将来構想委員会とは
-本庄 恵子 委員長-
将来構想委員会では、兼ねてより構想としていた「法人化」に関する検討と「学会の今後の方向性」の検討をおこなっている。
法人化に関する検討では、2026年度からの法人化を目標とし、定款の作成とともに、会員への周知と意見集約を行う準備を進めている。具体的には2025年4月~5月頃に、学会HPにて法人化に関して会員への周知を行い、意見聴収を行う予定である。会員のみなさまからの意見を反映させながら、法人化の検討をすすめていきたいと考えている。そのうえで、2025年度の総会にて法人化に関する意思決定を行う予定である。
学会の今後の方向性の検討としては、1)専門を限定せず、赤十字という柱をもちながら多様な領域の研究発表を可能とし、赤十字の看護実践と教育を発展させること、2)実践における問題、困難や新たな試み、工夫等を実践報告として積極的に取り上げ、継続的に検討していくこと、3)赤十字の諸活動、人道支援や災害救援等及びそのための国内国際的諸機関と協働し、赤十字の新たな知の構築を目指すことに、取り組んでいきたいと考えている。