評議員会議事録第24回
2024年6月21日(金)会場:WEB(ZOOM)
第24回評議員会議事録
日時
2024年6月21日(金)18:30~19:30
場所
WEB会議ZOOM
司会
井部俊子副理事長
議長
守田美奈子理事長
出席者
【評議員】秋江百合子、阿部オリエ、天艸成子、尾山とし子、川西 美佐、小林尚美、小宮敬子、
迫田綾子、関根光枝、田口実里、武井麻子、谷口理恵、力石陽子、内木美恵、中川典子、
橋添礼子、松澤由香里、松本ゆかり、間淵元子、村瀬智子、山本美紀、若林稲美
【理事】守田美奈子、井部俊子、伊藤明子、原玲子、佐々木敦美、佐々木幾美、鎌倉やよい、
川上潤子、大林由美子
【監事】田中孝美
【指名理事】安部陽子、喜多里己
第25回学術集会長 村田由香
選挙管理委員長 吉野純
議事録署名人:阿部オリエ、関根光枝
書 記:橋本敬子
開会のあいさつ
守田理事長より開会のあいさつがされた。
開会宣言
喜多理事より、評議員総数56名中、評議員会参加者33名、委任状15名、計48名であり過半数の評議員会開催条件(第4章23条‐3)を満たしていることが報告され、開会が宣言された(最終参加者:評議員会参加者34名、委任状15名、計49名)。
報告事項
- 1.2023年度 理事会および評議員会報告 喜多理事 (報告資料1-1・1-2)
喜多理事より、報告資料1-1・1-2に基づき、2023年度理事会が計5回(WEB3回、対面1回、書面1回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2.2023年度 庶務報告 喜多理事 (報告資料2)
喜多理事より、報告資料2に基づき、(1)2023年度の正会員入会者が112名、正会員退会者が126名、(2)2024年3月31日現在物故名誉会員1名、名誉会員4名、正会員数1,091名、賛助会員1名、会員総数1,097名であることが報告された。
- 3.2023年度 編集委員会報告 田村理事 (報告資料3)
田村理事より、報告資料3に基づき、以下の報告がされた。
(1)学会誌第24巻1号を編集および発刊し、23編を査読し、採択論文17編は随時J-stageへの公開を行った。
(2)各編集委員による査読者へのリマインドメールを出し、査読期間の短縮を図った。
(3)第24回学術集会にて、交流セッション「論文投稿から採択までのA to Z 学会発表の次にすることをお伝えします。チャレンジ論文投稿!」を実施し、参加者は36名であった。
- 4.2023年度 広報委員会報告 原理事 (報告資料4)
原理事より、報告資料4に基づき以下の報告がされた。
(1)各委員会からの依頼に応じ、日本赤十字看護学会誌の論文公開、看護研究セミナー、災害看護セミナー等のご案内、第25回日本赤十字看護学会学術集会HPとのリンク等を行った。
(2)ニュースレター21号を12月に発行した。記事は、「関東大震災から100年 温故備震 故(ふる)きを温(たず)ね 明日に備える」「赤十字の看護師による最近の国内外の災害救護活動」「第49回フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞して」「日本赤十字豊田看護大学20周年」「伊達赤十字看護専門学校閉校」等を掲載した。
- 5.2023年度 研究活動委員会報告 佐々木 幾美理事 (報告資料5)
佐々木幾美理事より、報告資料5に基づき以下の報告がされた。
(1)2024年度研究助成について2023年11月1日から2023年12月20日に申請書受付を行い、3件の応募があり、2件に対して助成が決定した。
(2)2024年3月9日に和田由樹氏による「アクションリサーチを用いた質的記述的研究-「語り合いの会」はどのような場か-」と題して看護研究セミナーをZOOMにて開催し、52名の参加があり好評であった。
(3)掲載論文数増加という観点から研究奨励賞規程の改正に向けて検討した。
- 6.2023年度 臨床看護実践開発事業委員会報告 川上理事 (報告資料6)
川上理事より、報告資料6に基づき以下の報告がされた。
(1)第24回学術集会交流集会で、テーマ「長期にわたるCovid-19禍の中で、「はっ」と気づいた看護実践について語り合おう」として臨床現場での看護師と情報交換を行った。
(2)フットケアに関する勉強会を開催した。
(3)COVID-19禍の看護実践の特徴に関する検討については、カテゴリー化が困難であったため、本年度で取り組みは終了とした。
- 7.2023年度 国際活動委員会報告 伊藤理事 (報告資料7:修正版)
伊藤理事より、報告資料7に基づき以下の報告がされた。
(1)第24回日本赤十字看護学会学術集会 交流セッション『訪日・在留外国人への災害支援のための「やさしい日本語」』を開催した。
(2)グローバルヘルス研修教材を日本赤十字社医療事業推進本部看護部継続教育システム担当者検討部会国際ラダー作業部会と協働で実施した。
(3)第25回日本赤十字看護学会学術集会交流セッションにて『みんなで学ぼう・広げよう「グローバルヘルス」~グローバルヘルスよろず相談』を開催予定である。
- 8.2023年度 災害看護活動委員会報告 佐々木敦美理事 (報告資料8)
佐々木敦美理事より、報告資料8に基づき以下の報告がされた。
(1)第24回学術集会にて、交流セッション「中長期における災害看護活動の人材育成 ―医療施設での教育の工夫―」を開催した。
(2)10月29日に「令和6年から開始される『災害支援ナース」』について知ろう!」をテーマにWEBセミナーを開催し、参加者は32名であった。
(3)災害救護活動共有として「震災及び激甚化・頻発かする風水害における災害支援活動の実際と共有すべきこと-巡回診療・避難所支援・こころのケアー」をテーマに4名の方の執筆をHPに掲載した。
- 9.2023年度 歴史研究委員会報告 大林理事 (報告資料9)
大林理事より、報告資料9に基づき以下の報告がされた。
(1)第24回学術集会にて、交流セッション「東北での震災の歴史を未来へ紡ぐ 震災の危機を乗り越えて」を実施し、56名の参加があった。
(2)第25回学術集会にて、交流セッション「ヒロシマ原爆被爆から戦後四十年体現し続けた赤十字看護の強さの原点」を企画している。
(3)第23回学術集会における交流セッションの内容をまとめ、日赤看護学会誌に投稿した。
- 10.2023年度将来構想委員会報告 守田理事長 (報告資料10)
守田理事長より、報告資料10に基づき以下の報告がされた。
(1)日本学術会議協力学術研究団体への申請を行い、2024年3月に承認を得た。
(2)法人化に向け、財務上の分析を行い、運営が可能であることが確認できたため、新理事体制(第9期)にて具体的な検討を継続していくことを引き継ぐ。
(3)本学会の特徴を生かした活動として、2022・2023年は赤十字病院看護部長が学術集会会長を担うことで参加者が増え、成果が上がっている。また、日赤本社との連携の強化も図った。今後は、6大学を中心に連携強化を図る。
- 11.日本看護系学会協議会について 鎌倉理事 (報告資料11)
鎌倉理事より、報告資料10に基づき、個人情報取り扱い規程(案)を作成し、理事会で承認されたこと、JANA総会と意見交換会に出席したことが報告された。
- 12.看護系学会等社会保険連合について 鎌倉理事 (報告資料12)
鎌倉理事より、報告資料11に基づき、第16回情報交換会及び令和5年度第1回看護技術検討委員会に参加し、情報収集を行ったことが報告された。
- 13.第25回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 村田第25回学術集会長 (報告資料13)
村田第25回学術集会長より、報告資料13に基づき以下の報告がされた。
(1)口演発表数 50題、示説発表数 54題を予定し、ホームページに演題名、発表日、発表者一覧が掲載された状況である。
(2)参加登録は351名(2024.6.19時点)である。
(3)筆頭および共同演者の会員登録未完了者がおり、運営事務局から入会依頼をしている。
(4)講演集は、第2稿作成中であり、当日会場にて渡す予定である。
(5)運営マニュアルは、進行表を作成中である。今回は、危機管理を運営マニュアルに盛り込んでおり、自然災害時の中止の判断等についても示す予定である。
(6)総会準備についても、学会本部指示の下、準備を進めている状況である。
- 14.第26回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 代理 守田理事長 (報告資料14)
佐藤第26回学術集会長欠席のため守田理事長より、報告資料14に基づき報告された。
第26回学術集会は、テーマを「未来を照らす赤十字看護の光 -変わらないために変わる-」とし、2025年7月19日(土)・20日(日)にアクロス福岡にて開催予定である。
報告事項について、参加者より、歴史研究委員会および第25回日本赤十字看護学会学術集会にて戦争体験が取り上げられることについて、日赤看護学会として取り組むことの重要性が発言された。他に参加者からの質問はなかった。
審議事項
- 1.2023年度決算報告 安部理事 (審議資料1)
安部理事より、審議資料1に基づき、2023年度日本赤十字看護学会決算案と特別決算について説明された。
2023年度決算案では、当期収支差額は予算より決算が1,376,846円上回ったこと、次年度繰越金は24,629,658円となることが報告された。特別会計については、評議員・理事選挙積立決算内容として収入の総計が1,945,885円、支出総計が451,563円となり、残額は1,494,322円となったことが報告された。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 2.2023年度会計監査 田中監事 (審議資料2)
田中監事より、審議資料2に基づき、監査報告がされた。
(1)理事の職務の執行監査を行い、事業報告は会則に従い正しく執行されていること、不正の行為又は会則に違反する重大な事実は認められなかったことが報告された。
(2)2023年度一般会計および特別会計の会計業務執行状況の監査を行い、会計帳簿・証明書等を照合調査の結果、相違ないことが認められたことが報告された。
井部副理事長より、監査報告書(審議資料2)の冒頭の文章に、「理事の職務の執行を監査した」との記載があり「会計監査」を行ったという記載がない。監事の任務として事業と会計の監査を行うことと会則で定められていることから、監査報告の冒頭に会計の監査について追記する必要があるとの指摘があった。
田中監事より、会計監査について正式な会計報告書内(審議資料1・2)に会計監査を行ったことを記しているため、今回の資料では省略していたため、冒頭文章に「事業および会計を監査した」と修正することが説明された。
その他に参加者からの質疑はなく、資料を一部修正の上、承認された。
- 3.2024年度事業活動計画(案) 守田理事長 (審議資料3)
守田理事長より、審議資料3に基づき、2024年度事業活動計画の報告がされた。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 4.2024年度予算(案) 安部理事 (審議資料4)
安部理事より、審議資料4に基づき2024年度予算案の説明がされた。
収入、支出はそれぞれ2023年度予算を上回る見込みである。支出は、会費増額に伴い会員への還元を行うために活発に委員会活動すること、将来構想委員会にて学会法人化への予算を含めたこと、ニュースレターを月1回に増やすこと、HPマイページ更新のための増額があることが説明された。また、クレジットカードにて学会費決済をする会員の割合が急増していることから、決算手 数料予算を20万円に増額している。
当期収支差額は、1,288,714円であり、次年度繰越金は25,918,372円を予定している。
参加者から「諸雑費」と「予備費」の違い、どのようなものが「諸雑費」に含まれるか、「予備費」のみで良いのではないかとの質問・意見があった。
安部理事より、昨年度も「諸雑費」は0円であったため、該当項目がない場合にここに相当するとの返答があった。項目については意見を踏まえ、今後検討していく方針となった。
その他に参加者からの質疑はなく、承認された。
- 5.評議員及び新役員の選挙結果と承認 吉野選挙管理委員長 (審議資料5)
吉野選挙管理委員長より、規程に則り次期(第9期)評議員57名と新役員、理事10名と監事2名が選出されたことが報告された。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 6.第27回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について 守田理事長 (審議資料6)
守田理事長より、会則18条に則り第27回日本赤十字看護学会学術集会長に佐々木幾美氏(日本赤十字看護大学副学長)が推薦され、承認された。
資料
報告 | |
1 )2023年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2 )2023年度庶務報告 | 報告資料2 |
3 )2023年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
4 )2023年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
5 )2023年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
6 )2023年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
7 )2023年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
8 )2023年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
9 )2023年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
10)2023年度将来構想委員会報告 | 報告資料10 |
11)日本看護系学会協議会について | 報告資料11 |
12)看護系学会等社会保険連合について | 報告資料12 |
13)第25回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 | 報告資料13 |
14)第26回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 | 報告資料14 |
審議事項 | |
1)2023年度決算報告 | 審議資料1 |
2)2023度会計監査 | 審議資料2 |
3)2024年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
4)2024年度予算(案) | 審議資料4 |
5)評議員及び新役員の選挙結果と承認 | 審議資料5 |
6)第27回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について | 審議資料6 |
議事録署名人 阿部 オリエ [押印省略]
議事録署名人 関根 光枝 [押印省略]
評議員会議事録第23回
2023年6月16日(金)会場:WEB(ZOOM)
第23回評議員会議事録
日時
2023年6月16日(金)18:30~19:30
場所
WEB会議ZOOM
司会
井部俊子副理事長
議長
守田美奈子理事長
出席者
【評議員】天艸成子、池田美里、大和田恭子、尾山とし子、川嶋みどり、小林尚美、小宮敬子、
佐藤千雪、関根光枝、武井麻子、力石陽子、筒井真優美、内木美恵、野地啓子、橋添礼子、
東野督子、松永由紀子、松本ゆかり、村瀬智子、山本美紀、吉田みつ子、小山和子、小林洋子、
田口実里
【理事】守田美奈子、井部俊子、伊藤明子、原玲子、佐々木敦美、佐々木幾美、鎌倉やよい、
川上潤子、大林由美子
【監事】小森和子、田中孝美
【指名理事】安部陽子、喜多里己
第24回学術集会長 髙橋純子
第25回学術集会長代理 奥村ゆかり
議事録署名人:天艸成子、吉田みつ子
書 記:橋本敬子
開会のあいさつ
守田理事長より、樋口康子名誉会員の訃報が報告された。樋口先生は、本学会を立ち上げ初代理事長となられ本学会の発展に貢献され、その後、ナイチンゲール記章を受賞された方である。6月11日にご逝去され、家族葬にてお見送りされた。樋口康子先生のご功績を偲ぶとともにご冥福をお祈りされた。
開会宣言
喜喜多理事より、中四国地区の評議員の交代の報告がされた。辞退された1名に代わり、新評議員として鳥取赤十字病院から小山和子様が理事会にて承認されたので今回から出席されている。評議員総数は57名である。評議員会参加者35名、委任状14名、計50名であり過半数の評議員会開催条件(第4章23条‐3)を満たしていることが報告され、開会が宣言された(最終参加者:評議員会参加者41名、委任状14名、計56名)。
報告事項
- 1.2022年度 理事会および評議員会報告 喜多理事 (報告資料1-1・1-2)
喜多理事より、報告資料1-1・1-2に基づき、2022年度理事会が計7回(WEBで4回、対面・WEBで1回、書面にて2回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2.2022年度 庶務報告 喜多理事 (報告資料2)
喜多理事より、報告資料2に基づき(1)2022年度の正会員入会者が150名、正会員退会者が132名であったこと、(2)2023年3月31日現在名誉会員5名、正会員数1,106名、賛助会員1名、会員総数1,112名であることが報告された。
- 3.2022年度 編集委員会報告 田村理事 (報告資料3)
田村理事欠席のため守田理事長より、報告資料3に基づき以下の報告がされた。
(1)学会誌第23巻1号を編集および発刊し、採択論文は随時J-stageへの公開をした。
(2)各編集委員による査読者へのリマインドメールを出し、査読期間の短縮を図った(19編を査読)。
(3)論文投稿を促進するための検討を行い、第24回学術集会(2023年7月)において交流セッションを開催する。
(4)編集委員会事務局(外部業務委託)との覚書の見直し・更新を行った。
(5)EBSCO学術論文データベース収録について検討を行った。
- 4.2022年度 広報委員会報告 原理事 (報告資料4)
原理事より、報告資料4に基づき以下の報告がされた。
(1)学会ホームページの維持・管理を行った。2019年に本学会20周年を記念して作成した「20周年記念事業リレートーク」のバナーを削除し、「会員のページ」を「赤十字看護の歴史に関する史料室」と変更しオープンアクセスとした。HPアクセス数は、総数31,945件で、昨年度より19.3%減であったが、学会誌検索(9.7%増)、論文投稿検索(22.9%増)と論文投稿への関心が伺えた。
(2)ニュースレターVol.20を12月に発行し、記事内容は「日本赤十字学園新理事長の本学会に期待すること」、「大阪赤十字看護専門学校の閉校について」、「日本赤十字助産学校100周年を記念して」、「特集:コロナ禍における新人看護師に対する教育:横浜市立みなと赤十字病院、大森赤十字病院」、「令和4年度「研究奨励賞」の紹介」等を掲載した。
- 5.2022年度 研究活動委員会報告 佐々木 幾美理事 (報告資料5)
佐々木幾美理事より、報告資料5に基づき以下の報告がされた。
(1)2023年度研究助成について2022年11月1日から2022年12月21日に申請書受付を行い、1件の応募があり1件に対して助成が決定した。
(2)2023年3月4日に下村晃子氏による「看護ケアの質保証に活かす 臨床看護研究 -臨床現場で活用するアセスメントツールの開発過程-」と題して、看護研究セミナーをZOOMにて開催し、38名の参加があり好評であったことが報告された。
(3)2022年7月16日の第23回学術集会で、研究奨励賞として以下の2件が表彰されたことが報告された。
①黒田裕実他(2021).熊本自身被災地域にある医療施設に勤務する看護師の心的外傷後ストレス障害の実態.21(1),1-9.
②遠山義人(2019).若年成人期に精巣腫瘍の診断・治療を受けた人の経験.19(1),1-9.
報告資料修正: 誤)2023年7月16日(土) → 正)2022年7月16日(土)
- 6.2022年度 臨床看護実践開発事業委員会報告 川上理事 (報告資料6)
川上理事より、報告資料6に基づき以下の報告がされた。
(1)第23回学術集会で「Covid-19禍、接触制限のある中で「心地よい」を目指した看護実践」に係る交流集会をハイブリットにて実施し、対面15名・WEB69名の参加があった。
(2)「臨床に埋もれている優れた看護実践の発掘」の調査をまとめ、本学会誌へ投稿した。
(3)各委員メンバーがフットケアに関する文献レビューを行っている。そこで「肥厚爪」ケアの重要性が挙がり、委員メンバーの施設で「肥厚爪」のWEB勉強会を開催し、3月9日三井記念病院にて40名、3月23日宮崎大学医学部付属病院にて15名の参加があった。
(4)3年前(2020年)に記載したCOVID-19禍での実践についての事例について、3年前と比較して看護で「できること」が拡大してきたため、どのように変化しているかを今後、まとめていく予定。
誤字訂正 : 誤)COVID-19下 → 正)COVID-19禍
- 7.2022年度 国際活動委員会報告 伊藤理事 (報告資料7:修正版)
伊藤理事より、報告資料7に基づき以下の報告がされた。
(1)第23回学術集会では交流集会「災害における訪日・在留外国人の現状と課題~グローバルヘルス・医療通訳の必要性の視点から~」を開催し、69名の参加があり(WEBを含む)、好評だった。
(2)看護実践者のためのキャリア開発ラダー(CDL)におけるグローバルヘルス研修教材の改定を日本赤十字社医療事業推進本部看護部継続教育システム担当検討部会国際ラダー作業部会との協働で行った。
(3)本学会の英語ホームページの更新を行った。
(4)11月22日と2月21日の2回、WANS理事会(遠隔会議)へ参加した。
- 8.2022年度 災害看護活動委員会報告 佐々木敦美理事 (報告資料8)
佐々木敦美理事より、報告資料8に基づき以下の報告がされた。
(1)第23回学術集会にて、交流セッション「中長期における災害看護活動の人材育成」を開催し、好評であった。
(2)3月5日講師2名によるWEBセミナーを開催し、136名が参加し、大変好評であった。
片岡奈津子氏(NPO法人そーる理事長)「被災した地域住民への災害看護実践の報告」
香川真実氏(ケアプロ株式会社)「地域における災害時の訪問看護ステーションの役割とBCP策定」
- 9.2022年度 歴史研究委員会報告 大林理事 報告資料9
大林理事より、報告資料9に基づき以下の報告がされた。
(1)第23回学術集会にて、交流セッション「時を超えて蘇る<赤十字の記憶>~コロナ禍のいま、赤十字の感染症対策の歴史を振り返る」を開催し、68名の参加があった。
(2)第24回学術集会にて、交流セッション「東北での震災の歴史を未来へ紡ぐ 震災の危機を乗り越えて」を企画している。
(3)学会HP「会員ページ」の名称を「赤十字看護の歴史の資料室」に変更し、オープンアクセスとした。
- 10.日本看護系学会協議会について 鎌倉理事 報告資料10
鎌倉より、報告資料10に基づき、総会に出席するとともに協議会開催の研修会(3月16日看護ケアのガイドライン研修会)に参加し、情報収集を行ったことが報告された。
- 11.看護系学会等社会保険連合について 鎌倉理事 報告資料11
鎌倉理事より、報告資料11に基づき、①令和4年度第1回看護技術検討委員会・診療報酬体系のあり方に関する検討委員会(9月28日開催)、②第2階看護技術検討委員会(3月29日開催)、③第15回情報交換会(11月11日開催)、④第22回三保連シンポジウム(3月3日開催)に参加し、情報収集を行ったことが報告された。
- 12.将来構想の課題検討について 守田理事長 報告資料12
守田理事長より、報告資料12に基づき以下の報告がされた。
(1)安定的な財務基盤形成のため、2023年4月から年会費を7,000円から10,000円へ値上げ(2022年6月総会決定事項)した。
(2)法人化も見据えて社会的信頼を獲得するために、2022年12月に日本学術会議協力学術研究団体へ申請をし、現在、申請結果待ちの状態である。(第8期新規活動)
(3)法人化組織の検討については、申請・管理をする上で必要となる行政書士、税理士等の専門家からの情報収集を行い、その専門家自体も信頼に値すると考えている。初期費用90~100万円、維持費用50~60万円/年間が必要となる見込みである。法人化は現時点で具体的に申請等を行っている状況ではなく、2023年度以降の財務状況を分析しながら検討する方針である。
(4)本学会の特徴を生かした活動については、2022年に看護部長(北海道帯広にて清水赤十字病院 大沼まゆみ看護部長)が学術集会長を初めて担う学会を開催し、2023年は石巻赤十字病院 高橋純子副院長が学術集会長を担当する。また、日本赤十字社本社医療事務局、看護部との連携を強化し、今後も臨床と教育、研究をつなぐ役割を果たす方向で関連部署との連携を緊密にしていく。今後は赤十字の6大学や病院関係機関への後方活動を活発化し、会員増に取り組んでいく。
- 13.第24回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 髙橋第24回学術集会長 報告資料13
髙橋第24回学術集会長より、報告資料13に基づき以下の報告がされた。
(1)プログラムと日程表は、既にHPに掲載された状況である。
(2)参加登録は資料では182名(2023.6.2時点)となっているが、本日(2023.6.16時点)で265名である。石巻赤十字病院内でも20数名はまだ登録をしていない状況のため、目標の300名に到達できる見込みである。
(3)発表者および共同演者の学会会員登録の確認は、既に終えている状況である。
(4)抄録集は、現在収集中であり、校正を6月中旬までに終え、7月上旬には発送予定である。
(5)運営マニュアルは、業者に依頼をしながら当日の人員配置の検討も含め、進行表を現在作成中の段階である。
(6)総会の準備についても、学会本部指導の下、準備を進めている状況である。
・最後に、当日スライドにて第24回学術集会の概要が説明された。災害だけではなく、人道危機という観点からも、赤十字ならではの内容を予定している。特別企画Ⅲとして学生企画を予定しているが、参加者が10数名ほどのため、更に参加者を募集している。特別企画Ⅰ・Ⅱでは災害伝承企画を予定している。特別コンベンションツアーは既に満席となっている。
- 14.第25回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 奥村第25回学術集会長代理 報告資料14
奥村第25回学術集会長代理より、報告資料14に基づき報告された。第25回学術集会は、テーマを「赤十字の看護-本質を捉えるー」とし、2024年7月20日(土)・21日(日)に日本赤十字広島看護大学にて開催予定である。プログラムは現在企画中であり、特別講演として「赤十字看護の本質」を川嶋みどり先生に依頼している。教育講演では、Ⅰ「人間が〈成長〉するということ、また教育することの本質を捉える」、Ⅱ「混合研究法の探求」の2つのテーマで、シンポジウムは「多職種連携の本質」と「看護教育へのDX活用の本質」の2つをそれぞれ企画している。また、テーマセッションや市民公開講座、特別企画として「赤十字看護職の人材育成の本質」も予定している。ランチョンセミナーについては2社を準備している状況であり、各委員会からの交流セッションと共に一般からも応募を受け入れする予定である。広島市出身の画家 照沼彌彦氏の実母(広島赤十字大学1期生の看護師)の肖像画を使用したポスターを作成中であり、第24回学術集会にて配布を予定している。
質疑応答
参加者より以下の1点について質疑があった。
各委員会の活動については広範囲な活動が報告されており、様々な講演会やセミナーを主催していたが、各会員への通知は何を通してどのようにされているのかとの質問があった。
守田理事長より、各委員会の活動計画や、研修会等を行うことについてはHPで案内をしているが、各会員への通知は課題であり、もっと発信が必要であることが説明された。また、川上理事より臨床看護実践開発事業委員会では、2022年度に「肥厚爪」の動画を使った研修を行ったが、これは今年度、学会員へ発信するためのトライアルとして行った活動であったとの説明があった。まずは委員会メンバー内で検討をし、今年度、学会員に向けてより工夫したかたちで勉強会を開催したいと考えていることが説明された。
審議事項
- 1.2022年度決算報告 安倍理事 (審議資料1)
安倍理事より、審議資料1に基づき2022年度日本赤十字看護学会決算案と特別決算について報告された。今年度より学術集会の会計を一般会計に組み込んでいる。収入は、第23回学術集会と雑収入が予算を上回り、収入合計も予算を上回った。支出は、理事会等がWEB開催となり支出が抑えられたこと、事業費は学術集会決算も組み込んだことから決算が予算を上回ったこと、それに伴い支出の合計は予算を約270万円上回り、当期収支差額は予算より決算が約8.7万円上回ったことが報告された。
- 2.2022年度会計監査 小森監事・田中監事 (審議資料2)
小森理事より、審議資料2に基づき2022年度一般会計および特別会計の会計業務執行状況の監査を行い、会計帳簿・証明書等を照合調査の結果、相違ないことが認められたことが報告された。
参加者から、監事の監査は会計監査のみで理事の活動監査は行われていないのかという質問があった。
守田理事長より、会則13条の確認がされ、監事は実態としても事業内容の監査も行っているため、文章の形式を修正・改善をしていく方針であるとの説明があった。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 3.2023年度事業活動計画(案) 守田理事長 (審議資料3)
守田理事長より、審議資料3に基づき2023年度事業活動計画の報告がされた。これまでの事業計画に加え、質疑で挙がったように会員への情報発信が課題として新たに加わった。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 4.2023年度予算(案) 安倍理事 (審議資料4)
安倍理事より、審議資料4に基づき2023年度予算案の説明がされた。収入は、2023年度より年会費を値上げしたため2022年度予算を上回る見込みである。支出は、会議費として総会と理事会をそれぞれ1回の対面を予定していること、定常委員会事業費ではコロナ感染症5類移行に伴い活動を活発化させるため、それぞれ2022年度予算を上回る案であることが説明された。
守田理事長より、会費を1万円に値上げして活動を活発化させる方針となっていること、各委員会の会議費等については引き続きWEB開催等の工夫がされていることが加えて説明された。
参加者からの質疑はなく、承認された。
- 5.選挙管理委員の承認について 守田理事長 (審議資料5)
守田理事長より、規定に基づき理事会より選挙管理委員として5名が推薦され、承認された。
- 6.第26回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について 守田理事長 (審議資料6)
守田理事長より、会則18条に則り第26回日本赤十字看護学会学術集会長に佐藤章子氏(福岡赤十字病院看護部長)が推薦され、承認された。
資料
報告 | |
1)2022年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2)2022年度庶務報告 | 報告資料2 |
3)2022年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
4)2022年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
5)2022年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
6)2022年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
7)2022年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
8)2022年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
9)2022年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
10)日本看護系学会協議会について | 報告資料10 |
11)看護系学会等社会保険連合について | 報告資料11 |
12)将来構想の課題検討について | 報告資料12 |
13)第24回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 | 報告資料13 |
14)第25回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 | 報告資料14 |
審議事項 | |
1)2022年度決算報告 | 審議資料1 |
2)2022度会計監査 | 審議資料2 |
3)2023年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
4)2023年度予算(案) | 審議資料4 |
5)選挙管理委員の承認について | 審議資料5 |
6)第26回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について | 審議資料6 |
議事録署名人 天艸 成子 [押印省略]
議事録署名人 吉田 みつ子 [押印省略]
評議員会議事録第22回
2022年6月17日(金)会場:WEB(ZOOM)
第22回評議員会議事録
日時
2022年6月17日(金)19:00~20:30
場所
WEB会議ZOOM
司会
井部俊子副理事長
議長
守田美奈子理事長
出席者
【評議員】尾山とし子、山本美紀、松澤由香里、佐藤千雪、野地啓子、森岡薫、天艸成子、
池田美里、井本寛子、大和田恭子、川嶋みどり、小宮敬子、関根光枝、田口実里、武井麻子、
力石陽子、筒井真優美、内木美恵、中根直子、吉田みつ子、秋江百合子、小林洋子、近森清美、
東野督子、間淵元子、小林尚美、中川典子、橋添礼子、松本ゆかり、川西美佐、迫田綾子、
新道幸惠、谷口理恵、阿部オリエ、下山節子、東智子、松永由紀子
【監事・理事】守田美奈子、井部俊子、佐々木敦美、原玲子、川上潤子、佐々木幾美、伊藤明子、鎌倉やよい、大林由美子、田村由美
【監事】小森和子、田中孝美
【指名理事】安部陽子、喜多里己
第23回学術集会長 大沼まゆみ
第24回学術集会長 髙橋純子
議事録署名人 : 秋江百合子、 山本美紀
書記 : 佐藤明子
開会宣言
喜多理事より、評議員会参加者40名委任状7名計47名であり過半数の評議員会開催条件を満たしていることが報告され、開会が宣言された。(最終参加者:評議員会参加者49名、委任状7名、計56名)
開会のあいさつ
守田理事長より、今期より新たな理事体制になり、前理事会からの課題を引き継ぎながら検討を進めているという挨拶がなされ、審議事項を含めて議事の円滑な進行への協力が依頼された。
【報告事項】
- 2021年度 理事会および評議員会報告 喜多理事 (報告資料1-1・1-2)
喜多理事より、報告資料1-1・1-2に基づき、2021年度理事会が計7回(WEBで5回、書面にて2回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2021年度 庶務報告 喜多理事 (報告資料2)
喜多理事より、報告資料2に基づき(1)2021年度の正会員入会者81名、正会員脱会者が177名であったこと、(2)2022年3月31日現在名誉会員5名、正会員数1086名、賛助会員1名、会員総数1,092名であることが報告された。
- 2021年度 編集委員会報告 田村理事 (報告資料3)
田村理事より、報告資料3に基づき、以下の報告がなされた。
(1)学会誌第22巻第1号を編集および発行した(原著2編、研究報告2編、資料2編)。
(2)学会誌第22巻1号の発行に向けて、11編の査読を行った。
(3)J-STAGEへの学会誌の掲載は、第22巻第1号より随時掲載に移行し、6編の掲載を行った。
(4)迅速査読システム導入にむけて、学会誌投稿規定の改定案や迅速査読のフロー、必要な予算について検討されている。
- 2021年度 広報委員会報告 原理事 (報告資料4)
原理事より、報告資料4に基づき、以下の報告がなされた。
(1)学会ホームページの維持・管理を行ったこと、理事交替の年度にあたり、理事長はじめ各理事の挨拶、委員会の紹介を修正したこと、歴史研究委員会の要請を受けて、「赤十字ミュージアム」のバナーを新規で作成し、日本赤十字社本社のHPとリンクできるように配置したこと、学会アクセス数は、総数38,836件と昨年度より2.3%増加し、理事交代等による影響が考えられること
(2)ニュースレターVol.19を12月に発行し、記事内容は、「理事交替の挨拶」、「長野赤十字看護専門学校の閉校について」「日赤医療センターの苫米地則子看護師長のフローレンス・ナイチンゲール記章受賞を受けて」「新型コロナウイルスの感染に関する赤十字看護師の活動」等の記事を掲載したことが報告された。
- 2021年度 研究活動委員会報告 佐々木幾美理事 (報告資料5)
佐々木幾美理事より、報告資料5に基づき以下の報告がなされた。
(1)2022年度研究助成について2021年12月1日から2022年1月21日に申請書受付を行い、4件の応募があり4件に対して助成が決定したこと、また、2019年度助成、2020年度助成を受けた研究者より、COVID-19に伴う研究活動の遅れが生じたことによる研究期間の再延長・延長の申し出があり、1年間延長することが承認された(2023年3月終了予定)
(2)本学会誌第19巻(2019)、第20巻(2020)、第21巻(2021)に掲載された26論文(原著、研究報告、実践報告)から研究奨励賞を下記2論文に決定したことが報告された。
①黒田裕美(2021).熊本地震被災地域にある医療施設に勤務する看護師の心的外傷後ストレス障害の実態.21(1),1-9.
②遠山義人(2019).若年成人期に精巣腫瘍の診断・治療を受けた人の経験.19(1),1-9.
(3)2022年3月5日、深谷基裕氏による「優れた実践を学会で共有してみよう-実践報告・事例報告のススメ」と題して、看護研究セミナーを開催し59名の参加があり好評であったことが報告された。
- 2021年度 臨床看護実践開発事業委員会報告 川上理事 (報告資料6)
川上理事より、報告資料6に基づき、以下の報告がなされた。
(1)第22回学術会議で「高齢者のフットケア」に係る交流集会を実施した。作成動画の共有を検討している
(2)診療報酬関連事業として、すぐれた技の発掘のために、「足部の病変をもつ高齢者へのフットケア指導料の新設」へむけて要望書を申請しヒアリングを受け、申請は通らなかったが得られた助言を次年度の計画へつなげた。
(3)臨床に埋もれている優れた看護実践を発掘するために、赤十字の理念に触れたことのある熟練看護師へインタビューした結果をまとめ、HPに掲載予定である。
(4)各委員メンバーがCOVID-19下での看護実践についてまとめたことを、第23回学術集会の交流集会のテーマにつなげていく予定である。
- 2021年度 国際活動委員会報告 伊藤理事 (報告資料7)
伊藤理事より、報告資料7に基づき、以下の報告がなされた。
(1)グローバルヘルスの視点をもつ赤十字看護師の育成に取り組むことを目標とし第23回学術集会の交流集会で「災害時の外国人被災者への支援」を開催し、第24回学術集会では「災害における訪日・在留外国人の現状と課題」を企画している。
(2)日本赤十字社看護部継続教育システム担当者検討部会の国際ラダー作業部会と共同で、「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」におけるレベル別の「グローバルヘルスの研修の教材作成」を始めるにあたり、手順調整を開始した。
(3)海外からの閲覧者を意識し本学会の英語ホームページの更新を開始し、歴史研究委員会の掲載にも取り組んだ。
(4)WANS理事会(遠隔会議)へ参加した
- 2021年度 災害看護活動委員会報告 佐々木敦美理事 (報告資料8)
佐々木敦美理事より、報告資料8に基づき以下の報告がなされた。
(1)WEB会議を3回実施し、活動目的・活動方針の検討を行い、①災害発災時の支援活動及び情報提供をおこなう、②教育・広報活動を通して、災害看護の関心を高め、地域防災・減災に努める、③中長期における災害看護活動の人材育成~赤十字看護職への期待~をテーマとした交流集会を開催する、④日本赤十字看護学会としての災害看護活動のあり方について、検討することを確認した。
(2)第22回日本赤十字看護学会学術集会にて、交流集会「赤十字の災害看護に期待されるもの」と口演発表「災害時の受援に関する文献検討」を行った。
(3)第23回日本赤十字看護学会学術集会にて交流集会「中長期における災害看護活動の人材育成 ~赤十字看護職への期待」を企画している。
- 2021年度 歴史研究委員会報告 大林理事 (報告資料9)
大林理事より、報告資料9に基づき、以下の説明がなされた。
(1)2回のWEB会議、1回のメール会議を開催した。
(2)第22回学術集会にて交流集会「スペインインフルエンザと看護‐パンデミックと赤十字の看護を考える‐」を実施した。
(3)第23回学術集会にて交流集会「時を超えて甦る『赤十字の記憶』-コロナ禍のいま、赤十字の感染症対策の歴史を振り返る-」を企画している。
(4)赤十字看護の歴史に関する史・資料の情報更新として、会員ページの「日本赤十字社と看護の歴史に関する文献」に7文献を追加したこと、日本赤十字社情報プラザ「赤十字WEBミュージアム」のリンクバナーを学会ホームページに配置していることが報告された。
- 日本看護系学会協議会について 鎌倉理事 (報告資料10)
鎌倉理事より、報告資料10に基づき(1)2021年9月25日(土)「公開シンポジウム:WITH/AFTERコロナ時代の看護とデジタルトランスフォーメーション」(日本学術会議主催JANAが共催)に参加したこと、2022年1月6日(木)JANA理事会による情報交換会:①JANA将来構想の全体像、②日本学術会議の改革とJANAとの共同、③APN制度グランドデザイン検討にむけた看護系学会協働によるエビデンスづくりに参加したことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について 鎌倉理事 (報告資料11)
鎌倉理事より、報告資料11に基づき(1)特定行為に関連した第13、14回情報交換会、三保連合同シンポジウムに参加したこと、(2)看保連診療報酬あり方委員会・看護技術検討員会・介護報酬あり方委員会令和3年度第1回合同委員会に出席したことが報告された。
- 第23回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 大沼理事 (報告資料12)
大沼理事より、報告資料12に基づき(1)発表者は会場発表とWeb発表の両方にし、口演発表総数48題(会場発表36題、Web発表12題)示説発表総数27題(会場発表18題、Web発表9題)の予定であること、(2)参加登録は 401名6月13日17:00現在(会場参加154名、Web参加199名)であること、講演集は6月20日頃発送開始となること、(3)運営マニュアル、人員配置検討及び進行表、総会の準備等進めていることが報告された。
- 第24回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 高橋理事 (報告資料13)
髙橋理事より、報告資料13に基づき、第24回日本赤十字看護学会学術集会はテーマを「赤十字看護の伝承と躍進」とし、令和5年7月29日(土)~30日(日)仙台市戦災復興記念館にて参集型で行うことについて検討していることが報告された。
質疑応答
参加者より以下の2点について質疑があった。
(1)庶務報告の内容から、「会員数1092名」について、近年の増減の推移や理事会としての想定に見合う数なのかという質問があった。喜多理事より、微減状態が継続していること、会員数増加を目指していることが説明された。守田理事長からは、1200名前後で推移してきたが学会開催前後の増減を含めても大変残念ながら減少傾向にあり、体制整備を進め会員確保への取り組みにつなげる予定であると説明があった。参加者からは、なぜ減少するかどのように増やすかについて理事会等で討議してもらいたいと依頼があった。
(2)編集委員会報告について、現在、原著と研究報告を分けているがこれについては何か検討されているかとの質問があった。田村理事より、委員会では検討課題とはされていないことについて説明があり、規約には独創的な論文か否かが原著と研究報告の違いとして明確に示されていることが説明された。
【審議事項】
- 2021年度決算報告 安部理事 (審議資料1)
安部理事より、審議資料1に基づき2021年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。収入では、第22回学術集会からの寄付により予算を上回ったこと、支出では、全体に会議費がWEB開催となり支出が抑えられたことから予算よりも約260万円抑えられたことが報告された。
- 2021年度会計監査 小森監事・田中監事 (審議資料2)
田中監事より、審議資料2に基づき2021年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないこと、また、会計士による監査を受け、相違ないことを認められたことが報告された。参加者からの質疑はなく2021年度決算は、会計監査を含め承認された。
- 2022年度事業活動計画(案) 守田理事長 (審議資料3)
守田理事長より、審議資料3に基づき2022年度事業活動計画の説明がなされた。従来と同様の事業計画に加え、学会の運営強化策として(1)会費の値上げ、(2)法人化の推進、(3)日本学術会議協力団体への申請を検討していることが説明された。会費の値上げ及び法人化については前任理事会における将来構想委員会からの引継ぎ事項として取り組むこと、日本学術会議協力会議協力団体への申請は今回初めての提案であり、学会の信頼度を高め会員増加にもつなげたいことが説明された。参加者からの質疑はなく、2022年度事業計画(案)は承認された。
- 2022年度予算(案) 安部理事 (審議資料4)
安部理事より、審議資料4に基づき予算案が説明された。対面会議が可能となっても黒字予算を重視し、会議を遠隔で行うことで会議費を削減し、緊縮財政予算としていることが説明された。参加者からの質疑はなく、2022年度予算(案)は承認された。
- 会費の値上げについて 守田理事長 (審議資料5)
守田理事長より審議資料5に基づき、会費値上げ案の経緯として2000年の発足時5,000円から2006年7,000円に変更後20年間維持してきたこと、しかし財政上の課題から2019年度総会で会費値上げ案が提出され、2020年度総会で議決後2022年度から値上げを実施する事業計画案が承認されたこと、しかしCOVID-19感染拡大のため2020年度総会は遠隔での会議になったこと等により会費値上げ議案の提案は見送られてきたことについて説明がされた。財政緊縮への努力等により赤字決算は免れているが、赤字収支(実質収支)の持続や学会組織の整備及び学会活動の活性化の推進、学術団体としての学会組織の更なる強化を目指し、これまでの経緯を踏まえ、2023年度より年会費を7000円から10,000円に値上げすることが提案された。参加者より賛成の意見があり、出席者過半数以上の同意を得て承認された。
- 第25回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について 守田理事長
守田理事長より、会則18条にのっとり第25回日本赤十字看護学会学術集会会長に村田由香氏(日本赤十字広島看護大学副学長)が推薦され、承認された。
【資料】
報告 | |
1)2021年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2)2021年度庶務報告 | 報告資料2 |
3)2021年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
4)2021年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
5)2021年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
6)2021年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
7)2021年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
8)2021年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
9)2021年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
10)日本看護系学会協議会について | 報告資料10 |
11)看護系学会等社会保険連合について | 報告資料11 |
12)第23回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 | 報告資料12 |
13)第24回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 | 報告資料13 |
14)その他 | |
審議 | |
1)2021年度決算報告 | 審議資料1 |
2)2021度会計監査 | 審議資料2 |
3)2022年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
4)2022年度予算(案) | 審議資料4 |
5)会費の値上げについて | 審議資料5 |
6)第25回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について | |
議事録署名人 秋江百合子 【押印省略】
議事録署名人 山本美紀 【押印省略】
評議員会議事録第21回
2021年6月18日(金)会場:WEB(ZOOM)
第21回評議員会議事録
日時
2021年6月18日(金)19時00分~20時30分
場所
WEB会議ZOOM
議長
高田早苗 理事長
出席者
評議員:安部陽子、大西文子、大林由美子、川嶋みどり、川名るり、小林尚司、
小林洋子、坂口千鶴、佐々木幾美、杉浦美佐子、ソルステインソンみさえ、谷口理恵、
筒井真優美、内木美恵、野口眞弓、東野督子、樋口佳栄、前田久美子、松尾文美、
村瀬智子
監事・理事:安藤広子、江本リナ、吉田みつ子、河口てる子、小森和子、小山眞理子、
高田早苗、田母神裕美、鶴田惠子、西片久美子、西村ユミ、本庄恵子
指名理事
川原由佳里、齋藤英子
第22回学術集会長
鎌倉やよい
第23回学術集会長
大沼まゆみ
書記
塚本恵弥
議事録署名人
大林由美子、坂口千鶴
開会宣言
齋藤理事より、評議員会参加者29名、委任状19名、計48名の評議員会開催条件を満たしていることが報告され、開会が宣言された。
開会あいさつ
高田理事長より、評議員会は昨年度よりWEB開催となっていることが説明され、年1回の評議員会であるため積極的な議論が依頼された。
報告事項
- 2020年度理事会および評議員会報告(齋藤理事)(報告資料1-1・1-2)
齋藤理事より、報告資料1-1・1-2に基づき2020年度理事会が計9回(WEBで5回、書面にて4回)開催されたこと、評議員会がWEBで1回開催されたことが報告された。
- 2020年度庶務報告(齋藤理事)(報告資料2)
齋藤理事より、報告資料2に基づき(1)2020年度の正会員入会者128名、正会員脱会者172名であったこと、(2)2021年3月31日現在名誉会員4名、正会員数1,183名、賛助会員1名、会員総数1,188名であることが報告された。
- 2020年度編集委員会(西村理事)(報告資料3)
西村理事より 報告資料3に基づき(1)学会誌第21巻第1号を編集および発行したこと(令和3年3月発行、原著3編、研究報告5編、実践報告2編、資料2編)、(2)学会誌第21巻第1号の発行に向けて19編の査読を行ったこと、(3)オンライン査読システムの安定化に向けシステムと手続きの修正を行ったこと、(4)J-STAGEへの学会誌第20巻第1号の搭載と第22巻1号より随時搭載に移行したこと、(5)学会誌投稿規程の改定(論文の種類に応じた文字数とし、最大文字数が増加していること)を行ったことが報告された。
- 2020年度広報委員会報告(西片理事)(報告資料4)
西片理事より、報告資料4に基づき(1)ホームページの維持・管理を行ったこと(年1回のログ解析の結果共有され「学会からのお知らせ」に953アクセスあったこと、「学会出版物・報告」へのアクセス数が前年の1,461から2,049に増えていること、モバイルの利用者が多い傾向にあること)、(2)ニュースレターVol.18を11月に、川嶋みどり先生執筆「ナイチンゲール生誕200周年にあたって思うこと」、「新型コロナ禍での取り組み」、「令和2年7月豪雨への支援と課題」を特集し発行、共感や賛同などの反響が見られたことが報告された。
- 2020年度研究活動委員会報告(吉田理事)(報告資料5)
吉田理事より、報告資料5に基づき(1)2021年度研究助成の募集及び選考について応募がなかったこと、2019年度助成を受けた研究者よりCOVID-19 に伴う遅れにより研究期間の延長の申し出があり、1年間延長することが承認されたこと、(2)看護研究セミナー(2021年3月13日)をオンラインで開催し、全国からの参加があり好評であったため、今後もオンラインでの開催を検討したいと報告された。
- 2020年度臨床看護実践開発事業委員会報告(本庄理事)(報告資料6)
本庄理事より、報告資料6に基づき(1)臨床に埋もれている優れた看護実践を発掘するために、赤十字の理念にふれたことのある熟練看護師を参加者とするインタビュー調査を実施し、分析をしていること、(2)優れた看護の技を浸透させるために、「足部の病変をもつ高齢者のフットケア」について、診療報酬に関する要望書を作成し提出していること、(3)2021年度学術集会で交流集会【「高齢者のフットケア」生活を支える看護介入の実現に向けて】を企画していることが報告された。
- 2020年度国際活動委員会報告(河口理事)(報告資料7)
河口理事より、報告資料7に基づき(1)新型コロナ感染防止のため遠隔会議を3回実施したこと、(2)「日本の中の国際社会」をテーマに、各委員が各地域で海外からの移民(研修生等)等の統計資料収集、北海道のベトナム人研修生についての聞き取りを行ったこと、(3)2021年度学術集会で交流集会「災害時の外国人被災者への支援」を企画したこと、(4)世界看護科学学会(WANS)理事会第6回大会中止後の対応について、11月5日にWANS理事会(遠隔会議)が開催され、新理事長の選出は各団体が候補者を推薦することになったこと、2024年の学術集会はインドネシアが立候補していることが報告された。
- 2020年度災害看護活動委員会報告(安藤理事)(報告資料8)
安藤理事より、報告資料8に基づき(1)災害時の情報収集及び広報活動として、学会ニュースレター18号に「令和2年7月九州豪雨への支援と課題」を掲載、学会ホームページへ、①「災害急性期における受援体制の整備促進のための取り組み~日本赤十字看謹学会災害看護活動委員会の活動を通して~」、②「『コロナ禍』における災害被災者看護支援の現状と課題~令和 2 年 7 月九州豪雨災害 の体験を通して~」を掲載したこと、(2)災害看護活動に関する検討(受援体制と赤十字の看護活動の発展)の報告として、①2021年度学術集会で交流集会「赤十字の災害看護に期待されるもの~赤十字の災害看護活動はどう見られているか~」を企画していること、②口演発表「災害時の受援に関する文献検討」を行うことが報告された。
- 2020年度歴史研究委員会報告(川原理事)(報告資料9)
川原理事より、報告資料9に基づき(1)1回のZOOM会議、4回のメール会議を開催したこと、(2)2021年度学術集会で交流集会「スペインインフルエンザと看護−パンデミックと赤十字の看護を考える」を企画したこと、(3)歴史に関する史資料にアクセスできるシステム作りとして、赤十字と看護の歴史に関する論文ページを作成し、広報委員会の協力を得て、学会ホームページの会員限定ページに公開したこと、(4)ニュースレター発行時期に歴史研究委員会で調べたスペインインフルエンザと看護をテーマとした史料紹介をメールマガジンで4回配信したこと、(5)軍事研究に関するポリシー作成に向けた検討は現在ペンディングであることが報告された。
- 2020年度将来構想委員会報告(小山理事)(報告資料10)
小山理事より、報告資料10、「日本赤十字看護学会の将来構想について」に基づき、3年間の委員会活動の総括として報告があった。委員会は計8回とメール会議で開催し、財務分析、法人化、役員選出の方法、学会や学術集会の在り方、および本学会の特性と課題について検討し、今後の学会の方向性について検討した。(1)将来構想に向けた会員調査の結果、選挙制度について教育と臨床実践の会員比率に沿った理事と評議員の割合が望ましいとの意見に基づき、選挙改革について理事会に提案し、評議員会の議を経て、今年の選挙から実施され、次期の評議員・理事は教育と臨床のバランスが調整されている。(2)財務分析について、過去7年間の予算決算概況、この1、2年における支出増の要因、今後の一般会計予算の見通し等検討し、近い将来値上げが必要であることが示唆されたが、対面の総会で会員への説明ができていないこと、選挙制度改革もあったことから、年会費の値上げの検討は次期理事会での検討課題とした。(3)法人化についても、前述と同様の理由で次期理事会での継続審議とする。(4)学会および学術集会のありかたとして、①専門を限定せず、赤十字という柱を持ちながら多様な領域の研究発表を可能とする学会であることを特色として打ち出す、②実践の場における問題、困難や新たな試み、工夫等を実践報告として積極的に取り上げ、継続的に検討していく、③赤十字諸活動、人道支援や災害受援等及びそのための国内国際的諸機関との協働を取り込む等の方策を提案した。尚、本報告書は評議員会後、ホームページに公表予定であることの報告があった。
- 日本看護系学会協議会について(田母神理事)(報告資料11)
田母神理事より、報告資料11に基づき(1)社員学会47学会(2021 年3月現在)であること、(2)社員総会が6月21日に開催されたこと、(3)ニュース レター速報 (2020. Vol.1) から、ニュースレター第28号が発信されたこと、(4)ワークショップ「看護ケアのガイドライン作成・活用に向けて」がWEB開催されたこと、(5)新型コロナ対応の声明等として、2020年12月22日:「国民の皆様ヘメッセージ :新型コロナウイルス感染症拡大状況下において」、「看護職の皆様への応援メッセージ:新型コロナウイルス感染症拡大状況下において」(日本看護系大学協議会、日本看護系学会協議会)発出、2021年1月19日:「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの訪間看調師等への早期接種に関する要望書」(厚生労働大臣あて)が提出されたこと、(6)「日本看護系学会協議会 (JANA ) COI管理ガイドライン」、「論文投稿ハンドブック不適切な行為を避けるために」が作成されたことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(田母神理事)(報告資料12)
田母神理事より、報告資料12に基づき(1)社員学会52 団体であること、(2)社員総会へは当学会から看保連理事として参画していること、(3)令和3年度介護報酬改定に関する要望書を提出したこと、(4)診療報酬改定の対応として、当学会からフットケアに関する要望書を提出予定であること、(5)講演会等の開催について報告された。
質疑応答
参加者から編集委員会の採択率について質問があり、西村理事より、査読者とのやりとりをしっかりと行なえば採択率は高いと説明され、積極的な投稿への勧めが依頼された。加えて、査読システムの導入により、査読がスムーズになっていること、文字数も2万字となっていること、公開方法もJ-Stageの随時掲載、半年に1回ホームページへの掲載に変更となっているため、よりスピーディーになっていることが説明された。
査読件数の年間推移について質問があり、一時コロナの影響で件数の落ち込みが見られることもあったが、本年度に入り投稿数も増え、常に10件程度の査読件数が定着していると説明された。
高田理事長より、大学・大学院の卒業生の公表の場として活用することで、さらなる発展につなげてもらいたいとの依頼があった。
- 第22回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(鎌倉学術集会長)
鎌倉学術集会長より、学会ホームページに基づき準備状況として、確定した日程プログラム、ホームページWEB開催入口より講演集の閲覧が可能であると説明された。現在、事前参加登録会員168名、非会員30名、学生4名であると報告された。
- 第23回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(大沼学術集会長)
大沼学術集会長より、報告資料13に基づき、第23回学術集会を「赤十字看護の未来へ コロナ危機を乗り越えて」をメインテーマに、コロナ危機を乗り越えた先の未来を創造したい。2年に渡りコロナウイルスと闘う赤十字の看護は教育および医療・看護の現場が新しい知恵とITで乗り越え、歴史を創ると確信している。教育と臨床の現場が経験したことを共有して情報発信することで、今後必ず来る新興感染症への備えを考える機会としたいと説明された。会期:2022年7月16・17日、会場案:帯広市とかちプラザ、WEBおよび一部参集のハイブリッドで検討している。現在、スポンサーおよび運営企画会社を選定し、企業協賛の詳細調整、予算案を作成している。また様々な協力機関との打ち合わせに入っているとことが報告された。
審議事項
- 2020年度決算報告(江本理事)(審議資料1)
江本理事より、審議資料1に基づき2020年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。全ての委員会がWEBでの開催となったため例年より支出が抑えられたこと、予算より支出が300万円に抑えられているものの、1回分の学術集会の助成金150万円は含まれていないことが説明された。
- 2020度会計監査(小森監事・鶴田監事)(審議資料2)
小森監事より、審議資料2に基づき2020年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないこと、また、2021年5月27日に会計士による監査を受け、相違ないことを認められたことが報告された。参加者からの質疑はなく2020年度決算は承認された。
- 2021年度事業活動計画(案)(齋藤理事)(審議資料3)
齋藤理事より、審議資料3に基づき2021年度事業活動計画の説明がなされた。従来と同様の事業計画に加え、総務のCOI(利益相反に関する指針)の整備については、本学会としての指針はあるが、JANAのガイドラインに合わせて整備の必要があると考え、計画案に挙げていると説明された。参加者からの質疑はなく、2021年度事業活動計画(案)は承認された。
- 2021年度予算(案)(江本理事)(審議資料4)
江本理事より、審議資料4に基づき予算案が説明された(学術集会の助成金が第23回・24回の2回分となっていること、WEB会議に必要なシステム整備、年会費納入のリマインドメールの業務委託費等について等)。参加者からの質疑はなく、2021年度予算(案)は承認された。
- 名誉会委員について(齋藤理事)(審議資料5)
齋藤理事より、審議資料5に基づき浦田喜久子氏の名誉会員への推薦が説明され、日本赤十字看護学会会則第二章第8条に基づき承認が求められた。参加者からの質疑はなく、浦田喜久子氏の名誉会員が承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果と承認について(代理 齋藤理事)(審議資料6)
服部選挙管理委員の代理で齋藤理事より、審議資料6に基づき日本赤十字看護学会評議員選挙について告知文発送2020年8月6日、開票日時2020年11月 29日、正会員数838名、被選挙人746名、投票者数428名、投票率49.5%、投票有効実数426名より選出された57名の評議員名簿が提示され報告された。さらに新評議員による、理事・監事選挙については、開票日時2021年3月5日、選挙人57名、被選挙人57名、投票者数51名、投票率89.0%、投票有効実数51名より選出された12名の理事・監事名簿が提示され報告された。高田理事長より、臨床と教育それぞれの所属で会員数を反映できるように選挙制度改革が行われたこと、選挙後に所属先が変わったなどの事情により、最終的にこの形になったとの説明がなされた。参加者からの質疑はなく、評議員及び新役員の選挙結果は承認された。
- 理事長と副理事長の承認について
高田理事長より、会則第12条に則り、次期理事長に守田美奈子氏、副理事長に井部俊子氏の選出について説明された。参加者からの質疑はなく、理事長と副理事長の承認がなされ、総会で承認を得る運びとなった。
- 第24回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
高田理事長より、会則18条に則り第24回日本赤十字看護学会学術集会長に髙橋純子さん(石巻赤十字病院看護部長)が推薦され、承認された。
- その他
齋藤理事より、総会(2021年7月3日12時半〜13時半、ZOOM開催)の案内ハガキを郵送しているため、QRコードを読み取り参加登録を行うよう依頼された。
高田理事長より、教育と臨床の会員構成を反映した選挙改革に加え、第23回・第24回の学術集会長が臨床からの選出となっていることに言及し、第23回の学術集会長の選出、承認の難しさが川口理事より共有された。最後に引き続き全体で盛り立てていくことを確認した。
資料
報告 | |
2020年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2020年度庶務報告 | 報告資料2 |
2020年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
2020年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
2020年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
2020年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
2020年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
2020年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
2020年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
2020年度将来構想委員会 | 報告資料10 |
日本看護系学会協議会について | 報告資料11 |
看護系学会等社会保険連合について | 報告資料12 |
第23回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 | 報告資料13 |
審議 | |
2020年度決算報告 | 審議資料1 |
2020度会計監査 | 審議資料2 |
2021年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
2021年度予算(案) | 審議資料4 |
名誉会員について | 審議資料5 |
評議員および新役員の選挙結果と承認について | 審議資料6 |
評議員会議事録第20回
2020年7月3日(金)会場:WEB(ZOOM)
第20回評議員会議事録
日時
2020年7月3日(金)18時~19時30分
場所
WEB(ZOOM)
出席者
理事:高田早苗、小山眞理子、安藤広子、江本リナ、河口てる子、田母神裕美、
西片久美子、西村ユミ、本庄恵子、吉田みつ子、川原由佳里、斎藤英子
監事:小森和子、鶴田惠子
評議員:安部陽子、大西文子、川嶋みどり、小林尚司、坂口千鶴、佐々木 幾美、
志賀くに子、杉浦美佐子、筒井真優美、内木美恵、野口眞弓、東智子
東野督子、樋口佳栄、松尾文美、村瀬智子、山田聡子
委任状提出者
赤塚あさ子、阿保順子、江尻昌子、江藤節代、小田初美、烏トキヱ、
川名るり、北素子、小林洋子、下山節子、高岸壽美、高島和歌子、根本とよ子、
原玲子、前田久美子、柳めぐみ
議長
高田早苗
議事録署名人
杉浦美佐子、小林尚司
議事録作成
塚本恵弥
議事
司会の小山眞理子理事より、日本赤十字看護学会会則第4章第23条に基づき、2020年度評議員会の開催が宣誓された。評議員52名のうち、WEB出席者29名、委任状16名、計45名の過半数で、評議員会が成立することが確認された。
理事長挨拶
高田理事長より、COVID-19禍での学術集会開催、評議員会のWEB開催について、評議員並びに関係者への労いの言葉が述べられた。苦労を共に分かち合いつつ、COVID-19終息を祈る中で今後の学会活動の運営について共に協議していきたいと挨拶が述べられた。
1.報告
- 1)2019年度理事会および評議員会報告
斎藤理事より報告資料1-1・1-2に基づき、2019年度理事会は計4回(WEB開催1回を含む)開催されたこと、評議員会が第20回学術集会前日に開催されたことが報告された
- 2)2019年度庶務報告
斎藤理事より報告資料2に基づき、(1)2019年度の正会員入会者数106名、退会者数144名、(2)2020年3月31日現在の正会員数1227名、名誉会員4名、賛助会員1名、会員総数1232名であることが報告された。
- 3)2019年度編集委員会報告
西村理事より報告資料3に基づき5点報告された。(1)学会誌第20巻第1号の編集および発行(令和2年3月発行)について、近年最も多い掲載数であること、(2)論文査読について、学会誌第20巻第1号の編集に向けて、2019年度は投稿論文21編の査読を行ったこと、(3)オンライン査読システムの安定化について、迅速かつ安定して査読が進められるように、システムと手続きの修正を行ったこと、(4)会誌第20巻第1号をJ-STAGEに搭載したこと、(5)内規、および学会誌投稿規程の改定について報告された。
- 4)2019年度広報委員会報告
西片理事より報告資料4に基づき、(1)リニューアル後のホームページの維持管理を継続して行い、20周年記念事業としてのリレートークやマイページの構築を関係部署と協同して行ったこと、加えて、リニューアル後のログ解析結果で、国際活動委員会、出版物、学会誌の閲覧数が多かったこと、(2)ニュースレターVol.17を11月末に発行し、会員配布をこれまでの郵送から、ホームページ上への掲載へ変更、学会出版物からダウンロードが可能であることが報告された。
- 5)2019年度研究活動委員会報告
吉田理事より報告資料5に基づき、(1)2020年度 研究助成の募集及び選考について、2019年10月1日から2020年1月31日に申請書受付を行い、1件の応募があり助成が採択されたこと。毎年年間30万円を2件、募集しているが応募数が少なく、今年度は10万円の少額での募集も行なったが応募が少なかったことが報告された。(2)看護研究セミナーの開催について、2019年9月15日遠藤花子氏により「英文タイトル・要約執筆ワークショップ」と題して、看護研究セミナーを開催し、23名が参加し好評であったことが報告された。
筒井評議員より、研究助成の応募者が少ない要因について質問があり、吉田理事より、広報活動を行っても応募数が少なく、2年以上の会員であることの規定が壁になっている可能性、また臨床からの応募者への研究計画書作成の支援の必要性などについて検討を進める旨の発言があった。昨年は1名の採択であったが、それ以前は採択ゼロという状況が続いていたため、今後、応募数が増えるようさらなる活動の必要性が確認された。
- 6)2019年度臨床看護実践開発事業委員会報告
本庄理事より報告資料6に基づき、(1)2019年度の学術集会の交流セッションとして、「臨床に埋もれている看護の技の発掘―優れた実践に至る思考を言語化しながら後輩を育成していく取り組み―」を企画実施したこと、(2)上記1を報告書としてまとめ、HPに公表したこと、(3)「臨床に埋もれている看護の技の発掘」にあたり、委員会として焦点をあてる課題について吟味し、会員の意見を聞くため、インタビュー調査を企画し協力者の目処もたっていたが、COVID-19の影響で、調査の実施を2020年度に延期することとなったことが報告された。
- 7)2019年度国際活動委員会報告
河口理事より報告資料7に基づき、(1)「日本の中の国際社会」をテーマに、各委員が個別に各地域、個別活動で情報収集を実施しており、今後、まとめたものの報告を計画していること、(2)英文HPについては,2020年2月に改訂版をアップし、リニューアルされていることと費用面から頻回なリニューアルを不要とするため、学会の主要な活動を記載する方針で改訂を行ったこと、(3)世界看護科学学会(WANS)第6回大会は、2020年2月末に大阪で開催予定であったが新型コロナウイルスのため中止となったことが報告された。
- 8)2019年度災害看護活動委員会報告
安藤理事より報告資料8に基づき、(1)第20回学術集会の交流セッションにおいて「災害急性期における医療機関への支援 ~災害時の受援体制の整備に向けて~」を開催し、アンケート結果(N=32)では高評価(97%)であったこと、(2)セミナー「地域包括ケア時代の災害対応 ~地域住民の命と健康を守る看護のしくみ“石巻モデル”を通じて ~」を開催したこと、(3)上記2つの実施結果から、第21回学術集会で「災害急性期における受援体制の整備促進のための取り組み」を発表予定であり、更に「受援」(病院の機能維持に焦点にあてて)について講演集の一般演題として学会誌に投稿する予定であること、(4)被災地の中長期支援に関する調査の一環として、岡山県総社市にてインタビュー調査を行い、学会HPで報告を検討していることが報告された。
- 9)2019年度歴史研究委員会報告
川原理事より報告資料9に基づき、(1)2回の委員会開催、(2)会員ページを共通PW、IDによる認証ゲートで開設し、更新を行っていること。論文掲載ページを企画していること、(3)第20回学術集会の交流セッションで、小原真理子先生を発表者として「日本赤十字救護看護婦であった母から学んだこと」、同じ会場での展示「赤十字の看護の歴史」を実施し、赤十字の看護の歴史について語り合う場を持つことができたこと、(4)第21回学術集会における交流セッションで細越幸子先生を発表者として「明治29年明治三陸大津波における日赤の災害救護、―岩手県に派遣された看護婦たちの足跡をたどる」を企画していたが中止になったこと、(5)軍事研究に関して、2019年11月17日に井上忠男先生(日本赤十字国際人道研究センター長)を招き、「有事における赤十字看護師の役割」をテーマに勉強会を実施したことが報告された。
- 10)2019年度将来構想委員会報告
小山理事より報告資料10に基づき、(1)4回の委員会開催(うち3回はweb会議)、(2)本学会の過去5年間の年会費の分析を行い、値上げの必要性について、昨年度の総会で報告、今年度の総会で値上げの議論が予定されていたが、コロナ禍等の状況を勘案し、今年度の総会では値上げの議論はしないこと、(3)本学会の将来構想に向けての会員調査(11月末〜12月末まで調査紙又は web調査)の結果、臨床からの理事、監事を現状より増やすことへの同意率が高かったことから、次年度の選挙から可能になるように、理事会、評議員会、総会で検討していくこと。制度の改正に向けて、選挙に関する規定改正案の提案も必要となること。また、学会への期待として挙げられた臨床と教育との連携推進、学術集会でのネットワーク形成や赤十字の実践等を、学術集会担当、各委員会へ共有していくこと(*調査結果については学会ホームページを参照)、(4)学会の法人化については、選挙制度の改正等の議論を経てからの検討となるため、2021年度からの新役員体制の下での継続審議とし、今後も検討を続けることが報告された。
- 11) 日本看護系学会協議会について
田母神理事より報告資料11に基づき、(1)協議会の社員学会が47学会となっていること、(2)社員総会が昨年6月に開催され、新役員について承認されたこと、(3)ニュースレター第27号の発信、(4)講演会等の開催による情報発信、(5)COVID-19(新型コロナウイルス感染症)への対応に際して、会員学会ならびに関連学会からの情報を集約し、日本看護系学会協議会のホームページに掲載し、情報発信を行っていることが報告された。
- 12) 看護系学会等社会保険連合について
田母神理事より報告資料12に基づき、(1)協議会の社員学会は社員数51団体であること、(2)社員総会が4月に開催され、新役員について承認されたこと、(3)診療報酬の提出を看保連より行い、2つの要望に関し、14項目について改定に反映されたことが報告された。
- 13)第21回日本赤十字看護学会学術集会状況報告
安藤理事より、資料13に基づき、テーマ「不確かな時の“生きる”を支える看護」としてWEB配信7月4日9時〜7月10日17時に変更し、明日より開催予定と報告された。開催方法は、「講演集」及び一部WEB配信(会長挨拶・講演、教育講演 2、「別れの乳房 97歳 赤十字従軍看護婦の証言」DVD 上映 )、参加者登録数216名、参加費5千円への変更、演題数口演31題(取下げ2 題)、示説30題と説明された。開催方法の変更から講演集の作成、修正等短期間で作業を進めてきたこと、学会員の協力への感謝の言葉、学会への参加が求められた。
- 14)第22回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告
学術集会長豊田看護大学の鎌倉学長の代理として事務局長山田さんより資料14に基づき、来年の学術集会テーマ「あたりまえの日常を護る~未来共創をめざす社会への貢献~」、2021年7月3日(土)4日(日)にウィンク愛知で開催予定と報告された。一般演題募集期間は2020年11月1日-12月20日、交流セッション募集期間は2020年11月1日-11月30日、事前参加申し込み期間2020年11月1日-2021年5月28日であると説明され、応募・参加が求められた。プログラムの内容は企画委員会中心に進めており、ホームページも近日中に公開予定と説明された。
2.審議事項
- 1)2019年度決算報告
江本理事より審議資料1に基づき、2019年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告され、異議なく承認された。
- 2)2019度会計監査
小森・鶴田監事より審議資料2に基づき、2019年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないことが報告され、異議なく承認された。
- 3)2020年度事業活動計画(案)
高田理事長より審議資料3に基づき、2020年度事業活動計画(案)について説明され、異議なく承認された。コロナ禍における新たな活動について、学会としてのあり方についてアイデアを共有してもらいたいと依頼された。川嶋評議員より、今こそコロナ禍の中で赤十字の看護師達がどんな看護を行っているのかを記録し、発表できる場を作ってもらいたいと提案された。高田理事より、記録にとどめて振り返れるよう、議論の場を準備していきたいと学会としての方向性が確認された。本庄理事より、委員会の専門看護師を中心に、感染下で病と共に生きる患者への看護やインタビューに協力いただける予定の方々に赤十字看護の技を聞いていきたいと今後の展望が述べられた。川原理事より、感染の歴史は繰り返されているため、その中の看護について共有していきたいと述べられた。
- 4)2020年度予算(案)
江本理事より審議資料4に基づき、2020年度予算(案)について2020年度日本赤十字看護学会の一般会計予算に関して説明された。西村理事より編集委員会の予算に絡み理事会で議論された2点、学会誌へは論文のみの掲載とすること、紙媒体の販売を中止しWEB上での論文掲載が承認されていると報告された。また、高田理事より学術集会の講演等については、ホームページ上に掲載していく予定と説明された。
- 5)評議員選出に関する規定の改訂について
斎藤理事より審議資料5に基づき、先述の将来構想委員会報告を鑑みて、臨床からの評議員や理事就任に向けて、会員の所属比率を考慮した評議員・理事選出に向けた規程と申し合わせの改訂、日本赤十字看護学会理事・監事選挙開票に関する申し合わせの改訂について説明された。また、高田理事より教育系の理事が多い現状、臨床の方に入ってもらい活性化していきたいとの意図が説明された。臨床の評議員より、会議の回数の多さとWEBでの開催の検討が意見された。参加できる仕組み作りを今後の検討課題とし、今回の改訂について次回選挙より導入されることが承認された。
- 6)選挙管理委員の任命について
高田理事長より審議資料6について、5名の選出が完了していないことから審議事項からの取り下る旨の説明があった。
- 7)第23回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
河口理事より審議資料7に基づき、第23回日本赤十字看護学会学術集会長として清水赤十字病院看護部長大沼まゆみ氏を推薦すること、日本赤十字北海道看護大学の共催、北海道全域10の赤十字病院の協力で開催することが説明された。本学会の学術集会長を、臨床系学会員が務めるのは初であり、大学としてもバックアップを行なっていく考えであると説明された。
異議なく承認された。大沼まゆみ氏より挨拶がなされた。
報告資料
1)2019年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2)2019年度庶務報告 | 報告資料2 |
3)2019年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
4)2019年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
5)2019年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
6)2019年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
7)2019年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
8)2019年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
9)2019年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
10)2019年度将来構想委員会報告 | 報告資料10 |
11)日本看護系学会協議会について | 報告資料11 |
12)看護系学会等社会保険連合について | 報告資料12 |
13)第21回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 | 報告資料13 |
14)第22回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 | 報告資料14 |
審議事項資料
1)2019年度決算報告 | 審議資料1 |
2)2019度会計監査 | 審議資料2 |
3)2020年度事業活動計画(案) | 審議資料3 |
4)2020年度予算(案) | 審議資料4 |
5)評議員選出に関する規定の改訂について | 審議資料5 |
6)選挙管理委員の任命について | 審議資料6 |
7)第23回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について | 審議資料7 |
以上
評議員会議事録第19回
2019年6月14日(金)会場:日本赤十字看護大学 301講義室
第19回評議員会議事録
日時
2019年6月14日(金)19時00分~20時18分
場所
日本赤十字看護大学 301講義室
議長
高田早苗 理事長
出席者
安部陽子、安藤広子、江尻昌子、江藤節代、江本リナ、遠藤公久、大西文子
烏トキヱ、河口てる子、川嶋みどり、川名るり、小森和子、小山眞理子
坂口千鶴、佐々木幾美、志賀くに子、下山節子、高田早苗、田母神裕美
筒井真優美、鶴田惠子、内木美恵、西片久美子、西村ユミ、根本とよ子
東野督子、樋口佳栄、本庄恵子、前田久美子、村瀬智子、吉田みつ子
欠席者
赤塚あさ子、阿保順子、伊吹はまよ、植田喜久子、江田柳子、大林由美子
小田初美、北素子、児玉真利子、小林尚司、小林洋子、杉浦美佐子
ソルステインソンみさえ、高岸壽美、高島和歌子、谷口理恵、野口眞弓
原玲子、東智子、松尾文美、柳めぐみ、山田聡子
書記
藤井知美
資料
2018年度理事会および評議員会報告 | 報告資料1-1・1-2 |
2018年度庶務報告 | 報告資料2 |
2018年度編集委員会報告 | 報告資料3 |
2018年度広報委員会報告 | 報告資料4 |
2018年度研究活動委員会報告 | 報告資料5 |
2018年度臨床看護実践開発事業委員会報告 | 報告資料6 |
2018年度国際活動委員会報告 | 報告資料7 |
2018年度災害看護活動委員会報告 | 報告資料8 |
2018年度歴史研究委員会報告 | 報告資料9 |
2018年度将来構想委員会 | 報告資料10 |
日本看護系学会協議会について | 報告資料11 |
看護系学会等社会保険連合について | 報告資料12 |
| |
平成30年度決算報告 | 審議資料1 |
平成30度会計監査 | |
2019年度事業活動計画(案) | 審議資料2 |
2019年度予算(案) | 審議資料3 |
会費値上げについて | 審議資料4差し替え・A3資料 |
高田理事長より、評議員53名中31名の出席、委任状21名、欠席1名であり、規程の過半数を満たしており本評議員会が成立することが宣言された。
報告事項
- 2018年度理事会および評議員会報告(齋藤理事)(報告資料1-1・1-2)
齋藤理事より、報告資料1-1・1-2に基づき2018年度に理事会が計8回、うち3回は書面理事会が開催されたことと、評議員会が計2回、うち1回は書面評議員会が行われたことが報告された。
- 2018年度庶務報告(齋藤理事)(報告資料2)
斎藤理事より、報告資料2に基づき(1)2018年度の正会員入会者148名、正会員脱会者135名であったこと、(2)2019年3月31日現在正会員数1266名、賛助会員1名、会員総数1267名であることが報告された。
- 2018年度編集委員会(西村理事)(報告資料3)
西村理事より、報告資料3に基づき(1)学会誌第19巻第1号を発行したこと、(2)学会誌第19巻第1号の発行に向けて査読を行ったこと、(3)オンライン査読システムの微修正をおこなったこと、(4)学会誌J-STAGEへの搭載手続きを行ったこと、(5)内規および学会誌投稿規定の改定を行ったことが報告された。
- 2018年度広報委員会報告(西片理事)(報告資料4)
西片理事より、報告資料4に基づき(1)2018年4月2日ホームページをリニューアルオープンし、スマホ版を作成したこと(1年間ログ解析を行った結果、スマホとPCの使用は約半数ずつであった)、(2)ニュースレターVol.16を発行したことが報告された。
- 2018年度研究活動委員会報告(吉田理事)(報告資料5)
吉田理事より、報告資料5に基づき(1)2019年度の研究助成募集及び選考の結果、応募のあった1件に助成が決定したこと、(2)研究奨励賞の選考を行い、15論文から2論文に決定したこと、(3)看護研究セミナー(2019年3月11日開催,講師:安部陽子氏)が開催されたことが報告された。
- 2018年度臨床看護実践開発事業委員会報告(本庄理事)(報告資料6)
本庄理事より、報告資料6に基づき(1)「臨床に埋もれている看護の技」発掘を行い、交流セッションを企画していること、(2)「臨床に埋もれている看護の技の発掘」にあたり2019年度に実施予定の調査準備を行ったことが報告された。
- 2018年度国際活動委員会報告(河口理事)(報告資料7)
河口理事より、報告資料7に基づき(1)「日本の中の国際社会」のテーマで海外からの移民集中地区の情報収集を行う活動について理事会から承認を得たこと、(2)学会英文ホームページの内容検討したこと、(3)世界看護科学学会第6回大会の開催予定が報告された。
- 2018年度災害看護活動委員会報告(安藤理事)(報告資料8)
安藤理事より、報告資料8に基づき、第7回防災学術連携シンポジウムにてポスター報告を行ったこと、被災地及び被災地病院における受援をテーマに災害看護セミナーを開催し、参加者から高い評価を得たことと結果を第20回学術集会で報告予定であることが報告された。
- 2018年度歴史研究委員会報告(川原理事)(報告資料9)
川原理事より、報告資料9に基づき(1)2回の会議を開催したこと、(2)会員ホームページ(会員共通ID、パスワード認証による)において、歴史関連の情報公開と更新を行ったこと、(3)第19回学術集会に於ける企画の中止、(4)第20回学術集会における企画内容、(5)軍事研究に関する学会ポリシーについての議論開始予定であることの報告がされた。
- 2018年度将来構想委員会報告(小山理事)(報告資料10)
小山理事より、報告資料10に基づき(1)会議を2回開催したこと、(2)将来構想委員会の活動計画につき、広く会員の意見を聞きながら進めるべくアンケートを準備していること、(3)学会員の動向及び会費納入率の分析、(4)2019年度活動計画案を検討したことが報告された。
- 日本看護系学会協議会について(田母神理事)(報告資料11)
田母神理事より、報告資料11に基づき、(1)協議会社員学会が46学会となったこと、(2)社員総会にて組織体制構築等について検討されたこと、(3)ニュースレター速報・ニュースレター第26号が発信されたこと、(4)講演会等の開催がされたことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(田母神理事)(報告資料12)
田母神理事より、報告資料12に基づき社員総会内容と講演会の開催、役員改選に日本赤十字看護学会理事として立候補し当選したことが報告された。
- 第20回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(川嶋学術集会長)
川嶋学術集会長より、準備状況について事前参加登録303名(550名を見込んでいる)、懇親会申し込み55名、一般演題 口頭43題・示説33題:合計=81題、交流セッション12題、特別講演2題など多彩・魅力的な内容であることが報告された。
- 第21回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(安藤学術集会長)
安藤学術集会長より、第21回学術集会を「不確かな時に“生きる”を支える看護」をメインテーマに、会期:2020年7月4・5日、事務局:日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学、会場:日本赤十字秋田看護大学・短期大学で開催予定であることが報告された。
審議事項
- 平成30年度決算報告(江本理事)(審議資料1)
江本理事より、審議資料1に基づき平成30年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。平成30年度は、特別会計の学術集会基金を解き約400万円を一般会計に繰入れていることから、当期収支差額が約300万円で黒字決算に見えるが実質100万円の赤字決算であることが説明された。
- 平成30年度会計監査(小森監事・鶴田監事)
鶴田監事より、平成30年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないこと、また、東日本税理士法人による監査の結果報告書(2019年5月17日)のとおりであることが報告され、異議なく承認された。
- 2019年度事業活動計画(案)(小山理事)(審議資料2)
小山副理事長より、審議資料2に基づき2019年度事業活動計画の説明がされた。
事業計画10.20周年記念事業について高田理事長より、リレートークの提案がなされた。学会設立の趣旨をふまえ、学会のあり方を積極的に考えるための仕掛けとしても、良いアイデアであることが説明され、議論のテーマの例も挙げられた。進め方は1,200~2,000文字程度の意見をホームページに掲載し1年間、議論をリレー形式で進めていくものである。次の人を指名する方式と理事会が依頼する方式を考えている。将来構想委員会を設けてはいるが、理事だけではなく幅広く委員からの意見を聞きたい旨が伝えられた。リレートークについては、評議員より興味深い、ホームページの閲覧をすることに繋がる、川嶋先生を皮切りに開始するのはどうかとの賛同する意見が出された。
事業計画6.1)日本の中の国際社会の情報収集の目的について評議員から質問があった。河口理事より次の通り応答がなされた。海外移民のコミュニティがすでに国内の様々な地域で形成されてきており、今後も増加するであろう。その状況に「看護」として具体的に対応していく必要がある。そのため、移民者の健康状態等を把握し、課題・問題点を抽出しケアにつなげる必要性があること、生活習慣と健康に焦点を当てること等が説明された。
以上の質疑応答を経て、2019年度事業活動計画について承認された。
- 2019年度予算(案)(江本理事)(審議資料3)
江本理事より、審議資料3に基づき予算案が説明された。2019年度予算では、約200万円を特別会計から繰り入れており、実質300万円の赤字予算であることも報告された。
評議員から、クレジットカード決済手数料について、カードの種類により必要費用が変わるという発言があり、江本理事より本学会においては手数料が低額なVISA・MASTER使用推奨の表示をする予定であると回答がされた。また、会員管理WEBシステム(マイページ構築)導入について、現在のシステム(ホームページ閲覧と郵送)でも十分ではないかという意見もだされた。高田理事長から、他学会と同等の基盤整備であり、支出は増えるが様々な会員にとって利便性・効率が良くなることを目指した導入であることが伝えられた。齋藤指名理事より、新しいシステム構築後に会員が得られるメリット(ホームページから個別の登録情報や会費納入状況がわかりスマートフォン等からアクセスが可能になる、会費納入がカード支払いで行える、請求書・領収書の取り出しが個人ページから行える、郵送やホームページ閲覧だけでなくメーリング等でも会員限定且つタイムリーな情報の共有が行える等)が説明された。また、マイページを導入することでニュースレターの郵送は不要となるが、振込票の郵送は年1回引き続き行うことも説明された。会員管理方法の変更についてリーフレットを作成しており、会員へ周知できるよう学術集会にて設置することが説明された。
以上の質疑応答を経て2019年度予算案はすべて承認された。
- 会費値上げについて(高田理事長・江本理事)(審議資料4差し替え)
高田理事長より、審議資料4差し替えに基づき会費値上げについて次の通り説明された。これまで、比較的低額の年会費を維持してきた(発足時は5000円)。しかしながら、過去5年間の分析結果、収支状況が限界を超えてきているのが実情である。今現在、学会を世情に合わせて運営していくために、予算を超えても必要な経費として挙げざるを得ないものとしては、会員管理業務委託費用、学会誌Web投稿・査読システムの導入、ホームページの改善およびスマートフォン対応版の作成などがある。さらに数年以内に想定される支出には、会員管理Webシステムの構築・運用経費、会員個人ページの開設費、消費税増税、学会法人化に係る費用等が考えられる。
さらには委員会活動の活性化、新委員会の設置、委員数の増員、看保連会費増額なども予想される。
これらは、新しいチャレンジというよりむしろ、遅れていた本学会の基盤整備という側面が強く、そのうえさらに学会の充実を図る必要がある。そのためには会費の値上げが必要不可欠である。
昨年度も収入に特別会計を解いた400万円を一般会計に繰り入れており、一見黒字に見えるが実際は300万円の赤字であり、赤字決算が続いていることも説明された。江本理事から、今後数年間の一般会計予算の見通しと年会費設定によるシミュレーションに基づき、年会費10,000円への値上げの根拠について説明がなされた。高田理事長よりこれらの現状から近い将来において年会費の値上げが必至であることが説明された。重要事案であるため、今年度提案し、2020年度総会で議決し、2022年度からの値上げとする案が述べられ、今後の方針について承認された。
- 名誉会員の承認について(高田理事長)
高田理事長より、小玉香津子氏を名誉会員に推薦する旨説明され承認を得た。
- 第22回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について(高田理事長)
高田理事長より、日本赤十字豊田看護大学 鎌倉やよい学長を推薦していることが説明され、承認された。
評議員会議事録第18回
平成30年7月6日(金)会場:広島ガーデンパレス 鶴亀の間
第18回評議員会議事録
日時
平成30年7月6日(金)17時30分~18時45分
場所
広島ガーデンパレス 鶴亀の間
議長
守田美奈子
出席者
江本リナ,烏トキヱ,河口てる子,小山眞理子,田中孝美,西片久美子,守田美奈子,村田由香,渡邊智恵
欠席者
青木由美子,飯村直子,伊藤ヒロコ,伊吹はまよ,伊富貴初美,浦田喜久子,植田喜久子,江田柳子,大西文子,大島弓子,大和田恭子,奥村潤子,尾山とし子,唐澤由美子,喜多里己,小宮敬子,坂口直子,島井哲志,庄野泰乃,菖蒲澤幸子,杉浦美佐子,澄川美智,ソルステインソンみさえ,武井麻子,高田早苗,竹内貴子,田母神裕美,千葉京子,鶴田惠子,中島佳緒里,中田康夫,西村ユミ,根本とよ子,野口眞弓,二ッ森栄子,細越幸子,本庄恵子,本田多美枝,松井和世,松尾文美,松澤由香里,宮坂佐和子,宮堀真澄,若林稲美、東野督子選挙管理委員長
書記
田中孝美、江本リナ
資料
1)平成29年度理事会および評議員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料1-1・1-2
2)平成29年度庶務報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料2
3)平成29年度編集委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料3
4)平成29年度広報委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料4
5)平成29年度研究活動委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料5
6)平成29年度臨床看護実践開発事業委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・報告資料6
7)平成29年度国際活動委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料7
8)平成29年度災害看護活動委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料8
9)平成29年度法人化検討委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料9
10)平成29年度歴史研究委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 報告資料10
11)日本看護系学会協議会について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料11
12)看護系学会等社会保険連合について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報告資料12
13)第19回日本赤十字看護学会学術集会状況報告・・・・・・・・・・・・・・ 報告資料13
14)第20回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告
議事
大雨による交通機関の乱れに影響により高田理事長および若林副理事長が欠席となったため,理事長からの委任を受け,守田理事が議長を務めることになった。出席者9名,委任状31名により,評議員数53名の過半数であり、評議員会が成立することが確認された。
報告事項
- 平成29年度理事会および評議員会報告
田中指名理事より,報告資料1-1・1-2に基づき平成29年度理事会は計5回開催されたことと,評議員会が第18回学術集会前日に開催されたことが報告された。
- 平成29年度庶務報告
田中指名理事より,報告資料2に基づき(1)平成29年度の正会員入会者数143名,退会者数130名であったこと,(2)平成30年3月31日現在の正会員数1253名,賛助会員1名,会員総数1254名であることが報告された。
- 平成29年度編集委員会報告
本田理事の代理で田中指名理事より報告資料3に基づき(1)第18巻第1号を編集および発行したこと,(2)第18巻第1号の発行向けて投稿論文13編の査読を行ったこと,(3)オンライン査読システムを2017年9月より導入したこと,(4)学会誌の電子ジャーナル化をはかり学会誌冊子体を廃止し,ホームページでの掲載へ変更(希望者には有料で冊子体を販売)した。またJ-STAGEへの登載に向けて検討を行い理事会での承認を経て申請を行ったこと,(5)学会誌投稿規程の改定として,投稿者資格の変更(会員でない共著者の投稿が可能),英文での投稿,電子査読システムの導入に伴う執筆要領や手続きを改定したこと,(6)英文査読委員の選出,(7)編集委員会事務業務を国際文献社に委託したことが報告された。
- 平成29年度広報委員会報告
西片理事より報告資料4に基づき,ニュースレターVol.15を発行しWeb査読システム導入や学会誌オンラインジャーナル化,会員管理事務局の移転などの重要な変更について記事を掲載したことが報告された。また,ホームページの管理・運営とあわせてリニューアルに向けて委託業者の選定を行い、これまでのホームページの良さを生かしつつ「利用しやすく、分かりやすく、親しみやすい」をコンセプトに、2018年4月にリニューアルしたホームページを公開した。加えて「会員ページ」についても設計が進んでおり完成次第公開する予定であることが報告された。
- 平成29年度研究活動委員会報告
武井理事の代理で,田中指名理事より報告資料5に基づき,研究助成に対して1名の応募があったが助成は見送られることになったこと,看護研究セミナーを2回開催したことが報告された。研究セミナーは、第18回学術集会時の「臨床から研究への道のり~私の経験」と、秋に初めて企画した「看護実践を豊かにする現象学的研究の方法」をテーマにした内容であったことが報告された。
- 平成29年度臨床看護実践開発事業委員会報告
守田理事より報告資料6に基づき,第18回学術集会で開催された交流集会(テーマ「急性期病棟で認知症高齢者にどのようなケアを行うか―認知症加算を生かしたケアの仕組みつくり―」)を開催し、その内容を冊子にまとめ19回学術集会で配布予定であること,急性期病院で看護の質の向上を目指し拘束がほとんどゼロとなった取り組み事例や,地域と病院の連携を図るための実践について話題提供と意見交換を行ったこと,それらの内容をもとに平成30年度の交流集会企画案を立案したことが報告された。
- 平成29年度国際活動委員会報告
小山理事より報告資料7に基づき,第18回学術集会において「国際的に活躍できる人材育成のための看護学士課程における教育」をテーマに国際交流集会を企画・実施したこと,タイ国バンコクで開催された世界看護科学学会理事会に参加したこと,英文ホームページの充実に向けて検討したことが報告された。
- 平成29年度災害看護活動委員会報告
浦田理事の代理で田中指名理事より,報告資料8に基づき,4回の委員会を開催したこと,「拡大する災害に備えて防災・減災の力を高めよう!~国連防災世界会議・仙台防災枠組みを受けて~」をテーマとした講演会を開催したこと,第18回学術集会において「避難所における多職種協働~被災者の健康問題や避難所生活の支援を行うために~」をテーマに交流セッションを開催したこと,世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2017において「仙台防災枠組に対する看護の貢献」をテーマに発表および討議を行ったことが報告された。
- 平成29年度法人化検討委員会報告
河口理事より,報告資料9に基づき,平成28年9月19日の理事会において一般社団法人設立から設立後の運用費用等についてシュミレーションを審議した結果、費用面での課題から早期の法人化は実施しないことになった。法人化そのものに関しては、引き続き情報収集し検討を続けることになったため、法人化検討委員会では本学会と同規模あるいは小規模の学会における法人化事例の情報収集を行い検討を続け、2学会の実施状況を聞き取り、法人化設立にかかる整備や手続きに関しては繰越金等を当て問題なく実施できていたが,設立後の運用に関しては会計面での懸念を有し会員増による収入増を期待していることが明らかとなった。これらを受け、引き続き、設立後の経費面での対応に関して情報を続けていることが報告された。
- 平成29年度歴史研究委員会報告
西村理事の代理で田中指名理事より報告資料10に基づき,3回の委員会を開催したこと,18回学術集会において「戦争と赤十字の看護」をテーマに交流集会を開催したこと,第19回学術集会において「歴史に学び未来の赤十字活動を考える」とテーマとしたテーマセッションを企画したこと,歴史にかかる資料にアクセスできるシステムづくりとして①第18回学術集会参加者への調査実施、②委員による調査、③日本赤十字社に関する歴史資料の所在リスト作成、④会員ページ(歴史資料所在)及び使用ルールの作成を行ったことが報告された。
- 日本看護系学会協議会について
守田理事より,第36回日本看護科学学会学術集会において「公開シンポジウム―地方創生時代の看護系大学のチャレンジ―看護学の変革と課題」をテーマとした日本看護系学会協議会主催のセミナーを開催したこと,ニュースレター速報2017.vol.1~vol.4、ニュースレター25号を発信したこと、平成29年末の加入学会は44学会(平成30年6月現在、46学会)であること,「日本学術会議 軍事的安全保障研究に関する声明を受けて―日本看護系大学協議会の見解」を発信したことが報告された。平成30年度日本看護系学会協議会総会において、事業案および予算案が否決されたため、本年10月に臨時総会が開催予定であることが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について
若林理事の代理で守田理事より,報告資料12に基づき,平成30年社員総会議事が報告され、会費の改定について可決されなかったため、平成30年10月に臨時社員総会の開催予定であることが報告された。また、平成29年度研究助成報告会の開催について報告された。
- 第19回日本赤十字看護学会学術集会状況報告
小山学術集会長より,報告資料13に基づき,①参加登録状況は学会参加事前受付人数270名(5月31日現在)、懇親会参加受付49名(6月13日現在)であること、②演題申込状況は106題で、内訳は一般演題(口演)48演題・(示節)46演題・交流セッション12(学会委員会主催4題、公募8題)であること、③企業展示17社であることが報告された。大雨による影響のため、直近の雨量予想を鑑み、明日の学術集会1日目は開始時刻を12時に繰り下げ予定演題はすべて発表できるようにスケジュールを組み替えたこと、発表者・座長や企業展示で会場に来れないとの連絡を複数受けていること、その対応についての検討内容が報告された。
- 第20回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告
川嶋みどり第20回学術集会会長の代理で守田理事より,2019年6月15日(土)・16日(日)に、日本赤十字看護大学(東京都)において、「赤十字看護の伝統を革新する独創性と実践力」をメインテーマに実施することが報告された。
審議事項
- 平成29年度決算報告
江本理事より,審議資料1に基づき,平成29年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。烏監事より,平成29年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないことが報告された。収入の正会員数が実際の正会員数より少ない点について質問があり,未納者のためその報告内容となっており、未納者に対しては年2回入金に関する通知を行っており、2年間未納で資格喪失となる事、再入会の場合は未納分も入金するという対応をとっていることが説明された。決算報告に関しては異議なく承認された。
- 平成30年度事業活動計画(案)
若林理事代理で田中指名理事より,審議資料2に基づき平成30年度の事業計画の説明がなされた。すべての事業計画について,異議なく承認された。
- 平成30年度予算(案)
江本理事より,審議資料3に基づき平成30年度日本赤十字看護学会の一般会計予算に関して説明がなされた。主な点として、①特別会計の1つである学術集会基金を解除し、平成29年度の学術集会基金残額¥4,006,093を一般会計へ繰り入れることになり、その繰入額を収入の部に計上していること、②平成29年度より学術集会の助成は¥150万となったことから、支出の部に「学術集会助成」の項目を設け第21回学術集会への支出¥150万を計上していること、③新しい事業として「将来構想委員会」が創設されることに伴い、支出の部に「将来構想委員会」の項目を設け委員会費を計上していること、④特別会計の1つである研究助成基金の残額が約¥196万あることから、平成30年度は基金への繰入額を¥0としたこと、などが説明された。
評議員より、学術集会助成の平成29年度決算額が¥30万なのに対し、平成30年度予算額が¥150万である理由について質問があった。これについて、平成29年度の支出¥30万は学術集会基金への繰入金であったこと、平成30年度より学術集会基金が解除され一般会計より助成金¥150万を支出することになったためであることが説明された。また、平成30年度の学術集会助成は第21回学術集会のためのものであり、学術集会の会場を仮押さえなどで早い段階から費用が発生することから、例年2年先の学術集会に対する助成を行っていることが説明された。
これらの質疑応答を経て、予算案について異議なく承認された。
- 会則の変更について
田中指名理事より審議資料4に基づき,学会英語名表記の「The」を削除する変更が説明され、異議なく承認された。改正による表記は「Japanese Red Cross Society of Nursing Science」となり、総会に諮る。
- 評議員および新役員の選挙結果と承認、理事長・副理事長・指名理事について
東野選挙管理委員長の代理で田中指名理事より,審議資料5に基づき,評議員選挙結果及び理事監事選挙結果が報告され、異議なく承認された。
守田理事より本日の大雨による引継理事会開催見合わせのため,指名理事2名および理事長と副理事長に関しては保留であることが報告された。
- 第21回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
高田理事長代理で守田理事より,第21回日本赤十字看護学会学術大会長に安藤広子氏(日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学)を推薦することが説明され,全員一致で承認された。
以上
評議員会議事録第17回
平成29年6月23日(金)会場:北九州国際会議場 11会議室
第17回評議員会議事録
日時
平成29年6月23日(金)18時00分~19時30分
場所
北九州国際会議場 11会議室
議長
高田 早苗 理事長
出席者
青木由美子,伊富貴初美,浦田喜久子,江田柳子,江本リナ,大西文子,烏トキヱ,河口てる子,小山眞理子,菖蒲澤幸子,杉浦美佐子,澄川美智,竹内貴子,田中孝美,田母神裕美,中島佳緒里,西片久美子,西村ユミ,本田多美枝,宮堀真澄,守田美奈子,若林稲美(計23名)
欠席者
飯村直子,伊藤ヒロコ,伊吹はまよ,植田喜久子,大島弓子,大和田恭子,奥村潤子,尾山とし子,唐澤由美子,喜多里己,小宮敬子,坂口直子,島井哲志,庄野泰乃,ソルステインソンみさえ,武井麻子,千葉京子,鶴田惠子,中田康夫,根本とよ子,野口眞弓,二ッ森栄子,細越幸子,本庄恵子,松井和世,松尾文美,松澤由香里,宮坂佐和子,村田由香,渡邊智恵
書記
伊富貴初美,中島佳緒里
資料
平成28年度理事会および評議員会報告 報告資料1-1・1-2
平成28年度庶務報告 報告資料2
平成28年度編集委員会報告 報告資料3
平成28年度広報委員会報告 報告資料4
平成28年度研究活動委員会報告 報告資料5
平成28年度臨床看護実践開発事業委員会報告 報告資料6
平成28年度国際活動委員会報告 報告資料7
平成28年度災害看護活動委員会報告 報告資料8
平成28年度法人化検討委員会報告 報告資料9
平成28年度歴史研究委員会報告 報告資料10
日本看護系学会協議会について 報告資料11
看護系学会等社会保険連合について報告資料12
平成28年度決算報告 審議資料1
平成29年度事業活動計画(案) 審議資料2
平成29年度予算(案) 審議資料3
選挙管理委員の承認について 審議資料4
高田理事長より,出席者23名・委任状29名,評議委員53名中52名の出席があり,過半数のため本評議員会が成立することが報告された。
報告事項
- 平成28年度理事会および評議員会報告(田中指名理事)(報告資料1-1・1-2)
田中指名理事より,報告資料 1-1・1-2 に基づき平成28年度に理事会が計6回開催されたことと,評議員会が第17回学術集会前日に開催されたことが報告された。
- 平成28年度庶務報告(田中指名理事)(報告資料2)
田中指名理事より,報告資料2に基づき(1)平成28年度の正会員入会者数153名,退会者数119名であったこと,(2)平成29年3月31日現在の正会員数1241名,賛助会員1名,会員総数1242名であることが報告された。
- 平成28年度編集委員会報告(本田理事)(報告資料3)
本田理事より,報告資料3に基づき(1)第17巻第1号を発行したこと,(2)第18巻第1号の発行向けて査読が行われていること,著者が希望する枠での査読とした(3)査読ガイドラインの改変を行ったこと,(4)学会誌投稿規定について英語での投稿を可能にするための検討を行ったこと,(5)オンライン査読・電子ジャーナル化に向けて複数(4社)の業者の検討を行ったことが報告された。
- 平成28年広報委員会報告(西片理事)(報告資料4)
西片理事より報告資料4に基づき,ニュースレターVol.14を発行したこと,ホームページの管理運営,利益相反指針の提示を行ったこと,ホームページのリニューアル化の準備として平成29年3月末までログ解析を行っていることが報告された。総会で承認されたらリニューアルしていく。
- 平成28年度研究活動委員会報告(田中指名理事)(報告資料5)
武井理事が欠席のため,田中指名理事より報告資料5に基づき,委員会活動はすべてメール会議で行い交通費の削減をしたことともに,研究助成に関すること,第16回看護セミナーを開催したこと,第17回日本赤十字看護学会で表彰したこと,研究奨励賞の内規から規定への変更,優秀演題の表彰制度の検討をしていることが報告された。研究助成については,(1)締め切りを延長したが応募がなかったこと,(2)規定の見直しと改訂を行いホームページに記載したこと,(3)2018年度研究助成募集要項を作成しホームページと学会誌に掲載したことが報告された。
また、第16回看護研修セミナー(平成28年7月3日開催)については、参加者14名、内容の濃いセミナーであった。研究助成の応募が少ない現状であり、活用の仕方などをテーマにセミナーを秋にでも開催する予定であることが報告された。
- 平成17年度臨床看護実践開発事業委員会報告(守田理事)(報告資料6)
守田理事より報告資料6に基づき,第17回学術集会で開催された交流集会(テーマ「急性期病棟で認知症高齢者にどのようなケアを行うか」)の内容を冊子にまとめ18回学術集会で配布予定のこと,認知症ケア加算1・2を取得している3か所の赤十字病院における活動について意見交換を行い、ケア加算を活かしたケアの仕組みなど現状と課題について意見交換が行われたこと,平成29年度の交流集会企画案を作成したことが報告された。
- 平成28年度国際活動委員会報告(小山理事)(報告資料7)
小山理事より報告資料7に基づき,第17回交流セッションを開催したこと,第2回赤十字・赤新月国際看護学会が2019年スイスのローザンヌで開催予定(第1回タイ開催。第2回開催候補であったスウェーデン赤十字大学は学部長変更のため開催が困難となった)であること,ICN国際学会が6~7月にあるため重ならないように時期の変更があることが報告された。また,明日の交流セッションにおいて,ラ・ソース大学のマドレーヌ・バウマン教授を講師に招くことが報告された。
第3回以降の国際学術集会のあり方について、理事会の方針としては赤十字の教育機関と国際学会と連携して進めていけないかと提案があった。
- 平成28年度災害看護活動委員会報告(浦田理事)(報告資料8)
浦田理事より,報告資料8に基づき,6回の委員会を開催したこと,第17回学術集会で交流セッションを開催したこと,熊本地震被災地で5月12日から16日までに調査・支援した内容をホームページで発信したこと,3月に災害看護セミナーを開催したことが報告された。
- 平成28年度法人化検討委員会報告(河口理事)(報告資料9)
河口理事より,報告資料9に基づき,法人化の具体的検討に向けての確認事項,法人化の初期費用および運用費用,会員管理に関する費用を検討し,資料を作成したこと,理事会審議では会員管理を優先していく決定がなされたこと,法人化に関しては、提示された費用が高すぎるので、費用削減ができるかどうかを検討していく方針であることが報告された。そのため、1~2年内の法人化はなくなったが、その先には法人化していく必要があり、会費UPも検討していかなければならないだろう。
- 平成28年度歴史研究委員会報告(西村理事)(報告資料10)
西村理事より,報告資料10に基づき,新事業を立ち上げ常設委員会としての活動を開始し第1回委員会を開催したこと,委員会活動の目的及び活動内容を検討し規定を作成したこと,学会ホームページに歴史研究委員会に関する情報を掲載したこと,平成29年度の計画及び予算を提案したことが報告された。また,18回学術集会において「戦争と赤十字の看護」をテーマに交流集会を予定していること,歴史の調査をするにあたって日本赤十字社に関する歴史資料の所在調査をすることが報告された。評議員から,熊本県や佐賀県は赤十字関連の資料が多くのこっているにも関わらず熊本地震で建物が崩壊している可能性があり,熊本は十分に情報収集をしてほしいとの意見がでた。今回の学会中に各地にどのような赤十字の資料が存在するかを参加者に配布して情報提供いただく。
- 一般社団法人日本看護系学会協議会について(守田理事)(報告資料11)
守田理事より,役員選挙が行われ新役員が選出されたこと,2学会の新規介入があり現在44学会により構成されていること,看護科学学会学術集会で「医療事故制度を知ろう」のテーマでシンポジウムを主催したこと,ニュースレターや速報を発信したことが報告された。また,日本学術会議と日本看護系大学協議会との共同で,安全保障と学術に関する討論会を開催し,看護系学会でもガイドラインを作成することが推奨され,作成指針の提示がなされていく予定であることが報告された。
- 一般社団法人看護系学会等社会保険連合について(若林理事)(報告資料12)
若林理事より,報告資料12に基づき,社員総会内容と平成28年度研究助成報告会について報告された。
- 第18回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(浦田理事)
浦田学術大会長より,交流集会10題と一般演題100題が発表予定であること,事前登録が140名であることが報告された。
- 第19回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(小山理事)
小山学術大会長より,第19回学術集会を「育つ力と育てる力がクロスする共育文化の醸成」をメインテーマに,会期:2018年7月7・8日,事務局:日本赤十字広島看護大学,会場:日本赤十字広島看護大学で開催予定であることが報告された。
- その他(田中指名理事)
田中指名理事より,入会しやすい学会を目指して,外国の会員を増やすために英語版を作成したこと,会員推薦2名あるいは業績という枠を推薦者1名に改定したことが報告された。
審議事項
- 平成28年度決算報告(江本指名理事),会計監査(杉浦監事・烏監事)(審議資料1)
江本指名理事より,審議資料1に基づき,平成28年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。
杉浦監事・烏監事より,平成28年度一般会計および特別会計の決算報告に相違がないことが報告され,異議なく承認された。
- 平成29年度事業活動計画(若林理事)(審議資料2)
若林理事より,審議資料2に基づき,平成29年度の事業計画の説明がなされた。
事業活動計画2.1)と2)は対。PDFで掲載し、3月第18号より実施していく。J-stageにも連携を検討しており、平成30年度以降に随時申請していく予定。平成30年度から数年前より検討しており理事会で承認され、平成29年度9月に導入予定。システムになれるために1か月前から試行開始する。
また、プログラムを紙媒体から電子媒体に変更することを考慮。財政的にも厳しくなっているので、次年度より変更を考慮。紙媒体を希望される方は事務局へ連絡いただく。請求の仕方は検討していく。 追加議題の「評議員・選挙役員の実施」については,高田議長より,選挙年に行っていた5月末日会費納入の注意喚起ができなかったため,選挙管理委員会から選挙の告示をする際に納入期限を明示し選挙権を維持できるようにしたことが説明された。すべての事業計画について,異議なく承認された。
- 平成29年度予算(江本指名理事)(審議資料3)
江本指名理事より,審議資料3に基づき説明がされた。支出の部で「1.総会」の備考に「第19回(広島)総会」と記載されていた箇所が,「第18回(北九州)総会」に訂正された。
質疑においては,事務局人件費が減額している理由についての質問を受け,会員管理業務を委託するため平成28年度決算額まで人件費がかからないとの予想で算出していることが説明された。また,正会員会費の算出を9割にしている理由についての質問を受け,会員数1200名前後で推移していること,会員の入退会が激しく会費が年度内に納められない会員を予測して納入を1200名×9割にしていることが説明された。さらに,評議員・理事選挙積立金が30万から20万に減額になっている理由について質問を受け,28年度特別会計が191万あり,毎回の選挙費が100万程度かかるが本年度の選挙費用としては特別会計から算出するために予算を減額したことが説明された。
以上の質疑応答を経て,平成29年度予算案はすべて承認された。
- 平成29年度選挙管理委員の承認について(田中指名理事)(審議資料4)
田中指名理事より,審議資料4に基づき,選挙管理委員候補者について5名の推薦があり,異議なく承認された。
- 第20回日本赤十字看護学会学術集会の承認について
高田議長より,第20回日本赤十字看護学会における学術大会長に川島みどり先生を推薦していることが説明され,全員一致で承認された。
評議員会議事録第16回
平成28年7月1日(金)会場:北見ピアソンホテル 2F ハーベスト
第16回評議員会議事録
日時
平成28年7月1日(金)18時00分~19時30分
場所
北見ピアソンホテル 2F ハーベスト
議長
高田早苗 理事長
出席者
浦田喜久子,江本リナ,大西文子,大和田恭子,烏トキヱ,河口てる子,喜多里己,小山眞理子,菖蒲澤幸子,杉浦美佐子,竹内貴子,田中孝美,田母神裕美,鶴田惠子,中島佳緒里,西片久美子,西村ユミ,根本とよ子,二ッ森栄子,細越幸子,本田多美枝,松井和世,松澤由香里,宮堀真澄,村田由香,守田美奈子,若林稲美 (計28名)
欠席者
青木由美子,飯村直子,伊藤ヒロコ,伊富貴初美,伊吹はまよ,植田喜久子,江田柳子,大島弓子,奥村潤子,尾山とし子,唐澤由美子,小宮敬子,坂口直子,島井哲志,庄野泰乃,澄川美智,ソルステインソンみさえ,武井麻子,中田康夫,野口眞弓,本庄恵子,松尾文美,宮坂佐和子,渡邊智恵
書記
村田由香・竹内貴子
資料
- 平成27年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
- 平成27年度庶務報告(報告資料2)
- 平成27年度編集委員会報告(報告資料3)
- 平成27年度広報委員会報告(報告資料4)
- 平成27年度研究活動委員会報告(報告資料5)
- 平成27年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
- 平成27年度国際活動委員会報告(報告資料7)
- 平成27年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
- 平成27年度法人化検討委員会報告(報告資料9)
- 利益相反に関する指針について(報告資料10)
- 日本看護系学会協議会について(報告資料11)
- 一般社団法人日本看護系学会協議会 災害看護支援事業規定(追加資料)
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料12)
- 第17回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(報告資料13)
- 第18回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(報告資料14)
- 評議員の退会に伴う新評議員の承認について(審議資料1)
- 平成27年度決算報告(審議資料2)
- 平成27年度会計監査
- 平成28年度事業活動計画(案)(審議資料3)
- 平成28年度予算(案)(審議資料4)
高田理事長より、出席者28名・委任状22名、評議員54名中計50名の出席があり、過半数のため本評議員会が成立することが報告された
報告事項
- 平成27年度理事会および評議員会報告(田中理事)(報告資料1-1・1-2)
田中理事より、報告資料1-1・1-2に基づき平成27年度に理事会が計4回予定通り開催されたことと、評議員会が第15回学術集会前日に開催されたことが報告された。
- 平成27年度庶務報告(田中理事)(報告資料2)
田中理事より、報告資料2に基づき(1)平成27年度の正会員入会者数133名・退会者数123名であったこと、(2)平成28年度3月31日現在の正会員数1207名、賛助会員1名、会員総数1208名であることが報告された。
- 平成27年度編集委員会報告(本田理事)(報告資料3)
本田理事より、報告資料3に基づき(1)第16巻1号を発行したこと(2)第17巻第1号の発行に向けて査読が行われていること(3)学会投稿規定について倫理的配慮・利益相反の内容を追加する改定をしたこと(4)査読ガイドラインの査読手続き、留意事項について改変したこと(5)学会誌掲載論文のオープンアクセス方針を作成したことが報告された。
- 平成27年度広報委員会報告(西片理事)(報告資料4)
西片理事より、報告資料4に基づき、ホームページ管理運営・英語版ホームページの更新を行ったこと、ニュースレターVol.13を発行したことが報告された。また、アクセス数を確認し、ホームページのリニューアルを検討していることが報告された。
- 平成27年度研究活動委員会報告(田中理事)(報告資料5)
武井理事が欠席のため、田中理事より報告資料5に基づき、研究助成について助成者の選考をして28万円の助成が決定したこと、研究助成の規定の改正を行ったこと、平成30年以降の研究助成スケジュールの検討を行ったことが報告された。また、看護研究セミナーを開催したこと、研究奨励賞を選考し、明日の総会で表彰予定であることが報告された。
- 平成27年度臨床看護実践開発事業委員会報告(守田理事)(報告資料6)
守田理事より、報告資料6に基づき、昨年度の学術集会の交流集会に100名ほどの参加者があったこと、その後の研究会の成果として「認知症高齢者の世界」と題した書籍を発刊してケアの普及に努めていること、今後は急性期病院における認知症の予防や対応について検討していくことが報告された。
- 平成27年度国際活動委員会報告(小山理事)(報告資料7)
小山理事より、報告資料7に基づき、英文ホームページの内容を更新したこと、第2回赤十字・赤新月国際看護学会の開催地を検討していること、平成27年10月にドイツで開催された世界看護科学学会の理事会に出席したことが報告された。また、明日の交流セッションにおいて、日本とフィリピンの赤十字社の災害看護教育の国際協力開始にあたっての企画を予定していることが報告された。
- 平成27年度災害看護活動委員会報告(浦田理事)(報告資料8)
浦田理事より、報告資料8に基づき、長野県白馬村、茨城県常総市において活動したことが報告された。また平成28年度にはいり発災した熊本にも5月に訪問し調査・支援を行ったことが報告された。また昨年度の学術集会における交流集会の評価と課題を示説で発表する予定であること、災害看護セミナーを3月に開催したことが報告された。
- 平成27年度法人化検討委員会報告(河口理事)(報告資料9)
河口理事より、報告資料9に基づき、法人化検討委員会を開催し法人化に伴う手続き・経費・課題について検討し、社会的な発信には効果的であることと合わせて、現在の財務状況であれば事務的な手続き可能なこと、合わせて課題として事務所・会計管理・維持管理には経費が掛かること、役員の任期、マイナンバー制度による手続上の管理、会計処理に厳密性透明性が求められることなどの課題が報告された。
- 利益相反に関する指針について(西村理事)(報告資料10)
西村理事より、報告資料10に基づき、日本赤十字看護学会における利益相反に関する指針について、検討された内容が報告され、平成28年7月1日より施行となることが伝えられた。
指針内、4.実施方法 5)の文言について、下記の通り修正された。
<修正前>
5) 被措置者は本会の判断及び措置に対して不服を申し立てることができる。不服に対しては、理事長を委員とした臨時委員会を設置し、その答申を協議し、結果を不服申し立て者に通知する。
↓
<修正後>
5) 被措置者は本会の判断及び措置に対して不服を申し立てることができる。不服に対しては、理事長を委員とした臨時委員会を設置し、協議のうえ、答申結果を不服申し立て者に通知する。
- 一般社団法人日本看護系学会協議会について(守田理事)(報告資料11)
守田理事より、一般社団法人日本看護系学会協議会総会について、現在44の看護系学会によって構成されていること、追加資料内容である一般社団法人日本看護系学会協議会「災害看護支援事業規定」が提示され、災害時の支援事業を日本看護系学会協議会が行うことが承認されたと報告された。また、日本学術会議における課題別委員会の設置提案書が提示されたことから、当学会としても意見表明を取りまとめていくことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(若林副理事長)(報告資料12)
若林副理事長より、報告資料12に基づき、社員総会内容について報告された。
- 第17回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(河口学術集会長)(報告資料13)
河口学術集会長より、報告資料13に基づき、93演題が発表予定であることが報告された。
- 第18回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(浦田理事)(報告資料14)
浦田学術集会長より報告資料14に基づき、第18回学術集会を「ひとりを看る目、その目を世界へ―赤十字看護の原点を見つめて-」をメインテーマに、会期:2017年6月24・25日、事務局:日本赤十字九州国際看護大学、会場:北九州国際会議場(北九州市小倉)、で開催予定であることが報告された。
審議事項
- 評議員の退会に伴う新評議員の承認について(田中理事)(審議資料1)
田中理事より、審議資料1に基づき、会則第15条2項に則り評議員の辞任に伴う新評議員の選出を行うことが説明され、千葉京子氏が選出され、異議なく承認された。
- 平成27年度決算報告(江本理事)、会計監査(烏監事)(審議資料2)
江本理事より、審議資料2に基づき、平成27年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について報告された。正会員の会費内容についての質問を受け、会員数より納入が少ない状況にあることが説明された。
烏監事より、平成27年度一般会計および特別会計の決算報告に相違ないことが報告され、異議なく承認された。
- 平成28年度事業活動計画(高田理事長)(審議資料3)
高田理事長より、審議資料3に基づき、平成27年度より継続の事業に加え、赤十字の歴史に関する新事業を追加することが説明された。また、法人化の検討について、当学会の規模でも可能なのかとの質問を受けて、本学会より会員数の少ない学会でも法人化されていて規模の問題では無いこと、法人化の利点・課題について説明がなされ、事業活動計画が承認された。
- 平成28年度予算(江本理事)(審議資料4)
江本理事より、審議資料4に基づき説明がされた。予備費に看護系学会協議会の災害看護への取り組みに対して、本学会の寄付として10万円の支出についても計上していることの説明がされ、予算案が承認された。
- 第19回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
第19回日本赤十字看護学会学術集会長として小山理事(日本赤十字広島大学)が推薦され、異議なく承認された。
評議員会議事録第15回
平成27年6月26日(金)会場:日本赤十字看護大学 301講義室
第15回評議員会議事録
日時
平成27年6月26日(金)18時30分~19時30分
場所
日本赤十字看護大学 301講義室
議長
守田美奈子
出席者
守田美奈子理事長、川嶋みどり副理事長、高田早苗第16回学術集会会長、浦田喜久子理事、河合利修理事、寺門とも子理事、原玲子理事、本田多美枝理事、阿保順子理事、井部俊子理事、前田久美子監事、村松静子監事、佐々木幾美指名理事、 田中孝美指名理事、河口てる子、尾山としこ、赤塚あさ子、筒井真優美
書記
飯村直子、宮堀真澄
守田議長より、評議員出席26名、委任状25名(計51名)で、評議員の過半数を超えており、会則23条により成立されることが述べられた。
報告
- 平成26年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
田中理事より報告資料1-1・1-2に基づき報告された。
- 平成26年度庶務報告(報告資料2)
田中理事から報告資料2に基づき報告された。
- 平成26年度編集委員会報告(報告資料3)
本田委員より報告資料3に基づき報告された。
質問:投稿し掲載にどのくらい時間がかかるのか。
内容によるが約半年を見ていただきたい旨説明があった。
- 平成26年度広報活動委員会報告(報告資料4)
原委員長より報告資料4に基づき報告された。
- 平成26年度研究活動委員会報告(報告資料5)
寺門委員より報告資料5に基づき報告された。
- 平成26年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料6)
井部委員長より報告資料6に基づき報告された。
- 平成26年度国際活動委員会報告(報告資料7)
河合委員長より報告資料7に基づき報告された。
平成29年秋に第2回赤十字・赤新月国際看護学会がスウエーデン赤十字看護大学で開催が決定されたことが報告された。
- 平成26年度災害看護活動委員会報告(報告資料8)
浦田委員長より報告資料8に基づき報告された。
- 日本看護系学会協議会について(報告資料9)
守田理事長より報告資料9に基づき報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料10)
川嶋理事より報告資料10に基づき報告された。
- 第16回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(報告資料11 )
高田大会長より報告資料11に基づき報告された。
- 第17回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(報告資料12)
河口大会長より報告資料12に基づき報告された。
- 山上の光賞について(報告資料13)
守田理事長より川嶋みどり先生が受賞された旨報告資料13に基づき報告された。
- その他
審議事項
- 平成26年度決算報告(審議資料1)
佐々木指名理事より審議資料1に基づき説明があった。
- 平成26年度会計監査
前田監事より平成26年度決算報告について監査を前田監事と村松監事と行い、適切に処理されていた旨の監査報告があり、承認された。
- 平成27年度事業活動計画(案)(審議資料3)
守田理事長より審議資料3に基づき説明され、承認された。
- 平成27年度予算(案)(審議資料4)
佐々木指名理事より審議資料4の予算について説明があり、承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果と承認(審議資料5)
下村選挙管理委員長から、今年度評議員および新役員の選挙が実施され、その結果53名の評議員が選出され、理事・監事の任期は平成27年度総会から平成30年度総会までとなる旨説明され、承認された。
- 評議員選出に関する規程の改正について(審議資料6)
守田理事長より審議資料6に基づき現行と改正案の説明がなされ承認された。
- 理事長・副理事長の承認
理事長に高田早苗氏、副理事長に若林稲美氏、指名理事2名 田中孝美氏(庶務担当)・江本リナ氏(会計担当)が承認された。
- 第18回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
守田理事長より、日本赤十字九州国際看護大学浦田喜久子学長を推薦したことの説明があり承認された。
- その他
- 日本赤十字看護大学 国際交流センター長筒井真優美先生より、国際交流センター キックオフ・セミナー(仮)ご案内があった。
- 第4回日本臨床倫理学会年次大会が2016年3月5・6日に日本赤十字看護大学で開催される旨、高田理事よりお知らせがあった。
評議員会議事録第14回
平成26年6月13日(金)会場:日本赤十字豊田看護大学 大会議室
第14回評議員会議事録
日時
平成26年6月13日(金) 18時15分~19時15分
場所
日本赤十字豊田看護大学 大会議室
議長
守田美奈子
出席者
守田美奈子理事長、川嶋みどり副理事長、河合利修理事、寺門とも子理事、原玲子理事、本田多美枝理事、前田久美子監事、村松静子監事、佐々木幾美指名理事、田中孝美指名理事、大西文子第14回学術集会長、庄野秦乃、村田由香、松田日登美、大島弓子、赤塚あさ子、若林稲美
書記
赤塚あさ子、若林稲美
守田議長より、評議員出席16名、委任状32名(計48名)で、評議員の過半数を越えており、会則23条により成立となることが述べられた。
報告
- 平成25年度理事会および評議員会報告(報告資料1-1・1-2)
田中理事から報告資料1-1、1-2に基づき報告された。
- 平成25年度庶務報告(報告資料2)
田中理事から報告資料2に基づき報告された。
- 平成25年度編集委員会報告(報告資料3)
本田委員より報告資料3に基づき報告された。
- 平成25年度研究活動委員会報告(報告資料3)
寺門委員より報告資料3に基づき報告された。
- 平成25年度広報委員会報告(報告資料4)
原委員長より報告資料4に基づき報告された。
- 平成25年度臨床看護実践開発事業委員会報告(報告資料5)
井部委員長より報告資料5に基づき報告された。
- 平成25年度国際活動委員会報告(報告資料6)
河合委員長より報告資料6に基づき報告された。
- 平成25年度災害看護活動委員会報告(報告資料6)
前田委員より報告資料6に基づき報告された。
- 日本看護系学会協議会について(報告資料7)
守田理事長により報告資料7に基づき報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(報告資料8)
川嶋理事より報告資料8に基づき報告された。
- 第15回日本赤十字看護学会学術集会状況報告
事前参加申し込み171名(4月4日現在)懇親会参加申し込み50名
演題:口演52題、示説57題であることが報告された
- 第16回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(報告資料9)
守田理事長より報告資料9に基づき報告された。
審議事項
- 評議員の辞任に伴う新評議員の承認について(審議資料1)
田中理事より審議資料1のとおり説明があり、松近昌子評議員辞任と、近畿地区選挙次点者の小田初美氏が評議員として承認された。
- 平成25年度決算報告(審議資料2)
佐々木理事より審議資料2のとおり説明があった。
- 平成25年度会計監査
村松監事より平成25年度決算報告についての監査を前田監事と村松監事で行い、適正に処理されていた旨の監査報告があり、決算報告について承認された。
- 平成26年度事業活動計画(案) (審議資料3)
守田理事長より審議資料3のとおり説明があり、承認された。
- 平成26年度予算(案)(審議資料4)
佐々木理事より審議資料4の予算について説明があり、異議なく承認された。
- 会費の振込み手数料について
当会は発足当時から振込手数料を学会が負担しており、年間10万円程度の経費となっている。この金額を活動費用に充て、活動を充実させてはどうかという提案があり、承認された。
- 選挙管理委員の承認について(審議資料5)
田中理事より審議資料5に基づき、5名の委員が推薦され、異議なく承認された。
- 第17回日本赤十字看護学会学術集会長の承認について
守田理事長より、日本赤十字北海道看護大学河口てる子学長を推薦したことの説明があり承認された。
評議員会議事録第13回
平成25年6月21日(金)会場:秋田キャッスルホテル 千秋の間
第13回評議員会議事録
日時
平成25年6月21日(金)18時~19時30分
場所
秋田キャッスルホテル 千秋の間
議長
守田美奈子理事長
出席者
守田美奈子理事長、川嶋みどり副理事長、阿保順子理事、浦田喜久子理事、河合利修理事、寺門とも子理事、原玲子理事、本田多美枝理事、前田久美子監事、村松静子監事、佐々木幾美指名理事、田中孝美指名理事、細越幸子第14回学術集会長、大西文子第15回学術集会長、今泉正子、 大和田恭子、尾山とし子、小松智子、山本美紀、若林稲美、宮堀真澄、坂口千鶴、赤塚あさ子、庄野泰乃、小林洋子
書記
尾山とし子(日本赤十字北海道看護大学)・山本美紀(日本赤十字北海道看護大学)
評議員会開催に先立ち、細越幸子学術集会会長、前日本赤十字秋田看護大学学長森美智子先生よりご挨拶があった。また、第15回日本赤十字看護学会学術集会会長大西文子先生の紹介があった。
守田議長より、評議員の出席22名・委任状29名(計51名)で、評議員の過半数をこえており、会則第23条によって成立となることが述べられた。
報告
- 平成24年度理事会および評議委員会報告
田中理事より報告資料1-1、1-2に基づき報告された。
- 平成24年度庶務報告
田中理事より報告資料2に基づき報告された。
- 平成24年度編集委員会報告
本田委員より報告資料3に基づき報告された。
- 平成24年度研究活動委員会報告
寺門委員より報告資料3に基づき報告された。
- 平成24年度広報委員会報告
原委員長より報告資料4に基づき報告された。
- 平成24年度臨床看護実践開発事業委員会報告
川嶋委員より報告資料5に基づき報告された。
- 平成24年度国際活動委員会報告
河合委員長より報告資料6に基づき報告された。
- 平成24年度災害看護活動委員会報告
浦田委員長より報告資料7に基づき報告された。
- 日本看護系学会協議会について
守田理事長より報告資料8に基づき報告された。阿保委員より平成25年度事業計画案の新規事業1)日本看護系協議会のあり方検討会の立ち上げとはどういうことかについて質問があり、守田理事と川嶋理事より、検討内容としてケアの標準化をはかる等の説明があった。
- 看護系学会等社会保険連合について
川嶋副理事長より報告資料9に基づき報告された。
- 第14回赤十字看護学会学術集会状況報告
細越幸子学術集会会長より、会場の一部変更についてと、事前参加者(180名)および懇親会の申し込み者数(45名)について報告された。
- 第15回赤十字看護学会学術集会準備状況報告
大西文子学術集会会長より、報告資料10に基づき説明があった。
審議事項
- 平成24年度決算報告
佐々木理事より審議資料1のとおり説明があった。
- 平成24年度会計監査
前田監事より平成24年度決算報告についての監査を前田監事と村松監事にて行い、適正に処理されていた旨の監査報告があり、決算報告について承認された。
- 平成25年度事業活動計画(案)
守田理事長より審議資料2のとおり説明があり、承認された。
- 平成25年度予算(案)
佐々木理事より審議資料3の訂正と予算について説明があり、承認された。総会には訂正した資料を準備することとなった。
- 名誉会員の承認について
守田理事長より学会の規定に基づき理事会にて濱田悦子氏を推薦した経緯の説明があり、承認された。
- 第16回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認について
守田理事長より理事会にて日本赤十字看護大学学長の高田早苗氏を推薦したことの説明があり、承認された。
- その他
- 広報委員会の原委員長より、学会HPの情報を迅速に知らせるために評議員のメーリングリストを活用したい旨の提案がされた。ついては、評議員のメールアドレスの確認の依頼があった。
- 今泉委員より、病院では看護学会より医学会に参加するようにというムードがあるという発言があった。それに対して、本学会において若い会員を増やしていけるよう努力していくこと、教育機関と臨床の連携をとること、看護部長会などで学会の特徴をアピールしていく等の意見交換を行った。
- 川嶋理事より、現在の診療報酬制度には看護に対する報酬制度がなく、看護が医療の下になっている。そこで看保連に看護報酬制度を作るよう働きかけていく必要があるという意見が出され、意見交換を行った。
評議員会議事録第12回
平成24年6月15日(金)会場:長野県看護大学 管理棟2階 大会議室
第12回評議員会議事録
日時
平成24年6月15日(金) 18時~19時
場所
長野県看護大学 管理棟2階 大会議室
議長
濱田悦子理事長
出席者
濱田悦子・阿保順子・雨宮多喜子・飯村直子・伊藤榮子・井部俊子・江本リナ・奥村潤子・川嶋みどり・川西美佐・杉浦美佐子・筒井真優美・鶴田惠子・中木高夫・西片久美子・野口眞弓・原玲子・藤田冬子・本庄恵子・村松静子・森美智子・谷津裕子・小原真理子・佐々木幾美(計24名)
泉貴子・西田朋子・細越幸子第14回学術集会長・守田美奈子(評議員会外)
欠席者
秋吉信子・安部綾子・市江和子・伊藤ヒロ子・上野富衣・江田柳子・大西章恵・小田初美・柿原加代子・唐澤由美子・烏トキヱ・川原由佳里・黒田裕子・児玉真利子・小森和子・猿田久仁子・下山節子・関谷由香里・高島和歌子・夛喜多惠子・武井麻子・竹中愛子・永井眞由美・平木民子・平澤美惠子・福島道子・松本ゆかり・宮崎妙子・村上睦子・柳めぐみ・松田日登美
議事録署名人・書記
原玲子(宮城大学)・川西美佐(日本赤十字広島看護大学)
資料
- 平成23年度理事会および評議員会報告<報告資料1-1・1-2>
- 平成23年度庶務報告<報告資料2>
- 平成23年度編集委員会報告<報告資料3>
- 平成23年度研究活動委員会報告<報告資料4>
- 平成23年度広報委員会報告<報告資料5>
- 平成23年度臨床看護実践開発事業委員会報告<報告資料6>
- 平成23年度国際活動委員会報告<報告資料7>
- 平成23年度災害看護活動委員会報告<報告資料8>
- 第14回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告<報告資料9>
- 平成23年度決算報告<審議資料1>
- 平成24年度事業活動計画(案)<審議資料2>
- 平成24年度予算(案)<審議資料3>
- 評議員および新役員の選挙結果と承認 <審議資料4>
本庄理事より、評議員出席者24名、委任27名により、評議員57名中51名の出席があり、本評議員会が成立することが報告された。
報告事項
- 平成23年度理事会および評議員会報告 (本庄理事) -報告資料1-1・1-2
本庄理事より、平成23年度には理事会が計8回開催されたことが報告された。平成23年度の主な検討事項として、(1)東日本大震災をうけて災害支援事業に関する学会の対応が強化されたこと、(2)評議員会は第12回学術集会の際に開催したことが報告された。
- 平成23年度庶務報告 (本庄理事) -報告資料2
本庄理事より、(1)平成23年度の正会員入会者数46名・退会者数105名であったこと、(2)平成24年度3月31日現在の正会員数1,255名、賛助会員1名、会員総数1,256名であること、(3)例年、学術集会発表時に入会しその後退会する傾向があり、今後の検討事項とすることが報告された。
- 平成23年度編集委員会報告 (中木監事) -報告資料3
中木監事より、第12巻1号を発刊したことが報告された。論文投稿の増大対策の結果として (1)学位論文の本学会誌への投稿4件があったこと、(2)学術集会での座長推薦枠研究の投稿は0件で成果はまだ出ていないことが報告された。
- 平成23年度研究活動委員会報告 (野口理事) -報告資料4
野口理事より、(1)研究助成が1件に交付されたたこと、(2)過去に助成を受けた研究のうち今年度学会発表されたもの2件、学会誌へ投稿されたもの2件であったこと、(3)第12回学術集会において看護研究セミナー「研究が学会誌に掲載されるまで」および看護研究よろず相談が開催されたこと、(4)研究奨励賞は該当無しであったことが報告された。
- 平成23年度広報委員会報告 (奥村理事) -報告資料5
奥村理事より、(1)ホームページのコンテンツを工夫して掲載したこと、(2)電子学会誌を学会員外にも公開こと、(3)ニュースレターは東日本大震災関連に焦点を当て編集したことが報告された。
- 平成23年度臨床看護実践開発事業委員会報告 (井部理事) -報告資料6
井部理事より、(1)「急性期病棟における高齢者の不穏症状の出現と対応に関する調査」を第12回学術集会で示説発表し、関連する交流集会を開催したこと、(2)震災支援として「東北地方の言語と文化」に関する研修会を開催したこと、(3)3Dサポートチーム活動に関する研究を進めていること、(4)タクティールケアの文献検討を行い、今年度の学術集会指定交流集会にて普及することが報告された。
- 平成23年度国際活動委員会報告 (杉浦理事) -報告資料7
杉浦理事より、(1)ホームページ英語版に被災地支援の様子を掲載したこと、(2)WANSは不参加になったこと、(3)第12回学術集会の指定交流集会Ⅱは参加総数36名だったため、今後学術集会の中でするか否かの検討を要することが報告された。
- 平成23年度災害看護活動委員会報告 (小原理事) -報告資料8
小原理事より、(1)平成23年度は震災支援の知見について交流集会を開催し約100名の参加を得たと共に、写真展の開催したこと、(2)ホームページやニュースレターに掲載したこと、(3)第14回日本看護系学会協議会シンポジウムに参加したこと、(4)第4回災害看護セミナーを開催し281名の参加を得たたことが報告された。
- 第13回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 (阿保学術集会長)
阿保順子(長野県看護大学)第13回学術集会長より、(1)現時点の事前登録数は、1日目が207名(うち44名が学生)、2日目が288名(うち長野赤十字看護専門学校学生125名)、演題数57件、指定交流集会3件、交流集会3件、懇親会40名予定であることが報告された。
- 第14回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 (細越第14回学術集会会長) -報告資料9
細越幸子氏(日本赤十字秋田看護大学)が学術集会長を務める第14回学術集会は、4月に準備委員会を立ち上げ企画を進めており、国際赤十字誕生150年の節目となることから「これからの災害看護-東日本大震災と赤十字救護活動-」をテーマとして、2013年6月22日(土)・23日(日)に開催予定であることが報告され、参加が呼びかけられた。
- その他 (川嶋理事)
川嶋理事より、(1)平成24年4月25日に開催された看護系学会等保険連合の総会に出席し、法人化にあたっての定款案を審議されたことが報告された。
審議事項
- 平成23年度決算報告 (佐々木理事) -審議資料1
佐々木理事より、平成23年度日本赤十字看護学会の一般会計決算と特別会計について説明がなされ、一般会計と特別会計を合わせて黒字決算であったことが報告された。また、特別会計として評議員・理事選挙積立決算、学術集会基金決算、研究助成基金決算ついて説明され、異議なく承認された。
- 平成23年度会計監査 (飯村・中木監事) -審議資料1
飯村監事より、会計監査の結果、一般会計および特別会計に相違ないことが報告され、平成23年度決算について異議なく承認された。
- 平成24年度事業活動計画(案) (濱田理事長) -審議資料2
濱田理事長より、平成24年度の事業計画が説明された。特に、(1)研究活動事業として3事業を計画すること、(2)臨床看護実践開発事業と広報活動事業を継続すること、(3)国際活動事業として国際交流に関する事業を企画すること、(4)災害看護活動事業を企画することが説明され、異議なく承認された。
- 平成24年度予算(案) (佐々木理事) -審議資料3
佐々木理事より、事業計画に基づき平成24年度日本赤十字看護学会予算(案)について説明がなされた。特に、(1)理事会経費は新理事となることから日本赤十字看護大で開催することを仮定して計上していること、(2)平成24年度の評議員・理事選挙設立金予算が3年に1度の開催で100万円必要のため30万円計上していること、(3)学術集会基金特別会計繰入予算と研究助成基金予算は平成23年度と同程度としていること、(4)次年度繰越金は平成24年度と同程度としていることが説明された。
以上の説明により、異議なく承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果と承認 (濱田理事長) -審議資料4
濱田理事長より、(1)平成24~27年度評議員686名の選挙人のうち、投票が348名(50.7%)と上昇していたこと、(2)10名の理事、2名の監事54名が選出されたことについて報告され、異議なく承認された。
- 次期理事長・副理事長の承認 (濱田理事長) -審議資料4
濱田理事長より、次期の理事長に守田美奈子理事、副理事長に川嶋みどり理事が選出された事が報告され、異議なく承認された。次期守田理事長より、指名理事として、佐々木幾美氏(日本赤十字看護大学)と田中孝美氏(日本赤十字看護大学)が推薦され、異議なく承認された。
- 第15回日本赤十字看護学会学術集会長の承認 (濱田理事長)
濱田理事長より、第15回日本赤十字看護学会学術集会の会長に、大西文子氏(日本赤十字豊田看護大学)が推薦され、異議なく承認された。
評議員会議事録第11回
平成23年6月24日(土)会場:国際医療福祉大学 福岡看護学部 2階大会議室
第11回評議員会議事録
日時
平成23年6月24日(金) 18時~19時
場所
国際医療福祉大学 福岡看護学部 2階 大会議室
出席者
濱田悦子・阿保順子・飯村直子・伊藤ヒロ子・井部俊子・江本リナ・小原真理子・奥村潤子 川嶋みどり・佐々木幾美・杉浦美佐子・中木高夫・野口眞弓・藤田冬子・本庄恵子・松田日登美・ 森美智子・谷津裕子・岡崎美智子第12回学術集会長
欠席者
秋吉信子・安部綾子・雨宮多喜子・市江和子・伊藤榮子・上野富衣・江田柳子・大西章恵・小田初美・柿原加代子・唐澤由美子・烏トキヱ・川西美佐・川原由佳里・黒田裕子・児玉真利子・ 小森和子・猿田久仁子・下山節子・関谷由香里・高島和歌子・夛喜多惠子・武井麻子・竹中愛子・ 筒井真優美・鶴田惠子・永井眞由美・西片久美子・原玲子・平木民子・平澤美惠子・福島道子・ 松本ゆかり・宮崎妙子・村上睦子・村松静子・柳めぐみ
議長
濱田悦子理事長
書記
谷津裕子(日本赤十字看護大学)・江本リナ(日本赤十字看護大学)
配付資料
- 平成22年度理事会および評議員会報告<報告資料1-1・1-2>
- 平成22年度庶務報告<報告資料2>
- 平成22年度編集委員会報告<報告資料3>
- 平成22年度研究活動委員会報告<報告資料4>
- 平成22年度広報委員会報告<報告資料5>
- 平成22年度臨床看護実践開発事業委員会報告<報告資料6>
- 平成22年度国際活動委員会報告<報告資料7>
- 平成22年度災害看護活動委員会報告<報告資料8>
- 平成23年度選挙管理委員候補者<報告資料9>
- 平成22年度決算報告<審議資料1>
- 平成23年度事業活動計画(案)<審議資料2>
- 平成23年度予算(案)<審議資料3>
報告
- 平成22年度理事会および評議員会報告 (濱田理事) -報告資料1-1・1-2
濱田理事長より、平成22年度には理事会が計5回開催されたことが報告された。平成22年度の主な検討事項として、(1)平成22年度に中間決済が行われることになったこと、(2)選挙管理委員の候補者が検討されたこと、(3)学会誌発行を年2回より1回へ変更することが報告された。
- 平成22年度庶務報告 (本庄理事) -報告資料2
本庄理事より、(1)平成22年度の会員入会・脱会者数、(2)平成23年度3月31日現在の正会員数が報告され、脱会者数がやや多いことが説明された。
- 平成22年度編集委員会報告 (中木監事) -報告資料3
中木監事より、第11巻1号および2号の発刊、第12巻の編集状況が報告された。発刊が年2回となった以降、投稿論文数が減少していることから、さらなる投稿論文数の増加に向け、次の4つの対策を行うこととなったことが報告された:(1)学位論文の本学会誌への投稿、(2)学部卒論および赤十字関連施設からの投稿、(3)学術集会での座長推薦枠研究の投稿、(4)赤十字系看護大学の学内競争的助成金を受けた研究の投稿。
- 平成22年度研究活動委員会報告 (野口理事) -報告資料4
野口理事より、(1)2件に研究助成が交付され(計¥589,400)、過去に助成を受けた研究のうち学術集会において発表されたもの2件、学会誌へ投稿されたもの2件であったこと、(2)第11回学術集会において看護研究セミナー「看護研究の倫理的配慮の実際」および看護研究よろず相談が開催されたこと、(3)研究奨励賞が1名に授与されたことが報告された。
- 平成22年度広報委員会報告 (奥村理事) -報告資料5
奥村理事より、(1)ホームページリニューアルが行われたこと、(2)東日本大震災の影響により、現在、赤十字関連施設の紹介企画が中断されていること、(3)赤十字関係者による救護・復興取り組みをホームページに紹介していく予定であること、(4)ニュースレターとホームページの二本立てによる情報発信・交流を図っていることが報告された。
- 平成22年度臨床看護実践開発事業委員会報告 (井部理事) -報告資料6
井部理事より、(1)第11回学術集会指定交流集会「伝えたい『看護の技』」の開催、(2)本学会の助成金を得た「急性期病棟における高齢者の不穏症状の出現と対応に関する調査」の実施、(3)「看護師が行う医行為の範囲に関する研究」調査に協力し回答したこと、(4)日本看護系学会協議会の依頼による「特定看護師(仮称)が行う医行為に関する検討」を行い、学会としての回答を行ったことが報告された。
- 平成22年度国際活動委員会報告 (杉浦理事) -報告資料7
杉浦理事より、(1)英語版ホームページのリニューアル、(2)第11回学術集会において市民交流集会を開催したことが報告された。平成23年度には、(1)「東日本大震災」に関する英語版ホームページの充実、(2)国際交流や災害看護に関する国際的な赤十字活動の紹介、(3)第12回学術集会指定交流集会を開催予定であることが紹介された。
- 平成22年度災害看護活動委員会報告 (小原理事) -報告資料8
小原理事より、(1)第11回学術集会交流集会「赤十字災害看護技術の伝承」の開催、(2)第11回学術集会における第3回災害看護セミナー「赤十字災害看護技術の伝承」の開催が報告された。また、(1)東日本大震災被災地である宮城の訪問についてホームページで報告していることや、(2)第12回学術集会指定交流集会のテーマを、東日本大震災関連に急遽変更して行われる予定であることが紹介された。
- 第12回日本赤十字看護学会学術集会状況報告 (岡崎学術集会長)
岡崎美智子(国際医療福祉大学)第12回学術集会長より、(1)現時点の事前登録数(138)、(2)東日本大震災による影響が危ぶまれたものの、締め切りを延期することなく演題を募集することができ、54演題を予定していること、(3)東日本大震災の写真展およびDVDによる活動紹介を企画したことが報告された。また、今回は会計面で苦慮することが多かったが、非会員の方々の多大な協力を得て企画・開催の運びとなったことが報告された。
- 第13回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告 (本庄理事) -学術集会ポスター
阿保順子氏(長野県立看護大学学長)が学術集会長を務める第13回学術集会は、2012年6月16日(土)・17日(日)に開催予定であることが報告され、参加が呼びかけられた。
- 選挙管理委員について 濱田理事長 -報告資料9
選挙管理委員長および委員4名の候補者について報告された。
審議
- 平成22年度決算報告(佐々木理事) -審議資料1
佐々木理事より、平成22年度日本赤十字看護学会の一般会計決算、特別会計(評議員・理事選挙積立)決算、学術集会基金決算、研究助成基金決算ついて説明がなされた。一般会計は赤字決算となったが、特別会計は繰入金があり黒字決算であったことが報告された。
- 平成22年度会計監査 (飯村・中木監事) -審議資料1
飯村監事より、会計監査の結果、一般会計および特別会計に相違ないことが報告され、平成22年度決算について異議なく承認された。
- 平成23年度事業活動計画(案)(濱田理事長) -審議資料2・セミナーポスター
濱田理事長より、平成23年度の事業計画が説明された。特に、(1)学会誌を平成22年度に2刊発行したものの投稿論文数が少なく緊縮財政でもあることから、内容を充実させるためにも学会誌発行を年1回とすることになったこと、(2)臨床看護実践開発事業の一環として、被災者支援のためのセミナー「東北地方の文化と言語の研修会」を2011年7月18日(月祝日)に開催予定であることが説明され、異議なく承認された。
- 平成23年度予算(案)(佐々木理事) -審議資料3
佐々木理事より、事業計画に基づき平成23年度日本赤十字看護学会予算(案)について説明がなされた。特に、(1)学会誌が年に1刊発行となったことを受け、学会誌予算が削減されていること、(2)被災者支援プログラムを予定していることから、臨床看護実践開発事業費予算や災害看護事業費予算が増加していること、(3)特別会計の残額に余裕があることから、平成23年度の評議員・理事選挙設立金予算、学術集会基金特別会計繰入予算、研究助成基金予算が削減されていることが説明された。
以上の説明により、異議なく承認された。
- 第14回日本赤十字看護学会学術集会長の承認(濱田理事)
濱田理事長より、第14回日本赤十字看護学会学術集会の会長に、細越幸子(ほそごえさちこ)氏(日本赤十字秋田看護大学)が推薦され、異議なく承認された。
評議員会議事録第10回
平成22年6月19日(土)会場:日本赤十字北海道看護大学
第10回評議員会議事録
日時
平成22年6月19日(土) 午前8時30分~9時15分
場所
日本赤十字北海道看護大学201号室
出席者
【評議員】雨宮多喜子・飯村直子・伊藤榮子・上野富衣・江本リナ・大西章恵・奥村潤子・小原真理子・川嶋みどり・川原由佳里・黒田裕子・佐々木幾美・杉浦美佐子・筒井真優美・鶴田惠子・中木高夫・西片久美子・野口眞弓・ 濱田悦子・本庄恵子・谷津裕子(出席21名)
石井トク(今大会長)
岡崎美智子(次期大会長)
欠席者
秋吉信子・安部綾子・阿保順子・市江和子・伊藤ヒロコ・井部俊子・江田柳子・小田初美・柏原加代子・唐澤由美子・烏トキヱ・川西美佐・児玉真利子・小森和子・猿田久仁子・下山節子・関谷由香里・高島和歌子・夛喜田惠子・武井麻子・ 竹中愛子・永井眞由美・原玲子・平木民子・平澤美惠子・福島道子・藤田冬子・松田日登美・松本ゆかり・宮崎妙子・村上睦子・村松静子・ 森美智子・柳めぐみ(欠席34名)
委任状
30名
(順不同、敬称略)
議長
濱田悦子
書記
川原由佳里・江本リナ
配付資料
- 平成21年度理事会および評議員会報告<報告資料1-1・1-2>
- 平成21年度庶務報告<報告資料2>
- 平成21年度編集委員会報告<報告資料3>
- 平成21年度研究活動委員会報告<報告資料4>
- 平成21年度広報委員会報告<報告資料5>
- 平成21年度臨床看護実践開発事業委員会報告<報告資料6>
- 平成21年度国際活動委員会報告<報告資料7>
- 平成21年度災害看護活動委員会報告<報告資料8>
- 第12回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告<報告資料9>
- 平成21年度決算報告<審議資料1>
- 平成22年度事業活動計画(案)<審議資料2>
- 平成22年度予算(案)<審議資料3>
報告
- 平成21年度理事会および評議員会報告-報告資料1-1・1-2
濱田理事長より、平成21年度には理事会が8回開催されたことが報告された。そのうち、 第1回及び第2回は旧理事によるもので、新理事・監事の選挙後新理事体制で行われたことが報告された。また、評議員会が 1回開催されたことが報告された。
- 平成21年度庶務報告-報告資料2
本庄理事より、(1)平成21年度の会員入会・脱会数、 (2)平成22年度3月31日現在の正会員数が報告され、会員数がやや減少していることが説明された。
- 平成21年度編集委員会報告-報告資料3
黒田理事より、10巻2号が発行されたことが報告され、年に2号発行していることから会員へ 投稿が呼びかけられた。
- 平成21年度研究活動委員会報告-報告資料4
野口理事より、(1)看護研究セミナーとして第10回学術集会にて質的研究のワークショップが 開催されたこと、(2) 2件に研究助成が交付されたこと(各26万円、計52万円)、(3)過去に助成を受けたもののうち学会発表が 1件、学会誌への投稿が3件であったこと、(4)研究奨励賞が計2名に授与されたことが報告された。
- 平成21年度広報委員会報告-報告資料5
奥村理事より、(1)会員ID・パスワードの発行、電子掲示板の設置、 委員会活動内容および交流集会内容のホームページへの掲載、英語版ホームページの更新、 電子学会誌検索および登録などのホームページ運営について、(2)学会員間の連携や発信を目的として 富山病院看護部を訪問・取材した内容のホームページへの掲載、(3)ニュースレター発行について報告された。
- 平成21年度臨床看護実践開発事業委員会報告-報告資料6
川嶋理事より、(1)横浜市立みなと赤十字病院の3Dチーム活動についてヒアリングを行い、高齢者の不穏症状に関する研究を計画し、本学会の研究助成に申請していること、(2)第11回学術集会において看護ケア技術に関する交流集会を予定していることが報告された。
- 平成21年度国際活動委員会報告-報告資料7
杉浦理事より、平成21年度の4つの事業が報告された。そのうち、世界看護科学学会について、(1)平成20年度に第1回世界看護科学学会学術集会の発起団体となったものの、総会で決議しないままであった経緯があることから、第11回学術集会総会において審議予定であること、(2)第2回世界看護科学学会学術集会が米国で開催予定であることが報告された。
- 平成21年度災害看護活動委員会報告-報告資料8
小原理事より、(1)平成20年度に実施した災害看護に関する2つの調査結果を第10回学術集会および 第1回世界災害看護学会で発表されたこと、(2)災害看護セミナーの開催、(3)第11回学術集会において交流集会を予定していることが報告された。
- 第11回日本赤十字看護学会学術集会状況報告
石井トク子第11回学術集会長より、開催の運びとなったことが伝えられ、(1)57演題、2つの公募交流集会、4つの指定交流集会を予定していること、(2)1演題の取り消しがあった経緯について、(3)現時点の事前登録数141、(4)ナーシングサイエンスカフェを 開催予定であることが報告された。
- 第12回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告-報告資料9
岡崎美智子氏(国際医療福祉大学)より、第12回学術集会の概要が紹介され参加が呼びかけられた。
以上の報告事項は異議なく承認された。
審議
- 平成21年度決算報告-審議資料1
佐々木理事より、平成21年度日本赤十字看護学会の一般会計決算、特別会計の評議員・理事選挙積立決算、学術集会基金決算、研究助成基金決算ついて説明がなされた。
- 平成21年度会計監査
中木監事より、会計監査の結果、一般会計および特別会計に相違ないことが報告され、平成21年度決算について異議なく承認された。
- 平成22年度事業活動計画(案)-審議資料2
濱田理事長より、平成22年度の事業計画が説明され、異議なく承認された。
- 平成22年度予算(案) -審議資料3
佐々木理事より、事業計画に基づき平成22年度日本赤十字看護学会予算(案)について説明がなされた。 特に、ホームページリニューアル委託費用とナーシングサイエンスカフェ費用が組まれたこと、評議員・理事選挙設立金を3年間で 約100万円としたことが説明された。
予算案について筒井評議員より、繰越金が多く見受けられるため事務局の負担がない ように業務委託など考えられるだろうかとの質問がなされた。
これに対し、平成20年および21年度は赤字決算であり約300万の 赤字となっており、このままだとおよそ3年間で繰越金がなくなってしまうことを危惧し、年度の全ての事業において予算を 削った経緯が説明された。
以上の報告事項は異議なく承認された。
- 第13回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
濱田理事長より、第13回日本赤十字看護学会学術集会の会長に、長野県看護大学学長 阿保順子氏が推薦され、異議なく承認された。
- その他
川嶋理事より、日本看護系学会協議会から各学会へ周知して欲しいとの依頼を受け、「高度実践看護師制度あり方検討会」で検討されている特定看護師(仮称)について紹介がなされた。
評議員会議事録第 9回
平成21年6月19日(金)会場:日本赤十字看護大学
第9回評議員会議事録
日時
平成21年6月19日(金)午後18時45分~19時50分
場所
日本赤十字看護大学 201号室
出席者
【評議員】安部綾子、天野幹子、市江和子、江藤節代、江本リナ、大島弓子、 大和田恭子、奥野茂代、樺山たみ子、川上潤子、小宮敬子、最所浩美、佐々木幾美、佐藤栄子、杉浦美佐子、高島和歌子、竹内幸枝、西片久美子、野口眞弓、八矢幸美、平木民子、福島道子、二ッ森栄子、本庄恵子、本田多美枝、前田久美子、守田美奈子、谷津裕子、吉田みつ子(出席 30名)
【欠席者】石井トク第11回学術集会会長、井川玲子、江田柳子、大内田真澄、大西章恵、大場美代子、尾山とし子、烏トキヱ、黒田美也子、小森和子、佐々木理恵子、柴田レイ子、鈴木真知子、関谷由香里、ソルステインソンみさえ、多喜田恵子、寺門とも子、野村美香、畠山悦子、舛森とも子、松近昌子、松本尚子、宮門郁代、望月律子、休波茂子(欠席 25名)
(順不同、敬称略)
議長
新道幸恵
書記
大和田恭子・江本リナ
配付資料
- 平成20年度理事会および評議員会報告<報告資料1-1・1-2>
- 平成20年度庶務報告<報告資料2>
- 平成20年度編集員会報告<報告資料3>
- 平成20年度研究活動委員会報告<報告資料3>
- 平成20年度広報委員会報告<報告資料4>
- 平成20年度臨床看護実践開発事業委員会報告<報告資料4>
- 平成20年度国際活動委員会報告<報告資料5>
- 平成20年度災害看護活動委員会報告<報告資料5>
- 第11回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告<報告資料6>
- 平成20年度決算報告<審議資料1>
- 平成21年度事業活動計画(案)<審議資料3>
- 平成21年度予算(案)<審議資料4>
- 評議員および新役員の選挙結果について<審議資料5>
挨拶
新道幸惠理事長
新道理事長より、平成20年度の新たな取組みとして、(1)災害活動委員会を立ち上げたこと、(2)世界看護科学学会へ参加することとなり、本学会から企画委員を出していること、(3)研究奨励賞制度をスタートさせたことが紹介された。
報告
- 平成20年度理事会および評議員会報告-報告資料1-1・1-2
新道理事長より、平成20年度の理事会は計12回(うち紙面理事会を8回)開催され、審議された内容について報告された。なかでも、第7回理事会において、(1)世界看護科学学会に10万円寄付すること、(2)「診療行為に関連した死亡調査分析モデル事業」に協力し、学会から有職者を推薦すること、(3)10周年記念について段階的に理事会で審議し、当初、日本赤十字社の近衞社長の特別講義を予定していたところ、記念式典とパネルディスカッションに変更することを決議したことが報告された。
報告資料1-1 p.3/4 第7回(第48回)理事会の『審議事項』2. の誤字が訂正された。
「診療行為に関連した志望調査分析モデル事業」
誤 志望 → 正 死亡
- 平成20年度庶務報告-報告資料2
安達理事より、(1)平成21年2月14日現在の会員数、(2)平成12年度~平成21年度までの正会員数の推移が報告され、会員数が横ばいである現状についての説明と増員への呼びかけがなされた。
- 平成20年度編集員会報告-報告資料3
福島理事より、(1)第9巻1号の編集と刊行を終え、より質の高い論文を増やすことが今後の課題であること、(2)編集作業を学会誌刊行センターへ業務委託し、現在滞りなく行われていること、(3)平成21年度より年2号の刊行となることが報告された。
- 平成20年度研究活動委員会報告 (野口理事)
野口理事より、(1)看護研究セミナーの開催、(2)研究助成、助成を受けた1名の学会発表および学会誌への投稿の1年間期限延長の承認、(3)研究奨励賞制度の新設および表彰論文の選考、第10回学術集会総会において表彰予定であることが報告された。
報告資料3 平成20年度研究活動委員会活動報告 2行目の誤字が訂正された。
「… 北素子先生を公使として …」
誤 公使 → 正 講師
- 平成20年度広報委員会報告-報告資料4
杉浦理事より、(1)第6号ニュースレターの発行、(2)ホームページ上での学会誌投稿論文の呼びかけ、電子学会誌への登録、災害看護活動委員会によるセミナー開催の紹介、学術集会での交流集会の内容掲載、世界看護科学学会のインフォメーション提供について報告された。
- 平成20年度臨床看護実践開発事業委員会報告-報告資料4
二ツ森理事より、(1)第9回学術集会にて行われた交流セッション内容のホームページ掲載、(2)第10回学術集会での交流セッションの予定、(3)全国へ呼びかけた「“伝えたい看護の技”の一言」冊子を第10回学術集会交流セッションにて配布する予定について報告された。
- 平成20年度国際活動委員会報告-報告資料5
原理事より、(1)平成20年度に看護師養成に関する調査と第10回学術集会での発表予定、(2)第10回学術集会での交流セッション開催予定、(3)世界看護科学学会の企画委員およびプログラム委員への協力と発起団体展示ブース設置予定について報告された。
- 平成20年度災害看護活動委員会報告-報告資料5
前田理事より、(1)本委員会は平成20年度に新設された委員会であること、(2)災害看護に関する2つの調査と第10回学術集会での発表予定、(3)災害看護セミナーの開催、(4)第10回学術集会での交流セッション開催予定について報告された。
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会状況報告
守田副理事長より、第10回学術集会が開催の運びとなったことが伝えられ、(1)計81演題に加え6つの交流セッション、6つのテーマセッション、10周年記念式典・パネルディスカッションが予定されていること、(2)事前登録者250名程度、懇親会事前登録者60名程度の見込みがあることが報告された。また、懇親会への参加が呼びかけられた。
- 第11回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告-報告資料6
新道理事長より、第11回日本赤十字看護学会学術集会の概要が紹介され参加が呼びかけられた。
- その他
- 研究奨励賞(報告資料7)
新道理事長より、2つの論文が研究奨励賞を受賞することが報告された。研究奨励賞は、学会誌第1号より平成20年度までのすべての論文を対象としたこと、また、研究奨励賞検討委員会で選考基準を設け選考し、理事会で承認されたことが説明された。第10回日本赤十字看護学会学術集会での総会において、賞状と盾を贈り表彰する予定であることが報告された。
- 日本看護系学会協議会の活動
新道理事長より、(1)平成20年度のニュースレター発行、(2)ホームページでの広報、(3)看護科学学会においてナーシングカフェの開催や、南裕子氏による学術学会の動向と高額科学研究費をとるためのミニレクチャーの開催、(4)「診療行為に関連した死亡調査分析モデル事業」への協力要請を受け、本学会から6名の会員が参画されることになったこと、(5)太田喜久子氏が会長に選出されたことが報告され、予算執行状況の説明および理事会において承認されたことが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合会
新道理事長より、看護技術の診療報酬化のための厚生労働省への申請を目標に、5つのワーキンググループにより作業を進めていることが報告された。
質疑応答
報告資料6にある第11回学術集会日程の誤りが指摘され訂正された。
誤 2010年6月
20日(土)・21日(日) → 正 6月19日(土)・20日(日)
以上の報告事項は異議なく承認された。
審議
- 平成20年度決算報告-審議資料1
最所理事より、平成20年度日本赤十字看護学会の一般会計決算、特別会計の研究助成基金決算、学術集会基金決算、評議員・理事選挙積み立て金決算について説明がなされた。
- 平成20年度会計監査-審議資料1
竹内理事より、会計監査の結果、一般会計および特別会計に相違ないことが報告され、平成20年度決算について異議なく承認された。
- 平成21年度事業活動計画(案)-審議資料3
新道理事より、平成21年度の事業活動計画が説明され、異議なく承認された。
- 平成21年度予算(案)-審議資料4
最所理事より、平成21年度日本赤十字看護学会予算(案)について説明がなされ、異議なく承認された。
- 評議員および新役員の選挙結果について―審議資料5
佐々木選挙管理委員長より、評議員選挙および理事・監事選挙が行われ資料のとおり評議員が選出されたことが報告された。また、選挙過程において、返信封筒の裏に住所・氏名の記載欄がないまま印刷されてしまったため再投票することとなった経緯や、再印刷や返信受け取りなどは印刷業者が全て負担することとなり学会および会員への負担はなかったこと、1回目の投票時の無効数や2回目の投票率を考慮すると、再投票は良い結果に終わったことなどが報告された。
- 第12回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
新道理事長より、第12回日本赤十字看護学会学術集会の会長に、京都橘大学の岡崎美智子氏が推薦され、異議なく承認された。
- その他 新道理事長より、平成21年6月20日(土)に10周年記念式典が開催されることが紹介され、参加が呼びかけられた。来賓として学園理事長大塚義治氏、日本看護系学会協議会会長太田喜久子氏、日本赤十字社医学会理事長山田史氏を予定しており、パネルディスカッションが行われることも説明された。
評議員会議事録第 8回
平成20年6月14日(土)会場:京都橘大学
第8回評議員会議事録
日時
平成20年6月14日(土)8:30~9:30
場所
京都橘大学 清優館
出席者
【理事】新道幸恵(理事長)、守田美奈子(副理事長)、安達祐子、奥野茂代、最所浩美、杉浦美佐子、野口眞弓、福島道子、二ツ森栄子、原玲子
【評議員】安部綾子、天野幹子、井川玲子、市江和子、江本リナ、大和田恭子、烏トキヱ、小森和子、佐々木幾美、佐藤栄子、平木民子、松近昌子、松本尚子、 宮門郁代、吉田みつ子
【監事】竹内幸枝、前田久美子
【次期学術集会会長】守田美奈子
(順不同、敬称略)
配付資料
【報告】
- 平成19年度日本赤十字看護学会理事会および評議員会報告 <報告資料1-1・1-2>
- 平成19年度庶務報告<報告資料2>
- 平成19年度編集委員会報告<報告資料3>
- 平成19年度研究活動委員会報告<報告資料4>
- 平成19年度広報委員会活動報告<報告資料5>
- 平成19年度臨床看護実践開発事業委員会報告><報告資料6>
- 平成19年度国際活動委員会報告<報告資料7>
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会状況報告
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会状況報告<報告資料8>
- 選挙管理委員の選出について<報告資料9>
【審議】
- 会則変更について
<審議資料1>
- 評議員の辞任にともなう新評議員の承認について
<審議資料2>
- 平成19年度決算報告
<審議資料3>
- 平成19年度会計監査
<審議資料4>
- 平成20年度事業活動計画(案)
<審議資料5>
- 平成20年度日本赤十字看護学会予算(案)
<審議資料6>
- 名誉会員の承認について
- 第11回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認
- その他
議事
53名の評議員のうち、21名の出席および委任状23名で、「日本赤十字看護学会会則」第22条の3の定足数27を満たしているため、評議員会は成立することが確認された。
書記の任命
第8回評議員会書記は、次の通り任命された。
松近昌子(大阪赤十字看護専門学校) 吉田みつ子(日本赤十字看護大学)
報告
- 平成19年度日本赤十字看護学会理事会および評議員会報告(新道理事)-報告資料1-1・1-2
平成19年度に開催された理事会・評議員会での報告・審議事項について報告があった。
- 平成19年度庶務報告(安達理事)-報告資料2
平成19年度の入会者数は99名、脱会者数209名、会員総数は平成20年2月16日現在で正会員1,570名、賛助会員1名、会員総数1,571名であると報告がった。また、2年間の会費滞納者200名が資格喪失となるため、それらを整理すると、現在会員数は約1,300名であると説明された。
- 編集委員会報告(福島理事)-報告資料3
学会誌第8巻は、例年になく投稿数が多く、研究報告8編、資料4編、実践報告3編が掲載され、従来のB5判からA4判にサイズに変更したと報告があった。第9巻の締め切りは従来より1か月早め平成20年7月末日としたこと、会員の研究活動の促進のため研究奨励賞について検討を進めていること、学会誌を年間2回発刊可能か検討したと報告された。また、事務局作業の削減と円滑化を図るため、事務作業内容の業者委託を検討したいと説明があった。
- 研究活動委員会報告(野口理事)-報告資料4
看護研究セミナーを3年間にわたり開催し、平成19年度は第8回学術集会において北素子講師によるワークショップを開催し、好評を得たと報告された。研究助成については、2件、総額589,000円を助成したと報告があった。
- 広報委員会報告(杉浦理事)-報告資料5
第4号ニューズレターの発行と、ホームページの管理運用を主に活動を行ってきたことが報告された。ホームページについては、学会会員間の電子掲示板の利用が可能となるようにしたが、掲示板への投稿がほとんど無く、今後、具体的に活性化していくことが必要であると述べられた。
- 臨床看護実践開発事業委員会(二ツ森委員長)-報告資料6
昨年は「伝えよう 看護の技」をテーマに交流集会を開催し、参加者より好評を得たため、今年度も学術集会において第2弾を実施予定であると報告された。さらに、赤十字に特徴的な技や知について面接調査を実施し、現在分析に取り掛かっていると報告があった。
- 国際活動委員会報告(原委員長)-報告資料7
学会のホームページの英語版を作成する準備をすすめ、平成20年6月に開設予定であること、各国赤十字社における看護師養成等の実態について調査するための準備をすすめていること、国際協力をテーマに、海外での活動経験を会員相互で共有するために学術集会にて交流セッションを開催することなどが報告された。また、世界看護科学学会学術集会開催にむけて、本学会からは杉浦理事を推薦し、すでに第1回企画委員会が開催されたと報告された。
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(奥野 第9回学術集会会長)
第9回学術集会では、シンポジウム、テーマセッション、口演、示説の発表が予定され、170名の事前登録があり、関係者50名の参加を加えると、約230名の参加が見込まれると報告があった。一方、懇親会事前申し込み者数が18名と少ないため、多くの参加者を募りたいこと、学生の太鼓クラブが演奏予定で準備していると報告された。
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告
(守田 第10回学術集会会長)-報告資料8
平成20年6月20日(土)、21日(日)に日本赤十字看護大学にて開催予定であり、すでに2回の企画委員会を開催し、メインテーマが「語ろう 看護の夢」に決定したと報告された。
- 選挙管理委員の選出について-報告資料9
次期評議員選挙について、佐々木幾美氏(日本赤十字看護大学)、江本リナ氏(日本赤十字看護大学)、下村裕子氏(日本赤十字看護大学)、長内佐斗子氏(日本赤十字社医療センター)、東智子氏(日本赤十字社幹部看護師研修センター)の5名を選出したことが報告された。
審議
- 会則変更(新道理事長)-審議資料1
学会活動の拡大にともない、学会会則第10条に規定されている理事の人数について、8名から10名に増員することが提案され、承認された。
- 評議員辞退(新道理事長)-審議資料2
永見瑠美子氏(前鳥取大学)より、評議員辞退の申し出があり承認された。永見氏の辞退に伴い、関谷由香里氏(愛媛県立医療技術大学)が繰り上げとなり、承認された。
- 平成19年度決算報告(最所理事)-審議資料3・4
資料のとおり平成19年度の学会決算、特別会計(学術集会基金決算、研究助成基金決算および評議員・理事選挙積立金決算)が報告され、異議なく承認された。
- 平成19年度会計監査(竹内・前田監事) -審議資料3・4
竹内監事より、平成19年度決算報告、特別会計について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査の結果、適正に処理されていることが報告され、異議なく承認された。併せて、税理士による会計監査結果についても資料4のとおり報告された。
税理士の監査については会計帳簿等の照合による適正運用という観点から、監事には事業との関係で適正運用がなされているかという点を監査することが説明され、承認された。
- 平成20年度事業活動計画案(新道理事長)―審議資料5
理事長より、平成20年度事業活動計画について、説明され承認された。平成20年度は、本学会の10周年となり、節目の事業として企画していくこととなった。
- 平成20年度予算案 (最所理事)-審議資料6
資料のとおり、平成20年度予算について説明された。10周年記念事業として総会にかかる費用を30万円に増額した点、研究奨励賞表彰制度のために積み立てを行うこと、災害看護活動事業のための予算を新設したこと、10周年および事業の拡大のため予備費を増額した点について説明され、異議なく承認された。
- 名誉会員
本学会の発足より多大な貢献をしてこられた松木光子氏(北海道赤十字看護大学名誉学長)を名誉会員として推薦することが承認された。
- 第11回日本赤十字看護学会学術集会会長の選出(新道理事長)
第11回日本赤十字看護学会学術集会会長に、石井トク氏(日本赤十字看護大学)が選出され、異議なく承認された。
評議員会議事録第 7回
平成19年6月16日(土)会場:日本赤十字豊田看護大学
第7回評議員会議事録
日時
平成19年6月16日(土)9:30~10:45
場所
日本赤十字豊田看護大学 小会議室
出席者
新道幸惠理事長、守田美奈子副理事長、奥野茂代理事、最所浩美理事、杉浦美佐子理事、野口眞弓理事、福島道子理事、二ツ森栄子理事、原玲子理事、安達祐子理事、竹内幸枝監事、前田久美子監事
【評議員】市江和子、江藤節代、江本リナ、 大和田恭子、小森和子、佐々木幾美、佐藤栄子、多喜田恵子、竹内幸枝、寺門とも子、本田多美枝、望月律子、谷津裕子、烏トキエ、佐々木理恵子
【次期学術集会会長】奥野茂代
(順不同、敬称略)
配付資料
- 平成18年度日本赤十字看護学会理事会および評議員会報告<報告資料1-1・1-2>
- 平成18年度庶務報告<報告資料2>
- 平成18年度編集委員会報告<報告資料3>
- 平成18年度研究活動委員会報告<報告資料4>
- 平成18年度広報委員会活動報告<報告資料5>
- 臨床看護実践開発事業委員会報告<報告資料6>
- 評議員の辞任に伴う新評議員の承認について<報告資料7>
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会状況報告
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告<報告資料9>
- 平成17年度修正決算報告および会計監査<審議資料1>
- 平成18年度修正予算<審議資料2>
- 平成18年度決算報告<審議資料3>
- 平成18年度会計監査<審議資料4>
- 平成19年度事業活動計画(案)<審議資料5>
- 平成19年度日本赤十字看護学会予算(案)<審議資料6>
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会長の承認
- 会則変更について
- その他<審議資料9>
議事
54の評議員のうち、24名の出席および委任状21で、「日本赤十字看護学会会則」第22条の3の定足数27を満たしているため、評議員会は成立することが確認された。
書記の任命
第7回評議員会書記は、次の通り任命された。
江本リナ(日本赤十字看護大学)、烏トキエ(日本赤十字社幹部看護師研修センター)
報告
- 平成18年度日本赤十字看護学会理事会
および評議員会報告(新道幸惠理事長)-報告資料1-1・1-2
平成18年度に開催された理事会(6回)についての報告事項と審議事項の報告がおこなわれた。
- 平成18年度庶務報告(安達祐子理事)-報告資料2
平成18年度の入会者数は209名、脱会者数198名、会員総数は平成19年2月24日現在で正会員1,620名、賛助会員1名、会員総数1,6421名であることが報告された。
- 編集委員会報告(福島道子理事)-報告資料3
学会誌第7巻は、第7回日本赤十字看護学会学術集会に関するものと計9編の投稿論文(原著1編、研究報告2編、資料1編、実践報告1編、研究ノート1編)が掲載された。さらに、第8巻第1号の締め切りは平成19年8月31日であることが報告され、発行に向けた投稿が広く呼びかけられた。
- 研究活動委員会報告(野口真弓理事)-報告資料4
看護研究セミナーとして、第7回学術集会において河口てる子氏によるアンケート調査に関するワークショップが開催され、第8回学術集会において北素子氏による質的研究方法に関するワークショップが開催される予定であることが報告された。また、平成19年度研究助成2件の助成金額とその経過について報告された。
- 広報委員会報告(杉浦美佐子理事)-報告資料5
第4号学会ニュースレターの発行と、ホームページ上に「伝えたい看護の技」の電子掲示板が設置されたことが報告された。
- 平成18年度臨床看護実践開発事業委員会の報告書(二ツ森栄子委員長)-報告資料6
平成18年度より新規事業として「臨床看護実践開発事業」が開始され、ニュースレター、ホームページ、学術集会の交流セッションなどを通した啓蒙活動が報告された。
- 評議員の辞任に伴う新評議員の承認について(新道幸惠理事長)-報告資料7
評議員の辞任に伴い、会則第14条2項に従って、次点者である安部綾子氏が評議員に推薦され、審議の結果承認された。
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会状況報告(小西美智子第8回学術集会会長)
第8回学術集会では、シンポジウム、テーマセッション、口演52題、示説24題、うち1題の辞退を除いた計75題の発表が予定されていることが報告された。
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(奥野茂代第9回学術集会会長)
平成19年6月14日(土)・15日(日)に京都橘大学にて開催すること、第1回企画委員会を8月に予定していること、メインテーマは「認知症の人と家族のくらしを支える看護を考える」であることが報告された。
- その他
- 日本看護系学会協議会について(新道幸惠理事長)
看護系学会協議会の経緯が説明され、看護の学会が社会的に認知されるような活動を目指していること、その活動をニュースレターや学会誌を通して会員へ報告予定であること、また守田副理事長が委員として参加していることなどが報告された。
- 看護系学会等社会保険連合について(守田福理事長)
本学会は看保連の診療報酬改訂に向けた「看護技術検討委員会」および「診療報酬および介護報酬体系のありかたに関する検討委員会」の2つの委員会に加入しており、次の事柄が報告された:1)平成19年度の活動報告、2)平成20年度の活動方針(医療技術評価検案書の提出、診療報酬の改定に向けた意見書の提出、診療報酬および平成21年度の介護報酬改訂の準備をする、組織の基盤を整える、内保連・外保連との連携強化、ホームページの充実)、3)来年度の会費、4)看保連の議事録を閲覧できるID・パスワードの公開について。
- 世界看護科学学会(仮称)の設立について(前田監事)
5月下旬に開かれたCNR・ICN大会にて、世界看護科学学会(仮称)が設立されたことが報告された。世界看護科学学会の設立意図、加盟方法、組織、事業計画、経営などについて説明され、第1回世界看護科学学会が2009年に開催される予定であること、また、本学会が世界科学学会の発起人に加わることについて理事会で審議し承認されたことが報告された。
審議
- 平成17年度修正決算報告および会計監査(河口前理事会計)-審議資料1
会計から一部余剰金があることが判明し、東日本税理士法人に監査を依頼して本学会発足後の会計について精査してもらった結果、不明過剰金が\208,321あった。この不明過剰金については、会計上「過年度修正益」として処理され、平成17年度修正決算、平成18年度修正予算・決算、平成19年度予算が立案されたことが報告され、異議なく承認された。
- 平成18年度修正予算(河口前理事会計)-審議資料2
平成17年度過年度修正益(¥208,321)を含めた平成18年度修正予算案が立案されたことが報告され、異議なく承認され
- 平成18年度決算報告(最所浩美理事)-審議資料3・4
資料のとおり平成18年度の決算、特別会計の学術集会基金決算、研究助成基金決算および評議員・理事選挙決算が報告され、異議なく承認された。
- 平成18年度会計監査(竹内幸枝監事) -審議資料3・4
竹内監事より、平成18年度決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査の結果、適正に処理されていることが報告され、異議なく承認された。
- 平成18年度事業活動計画案(新道幸惠理事長)―審議資料5
理事長より、平成19年度事業活動計画について、学術集会の開催、学会誌の発行、研究活動事業、臨床看護実践開発事業、広報活動事業、および新事業として国際活動事業について説明され、異議なく承認された。
- 平成19年度予算案 (最所浩美理事)-審議資料6
平成19年度事業計画を受けて、平成19年度予算案、特別会計予算案が提案され、意義なく承認された。
- 第10回日本赤十字看護学会学術集会会長の選出(新道幸惠理事長)
第10回日本赤十字看護学会学術集会会長に守田美奈子氏(日本赤十字看護大学)が推薦され、異議なく承認された。
- 会則変更(新道幸惠理事長)
日本赤十字看護学会会則第5条に名誉会員を新たに設けること、第8条として名誉会員の定義を付加する会則変更が提案され、異議なく承認された。
また、樋口前理事長を名誉会員に推薦することが審議され、異議なく承認され理事会へ提案されることとなった。
評議員会議事録第 6回
平成18年6月16日(金)会場:日本赤十字秋田短期大学
第6回評議員会議事録
日時
平成18年6月16日(金)9:30~10:35
場所
日本赤十字秋田短期大学 会議室
出席者
樋口康子理事長、河口てる子理事、川嶋みどり理事、筒井真優美理事、濱田悦子理事、守田美奈子理事、新道幸惠理事、竹内幸枝監事
欠席:黒田裕子理事、池川清子理事、村上美好監事
【評議員】門脇豊子、樺山たみ子、西條泰子、二ッ森栄子
【次期学術集会会長】小西美智子
【新役員】杉浦美佐子、野口真弓、福島道子
(順不同、敬称略)
配付資料
- 平成17年度日本赤十字看護学会理事会報告<報告資料1>
- 平成17年度庶務報告<報告資料2>
- 平成17年度編集委員会報告<報告資料3>
- 平成17年度研究活動委員会報告<報告資料4>
- 平成17年度広報委員会活動報告<報告資料5>
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会準備状況<報告資料6>
- 平成17年度日本赤十字看護学会決算<審議資料1・2>
- 平成18年度事業活動計画(案)<審議資料3>
- 平成18年度日本赤十字看護学会予算i案)<審議資料4>
- 日本赤十字看護学会評議員選挙結果、次期理事・監事名簿<審議資料5>
議事
53名の評議員のうち、11名の出席および委任状31で、「日本赤十字看護学会会則」第22条の3の定足数27を満たしているため、評議員会は成立することが確認される。
書記の任命
第6回評議員会書記は、次の通り任命された。
二ッ森栄子(日本赤十字北海道看護大学)、樺山たみ子(姫路赤十字看護専門学校)
報告
- 平成17年度理事会報告(樋口理事長)-報告資料1
平成17年度に開催された理事会(7回)についての報告事項と審議事項の報告がおこなわれた。
- 平成17年度庶務報告(濱田理事)-報告資料2
平成17年度の入会者数は128名、脱会者数69名、会員総数は平成18年1月12日現在で正会員1,643名、賛助会員1名、会員総数1,644名であることが報告された。
- 編集委員会報告(黒田理事に代わり濱田理事)-報告資料3
学会誌第6巻第1号は平成18年3月末に発行した。16編の投稿論文があったが、査読結果により掲載不可4編、辞退3編があり、計9編が掲載された。また、投稿論文と査読に関する課題が説明された。さらに、第7巻第1号の締め切りは平成18年8月31日であることが報告され、発行に向けた投稿が広く呼びかけられた。
- 研究活動委員会報告(筒井理事)-報告資料4
今年度の研究活動コーナーの開催については、学術集会2日目に開催しアンケート調査に関するワークショップ(日本赤十字看護大学教授:河口てる子氏)を開催することが報告された。
平成17年度研究助成1件の決算報告書監査と平成18年度研究助成4件の助成金額とその経過について報告された。また、研究助成金決算報告書の記載例については、助成決定者に配布すると共に、ホームページ上に掲載した旨が報告された。さらに、研究助成に関する規程および研究助成申請書記入要領の改訂に関する説明が行われた。
- 広報委員会報告(守田理事)-報告資料5
第3号学会ニュースレターを発行したこと、学会ホームページの更新がなされたこと、学会誌第1巻~第6巻までのCD-ROMが完成し、学会事務局で10部保存している旨報告された。
- 第7回日本赤十字看護学会学術集会経過報告(今泉正子第7回学術集会会長)
第7回学術集会は、6月15日現在、事前申込者204名、学生参加申込者44名であることが報告され、懇親会への出席が広く呼びかけられた。
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(小西美智子第8回学術集会会長)
平成19年6月16日(土)・17日(日)、日本赤十字豊田看護大学にて開催すること、5月には第1回企画委員会が開催された旨報告された。メインテーマは「看護活動と地域社会との協働」である。
審議
- 平成18年度決算報告(河口理事)-審議資料1・2
河口理事より、資料のとおり平成17年度の決算、特別会計の学術集会基金決算、研究助成基金決算および評議員・理事選挙決算が報告され、異議なく承認された。
- 平成18年度会計監査(竹内監事)-審議資料1・2
竹内監事より、平成18年度決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査の結果、適正に処理されていることが報告され、異議なく承認された。
- 平成18年度事業活動計画案(樋口理事長)-審議資料3
樋口理事長より、平成18年度事業活動計画について、学術集会の開催、学会誌の発行、研究活動事業、広報活動事業、新規事業として臨床看護実践開発事業について提案された。川嶋理事より、新規事業に関する説明が次のようにされた。
日本学術会議の改組に伴い、看護系学会の参加が要請されたため各看護系学会から役員が選出され、平成18年4月より日本看護系学会協議会は新体制となった。現在、看護技術料は診療報酬に組み込まれていないことに鑑み、看護技術検討部会と診療報酬検討部会が立ち上がっている。本学会としては、日本各地の日赤の各学校、病院の連携を活かして、即研究ということだけではなく、実践レベルの情報収集をしていくことにより臨床に埋もれている「知」を抽出し、診療報酬に計上できるだけのものを検討していきたい。そのための新規事業として「臨床看護実践開発事業(案)」を提案したい事、既に予算化もしている旨が説明された。門脇評議員より、この活動を通して成果を提言することにより、臨床の実践レベルも上がることが推察され、さらに地域の中で日赤系列の病院の信頼度があがるように看護実践能力向上させることに寄与するようなものとなることを期待したい、との意見が出された。平成18年度事業活動計画については、新規事業も含めて、異議無く承認された。
- 平成18年度予算案 (河口理事) -審議資料4
平成18年度事業計画を受けて、平成18年度予算案、特別会計予算案が提案され、意義なく承認された。新役員体制になることに鑑み、「Ⅱ.会議費」を増額し、予備費を900,000円準備していること、次年度繰越金が220万円余りであるのは、天災等のトラブルがあっても最低限、学会誌の発行が可能な額であり、学会運営上妥当であることが説明された。
- 評議員および新役員の選挙結果について(濱田理事)―審議資料5
日本赤十字看護学会評議員会選挙および、理事・監事選挙結果が報告され、異議無く承認された。また、平成18年6月15日の新役員打ち合わせ会議における審議の結果、理事長には新道幸惠氏、副理事長には守田美奈子氏が選出され、指名理事には、日本赤十字看護大学 安達祐子氏、日本赤十字社幹部看護師研修センター 原玲子氏が指名されたことが報告され、承認された。
- 第9回日本赤十字看護学会学術集会会長の選出(濱田理事)
第9回日本赤十字看護学会学術集会会長に奥野茂代氏(長野県看護大学、次年度より橘大学)が選出され、異議なく承認された。
- 新役員の挨拶
新役員に選出された理事・監事より就任の挨拶がされた。
評議員会議事録第 5回
平成17年6月10日(金)会場:日本赤十字九州国際看護大学
第5回評議員会議事録
日時
平成17年6月10日(金)9:30~10:45
場所
日本赤十字九州国際看護大学 オーヴァルホール研修室1
出席者
樋口康子理事長、池川清子理事、河口てる子理事、川島みどり理事、筒井真優美理事、濱田悦子理事、守田美奈子理事、竹内幸枝監事、黒田裕子理事代理鈴木眞知子
欠席:小島通代副理事長、村上美好監事
【評議員】江藤節代、大内田真澄、兼安久恵、樺山たみ子、古賀クミ子、松木光子、村松静子、森美智子
【次期学術集会会長】今泉正子
(順不同、敬称略)
配付資料
- 平成16年度理事会報告(報告資料1)
- 庶務報告(報告資料2)
- 編集委員会報告(報告資料3)
- 研究活動委員会報告(報告資料4)
- 広報委員会報告(報告資料5)
- 選挙管理委員の選出(報告資料6)
- 平成16年度決算報告(審議資料1)
- 平成16年度会計監査
- 平成17年度事業活動計画案(審議資料2)
- 平成17年度予算案(審議資料3)
- 会則の変更(審議資料4)
- 投稿規定の変更(審議資料5)
- 会費の値上げについて(審議資料6)
議事
書記の任命
第5回評議員会書記は、次の通り任命された。
大内田真澄(福岡赤十字病院)、古賀クミ子(唐津赤十字病院)
報告
- 平成16年度理事会報告(樋口理事長)(報告資料1)
平成16年度に開催された理事会(5回)についての報告事項と審議事項の報告がおこなわれた。
- 平成16年度庶務報告(濱田理事)(報告資料2)
平成16年度の入会者数は162名、脱会者数65名、会員総数は平成17年1月22日現在で正会員1,851名、平成17年6月9日現在正会員数1,915名、賛助会員1名であることが報告された。
また、平成18年度の診療報酬の大改定を睨み看護技術に対する診療報酬の請求について、看護系学会・看護協会・大学病院等の代表による検討が始まり、看護系学会等社会保険連合が結成され、本学会からは、川島理事が代表として参加していることが報告された。
- 編集委員会報告(鈴木編集委員)(報告資料3)
第5巻第1号から投稿論文をより多く掲載する方針で、新たにその他(研究ノート等)の論文種類を新たに加え、投稿規程の修正案として総会で承認を得たいと提案され、了承された。第6巻第1号の締め切りは平成17年8月31日であることが報告され、発行に向けた投稿を広く呼びかけられた。
- 研究活動委員会報告(筒井理事)(報告資料4)
平成16年度研究助成2件と平成17年度研究助成1件について報告された。また、次年度の助成金への応募について広く呼びかけられた。今年度の研究活動コーナーの開催については、学術集会2日目に開催し、本庄恵子氏(日本赤十字看護大学助教授)による「アンケートの分析方法について」ワークショップを開催することが報告された。
- 広報委員会報告(守田理事)(報告資料5)
第3号学会ニュースレターを発行したこと、学会ホームページの更新がなされたことが報告された。また、学会誌掲載論文の電子化を進行中であり、ホームページ上の公開については今後継続的に検討していくことが報告された。
- 第6回日本赤十字看護学会学術集会経過報告(山本実行委員長)
第6回学術集会では、日本赤十字九州国際看護大学のみならず、宗像市をあげて取り組んでおり、76題の演題が発表されることが報告された。
- 第7回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告(今泉正子学術集会会長)
平成18年6月16・17日、秋田市文化会館にて開催することが報告された。メインテーマは、「-今、求められる赤十字のヒューマンケアと看護実践-」とし、シンポジウム「赤十字看護への期待」、4つのテーマセッション「個人情報管理と看護」「大学と臨床の連携」「赤十字と災害看護」「看護と介護の協働」、公開講演「音楽で癒されるこころとからだ」を予定していることが報告された。
- 選挙管理委員選出報告(濱田理事)(報告資料6)
平成14年度に引き続き、2度目の評議員選挙をおこなうにあたり、5名の委員が選出され、責任者を吉田みつ子氏(日本赤十字看護大学)とすることが報告された。
- その他
平成17年5月12日に、本学会理事長樋口康子氏が第40回「フローレンス・ナイチンゲール」記章を受章されたことが報告された。
審議
- 平成16年度決算報告(河口理事)(審議資料1)
河口理事より、審議資料1のとおり、平成16年度の決算、特別会計の学術集会基金決算と研究助成基金決算が報告され、異議なく承認された。 川島理事より、決算報告表記上の問題として、繰越金額を明記し、収支差額ゼロとした方がよいのではないかという意見が出された。また、村松評議員より、予算に対する決算という表記方法になっているが、決算額が重要であるため、表記方法についてもわかりやすく検討していく方がよいのではないかという意見が出された。森評議員より、予算の執行率についてわかりやすく表示してはどうかという意見が出された。
- 平成16年度会計監査(竹内監事)
竹内監事より、平成16年度決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査の結果、適正に処理されていることが報告された。
- 平成17年度事業活動計画案(樋口理事長)(審議資料2)
樋口理事長より、平成17年度事業報告について、学術集会の開催、学会誌の発行、研究活動事業、その他について提案され、承認された。
- 平成17年度予算案(河口理事)(審議資料3)
平成17年度事業計画を受けて、平成17年度予算案、特別会計予算案が提案され、意義なく承認された。事業活動の拡大と質を維持することに配慮し、看護系学会等社会保険連合参加費、人件費の増額などはある一方、広報活動費を減額するなどで均衡を図った予算であることが説明された。
- 会則の変更(濱田理事)(審議資料4)
日本赤十字看護学会会則第2条、本会の事務局を「日本赤十字看護大学に置く」について、「学会事務局を理事会の承認を受け、別に定める」旨の改正案が提案され、承認された。
- 投稿規定の変更(審議資料5)
鈴木編集委員より、投稿規程の「6)資料:資料として価値のある記録」を追加し、「7)その他(研究ノート等):上記の分類に該当しない重要な記録」とすることが提案され承認された。
- 平成18年度日本赤十字看護学会年会費増額案(河口理事)(審議資料6)
予備費がほとんど確保できないが、学会の設立年数や設立趣旨から事業縮小は適切でないため、年会費増額が必要であること、若い会員を配慮し、現行の事業継続をしながら赤字を避け、収入の20%の予備費を確保することなどを勘案して、年会費7000円案を提案された。
村松評議員より、学会誌を必要とする会員とそうではない会員とで会費に差額をつけることや電子化によって経費を削減できないか検討してはどうかという意見が出された。また、会費値上げにあたっては、学会の魅力を高めることにも力を注いでもらいたいという要望が出された。
審議資料6の一部計算数値が誤っていたため修正し、総会にはかることになった。
- 第8回日本赤十字看護学会学術集会会長の承認(濱田理事)
第8回日本赤十字看護学会学術集会会長に小西美智子氏(日本赤十字豊田看護大学 学部長)が選出され、異議なく承認された。
- その他(濱田理事)
小島通代副理事長より、健康上の問題により、本学会退会の申し出があり承認された。後任の選出は、選挙による次点者に半年の任期を委任することが承認された。
評議員会議事録第 4回
平成16年6月4日(金)会場:東京国際交流館
第4回評議員会議事録
日時
平成16年6月4日(金)9:30~10:45
場所
東京国際交流館 第4会場 会議室2
記録
中村美知子・西村ユミ
53名の評議委員の内、26名の出席および委任状26で、「日本赤十字看護学会会則」第 22 条の3の定足数27を満たしているため、評議員会は成立することが確認された。
議長
稲岡文昭第4回学術集会会長
進行
川島みどり副理事長
挨拶
樋口康子理事長
報告事項
- 平成15年度理事会報告(報告資料1)
樋口理事長より、計4回(第13回~16 回)の理事会、および1回(第12回)の紙面理事会が開催されたことが報告された。第14回までの理事会は旧理事、15回以降は新理事によって行われた。
- 庶務報告(報告資料2)
濱田理事より、平成15年度の入会者数および脱会者数が報告された。
平成16年1月10日現在、正会員は1,754名、賛助会員は1名であった。平成16年6月3日現在では、正会員1,843名、賛助会員1名であることが併せて報告された。脱会理由は、定年退職と学術集会開催地域の移動に伴うものであった。
- 編集委員会報告(報告資料3)
黒田理事より、平成15年度の編集委員会の活動および平成16年度の活動予定が報告された。
学会誌第4巻第1号への投稿論文は12編であったが、掲載は6編になった。第5巻第1号への投稿論文の締め切りは平成16年8月31日である。
本年度より、選任査読委員(44名)制度を開始したことが報告された。
- 研究活動委員会報告(報告資料4)
筒井理事より、平成15年度のワークショップの開催内容が報告された。
開催場所は神戸市看護大学であり、午前のセミナーには52名、午後のグループワークには19名が参加した。セミナー講師は、神戸市看護大学教授の高田早苗先生、テーマは「臨床における研究方法」であった。「研究計画書を作ろう!」をテーマとしたグループワークは6名の講師で行った。
参加者評価は、「わかりやすい」と「まあまあわかりやすかった」が約9割と好評であった。
- 広報委員会報告(報告資料5)
川嶋理事より、大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)上に学会ホームページを開設したこと、またホームページの開設を周知するため、ニュースレターを発行したことが報告された。
- 第5回日本赤十字看護学会学術集会経過 報告
森理事(第5回日本赤十字看護学会学術集会会長)より、学会参加予定者は396 名、演題数は77題(19群)であることが報告された。
- 第6回日本赤十字看護学会学術集会準備状況報告
小島副理事長(第6回日本赤十字看護学会学術集会会長)より、下記の通り準備を進めていることが報告された。
・開催日時 |
2005年6月10日(金)、11日(土) |
・会場 |
日本赤十字九州国際看護大学 |
・テーマ |
「21世紀の赤十字看護の方向性を考える」 |
審議事項
- 平成15年度決算報告
河口理事より、審議資料 1,2の通り、平成15年度の決算が報告され、異議なく承認された。広報活動委員会費の約28万円の内訳は、ニュースレターの作成費約10万円、ニュースレターの発行費約14万円、委員会開催費は約4万円であった。
- 平成15年度会計監査
竹内監事より、平成15年度決算報告について監査を行い、会計帳簿、証書等を照合調査の結果、相違ないことが報告された。
- 平成16年度事業活動計画
樋口理事長より、審議資料3-1の通り、平成16年度の事業計画が報告された。詳細については、以下の通りである。
- 学会誌の発行
黒田理事より、第5回学術集会の内容を学会誌第5巻1号に掲載予定であり、発刊にあたり投稿論文を期待することの報告があった。
- 研究活動事業報告
筒井理事より、次の通りワークショップおよび研究助成について報告され、承認された。
- ワークショップ
本年度は、本学会学術集会中にワークショップを開催することが報告された。
・日時 |
6月5日(土)9:00~10:30 |
・場所 |
第6会場 |
・講師 |
日本赤十字看護大学教授 河口てる子先生 |
・テーマ |
「アンケートの作成方法」 |
- 研究助成
筒井理事より、資料3-2をもとに、新たな事業として看護実践に関する研究助成が提案され、承認された。
助成金額は年間60万円、研究1題につき30万円を限度として交付する。
本年度は、総会での承認を受けた後に募集を開始するが、平成 17年度以降は、前年度の2月に募集をして、3月下旬に選考審査の結果を応募者に通知する予定である(審議資料3-3,4,9)。選考基準は審議資料3-5の通りである。
申請書記入要領、申請書、申請書記入(例)は審議資料3-6~8,10に示した通りであり、これらはホームページ上に掲載し、ダウンロードできるようにする予定である。
なお理事会において、申請書記入例(審議資料10)の論理的配慮に、「研究参加者が希望したら、研究結果を送付する」を加えるよう指摘があったことが報告された。
申請書類に年齢の記載を求めた理由は、若手の申請を考慮したものであることが説明された。
- 広報活動事業
川嶋理事より、下記の活動予定内容について説明され、承認された。
- ニュースレターを発行する。
- ホームページについては、内規を作成して、管理を慎重に行っていく。
- 学会誌の電子化に向けての準備を行っている。できるだけ会員にメリットのあるシステムを作ることができるよう考えている。
- 今後の検討事項に、電子会議室の作成を挙げている。
- 平成16年度予算案
河口理事より、審議資料4をもとに平成16年度予算(案)について説明され、承認された。
収入と支出は概ね同金額であるが、研究助成、学会誌電子化等の新事業のために、繰越金が毎年減少している現状にある。健全な会計を執り行っていくために、3年間程度様子を見て、その後に、年会費の値上げを考えていくこととなった。
年会費の値上げにあたっては、学会誌の刊行回数を増やすなど、学会員に何らかの還元ができるような活動をしてく必要がある。また、ホームページやニュースレターに広告を掲載し、広告料を収入にするなどの努力をしていくことも必要であることが提案された。
研究助成用の基金は別会計にしていくことが提案され、了承された。
- 投稿規程の変更
黒田理事より、審議資料5をもとに、学会誌投稿規定の変更について説明された。変更内容は、学会誌の電子化に伴い著作権を本学会に帰属すること、投稿の手続き、原稿の郵送先の変更の3点である。
- 第7回日本赤十字看護学会学術集会会長の選出
樋口理事長より、日本赤十字秋田短期大学の 伊藤榮子 先生が選出され、承認された。