ヘルステック企業のリンクアンドコミュニケーションと共同で行った研究が記事に掲載されました。
コロナ禍で野菜摂取量が増えた人、減った人 | 大学ジャーナルオンライン‗2020年12月7日
【新型コロナ】コロナ禍で食生活はどう変化した? 在宅ワークは野菜と果物の増加に貢献 子育て時間が増えた人では悪影響も | ニュース | 糖尿病リソースガイド‗2020年12月9日
ようこそ、社会疫学者・近藤尚己のウェブサイトへ。社会と健康とのかかわりについての研究成果をお伝えし、ご意見を頂くサイトです。
ヘルステック企業のリンクアンドコミュニケーションと共同で行った研究が記事に掲載されました。
コロナ禍で野菜摂取量が増えた人、減った人 | 大学ジャーナルオンライン‗2020年12月7日
【新型コロナ】コロナ禍で食生活はどう変化した? 在宅ワークは野菜と果物の増加に貢献 子育て時間が増えた人では悪影響も | ニュース | 糖尿病リソースガイド‗2020年12月9日
共同研究を進めている株式会社リンクアンドコミュニケーションが、PR TIMESにプレスリリースを発表しました。
京大大学院 近藤研究室(医学研究科社会疫学分野)との共同研究 「コロナ流行下における食生活の変化」を論文発表
PR TIMES 2020.12.4
(近藤 尚己のコメント)
在宅ワークが持ちうる健康上のメリットの一端を示唆する貴重なデータだと思います。反対に、抑うつ傾向の疑いのある方や子育て時間が大幅に増えた方などで野菜や果物摂取量が減る傾向にあるなど、今、社会として守るべき人々が誰かを一部明らかにした点も重要です。新型コロナウイルスの流行が社会生活や健康状態にどのように影響を与えたかを明らかにできるデータが限られている中で、このような健康管理アプリの活用はとても重要だと思います。引き続き、様々な切り口で現状を明らかにしていくとよいと思います
近藤尚己が共同研究をすすめている、WHO神戸センターのローゼンバーグ恵美さんを筆頭著者とする論文が、国際誌「Integrated Healthcare Journal」に掲載されました。
高齢化社会に対応する日本の新しい試みとして、フレイル予防のためのプライマリ・ケアでのアプローチを紹介しました。
Rosenberg, M., Kondo, K., Kondo, N., Shimada, H., & Arai, H. (2020).
Primary care approach to frailty: Japan’s latest trial in responding to the emerging needs of an ageing population.
Integrated Healthcare Journal, 2(1), e000049.
http://dx.doi.org/10.1136/ihj-2020-000049
近藤尚己が12月17日の「健康経営会議2020:新型コロナ流行下における企業の健康経営の在り方」のパネルディスカッションと講演動画に登壇します。
事前申し込みが必要で、先着700名(無料)となっています。皆様の参加をお待ちしております。
健康経営会議2020
12月17日(木)15:00-17:00、オンライン、先着700名(無料)
事前申し込みはこちら
近藤尚己の講演動画「新型コロナ流行下での健康格差について」
NHKのニュース記事に近藤尚己がコメントしました。
またそのインタビューの様子がニュースで放送されました。
こうした研究は国内では例がないということで、東京大学大学院の客員研究員で京都大学大学院の近藤尚己教授は「新型コロナウイルスの影響でオンライン相談への関心も高まっているので、効果があるかどうか科学的にしっかり評価したい。多くの人に参加してほしい」と話していました。
(株)マッキャンヘルスケアワールドワイドジャパンとの共同研究を進める契約を締結しました。
「高齢者の音声データ等を用いた効果的な認知症予防法の開発・評価」に関する研究を行います。
関連サイト
認知症の社会的処方箋
第79回日本公衆衛生学会総会2020で、当教室の日本学術振興会SPDの木野志保さんが優秀口演賞を受賞しました(2020年10月21日)! 口演タイトル:Mental, physical and social health among older Japanese with public assistance
また、共同研究者である国立長寿医療研究センター・JAGES機構の宮國康弘さんが最優秀口演賞を受賞しました。JAGESからは4年連続最優秀口演賞が選ばれています!
木野さん、宮國さん、おめでとうございます!
2020年9月1日に、近藤尚己は京都大学・大学院医学研究科・社会健康医学専攻・国際保健学講座・社会疫学分野の主任教授に着任しました。
当教室の2021年7月7日現在のメンバーは以下の通りです。
第79回日本公衆衛生学会総会で発表しました(2020年10月
配信ニュースの記事に近藤尚己がコメントしました。
コロナ流行下で、子どもの世話が増えた人の生活変化を調査 休園・休校の影響で労働や余暇の時間は減少
大幅に増えた人の中には、仕事ができない、あるいは仕事がないことへの不安を抱えている人が一定以上いることがわかったのは重要な発見だと思います。コロナ禍で保育時間を短縮せざるを得ない保育園等の話を聴きます。保育園であずけられないために、職を失ったり、仕事時間を減らすことでストレスを感じているのかもしれません。仕事が減った方の収入減少がどれくらいあったか、などについて、追加で検討してみることも大切だと思います。また、保育園の受け入れ状況も次第に変化していると考えられますので、継続的にこのような評価をして、状況把握していくことで、子育て支援の施策等を検討する材料になると思います。