研究奨励賞の授与
学会誌第2巻から第7巻までの原著論文、および第8巻のすべての論文を対象に、研究奨励賞検討委員会で厳正に審査した結果、以下2名の研究論文が研究奨励賞に表彰された。
- 西片久美子氏・河口てる子氏
原著:糖尿病の食事療法にかかわるつらさ尺度の信頼性・妥当性の検討
日本赤十字看護学会誌 Vol.6,No.1,pp.62-77,2006
- 原田竜三氏
原著:家族成員の突然死を体験した遺族の悲嘆“突然の引き裂かれ”“断ち切れない親密さ”から“向き合えない現実”までのプロセス
日本赤十字看護学会誌 Vol.6,No.1,pp.52-61,2006
挨拶
- 第11回日本赤十字看護学会学術集会会長挨拶
石井トク氏(日本赤十字北海道看護大学)より挨拶があった。
総会議事録第9回
平成20年6月14日(土)会場:日本赤十字豊田看護大学
第9回総会議事録
日時
平成20年6月14日(土) 11:09~12:10
場所
日本赤十字豊田看護大学 第1会場<講堂>
書記
平木民子(香川保健医療大学)
佐々木幾美(日本赤十字看護大学
出席者
718名(会場出席者62名、委任状656名)
配布資料
- 平成19年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料1-1)
- 第7回日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料1-2)
- 平成19年度庶務報告(報告資料2)
- 平成19年度学会誌編集委員会活動報告(報告資料3)
- 平成19年度研究活動委員会報告(報告資料4)
- 平成19年度広報委員会の報告書(報告資料5)
- 平成19年度臨床看護実践開発事業委員会の報告書(報告資料6)
- 平成19年度国際活動委員会活動報告(報告資料7)
- 選挙管理委員の選出について(報告資料8)
- 日本赤十字看護学会会則一部改正新旧対照表(審議資料1
- 平成19年度日本赤十字看護学会決算(審議資料2・3)
- 平成20年度事業活動計画(案)(審議資料4)
- 平成20年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料5)
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会チラシ
議長
奥野茂代学術集会長
司会
守田美奈子副理事長
開会
新道幸惠理事長挨拶
報告事項
- 平成19年度理事会および評議員会報告
<報告資料1-1、報告資料1-2>
新道理事長より、平成19年度理事会、第7回評議員会について報告された。
- 庶務報告 <報告資料2>
安達理事より、平成19年度の入会者数は正会員数99名、脱会者数は正会員数209名、会員総数は平成20年2月16日現在で正会員1,570名、賛助会員1名であること、ならびに地区別正会員数が報告された。
- 編集委員会報告 <報告資料3>
福島理事より、平成19年度は第8巻第1号の編集・刊行を行い、従来のB5版からA4版に変更したことなどが報告された。また、研究奨励賞の創設、学会誌の年2号刊行を検討したことが報告された。
- 研究活動委員会報告 <報告資料4>
野口理事より、看護研究セミナーについては、昨年度は、北素子氏(東京医療保健大学)による「質的研究をはじめよう」と題したワークショップを開催したことが報告された。また、平成19年度研究助成として2件が採択されたことが報告された。
- 広報委員会報告 <報告資料5>
杉浦理事より、第4号ニュースレターが発行されたこと、学会ホームページ機能の充実を目指し、会員にUMINセンターのIDおよびパスワードの配布を行ったこと、電子掲示板の利用が可能となったことが報告された。
- 臨床看護実践開発事業委員会報告 <報告資料6>
二ツ森理事より、「伝えよう看護の技」のテーマで行った交流セッションの内容を学会ホームページに公開したこと、「赤十字の伝えたい看護の技」に関する面接調査を実施し、分析途上であることが報告された。
- 国際活動委員会活動報告 <報告資料7>
原理事より、平成19年度に新しく立ち上げた委員会であり、英語版ホームページ開設の準備、各国における赤十字の看護師養成に関する実態調査、国内赤十字看護大学における国際活動に関する実態調査等を企画していることが報告された。
- 選挙管理委員の選出について <報告資料8>
新道理事長より、5名の選挙管理委員が選出されたことが報告された。
- 質疑応答
濱田悦子氏(日本赤十字看護大学)より、国際活動委員会活動報告に関して、各国における赤十字の看護師養成に関する実態調査、国内赤十字看護大学における国際活動に関する実態調査等の目的及び学会の関与の仕方について質問があった。原理事、新道理事長から、今後の委員会の活動方針や方向性を定める上での資料とするためとの回答があった。
川島みどり氏(日本赤十字看護大学)より、学会誌編集委員会活動報告について、刊行センターの背景とそれを活用するメリットに関する質問があった。福島理事より、50学会ほど委託事業を受けており、実績があると判断していること、編集事務作業の負担を減らすことができ、費用はアルバイト採用とほぼ同等であること、学会誌の質が担保できることが説明された。
川島みどり氏より看保連についての質問があった。看保連の校正及び目的の概略について新道理事長から説明があり、その後、現在の当学会から看保連の委員である川島みどり氏から最近の活動として、次期の診療報酬の改定に看護が盛り込まれるようにエビデンスを持って申請できるように研究を募集中であること等が説明があった。
中木高夫氏(日本赤十字看護大学)より、広報委員会活動について、ID、パスワードなしで学会誌が読めるようにして欲しいという要望が出され、国立情報学研究所の学術雑誌電子化・公開事業として、無料で電子化し公開できるので利用を考えてはどうかという提案が出された。杉浦理事から、ID、パスワードは学会員のメリットという点から設定しているが、今後検討していきたいと説明された。また、国立情報学研究所の活用についても今後検討していきたいことが説明された。
審議事項
- 会則変更について<審議資料1>
新道理事長より、事業拡大に伴い、理事の数を8名から10名に増員することの提案され、異議なく、承認された。
- 平成19年度決算報告・会計監査報告 <審議資料2・3>
最所理事より、審議資料2・3のとおり、平成19年度の一般会計決算、特別会計の研究助成基金決算、学術集会基金決算、評議員・理事選挙積み立て金決算が報告され、異議なく承認された。
竹内監事より、平成19年度一般会計および特別会計の決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正に処理されていたことの報告があり、承認された。
- 平成20年度事業活動計画案<審議資料4>
新道理事長より、これまでの事業活動計画である1)学術集会の開催、2)学会誌の発行、3)研究活動事業、4)臨床看護実践開発事業、5)広報活動事業、6)国際活動事業、に加えて、新規活動事業である7)災害看護活動事業が提案された。また、8)10周年記念事業の計画をしており準備中である。
- 平成20年度予算(案)<審議資料5>
最所理事より、平成20年度予算(案)について説明され、異議なく承認された。
- 名誉会員の承認について
新道理事長より、前理事であり本学会の発展に寄与された松木光子氏を名誉会員に推薦することが理事会から提案され、承認された。
- 第11回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認
石井トク氏(日本赤十字北海道看護大学)が理事会・評議員会にて選出、推薦されたことが説明され、承認された。
挨拶
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会会長挨拶
守田美奈子氏(日本赤十字看護大学)より挨拶があった。
総会議事録第8回
平成19年6月16日(土)会場:日本赤十字豊田看護大学
第8回 総会議事録
日時
平成19年6月16日(土) 11:50~12:40
場所
日本赤十字豊田看護大学 第1会場<講堂>
書記
小林純子(日本赤十字豊田看護大学)
佐々木幾美(日本赤十字看護大学)
出席者
715名(会場出席者76名、委任状639名)
配布資料
- 平成18年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料1-1)
- 平成18年度日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料1-2)
- 平成18年度庶務報告(報告資料2)
- 平成18年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成18年度研究活動委員会報告(報告資料4)
- 平成18年度広報委員会活動報告(報告資料5)
- 平成18年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
- 評議員の辞任に伴う新評議員の承認について(報告資料7)
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会準備状況(報告資料8)
- 平成17年度日本赤十字看護学会修正決算報告(審議資料1)
- 平成18年度日本赤十字看護学会修正予算(案)(審議資料2)
- 平成18年度日本赤十字看護学会決算報告(審議資料3・4)
- 平成19年度事業活動計画(案)(審議資料5)
- 平成19年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料6)
- 日本赤十字看護学会会則(審議資料7)
議長
小西美智子学術集会長
司会
守田美奈子副理事長
開会
新道幸惠理事長挨拶
報告事項
- 平成18年度理事会および評議員会報告
<報告資料1-1、報告資料1-2>
新道理事長より、平成18年度理事会は第29回からであるが、第31回からは新理事体制となり、新たな事業活動を中心に審議が行われたことが報告された。特に会計の処理の整理するために新たに東日本税理士会法人と契約をすること、広報活動についても積極的にする必要があることから新たにUMINの回線を使うことを決定したことなどが説明された。評議員会に関しては、本日9:30より行われ、平成17年度修正決算、平成18年度事業活動案、平成18年度予算案、第10回学術集会会長などについて審議され、承認を受けたことが報告された。
- 庶務報告 <報告資料2>
安達理事より、平成18年度の入会者数は正会員数209名、脱会者数は正会員数198名、会員総数は平成19年2月24日現在で正会員1,620名、賛助会員1名であること、ならびに地区別正会員数が報告された。6月15日現在では正会員数が1682名であることが報告された。
- 編集委員会報告 <報告資料3>
福島理事より、平成18年度は第7巻第1号の編集・刊行を行ったことが報告された。今後の課題として、学会誌の質の向上のため投稿論文数を増やすこと、事務作業の効率化をすることが挙げられ、そのために今年度の予算案として人件費の計上の増額を提案したい旨が報告された。
- 研究活動委員会報告 <報告資料4>
野口理事より、看護研究セミナーについては、昨年度まで3年間にわたり量的研究に関するワークショップを開催したので、今年度からは質的研究に関するワークショップを開催し、本学会では北素子氏(東京医療保健大学)による「質的研究をはじめよう」と題したワークショップを開催することが報告された。また、平成19年度研究助成として2件が採択されたことが報告された。
- 広報委員会報告 <報告資料5>
杉浦理事より、12月に第4号ニュースレターが発行されたこと、学会ホームページの更新状況および「臨床看護実践開発事業」として「伝えたい看護の技」電子掲示版を設置したことが報告された。今年度はUMINを活用し、会員にIDおよびパスワードの発行をすることを計画していることが報告された。
- 臨床看護実践開発事業委員会報告 <報告資料6>
二ツ森理事より、新規事業として開始したので、本活動の趣旨と今後の事業活動の予定等の理解と啓蒙を図るためにホームページを通じてアピールを行ったこと、本学術集会の交流セッションに参加し、学会参加者との意見交換の機会として企画したことが報告された。
- 評議員の辞任に伴う新評議員の承認について <報告資料7>
新道理事長より、阿部直美氏(日本赤十字社広島県支部)が辞任を申し出たため、会則14条第2項に基づき、安部綾子氏(山口赤十字病院)を評議員として選出したことが報告された。
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会準備状況て <報告資料8>
奥野茂代氏(京都橘大学)より、平成20年6月14・15日、京都橘大学にて第9回日本赤十字看護学会学術集会を開催することが説明された。メインテーマは「認知症の人と家族のくらしを支える看護を考える」とし、シンポジウム、特別講演、テーマセッション、交流セッション等を予定していると説明された。
審議事項
- 平成17年度修正決算報告および会計監査<審議資料1>
河口前理事より、前回の総会時に報告し承認を受けた決算について、20万円ほどの使途不明の余剰金があったが、平成18年度の円滑な活動と会計の厳密な精査との両立を目指すために、新道理事長と相談した結果、総会の後に専門家に委託し監査を受けることにしたという経緯が説明された。東日本税理士会法人に学会発足からの会計資料を預けて4ヶ月にわたって精査をしたが、利子処理などの小さな誤りは発見されたものの余剰金の原因については不明のままであったため、決算の修正方法についても指導を受け、「過年度修正益」という形で組み入れ、決算をまとめたことが報告された。修正決算については、監事に再度監査を受け、東日本税理士法人にも監査の署名をしてもらったことが報告され、異議なく、承認された。
- 平成18年度修正予算案 <審議資料2>
河口前理事より、修正決算で組み込まれた「過年度修正益」のために「前年度繰越金」として増えるため、修正予算案として作成し直したことが報告され、異議なく、承認された。
- 平成18年度決算報告<審議資料3・4>
最所理事より、審議資料3・4のとおり、平成18年度の一般会計決算、特別会計の研究助成基金決算、学術集会基金決算、評議員・理事選挙積み立て金決算が報告され、異議なく承認された。
- 平成18年度会計監査<審議資料3・4>
竹内監事より、平成18年度一般会計および特別会計の決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正に処理されていたことの報告があり、承認された。
- 平成19年度事業活動計画案<審議資料5>
新道理事長より、これまでの事業活動計画である1)学術集会の開催、2)学会誌の発行、3)研究活動事業、4)臨床看護実践開発事業、5)広報活動事業、に加えて、新規活動事業である6)国際活動事業、が提案された。また、7)その他として①日本看護系学会協議会②看護系学会等社会保険連合との協力事業などが説明され、承認された。
- 平成19年度予算(案) <審議資料6>
最所理事より、平成19年度予算(案)について説明され、異議なく承認された。
- 会則変更について <審議資料7>
新道理事長より、名誉会員の新設について説明があり、承認された。
会則変更の承認を受け、前理事長であり本学会の発展に寄与された樋口康子氏を名誉会員に推薦することが理事会から提案され、承認された。
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認
守田美奈子氏(日本赤十字看護大学)が理事会・評議員会にて選出、推薦されたことが説明され、承認された。
挨拶
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会会長挨拶
奥野茂代氏(京都橘大学)より挨拶があった。
総会議事録第7回
平成18年6月16日会場:日本赤十字秋田短期大学
第7回総会議事録
日時
平成18年6月16日
場所
日本赤十字秋田短期大学 第一会場 体育館
書記
尾山とし子(日本赤十字北海道看護大学)
谷津裕子(日本赤十字看護大学)
出席者
726名(会場出席者75名、委任状651名)
配布資料
- 平成17年度日本赤十字看護学会理事会報告・平成17年度日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料1)
- 平成17年度庶務報告(報告資料2)
- 平成17年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成17年度研究活動委員会報告(報告資料4)
- 平成17年度広報委員会活動報告(報告資料5)
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会準備状況(報告資料6)
- 平成17年度日本赤十字看護学会決算報告(案)・平成17年度日本赤十字看護学会特別会計(学術集会基金)決算報告(案)・平成17年度日本赤十字看護学会特別会計(研究助成基金)決算報告(案)・平成17年度日本赤十字看護学会特別会計(評議員・理事選挙)決算報告(案)(審議資料1・2)
- 平成18年度事業活動計画(案)(審議資料3)
- 平成18年度日本赤十字看護学会予算(案)(審議資料4)
- 日本赤十字看護学会評議員選挙結果・評議員選出結果報告・平成18年6月~次期理事・監事名簿(審議資料5)
議長
今泉正子学術集会長
司会
川嶋みどり理事、筒井真優美理事
開会
樋口康子理事長挨拶
報告事項
- 平成17年度理事会・評議員会報告 <報告資料1>
樋口理事長より、平成17年度理事会は7回開催し、研究助成に関する活動、学会誌の電子化に向けての活動、看護系学会等社会保険連合の加盟などについて議論された事、評議員会が本日9:30より行われ、平成17年度決算、平成17年度予算案などについて活発な議論が行われた事が報告された。
- 庶務報告 <報告資料2>
濱田理事より、平成17年度の入会者数は128名、脱会者数は69名、会員総数は平成18年1月12日現在で正会員1,643名、賛助会員1名である事、ならびに地区別正会員数が報告された。
- 編集委員会報告 <報告資料3>
黒田編集委員長が公務で欠席のため代理の濱田理事より、第6巻第1号が3月末に発行された事、本編集委員会にとって最終の発刊作業であった事が報告された。今後の課題として、投稿論文の質が極めて低い場合の対応に苦慮している事、専任査読委員をより多く確保する事、編集委員の教育的力量の必要性、事務作業の業者委託を検討する事が挙げられた。
- 研究活動委員会報告 <報告資料4>
筒井理事より、研究活動コーナーの開催について、本学会では河口てる子氏(日本赤十字看護大学教授)による「アンケート調査」のワークショップを開催することが報告された。また、平成17年度研究助成1件、平成18年度研究助成4件が採択された事、助成期間が1年間から2年間に延長されるなど研究助成に関する規程が一部改正された事、研究助成申請書記入要領が一部改訂された事、学会ホームページに研究助成の手続きや書類の記載方法などに関する詳細な情報が加わった事が報告された。
- 広報委員会報告 <報告資料5>
守田理事より、12月に第3号ニュースレターが発行された事、学会ホームページの更新状況、学会誌第1巻~第5巻のCD-ROMが完成した事が報告された。
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会準備状況 <報告資料6>
小西美智子氏(日本赤十字豊田看護大学 学部長)より、平成19年6月16・17日、日本赤十字豊田看護大学にて第8回日本赤十字看護学会学術集会を開催することが説明された。メインテーマは「看護活動と地域社会との協働」とし、シンポジウム、テーマセッションを予定していると説明された。第1回企画委員会議が開催されたことが報告された。
- その他
川嶋理事より、日本看護系大学協議会で平成17年10月に規程が改正され、初の役員選挙が行われて太田喜久子氏(慶応義塾大学)が会長に就任した事が報告された。
また、平成18年度の診療報酬の大改定を睨み、日本看護協会、社会保険、日本赤十字社等で看護系学会等社会保険連合が設立されたことが報告され、本学会としても臨床看護実践開発事業等の活動を通して積極的に取り組みたい旨が説明された。
審議事項
- 平成17年度決算報告<審議資料1・2>
河口理事より、審議資料1・2のとおり、平成17年度決算、特別会計の学術集会基金決算と研究助成基金決算が報告され、異議なく承認された。
- 平成17年度会計監査
竹内監事より、平成17年度決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査した結果、適正に処理されていたことが報告された。
- 平成18年度事業活動計画案<審議資料3>
樋口理事長より、学術集会の開催、学会誌の発行、研究活動事業、臨床看護実践開発事業、広報活動事業、その他について事業活動計画が提案され、承認された。臨床看護実践開発事業とは何かとの会員からの質問に対して、守田理事より、看護系学会等社会保険連合の活動の一環として行われる事業であり、平成18年度は、臨床の中に埋め込まれた看護の知と技術の工夫について全国の赤十字病院で行われている実践を基に把握するための基礎的調査活動を検討している旨が説明された。
- 平成18年度予算案<審議資料4>
河口理事より、平成18年度予算案、特別会計の学術集会基金と研究助成の予算案について報告があり、承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果について<審議資料5>
濱田理事より、日本赤十字看護学会評議員選挙を「日本赤十字看護学会評議員選出に関する規定」に基づき実施し、平成17年11月12日(土)開票の結果、54名が次期評議員として選出されたことが報告され、承認された。また、平成18年6月から次期までの理事8名、監事2名が選出されたこと、新理事長として新道幸惠氏(青森県立保健大学学長)、副理事長として守田美奈子氏(日本赤十字看護大学教授)、指名理事として原礼子氏(日本赤十字社幹部看護師研修センター)と安達祐子氏(日本赤十字看護大学助教授)が選出されたことが報告され、承認された。
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認
奥野茂代氏(長野県看護大学教授)が選出され推薦する旨が提案、承認された。
挨拶
- 新役員の挨拶
新道新理事長、新理事、新監事より挨拶があった。
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会会長挨拶
小西美智子氏(日本赤十字豊田看護大学学部長)より挨拶があった。
総会議事録第6回
平成17年6月10日会場:日本赤十字九州国際看護大学
第6回総会議事録
日時
平成17年6月10日
場所
日本赤十字九州国際看護大学 オーヴァルホール 研修ホール
書記
天野幹子(日本赤十字社医療センター)
松田日登美(日本赤十字豊田看護大学)
出席者
732名(会場出席者57名、委任状675名)
配布資料
- 平成16年度日本赤十字看護学会理事会報告・第5回日本赤十字看護学会評議員会報告(報告資料1)
- 平成16年度庶務報告(報告資料2)
- 編集委員会報告(報告資料3)
- 平成16年度研究活動委員会報告(報告資料4)
- 平成16年度広報委員会報告(報告資料5)
- 平成17年度選挙管理委員(報告資料6)
- 平成16年度日本赤十字看護学会決算報告(案)・平成16年度日本赤十字看護学会特別会計(学術集会基金)決算報告(案)・平成16年度日本赤十字看護学会特別会計(研究助成基金)決算報告(案)(審議資料1)
- 平成17年度事業活動計画(案)(審議資料2)
- 平成17年度日本赤十字看護学会予算(案)・平成16年度日本赤十字看護学会特別会計(学術集会基金)予算(案)・平成16年度日本赤十字看護学会特別会計(研究助成基金)予算(案)(審議資料3)
- 日本赤十字看護学会会則改正(案)新旧対照表(審議資料4)
- 日本看護学会誌投稿規程(審議資料5)
- 平成18年度日本赤十字看護学会予算(案) (年会費5000円)・(年会費7000円)(審議資料6)
議長
川島みどり理事
司会 守田美奈子理事
開会
樋口康子理事長挨拶
報告事項
- 平成16年度理事会・評議員会報告 <報告資料1>
樋口理事長より、平成16年度理事会は5回開催し、ホームページの設置・管理・運営の内規の検討、研究助成などについて議論され、評議員会が本日9:30より17名の評議員の出席で行われ、平成16年度決算、17年度予算案、学会費の値上げなどについて活発な議論が行われた事が報告された。
また、看護系学会等社会保険連合について、平成18年度の診療報酬の大改定を睨み、看護師の人員配置数のみ反映される現状から新しい看護技術の開発等に向け日本看護協会、社会保険、日本赤十字社等で看護系学会等社会保険連合を設立し、本学会からは川島理事が代表者として出席していることが報告された。
- 庶務報告 <報告資料2>
濱田理事より、平成16年度の入会者数は162名、脱会者数65名、会員総数は平成17年1月22日現在で正会員1,851名、平成17年6月9日現在正会員数1,915名、賛助会員1名であることが報告された。
- 編集委員会報告 <報告資料3>
唐澤編集委員より、第5巻第1号から投稿論文をより多く掲載する方針で、新たにその他(研究ノート等)の論文種類を新たに加えたい旨が説明され、投稿規定修正については、審議事項にて審議を受けることになった。第6巻第1号の締め切りは、平成17年8月31日であり、広く投稿が呼びかけられた。
- 研究活動委員会報告 <報告資料4>
筒井理事より、研究活動コーナーの開催について、本学会では本庄恵子氏(日本赤十字看護大学助教授)「アンケートの分析方法について」のワークショップを開催することが報告された。また、平成16年度研究助成として2件、平成17年度研究助成1件が採択されたことが報告された。
- 広報委員会報告 <報告資料5>
守田理事より、ニュースレターの発行は年一回の発行であること、ホーム・ページには新しい内容として研究助成のページを追加して、申請書をダウンロードできるようにしたことが報告された。
- 第7回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告
今泉正子氏(日本赤十字秋田短期大学)より、平成18年6月16・17日、秋田文化会館にて第7回日本赤十字看護学会学術集会を開催することが説明された。メインテーマは「今、求められる赤十字のヒューマンケアと看護実践」とし、シンポジウム「赤十字看護への期待」、4つのテーマセッションは「個人情報管理と看護」、「大学と臨床の連携」、「赤十字と災害看護」、「看護と介護の協働」、公開講演は「音楽で癒されるこころとからだ」を予定していると説明された。秋田は新緑の美しい頃であり、多くの方の参加をお願いしたいと呼びかけられた。
- 選挙管理委員の選出 <報告資料6>
平成14年度に引き続き、第2回目となる評議員選挙について、5名の選挙管理委員が選出され、吉田みつ子氏(日本赤十字看護大学)を責任者とすることが報告された。
- その他
樋口康子理事長が第40回フローレンス・ナイチンゲール記章を受章されたことが報告された。
審議事項
- 平成16年度決算報告<審議資料1>
河口理事より、審議資料1のとおり、平成16年度決算、特別会計の学術集会基金決算と研究助成基金決算が報告され、異議なく承認された。
- 平成16年度会計監査
竹内監事より、平成16年度決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査の結果、適正に処理されていたことが報告された。
- 平成17年度事業活動計画案<審議資料2>
樋口理事長より、学術集会の開催、学会誌の発行、研究活動事業、その他について事業活動計画が提案され、承認された
- 平成17年度予算案<審議資料3>
河口理事より、平成17年度予算案、特別会計の研究助成と学術集会基金の予算案について報告があり、承認された。
- 会則の変更<審議資料4>
濱田理事より改正前は日本赤十字看護学会会則第2条、本会の事務局を「日本赤十字看護大学に置く」とする件について、「本会の事務局は理事会の承認を受け、別に定める」とすることについて提案され、承認された。本則の改正は本日平成17年6月10日から施行することになった。
- 投稿規定の変更 <審議資料5>
唐澤編集委員より、投稿規程の「6)資料:資料として価値のある記録」「7)その他(研究ノート等):上記の分類に該当しない重要な記録」とすることが提案され、承認された。
- 会費の値上げについて <審議資料6>
河口理事より、審議資料6にあるとおり現行会費5.000円を継続した場合、予備費がほとんど確保できないが、学会の設立年数や設立趣旨から事業縮小は適切でないため、年会費増額が必要であること、若い会員を配慮し、現行の事業継続をしながら赤字を避けること、他学会では収入の20%の予備費を確保することなどを勘案して、年会費7.000円案が提案された。審議の結果、質問および意見はなく、出席総数の過半数の承認人数を確認し、承認された。
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認
西美智子氏(日本赤十字豊田看護大学 学部長)が選出され推薦する旨が提案、承認された。
- その他
健康上の問題により、小島通代副理事長が平成17年6月30日をもって本学会退会の申し出があり、承認された。次点者に半年の任期を委任することが承認された。
挨拶
- 第7回日本赤十字看護学会学術集会会長挨拶
今泉正子氏(日本赤十字秋田短期大学 教授)より挨拶があった。
総会議事録第5回
平成16年6月4日(金)会場:東京国際交流館
第5回総会議事録
日時
平成16年6月4日(金)13:00~13:50
場所
東京国際交流館 第1会場 国際交流会議場
出席者
838 名(会場出席者111名、委任状727名)
配布資料
- 平成15年度日本赤十字看護学会理事会報告(報告資料 1-1)
- 第4回日本赤十字看護学会評議員会(報告資料 1-2)
- 平成15年度庶務報告(報告資料 2)
- 編集委員会からの報告(報告資料 3)
- 平成15年度ワークショップ報告(報告資料4)
- 広報委員会からの報告(報告資料 5)
- 平成15年度日本赤十字看護学会決算報告(案)
日本赤十字看護学会平成15年度特別会計(学術集会基金)決算(案)(審議資料1・2)
- 平成16年度事業計画(案)(審議資料 3-1)
- 日本赤十字看護学会研究助成に関する規定(審議資料 3-2-1)
- 平成16年度研究助成募集要項(審議資料 3-2-2)
- 平成17年度研究助成募集要項(審議資料 3-2-3)
・平成16年度日本赤十字学会予算(案)
・日本赤十字看護学会平成16年度特別会計(学術集会基金)予算(案)(審議資料4)
- 日本赤十字投稿規程(審議資料5)
議長
森美智子第5回学術集会会長
進行
川嶋みどり副理事長
挨拶
樋口康子理事長
報告事項
- 平成15年度理事会及び評議員会報告(樋口理事長)-報告資料1-1、1-2
理事会4回及び評議員会1回についての報告事項と審議事項の報告が行われた。
- 平成15年度庶務報告(濱田理事)-報告資料2
平成15年度の会員の入会者数と脱会者数、並びに平成16年1月10日現在の正会員数と賛助会員数が地区別に報告された。また、6月3日現在、会員総数が1,843名であると報告された。
- 編集委員会報告(黒田理事)-報告資料3
平成 15年度は新委員8名で活動を行い、学会誌第4巻第1号を発行したことが報告され、学会誌第5巻第1号発行に向けての投稿が広く呼びかけられた。また、本年度から専任査読委員制度を発足したことが報告された。
- 研究活動委員会報告(筒井理事)-報告資料4
平成 15年度の神戸市看護大学におけるワークショップについて内容と成果が報告された。
- 広報委員会報告(川嶋理事)-報告資料5
学会の情報交流支援を目的に学会ホームページの開設、「学会活動と情報交流支援」をテーマに学会ニュースレターを発刊したことが報告された。また、学術情報の有効活用をめざし、学会誌の電子化準備や会員認証システムの導入について検討をすすめていることが報告された。
審議事項
- 平成15年度決算報告(河口理事)-審議資料1・2
資料に基づいて報告があり、承認された。
- 平成15年度会計監査(竹内監事)-審議資料1・2
平成 15年度決算、特別会計決算について監査を行った結果、適正に処理されており、報告の内容に相違ない旨、報告があり、承認された。
- 平成16年度事業計画案(樋口理事長)-審議資料3-1
資料に基づいて事業計画案が提案された。
- 研究活動事業(筒井理事)-審議資料3-2-1~3
ワークショップでは、「アンケートの作成方法」について第 5回学術集会期中に実施予定であることが報告された。また、研究助成活動について計画が説明され、承認された。
- 広報活動事業(川嶋理事)
ニュースレターの発行、ホームページ、学会誌の電子化に向けての準備、適正なホームページ運用の為のシステム検討についての計画が説明され、承認された。
- 平成16年度予算案(河口理事)-審議資料4
平成16年度事業計画を受けて、平成16年度予算案、平成16年度特別会計(学術集会基金)予算案が提案された。活動計画が拡大してきており、単年度収支がほぼ同額で、長期的には繰越金の減少も見込まれるため、今後は、年会費の増額も視野にいれる必要があること、会員1000人を超える他の学会では、年会費が5,000円ではなく、8,000円から10,000円であることが説明された。
承認:平成16年度予算案に対して異議なく承認された。
- 投稿規程の変更(黒田理事)-審議資料5
学会誌の電子化に関連して投稿論文の著作権を学会に帰属すること、投稿手続き、編集委員会事務局について、改正が提案された。
承認:異議なく承認された。
- 第7回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認(樋口理事長)
伊藤榮子氏(日本赤十字秋田短期大学 学科長)が選出され推薦する旨述べられた。
承認:異議なく承認された。
※審議事項の承認は拍手で確認した
挨拶
- 第6回学術集会会長挨拶
小島通代氏(日本赤十字九州国際看護大学 学長)より挨拶があり、以下の内容について報告された。
会長 |
小島通代氏(日本赤十字九州国際看護大学 学長) |
開催日 |
平成16年6月10日(金)・11日(土) |
会場 |
日本赤十字九州国際看護大学 |
メインテーマ |
「21世紀の赤十字看護の方向性を考える」 |
内容 |
赤十字看護としてどのようにさまざまな変化に対応していくかを考える、全員参加型の学術集会にしたい旨、述べられた。 |
記録:前田久美子(大森赤十字病院)、田中孝美(日本赤十字看護大学)