日本赤十字看護学会

委員会活動

災害看護活動委員会

災害看護活動委員会とは

委員会名簿

吉田 るみ 委員長

 当委員会では、災害派遣活動や学会・セミナーを通して災害看護に関する「経験知」を「形式知」として共有し、災害看護の発展に資することを目的に活動して参りました。学会ホームページを通して災害派遣活動の実際を共有し、学術交流集会では災害看護活動に係る人材育成について共に考え、災害時の看護活動を自分事として考え地域防災および減災に努めるためにセミナーを開催してきました。
 今回は、昨年1月に発生した能登半島地震における病院業務支援に関わった看護師の活動を学会ホームページに掲載致します。3月に開催するセミナーでは、昨年9月に発生した能登半島豪雨における障がい者施設および老人保健施設での災害看護活動について、2名の災害支援ナースより話題提供を頂きます。7月の学術交流集会では、災害時の病院業務支援に対する人材育成について、参加者と共にディスカッションをしたいと考えております。
 昨年は南海トラフ地震臨時情報が発表されました。災害の頻発と激甚化により避難形態も福祉避難所や車中泊等と多様化し、避難生活が長期間となる事も多くなっています。要配慮者も含めた避難者の命と健康について考える機会になればと思います。

災害看護セミナー

 2018年~2019年度に開催しました災害看護セミナー・交流集会の『受援』に関する内容は、
「災害急性期における受援体制の整備促進のための取組」としてまとめました。