山下 隆博 Takahiro Yamashita
- 略歴
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1991年 東京大学医学部卒と同時に東大産婦人科に入局、以後、東京大学医学部附属病院、長野赤十字病院、埼玉県立がんセンターで研修 1998年 東京大学大学院修了、医学博士 1999年 2年間米国フレッドハッチンソン癌研究所留学 2011年 東大産婦人科講師 2013年 同 准教授 2015年 恩師財団母子愛育会 総合母子保健センター愛育病院 産婦人科部長
これから研修を受ける方へのメッセージ
私が医師になるときにはスーパーローテートの制度はなく、東大産科婦人科学教室に直接入局しました。以来24年間医局のもとで学び、産婦人科の臨床、医師の基本的考え方を身につけるとともに臨床・基礎研究、学会発表、論文作成等すべての教育を授けて頂きました。まさに産婦人科としての全人的教育を受けたことになります。
自分にとって当たり前だったこの環境ですが、外に出てみると如何に恵まれた環境だったかを実感します。東大産科婦人科学教室は同窓会としても病院産婦人科としても全国最大規模で、アクティビティが非常に高く臨床も研究も非常にレベルが高いという特徴があります。人が多いので仲間がとてもたくさんできます。また希望を考慮した臨床テーマが一人一人に設定され、指導教官が指定されるなどきめ細やかな指導を行います。優れた指導者がたくさんいるため、臨床研究、基礎研究とも丁寧な指導を受けることができます。
また優れた連携病院をたくさん持っていることも魅力の一つです。総合病院もあり、また愛育病院のような専門病院もあり、それらをローテートする間に様々な臨床の経験を積み、また自分の専門分野の専門医を取得できます。研究に興味がある方は大学院で指導を受けながら研究に没頭することができます。現在病院キャンパスの整備が進んでおり、新しい病棟と研究棟の完成も間近です。
自分の進路を決めるときに最も気になる点は何でしょう。自分の能力を最も伸ばせる環境はどこだろうか、ということではないでしょうか。これまで述べてきたように人材においても設備においても東大産科婦人科学教室は理想的な環境です。興味がある方は思い切って当教室に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
- 東大病院の見学を随時募集しています。
- 研修希望者向けに、病院の施設や研究室、使用する機材などをご覧いただくことができます。研修に関する質問や相談などにも、個別に対応いたします。