日本赤十字看護学会員によるすぐれた論文を表彰することによって、会員の実践と研究の促進を図るとともに、学会の活性化、発展に資するために平成20年6月に研究奨励賞制度を設けました。
<研究奨励賞の対象>
日本赤十字看護学会誌に掲載された論文(査読を行った原著、研究報告、実践報告)の中から2編以内を選考のうえ授与します。選考は3年に1度行います。
<選考方法>
受賞者を選考するために選考委員会をおきます。選考委員が一人3編以内を選び、その中から選考委員会で協議の上、理事会で決定します
<選考基準>
(1) | 優れた実践もしくは研究であり、その発想や方法、成果等が今後広く共有され、さらなる発展が期待されるもの。 |
(2) | 筆頭研究者は、選考時において本学会会員であること。 |
(3) | 同一筆頭研究者が同一年度において受賞するのは1編に限るものとする。 |
(4) | 該当論文が2編を超える場合は,若手会員を優先する。 |
<研究奨励賞の表彰>
研究奨励賞決定者には,日本赤十字看護学会総会において,賞状と副賞(1編5万円)を授与します。
令和4年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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黒田裕美 大重育美 菅原直子 北條智子 有安直貴 姫野稔子 髙橋清美 田村やよひ |
熊本地震被災地域にある医療施設に勤務する看護師の心的外傷後ストレス障害の実態 | 21 | 1 | 1-9 | 2021 |
遠山義人 | 若年成人期に精巣腫瘍の診断・治療を受けた人の経験 | 19 | 1 | 1-9 | 2019 |
平成31年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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谷地和加子さん | 「乳がん患者のComfort(安楽)の概念分析」 | 18 | 1 | 1~9 | 2018 |
中川典子さん | 「看護師の患者・家族の怒りへの対応の特徴」 | 17 | 1 | 35~43 | 2017 |
平成29年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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該当なし |
平成28年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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木村 美香 (群馬県立県民健康科学大学) |
一般病棟において終末期肺がん患者に関与する看護師の戸惑い | 15 | 1 | 39~46 | 2015 |
平成27年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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河合利修 島井哲志 尾山とし子 遠藤公久 |
赤十字と心理社会的支援活動 | 14 | 1 | 1~10 | 2014 |
平成26年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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該当なし |
平成25年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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酒井志保 | 臨地実習での看護過程教授活動自己評価スケールの作成 | 13 | 1 | 1~10 | 2013 |
平成24年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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和田美也子 黒田裕子 |
術前化学療法を受ける乳がん患者の治療継続プロセスの探求 | 11 | 2 | 1~10 | 2011 |
平成23年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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該当なし |
平成22年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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大日向陽子 中村美知子 |
壮年期糖尿病患者の気分・身体状態と食生活との関係-男性・女性患者の食生活指導のために- | 9 | 1 | 18~26 | 2009 |
平成21年(受賞年)
受賞者 | 受賞論文 | 巻 | 号 | 頁 | 年 |
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西片久美子 河口てる子 |
糖尿病の食事療法にかかわるつらさ尺度の信頼性・妥当性の検討 | 6 | 1 | 62~70 | 2006 |
原田竜三 | 家族成員の突然死を体験した遺族の悲嘆“突然の引き裂かれ”“断ち切れない親密さ”から“向き合えない現実”までのプロセス | 6 | 1 | 52~61 | 2006 |